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冬芽と葉痕

堀金・穂高地区
2022年12月9日

フワフワの絹毛に覆われているのはコブシの冬芽。寒さから芽を守る防寒の役割を果たします。春までに、芽鱗(がりん)と呼ばれる外側のコートを2~3回脱いで、芽を出します。

ミツマタは3つに分かれた枝の先端に冬芽をつけています。すでに蕾の形をしていますが、花が咲く3~4月頃まではこのままで経過します。暖かくなるまで気長に待ちましょう。

葉痕は葉の落ちた跡。木の種類によって様々な形になります。オニグルミの葉痕は、羊や猿の顔に似ていることで良く知られています。羊が1匹、羊が2匹・・・。何匹まで数えられるかな?

ホオノキの冬芽は3~5㎝もの大きさがあります。すぐ下側にある葉痕と組み合わせると、妖怪か宇宙生物のようにも見えますね。オリジナルの解釈で冬芽と葉痕を観察すると楽しみが増えますよ。

黄色い蕾が見えているのはマンサクの冬芽。これから冷え込んでくるので、このまま開くことはないと思いますが、ちょっと寒い思いをするかもしれませんね。どうなるか見守りましょう。