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成虫で越冬する蝶

大町・松川地区
2022年11月23日

園内の木々はすっかり葉を落とし、冬の森へと姿を変えつつあります。

園路上に落ちた葉も綺麗です。ふと見ると一枚だけ真っ白な葉っぱ?が・・・。

よく見ると葉っぱではなく一匹の蝶。全く動かないので近くで見ないと蝶だと分かりません。

この子はウラギンシジミ。なんと成虫の姿で冬を越す蝶の一種です。

地中で冬眠できる幼虫とは違い、蝶の姿で冬を越す子たちはたとえ吹雪の中でもほぼ野ざらしの状態ということになります。

こちらは今年2月(昨年度)に撮影した園内の様子。

昨年度は雪がたくさん降りましたが、このような環境でどのように生き抜いたのでしょうか。小さな蝶といえども、侮れない生命力です。

蝶といえば、堀金・穂高地区では「蝶の写真展示&公園の生き物写真展」をあづみの学校・廊下ギャラリーにて開催中です!

蝶の写真は池田町の写真家、宮田 紀英 氏によるもの。幼いころから蝶、蛾の写真を撮り続けてきた彼の写真は必見です!

イルミネーションにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 

信州のりんご その2

堀金・穂高地区

あづみの学校の玄関ホールで展示中の『信州のりんご』。昨日11月22日は〝長野県りんごの日〟です。安曇野でも主力品種になっている「ふじ」の語呂合わせで、11(いい)22(ふじ)なのです。

現在のりんご展示は55品種になりました。今年はこまめに買いに行くことが出来なくて、りんご展示もブログ更新もスローペースになってしまいました。

オーストラリア原産の「グラニースミス」は、栽培する生産者さんが増えてきたようです。りんごの中の王様と言う意味の「王林(おうりん)」。今は希少種となった昔懐かしい「印度(いんど)」。

まさに金貨のような輝きの「星の金貨」。青森県生まれで山形県で品種登録された「あまみつき」は、まだあまり見ることが少ない品種です。蜜がたっぷり入って甘みの強い「はるか」。

弘前大学の農場で誕生した「紅の夢(くれないのゆめ)」は、鮮やかな赤い果肉が特徴です。「秋田紅(あきたべに)あかり」は、公園初登場。長野県生まれで果肉の赤い「炎舞(えんぶ)」は、2018年に登録されたばかりの品種です。

 

晩秋の昆虫展示

堀金・穂高地区
2022年11月22日

あづみの学校理科教室の昆虫展示。夏は2つの展示台いっぱいに飼育ケージが並んでいましたが、頑張って長生きしていた虫たちも11月の半ばに続けて寿命を迎え、現在は数が少なくなっています。

9月から飼育を始めたヤスマツトビナナフシ。新しいクリの葉を交換した翌日の11月15日に寿命を迎えました。 これまで飼育してきたナナフシの中でも最も長生きをしましたよ。

最後の1匹になったカブトムシ。こちらも昨日の朝、昆虫ゼリーの上で動かなくなっていました。自然では8月下旬頃に姿を見なくなります。3か月も長く生きたので、大往生ですね。

鳴く虫の仲間で最後の1匹になった、メスのアシグロツユムシ。スズムシの餌よりも、飾りに入れてあるキクの花を食べています。あまり飛び跳ねなくなったので、体力も少なくなっているようです。

2回産卵したオオカマキリ。動きもだいぶ鈍くなりましたが、餌のコオロギを見つけると反射的にカマを伸ばして捕らえます。ツユムシもカマキリも、あと何日くらい生きられるでしょうか?

 

番外編 ~松本かえるまつり~

堀金・穂高地区
2022年11月21日

公園外の話題です。20日の日曜日に、松本市の縄手通りで『松本かえるまつり』が開催されました。今年は3年ぶりの開催です。公園でもお馴染みの〝おたまくん〟と一緒に参加しましたよ。

縄手通りの入り口には〝ガマ侍〟のモニュメント。迫力ありすぎの表情に、おたまくんもビックリです。「もしかして、ちょっと怖いお祭りなのかも…」不安がよぎるおたまくんです。

かえるまつりには、カエルグッズの専門店が多数出展します。それをお目当てに、全国からたくさんの〝カエラー〟が集まるのです。縄手通りは、カエル一色に染まりますよ。

朝から、かえるの被り物で気合十分なおたまくん。着ぐるみのカエルに出会ったり、自分よりも大きなぬいぐるみにも感激です。〝おたま〟だけに、生まれ持ってのカエラーなのです。

お隣の四柱神社ではお祭りもありました。最後には神社にお参りをして、健やかな成長を祈ります。心配していた雨もほとんど降らず、秋のかえるまつりを満喫した、おたまくんなのでした。

 

晩秋の紅葉

堀金・穂高地区
2022年11月20日

第2駐車場の植え込みには、ヤマブキがたくさん植えられています。4月~5月頃にはその名の通り、やまぶき色の花を咲かせます。秋になると明るい黄色に黄葉しますよ。

同じく第2駐車場にたくさんある、紫色の実をつけたコムラサキ。少し見頃を過ぎて色も褪せてきていますが、たくさんあると綺麗ですね。ネイチャークラフトの飾りにも使えそうです。

春に花を咲かせるヤマツツジも、紅葉しながら花を咲かせているものもあります。見ていると秋にも花が咲く木は、大体毎年同じ木のようです。木にも個性があるようです。

第1駐車場にはユキヤナギの木。小さな葉が明るい褐色に色づきます。少し遅めの紅葉ですが、もう少し色濃くなるとさらに綺麗になりますよ。

おまけは仲良く毛づくろいのお猿さん。親子でしょうか?晩秋の風景の中に、赤いお顔が素敵です。残り少ない晩秋の紅葉、もう少し楽しめそうです。

 

イルミ&トロピカル

堀金・穂高地区
2022年11月19日

今夜イルミネーションを見に来てくれたのは、お馴染みの〝ちーたん〟です。いつも乗らないと写真に写りたくないのですが、今日は自分から「撮って」とノリノリでピースサインです。

園路に投影される、いろんなバージョンの〝アルクマ〟もお気に入り。見つけるとアルクマと一緒にクルクル回ります。

途中まで機嫌がよかったちーたん。後半はちょっとテンションが下がってしまいました。イルミネーションが綺麗なスポットに来ても、撮影NGだそうです。

最後は、あづみの学校理科教室の特別展示『トロピカル クリスマス』を見学。カエラーのちーたんは、熱帯地域のへんてこガエルたちを、しげしげと眺めます。

カラフルなサンタエビたちもお気に入りです。体も温まって、ちょとご機嫌が直ったちーたん。また何度もイルミネーションを見に来てくださいね。

 

花炭づくり

大町・松川地区

皆さんは「花炭」(はなすみ)をご存じですか?

木の実や葉、花などをそのままの形で炭にし、きれいな置物にします。

当園ではミルク缶に木の実や枝を入れ、炭火で加熱して作ります。

10分~15分ほど加熱した後、5分間冷まします。なんとも待ち遠しいですね。

ミルク缶が冷めたら中身を取り出します。どんな仕上がりかな・・・?

写真では伝わりにくいですが・・・。鉛のような美しい黒とも銀ともいえる色になりました!「花炭」の完成です!

この花炭を使って、自分だけのクラフト作品を作ります。

作品だけでなく、材料を作るところから始まる内容の濃いクラフト体験です。

明日は雨予報ですが、森の体験舎は屋内ですので雨の日でも楽しく体験ができますよ。一風違ったクラフト体験「花炭づくり」に挑戦してみませんか?

 

夕方イルミ

堀金・穂高地区
2022年11月18日

現在開催中の『光の森のページェント2022』は、夕方4時からの点灯です。日に日に日没は早くなっていますが、周囲はまだ明るい状態でイルミネーションが始まりますよ。

周囲が明るいと「まだ綺麗じゃないから、もっと暗くなってから見よう」と言うお客様が多くおられます。確かに暗闇だとイルミネーションがより鮮やかに見えます。

でも、明るい時間帯ならではの淡い輝きが見られるのも日没前の楽しみです。周囲の景色や地形が見えるので、確実にどこを歩けばいいのかわかります。暗くなる前の予習が出来ますよ。

北アルプスの蝶ヶ岳を背景に、蝶のイルミネーションを撮影しました。春になって現れる、蝶ヶ岳の雪形〝白蝶〟が、早くも舞い降りてきたようですね。

段々池が水鏡になってイルミネーションだけでなく、北アルプスの山並みも水面に写ります。これも明るい時間帯ならではです。暗くなる前の夕方イルミも見てくださいね。

 

スタコラサッサ

堀金・穂高地区
2022年11月17日

駐車場の柵の上を歩くニホンザル。力の強いオスは悠々と歩いています。群れの中でトラブルがあると、お猿さんたちは急に騒がしくなりますよ。

赤ちゃんをお腹に抱えたお母さん。走りづらそうですが、凄い形相で何かから逃げているようです。

こちらのお母さんは赤ちゃんをおんぶして全力疾走。振り落とされないように気を付けて。

のんびりしていた子猿ちゃんの上を「ごめんよ!」と言って飛び越えます。

モミジの下を走るお猿さんは絵になりますね。とにかく、みんな同じ方向に急ぎます。

そんな中、1頭のお猿さんは落ち着いていました。もしかして看板を読んだのでしょうか?お客様の邪魔にならないように、安全に移動してくださいね。

 

11月17日(木)紅葉状況

大町・松川地区

紅葉のピークも過ぎ、公園内の多くの木々も葉を落としています。

先週までは色鮮やかだった森も、ガラッと雰囲気を変えました。特に今朝は朝靄がかかり、幻想的な雰囲気です

紅葉した木々は少なくなってしまいましたが、足元には落ち葉のじゅうたんが広がっています。

目線を少し下に向けてみると、もう少しの間、秋の森を楽しめそうです