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穂高口前の見晴らしの丘。先週からケイトウの苗の植え付け作業が行われています。作業は朝8時頃から開始。連日猛暑日に迫る気温の中での作業が続きます。
植えられるケイトウは約3万株。ちびっ子ですが、すでに花芽が付いています。
作業するのは〝植え付け戦隊シルバーズ〟の皆さん。耕された花壇は雑草を抜き取った後、均等に線を引きます。トレーから外した苗は等間隔に並べます。
苗を踏まないように気を付けながら、1株ずつ丁寧に植えていきます。容赦なく照り付ける日差しの中、熱中症にならないよう20~30分ごとに15分の休憩。この時期の公園の中でも厳しい作業のひとつです。無理せず作業してくださいね。
植え付け作業はしばらく続きます。ケイトウの見頃は9~10月頃の予定ですよ。
あづみの学校の屋外水槽に咲いているのはオニユリです。オレンジ色の大きな花は遠くからでもよく目立ちます。ニジマスや信州サーモンの水槽のガラス越しでも、水槽の奥の方に咲いているのがわかりますよ。
反り返った花弁には黒褐色の斑点があります。1本の雌しべと6本の雄しべがあり、雄しべの先端にある褐色の大きな葯(やく)が印象的ですね。
葉の付け根には〝むかご〟と呼ばれる珠芽(しゅが)があります。多くのオニユリは3倍体で種子で増えないため、むかごが地面に落ちて芽を出すのです。
すぐ近くにはツリガネニンジンも咲いていました。下向きの花の共演です。
最初の写真は一昨日のもの。翌日になって見たところ、なんと花が全部無くなっていました。お猿さんにでも食べられたのかもしれません。かなりショックでしたが新しい蕾が膨らんできているので、新たに咲くのを楽しみにしましょう。
あづみの学校の多目的ホールで開催中の『魚魚展(ぎょぎょてん)』を見に来てくれたのは、お馴染みの〝おたまくん〟です。頭上には、おたまくんよりも大きな魚の剝製。普段は見ることのない水族館クラスのお魚にビックリです。
ドチザメの胎児の標本は、柔らかくてまるで生きているような触感。
サメの脊椎骨(背骨)を持たせてもらいました。サメやエイの仲間は軟骨魚類に分類され柔らかい軟骨でできていますが、標本は硬くなっていますよ。
ホホジロザメの頭部の模型。骨は柔らかいサメも歯は硬く出来ています。欠けたりすると抜け落ちて、後ろの歯が前へと順番に出てくるのです。便利ですね。
昨日、プールと2つのお祭りに参加したおたまくん。今日はお疲れ気味でした。背中にも疲れている様子が見えますね。帰る前にサンパチェンスの水上花壇前の足水でクールダウン。少しは元気回復したかな?
今日も里山文化ゾーンの話題です。岩原口から400m余り歩いた所に「農家風あずまや」があります。その前にあるのが「バタフライガーデン」です。現在は蝶が集まる花として知られるブッドレアが咲いていますよ。
何頭か姿を見せていたのはキタテハです。 ブッドレアの蜜を吸っていました。 前翅の長さは25~30㎜。夏型と秋型があり、翅の模様や色合いが異なります。
キタテハの近くにいきなり現れたのは、クロスキバホウジャクのようです。翅が透けているホウジャクは初めて見ましたよ。ホバリングして吸蜜します。
こちらもブッドレアの吸蜜をするクマバチ。まん丸ボディーが可愛いですね。
近くにはミソハギとヒルガオも咲いていました。ジャノメチョウは中が青い黒丸の斑紋があるのが特徴です。片方だけ見ているとヘビに睨まれているよう?
堀金口から400mほどの場所にもブッドレアがあります。お花と一緒に花に集まる蝶や虫たちも観察してくださいね。
今日は里山文化ゾーンの話題です。棚田エリアの下側では、ジニア(百日草)が咲き始めました。園路東側の畑は、ずっと奥の方までジニアが続きます。
園路沿いの花壇でもジニアが咲いています。ナノハナが終わった後、しばらくは何もなかったので、花があると歩くのも楽しくなりますね。
田園文化ゾーンの穂高口南側のセンニチコウ(千日紅)と同じように、ジニア(百日草)も長く花が楽しめます。9月中旬頃まで見頃が続きそうですよ。
こちらも棚田エリアにある「ヒマワリ迷路」です。今年は迷路の中に大きな構造物が出現しました。階段があるので上に登れそうですね。
上がってみると展望台になっていましたよ。大人の背丈ほどになるヒマワリを上から見て貰いたいということで、初めて展望台を設置したのです。8月上旬~中旬頃が見頃になります。今年はヒマワリ迷路を制して風景も楽しみましょう。
展望テラス近くにあった大きな桐の木。幹が空洞になっている恐れがあるので、この春伐採されました。伐採後、しばらくすると「ひこばえ」が出てきました。
ひこばえは切り株の脇や、地面に上に出ている根から生えてきたものです。
桐の葉は大きいことで知られています。ひこばえの葉でも、手のひらと比べてこんなにも大きいのです。さらに大きく育てばいいなと思っていたのですが・・・
久しぶりに見たところ、葉がボロボロになっていました。最初の写真は今月7日。こちらの写真は22日に撮影したものです。2週間ほどでこの状態です。
おそらく虫に食われたようですね。調べるとシモフリスズメというスズメガの幼虫が桐の葉を食べるそうです。終齢幼虫は9㎝もの大きさ。今度ゆっくり探してみますよ。ひこばえは伐採の対象ですが、ちょっともったいなかったですね。
穂高口南側花壇のセンニチコウ(千日紅)。6月末に苗を植えたものが順調に生育し、現在見頃を迎えています。小さなイガグリ頭?がたくさん並んでいます。
公園で植えているものは濃いピンク色のお花。花に見えるのは葉が変化した苞の部分です。ピンク一色だけでなく、上の方が白くなっているものもあります。
シロツメクサが無くなった「竜の広場」は、青々とした芝生が広がります。竜の背骨のように並べられた巨石が、より目立つようになりましたね。
野の休憩所北側のコリウスの花壇。こちらも順調に生育中です。朝早くは影の部分が多く暗い感じです。午後になると日が当たる場所が増えて明るくなります。
段々花畑ではチダケサシが見頃になっています。センニチコウとは違った淡いピンクのお花です。園芸種のアスチルベに比べ、華奢な感じが自然で良いですね。
草丈1~2mのヨウシュヤマゴボウ。北アメリカ原産の帰化植物です。明治時代初期に渡来し、日本各地に広がりました。公園の中でも見られますよ。
垂れ下がるような花序が特徴。5枚の白い花びらに見えるのは萼です。
花が終わり実になった所。最初は緑色をしていますが熟すと黒くなります。根や果実(種子)には毒があり、中毒症状を引き起こすので食べられません。お家の近くにあっても口にしないでくださいね。
鮮やかなオレンジ色はウワミズザクラの実。穂高口周辺や烏川沿いなどに多く見られます。こちらは毒も無く果実酒などに利用されますよ。
緑から黄色、オレンジ、赤、黒へと色が変わります。カラフルな実は鳥たちはもちろん、ツキノワグマも大好物です。鳥はいいですが、クマちゃんにはちょっとご遠慮いただきたいですね。
3連休で最も天気が良かった昨日の写真。夏本番に突入した公園では、烏川幹線水路から引き入れた、清流「烏川」の冷たい水を利用した池遊びが開催中です。
8月31日までの期間中、「じゃぶじゃぶ池」と「ウォーターアドベンチャー」は毎日。「ニジマスのつかみ取り」は土日祝日と、8月9日~17日に実施されます。
ちびっ子たちで賑わう池の上段には「サンパチェンスの水上花壇」が広がります。夏の日差しを受けて大きく成長するサンパチェンス。
池の周囲から見ても展望テラスの2階から見ても、どちらも素敵です。ちびっ子たちの池遊びだけでなく、大人も楽しめるのが良いですね。
展望テラス1階の〝足水(まだ仮称)〟は、毎日たくさんのお客様で大盛況。想像以上に冷たい水と、目の前のきれいなサンパチェンスに癒されるのです。今年も猛暑が見込まれます。池遊びと足水で暑い夏を乗り切りましょう。
あづみの学校の多目的ホールで昨日から始まったのは『魚魚展(ぎょぎょてん)』です。海水魚から淡水魚まで、剝製や標本を約200点展示。あづみの公園での開催は初めてです。ズラリと並んだ剥製は迫力満点ですね。
本日限定で実施されたのは「深海魚タッチ」のコーナー。子供たちは、普段は目にすることも少ない珍しいお魚たちを手に取って、感触を確かめていました。
会場の一画には、お魚博士ちゃんたちの展示や研究発表のコーナーも併設。いつも遊びに来てくれる、お馴染みの〝そうちゃん〟もお魚博士の一人です。なんと自分で作った剥製を展示しているのです。最新作を2点披露していますよ。
世界で最も重い〝タスマニアオオガニ〟の標本。迫力のある大きなハサミにカニさんポーズで対抗するのは、弟の〝ちーくん〟です。可愛さでは負けませんよ。
先ほどの「深海魚タッチ」のイベント終了後、そうちゃんはミドリフサアンコウを貰いました。持ち帰って剥製にするそうです。さすがお魚博士ちゃんですね。
『魚魚展』は8月31日まで開催されます。入場料は小学生以上が500円。(公園の入園料は別途)お魚好きの方は、ぜひ見に来てくださいね。