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現在公園で見頃になっているのはエゴノキです。花付きの良い木では枝いっぱいに花を咲かせています。まさに鈴なり状態ですね。


そんなエゴノキの花にはクマバチがたくさん集まっています。大きな羽音をたてて、木の周りを飛び回ります。花にとまると夢中で花粉を食べていますよ。

こちらは水辺の休憩所近くのタニウツギ。雲が少しかかっていますが、常念岳も背景に望めます。園路を左に曲がった所にもタニウツギが続いていますよ。

枝に沿うように花をつけるので、木全体が花に覆われて見応えがあります。タニウツギの花には、コアオハナムグリがたくさん集まります。

見頃が続いているのはヤマボウシです。白い総苞片が良く目立ちます。花が固まって咲いていると、遠目に見ると雪が積もっているようですよ。
段々花畑の鯉のぼり。信州では端午の節句を旧暦にお祝いする風習があるので、6月5日までの設置になります。アヤメのと共演もあと少しです。

高原では7月頃に咲くニッコウキスゲ。公園では早目に開花します。栃木県の日光が名前の由来ですが、標準和名はゼンテイカ。あまり浸透していないですね。

高山に咲くテカリダケキリンソウ。南アルプスの光岳(てかりだけ)に自生します。以前よりも株が小さくなったのは温暖化のせいでしょうか?

滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山に多く見られることから名前が付いたイブキジャコウソウ。地面を這うような小さな花は、草ではなく小低木です。

花色から名付けられたシラン(紫蘭)。紫色というよりは赤紫やピンク色。表現するのが難しい微妙な色合いが魅力のお花です。
今日は休園日です。穂高口前の見晴らしの丘では、朝からネモフィラの撤去が始まりました。抜き取るのではなく、刈払機で刈り取っていきます。

刈払機の先端は刃ではなく、2本の紐が付いているもの。これで刈り取ると、ネモフィラはバラバラに粉砕されるそうです。土にかえるようにするのです。

14時頃に見に行くと、すでに作業が終了。丘全体のネモフィラが無くなりました。次の花修景に備え、この後は肥料を入れて耕運機で耕しますよ。

こちらは池周辺に出現しているオオルリシジミ。この所、見られる数が減っているようです。20分ほどしか探していませんが、今日はクララの穂先に産卵しているメス1頭しか確認できませんでした。ちょっと寂しいですね。

クララの穂先には、青白い小さな卵が産み付けられていました。しかし卵はすぐに寄生バチに寄生されてしまいます。このままでは卵はかえらないのです。

そのため数か所で幼虫の食草クララにネットを被せ、中に放したオオルリシジミが産卵し順調に発生するように保護しています。卵から幼虫が孵化し、無事に蛹まで成長してくれると良いですね。
野原で見つけたのは、木の枝についたイソギンチャク?まるでイソギンチャクが生っているように見えるのはロウバイの実です。面白い形をしていますね。

ラグビーボールや壺のようにも見えますよ。ちょっと赤ら顔の髪の毛が逆立った男の子…可愛らしい形ですが、毒が含まれているので食べることはできません。

少しだけ去年の実が落ちずに残っていました。茶色く変色してカリカリに乾いています。今年の新しい緑色の実との貴重な共演です。

中を割ってみると種が3つ入っていました。今年は花がたくさん咲いたので、種もたくさん採れそうです。種を植えて栽培してみるのも良いですね。

ロウバイの木の後ろにはウメの実も生っていました。早春に咲いた花の実が生る季節です。お花の散策とあわせて、木の実も探してくださいね。
渓流ピクニック広場あたりを散歩していると、横溝堰を覆うように白い花が。ハクウンボクです。



まさに鈴なり。ものすごい数の花です。雲がかかったように見えるからハクウンボク、なるほど。


散った様子もかわいらしい。





今、園内では集まって咲く花やたねがにぎやかです。これも花?なんていうのも、大群です。見上げたり這いつくばったりしながら探してみてください。


一面に広がるシロツメクサ。5月30、31日にはこの花をつかって冠やブーケを作って遊びませんか? 自然体験「シロツメクサの花あそび」を開催します。詳細はホームページをご覧ください。誰でも簡単、ご参加お待ちしています。
穂高口南側の花壇に咲くのはサクラナデシコ。ピンクの絨毯が広がっています。

小さなピンク色の花と、すじの入った蕚(がく)が特徴です。

蕚は少しずつ膨らみ種を持つと袋状になります。公園ではサクラナデシコで紹介していますが、一般的にはフクロナデシコと呼ばれるものと同じようです。ナデシコ科マンテマ属に分類されるので、標準和名はサクラマンテマ。ややこしいですね。栽培している業者によっても販売名が異なるようです。

少しだけピンクの薄い花が混じっていました。蕚の色も異なりますね。サクラナデシコはまだ花がたくさん咲いているので、もう少し残しておきますよ。

近くの見晴らしの丘では、花の大きなオリエンタルポピーが咲き始めました。奥の花はシャーレーポピーです。ネモフィラは来週には撤去される予定です。
枝いっぱいに白い花を咲かせるエゴノキ。ここ数日で一気に咲きました。枝からぶら下がる花の様子は、釣り鐘や傘のついたランプにも見えますね。

第1駐車場外周の植え込みに咲いているのはウツギ。公園で見られるウツギの中でもシンプルな形と色をしています。これぞ白という白さです。

小さな花が集まったドーム型の散房花序が特徴のガマズミ。花序が大きくなる木や、小さな花序がたくさん出来る木など、木によっても異なります。

ガクアジサイのような花はカンボク。周りにあるのは装飾花です。ガマズミやカンボクの花には、コアオハナムグリが花粉を食べに集まりますよ。

公園の中を流れる烏川の岸辺に咲くハリエンジュ。ニセアカシアの名でも知られています。放っておくと物凄い勢いで増えるので、ちょっと厄介なのです。
今月12日のブログで紹介したシジュウカラの繁殖。7日にヒナを見つけて4日後、まだ羽毛が生えていない写真が最後でした。最初の写真はそれから5日後の様子です。黒い羽毛が生えて小鳥らしくなりました。7つ子ちゃんですね。

さらに2日後。白い模様もはっきりして親鳥に似てきましたよ。巣立ち間近?

翌日の朝。青虫を捕まえた親鳥は巣があるタクシー乗り場の看板にはいかず、林の中へ入っていきました。どうやら巣立ったヒナがどこかに隠れているようです。巣立ち後もしばらくは、親鳥がヒナのもとへ餌を運びますよ。

看板の中を覗くと、巣の中にはヒナが3羽だけになっていました。

看板の上に来た親鳥は餌をくわえていません。巣の中のヒナには餌を与えないで、お腹を空かせて外へ出るのを促しているのかもしれませんね。午後には巣は空っぽになっていました。これからヒナには危険がいっぱい。1羽でも多く育ってほしいですね。
ホオノキは花が見頃になっています。長さ20~40㎝の葉が集まった中央に、直径15~20㎝ほどもある大きな花を咲かせます。だんだん池横の東屋近くや、河畔の広場東側にあるホオノキが、たくさん花を咲かせていますよ。

ホオノキの花は最初に開花した時に雌しべが先に成熟し、一度閉じて翌日再度開いた時には雄しべが成熟する雌性先熟の形をとります。自花受粉を避けるためだと考えられています。花の中央にある雌しべが開いているのがわかりますよ。

この花は中央の雌しべが閉じて周りの雄しべが開いているので、2回目の開花のようです。2枚の写真を比べると、雌しべと雄しべの開き具合が違いますね。

さらに1日経つと、雄しべも役割を果たして落ちてしまいます。

1つの花は数日で終わってしまいますが、次々に花を咲かせるので、しばらくはいろんな花の様子を楽しめそうです。通りががったら観察してくださいね。
写真は2頭ともオス。蝶はオスがフェロモンを出してメスを惹きつけます。メスを探して飛び回るオスですが、オスがいる所にも引き寄せられるようです。

こちらもオス。今朝、開園前に見つけた6頭は全てがオスだったようです。クララの穂先にとまって、後翅をねじる様に動かしていましたよ。

アカツメクサにとまっていた個体は、左側の翅がギザギザに欠けていました。発生から時間が経っているのかもしれません。メスをめぐってのバトルや、外敵に襲われて翅が痛むこともありますよ。

池周辺ではノアザミも咲き始めています。良い角度で撮影しようと近づいたところ、飛び立ってしまいました。人の気配を敏感に感じ取るようです。

ハルジオンにとまっている個体は吸蜜中です。今週は週末にかけて天気が下り坂です。明日は貴重な晴れ間もあるので、雨が降る前に見に来てくださいね。