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あづみの学校の屋外水槽では植物管理作業のひとつ、植え込み部分の落ち葉取りが行われました。
落葉樹の葉っぱが大方落ちたこの時期に、年に1度行われますよ。早くてもまだ落ちてくるし、遅くても雪が積もるので調整が難しいのです。
落ち葉は土壌の栄養になるのですが、風が吹くと水槽に入って大変です。もったいないですが、泣く泣く処分します。
これはほんの一部。5つの屋外水槽の周りを3日かけて掃除してもらいました。これで安心して冬を迎えられますよ。
こちら理科教室の中では、水草水槽のトリミングも実施中です。水槽の左側は水草が茂りすぎて光が入らなくなっていました。放っておくと枯れてしまいます。一度水草を抜いてから先端のきれいな部分を植えなおします。右側はまだなので、これから整えていきますよ。水槽の中も植物管理です。
今朝早く、あづみの学校前に現れたのは大型のクレーン車です。左側のアカマツの木が松枯れになっていたのです。薬剤の樹幹注入をしていても、松枯れの木が出てくるようですね。
専門の職人さんがアカマツの幹に登って、チェーンソーで伐採していきます。
切り離された幹は、クレーンに吊られて地面に降ろされます。この作業を数回繰り返しますよ。
根元まで伐採したアカマツは、最後に大型のトラックに乗せられ運ばれていきました。
伐採した後はとても綺麗です。外から見ると葉が枯れて赤くなりますが、中は病気にかかっているのがわかりません。大きな木を切るのは忍びないですが、松枯れが増えないように管理が必要ですね。
18日、土曜日の朝の写真です。前夜に降った雪が、まだ融けずに残っています。うっすら積もった程度ですが、一面真っ白で綺麗ですね。
この冬初めての雪かきです。氷点下5℃台まで冷え込んだので、雪の下は凍結している所もありました。歩くときには十分お気をつけください。滑り止めのついた靴がおすすめですよ。
段々原っぱも真っ白。足を踏み入れるのがもったいないくらいです。
ナナカマドの赤い実も、雪の帽子をかぶっています。
樹木の枝に積もった雪。白い雪と樹皮のコントラストが素敵です。雪の園内も散策してくださいね。
昨日1日降った雨は、夜になって雪に変わりました。イルミネーションも雪の中です。
展望テラスに架かる橋にも雪が積もり、お客様の足跡が残っています。
池の縁が雪で覆われると、イルミネーションも明るさ倍増です。
ぶどうアルクマも、雪の上に映し出されましたよ。
雪が積もるとイルミネーションも幻想的になります。普段とは違う雰囲気を楽しんでくださいね。
あづみの学校理科教室の住人、モリアオガエル。秋からの室温低下をきっかけに少し体調を落としていましたが、最近になって少し復活してきたようです。今日は解説板の横で存在をアピール。
扉を開けると、ガラスを両手足で挟む可愛いポーズ。
神経質なモリアオガエル。本当は近くで見られるのが嫌なのです。
解説板の裏で〝家政婦は見た〟状態で様子を伺います。
我慢しきれず隣のガラスにジャンプ。「そっとしておいて」と心の中でつぶやくモリアオガエルさんなのでした。
アカメアマガエルが大好きな〝ちーたん〟。今日は餌やりに挑戦です。ピンセットにコオロギを挟んでカエルさんの目の前に持っていきますが、タイミングが合わず食べようとしません。
机の上にジャンプしたカエルさんに、今度は飼育員のおじさんがあげてみると、見事にパクッ!初めて見るごはんタイムに、ちーたんも感激です。
オレンジ色の手が特徴のアカメアマガエル。指先にある吸盤で、ペタペタと張り付くことが出来ることも教えてもらいましたよ。
前回もヒキガエルの触れ合いに挑戦したちーたん。やはり大きなヒキガエルは怖いので、裏方で飼育しているちびヒキガエルで挑戦。たくさんオシッコされましたが、無事に持つことができました。
ちーたんと入れ替わりに来てくれたのは〝おたまくん〟です。終始ご機嫌だったのですが、デンキウナギが出す大きな音に驚いて泣いてしまいました。涙目で放心状態のおたまくんなのでした。
現在開催中の『光の森のページェント2021』。ご存じの通り、今年のテーマは〝アルクマと行く~信州の豊かな山なみ~〟です。イルミネーションのアルクマが、可愛らしい姿を見せてくれますよ。
アルクマはモミジの中を歩くのが大好き。ハイキングスタイルのアルクマです。
冬はウィンタースポーツ。スキーやスノーボードも颯爽と決めてくれます。
信州の味覚はたくさんあります。おやき、野沢菜、そば、りんご、松茸、桃。そして、たくさんの品種があるブドウもおいしいですね。
イルミネーション連動曲「信濃の国アルクマダンスバージョン」にあわせて、アルクマと一緒に踊ってくださいね。
夏から飼育していた最後のカブトムシが、今朝死んでいました。カブトムシの成虫の寿命は夏の2か月ほど。秋を超えて冬まで生きたメスカブちゃん。たくさんのちびっ子を楽しませてくれましたね。
12月も半ば、あづみの学校理科教室の昆虫展示も数が少なくなりました。
ノコギリクワガタの成虫も2~3か月で寿命を終えますが、小さなオスのノコギリクワガタが2匹まだ残っていますよ。去年は大きなオスのクワガタが、3月まで生きていましたよ。
夏に成虫になったオオゾウムシは、その冬は越冬して翌年の夏に産卵し寿命を終えます。あまり動かないので、生きているか死んでいるか心配になりますが、霧吹きをすると動き出します。
バッタの仲間、直翅目(ちょくしもく)で唯一残っているのがセスジツユムシです。夏から秋に出現し、オスは「チチチ、ジーチョジーチョ・・・」と鳴くことでも知られています。
屋外では見られなくなった虫さんたちですが、暖かい理科教室では少し長生きなのです。
あづみの学校理科教室のナマズさん。いつも左側の岩に寄り添っているのが定位置です。
餌を与えるために扉を開けると、すかさず「ごはん、ちょうだい」と寄ってきます。
ニジマスと同じ配合飼料をあげますよ。砂利と一緒に吸い込んで、砂利は吐き出します。
たくさん食べて、お腹ポッコリになりました。
池や沼で出会うとちょっと怖いですが、良く見ると愛嬌のあるお顔ですね。
冠雪の念岳山頂を背景に、枝からたくさんぶら下がっているのはハンノキの冬芽です。来年の1月下旬から2月上旬頃には、早くも花粉を飛ばし始めます。
ふわふわの絹毛で覆われているのはコブシの冬芽。中の花芽を寒さから守るためと言われています。花が咲く来年の4月頃まで、数回ふわふわの芽鱗を脱ぎ捨てますよ。
少し大きめのトチノキの冬芽は、触るとネバネバしています。これも寒さから身を守るためだそうです。茶色い冬芽の下側には可愛いお顔付き。葉を落とした跡の「葉痕」が人や動物の顔に見えます。
オニグルミは先端の冬芽よりも葉痕の方が目立ちます。羊顔やお猿顔とも言われます。枝の先端付近は葉痕が目立ちますが、下の方にも古い葉痕がたくさんあります。
葉痕は水や養分を通す維管束の跡です。落ちていたオニグルミの葉柄を拾ってみると、枝についていた部分にも同じように維管束の跡があることがわかりますね。