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ほとんどの広葉樹は葉を落としましたが、野の休憩所裏側にあるホザキシモツケは黄色から赤茶色に紅葉しています。奥にあるユキヤナギもまだ紅葉していますよ。
カリカリになっても枝についているのはカシワの葉。葉を残すことで寒さを凌いでいるそうです。来春に新葉と入れ替わるように葉を落とします。
ノリウツギの花はドライフラワーのようになっています。
タマアジサイの花も形をそのままに残っています。円錐形のノリウツギの花と半円形のタマアジサイの花。比べると面白いですね。
赤い実が残っていたのはヨーロッパ原産のフサスグリ。お初にお目にかかる(気づかなかっただけですが)木です。撮影しようと近づいたら、鋭い棘に引っ掛かりました。要注意ですよ。
秋から冬の時期は、普段出来ない高木の剪定作業が行われています。高所作業車のリフトに乗って、グングン上昇していきますよ。
バランス良く剪定するために、下から指示を出して切っていきます。
今朝早くから選定していたのはケヤキの木。下から見ていると気持ちよさそうですが、風があると気温も下がり大変です。あまり景色を楽しんでいる余裕もないかもしれませんね。
アカマツも剪定しますよ。林や森にあるアカマツは自然のままですが、園路沿いのアカマツは枝振りをきれいに整えます。
高木の剪定作業は時間がかかります。少しでも穏やかな日が続けば、作業もはかどりそうですね。
昨日は小雨の降る中、川魚の搬入作業がありましたよ。お魚たちは養殖場から、生簀(いけす)に乗ってやって来ます。メインは、先日取り上げと落水掃除をした山地・里山水槽のヤマメです。
生後1年のピチピチのヤマメたちが水槽に入れられました。新しい環境に馴染むまでしばらくは落ち着かないですが、少しずつ餌をあげながら慣れていきますよ。
あづみの学校の玄関ホールにある安曇野湧水水槽。今年の夏は水槽に入れる河川水がほぼ毎日濁っていたので補給ができず、高水温が続いてお魚たちが駄目になってしまいました。
こちらは長野県水産試験場が開発した信州サーモン。ニジマスとブラウントラウトを人工的に交配した養殖品種です。信州サーモンを水槽で横から見られるのは、あづみの公園ならではです。
アルビノのニジマスも加わって賑やかになりましたよ。ヤマメと同じように、新しいお魚たちは水槽に馴染むまで時間がかかります。少しずつ慣れてくれるといいですね。
今日も「がませんせい さわらせて」と やって来たのは、お馴染みの〝ルビーちゃん〟です。お気に入りの“POLICE”のヘルメットですが、ルビーちゃん曰く、消防隊員なのだそうです。
ルビーちゃんから逃げ出したヒキガエルは、向かいのサワガニの水槽に向かいます。ルビーちゃんも後を追いかけて、一緒ににサワガニを見ましたよ。
今日、新しく入ったヤマメたちとも記念撮影。「よろしくね」
イワナの水槽では落ち葉掃除に遭遇。底に沈んだ落ち葉を上手にすくうのには感心です。ルビーちゃんも、あわよくばすくわれてみたい?
出動の早着替えは20秒。日々の訓練を怠らないルビーちゃんなのでした。
あづみの学校理科教室の特別展示『トロピカル クリスマス』の海水水槽。
ガラスのツリー先端の星が欠けているのですが、アカシマシラヒゲエビがナイスフォローをしてくれています。
結構アクティブに動き回り、水槽の中を泳ぎまわって餌を探します。イソギンチャクモエビのケースにもぶら下がってお食事です。
こちらのオトヒメエビも餌には敏感に反応します。冷凍のプランクトンやザリガニの餌など、他のエビたちの餌よりもオキアミが大好き。お腹が減りすぎると、水槽のお魚を狙うこともあるのです。
まだ紹介していなかったのは、体の後ろ半分がオレンジ色のハタタテハゼ。ハゼは海底にいるイメージですが、こちらは遊泳性のハゼ。背びれをピンと立てて泳ぐ姿が印象的です。
どれが本物?ガラスのナポレオンフィッシュに寄り添うのはフタイロカエルウオ。サンゴ岩などに生えた褐藻類を食べてくれますよ。みんなずっと見ていても飽きない海のお友達ですね。
あづみの学校理科教室の山地・里山水槽で飼育されているヤマメは、毎年産卵期の前に新しいヤマメと交換します。水槽内では産卵しませんが、体力が落ちて病気になり死んでしまうのです。
自然のヤマメは3~4年で成熟し産卵しますが、養殖ヤマメは2年で成熟します。なので、毎年生後1年のヤマメと入れ替える必要があるのです。
取り上げたヤマメは、予備水槽に移されて余生を過ごしますよ。ヤマメさん、ご苦労様でした。
ヤマメを移した後は、高圧洗浄機で擬岩の掃除をします。掃除するだけでも4時間かかります。
掃除が終わると河川水を補給し、いっぱいになったら濾過循環をしますよ。新しいヤマメは8日の夕方に入る予定です。もうしばらくお待ちくださいね。
あづみの学校理科教室の特別展示『トロピカル クリスマス』で展示中の熱帯ガエルたち。いつもは土に埋もれているアカトマトガエルですが、珍しく日中に水受けに入っている姿が見られました。
カエルの水分補給は口からではなく、お腹の皮膚から吸収します。たっぷり水分補給をして、うっとりの表情ですよ。
お饅頭スタイルのベルツノガエル。ボリュームのあるお腹がチャームポイントです。思わずプニプニしたくなりますが、一瞬で噛みつかれるので我慢しましょう。
何度も登場のアカメアマガエルは、目を開けたら人気o.1。日中かたくなに目を閉じる姿は、まるで瞑想をしているようです。
ただいま裏方で飼育中のクランウェルツノガエルのアプリコット。何日でも同じポーズで全く動きませんが、足が痺れたのでしょうか?たまにはストレッチも必要です。
こちらも裏方のアミメスキアシヒメガエル。良く動き回るのですが、たまたま乗っかったウッドチップの上が気に入ったようです。カエルたちの何気ない仕草が可愛らしいですね。
ガイドセンター中央口。外から見ると、中に新しいものができていますよ。
毎年恒例の『ポインセチアツリー』が完成しました。高さ3m、200株のビッグツリーです。
ポインセチアはその色合いからクリスマスフラワーとして人気があります。クリスマスシーズンの2ヶ月ほど前から、日光や蛍光灯の光を遮光する短日処理をして葉を赤くしますよ。
ガイドセンターの外にあるウェルカムツリーとの共演。
無料区側、アカマツの幹の覆うイルミネーションとの共演もいいですね。ポインセチアツリーは12月26日まで展示していますよ。
サンタエビの横にいるのはフシウデサンゴモエビ。とっても地味なので気づかれないことも多いのですが、水槽に生えた藻類などを食べてくれるお掃除屋さんなのです。
外套(がいとう)膜にある反射細胞が光を反射して、青い閃光(せんこう)が走って見えるウコンハネガイ。まさに水中イルミネーションですね。
同じ海水水槽に同居しているのは、おもちゃみたいなフォルムが可愛いマンジュウイシモチ。小さいのにかなりの大食漢ですよ。
イルミネーションフィッシュが泳ぐ水草水槽。下のグローライトテトラは紹介済みですが、上にいるお魚はちょっと形が異なります。マラー半島やスマトラ島に生息するレッドラインラスボラです。
こちらの水槽は少し遅れて登場の「小型美魚」を集めた水槽。あまりに小さく泳ぎも早いので写真が撮れません。なので実際に見てくださいね。あづみの学校理科教室の特別展示『トロピカル クリスマス』の生き物紹介でした。
穂高口の横のある大きなクヌギの木。すでに落葉していますが、木の上の方に何かありますよ。
近づいてみると、たくさんのヤドリギの実がありました。今まで気づかなかったのですが、公園の中でも最も多くついているようですよ。
漢字では「宿り木」「宿木」「寄生木」などと書かれ、落葉広葉樹に寄生して生育します。ヤドリギ自体は常緑小低木ですが、この時期は黄色い実だけが目立ちます。
ヤドリギの実は鳥に食べられて遠くへと運ばれ、糞と共に排泄された種が樹木に寄生して育ちます。公園ではヒヨドリが食べているのを見かけますよ。
実際に実を潰してみると、ネバネバしているのがわかります。木の枝につきやすくなっているのが良くわかりますね。ヤドリギを見つけたら、落ちている実も探してくださいね。