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先々週、見晴らしの丘に植えられた8,700株のペチュニア。植え付けから10日余り、根付いて花が咲き始めましたよ。株の大きさはそのままですが、枝の先端に花を咲かせています。
ペチュニアの花を多く咲かせるには、新芽をこまめに摘芯して脇芽を多く出させることと、伸びすぎた枝を切り戻して株を整えることが重要です。
株が育って見頃になるにはまだ1か月ほどかかりますが、今見ても見晴らしの丘全体にピンクのお花が広がっています。可愛らしいお花を見てくださいね。
一方、野の休憩所北側の花壇に植えられたコリウス。8品種ほどあるので、様々なカラーバリエーションが楽しめます。
コリウスも、摘芯をしないと細長く育って形が悪くなります。脇芽が増えると株もボリュームも増して、形がよくなりますよ。成長するのが楽しみですね。
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれカエル展』。隣同士の水槽には、大きなカエルと小さなカエル。どちらもアズマヒキガエルですよ。
とっても小さなアズマヒキガエルは、体長4㎝、体重5.37g。安曇野周辺のヒキガエルは6月頃にオタマジャクシからカエルに変態します。その時の大きさは1㎝未満なので、この子はちょうど1歳だと思われます。
手に乗りきらないほどの大きなアズマヒキガエルは、体長14㎝、体重は570gです。10年ほど生きるといわれていますが、この子は5歳以上でしょうか?小さく生まれて大きく育つカエルですね。
こちらはアルゼンチンやパラグアイに生息する、マルメタピオカガエル。普段から体にはまだら模様がありますが、色はちょっと薄めです。
朝、照明をつけたときは、まだら模様が色濃くなっていますよ。夜の間は色が濃いようです。明るさによって色の濃さが変わるのも珍しいですね。
梅雨の時期のお花といえばアジサイですね。モコモコとした立派なアジサイは園芸種です。公園ではヤマアジサイやガクアジサイといった、シンプルな形のアジサイが咲き始めました。
土壌のpHによっても花色が変わることが知られていますが、日当たりが良い場所では色濃くなり、日当たりが悪い場所では色の薄い花が多いように思われます。
段々花畑で咲いているのはヤマオダマキ。花の形が糸を巻き取る〝苧環〟という道具に似ていることが名前の由来です。苧環をネットで調べて「あー!」と思う人は、昭和生まれ?
ヤマオダマキの黄花種といわれているキバナノヤマオダマキ。どちらもとてもかわいいお花ですが、枝が細くてシュッとしているので見過ごしがちです。
こちらはもっと気づかないマメガキのお花。秋に直径1~2㎝ほどの小さな実をつけ、主に柿渋を取るのに利用されます。実がオレンジ色のときは渋いですが、黒く熟すとほんのり甘くなりますよ。
先日、カエル展のツノガエルたちに餌をあげましたよ。まだ体の小さいクランウェルツノガエルのアルビノ個体に与えているのは、ツノガエル専用フードです。「いただきまーす、パクッ!」
緑色の体色はベルツノガエル。この子はちょっと神経質なので、タイミングよく与えないと嫌がって食べないこともあります。食べているのは鮮魚コーナーで見つけたワカサギです。
クランウェルツノガエルのブラウンタイプ。ツノガエルは大きくなると、餌を与える間隔が長くなっても大丈夫。ワカサギや剝きエビ、専用フードなどを、20日に1回のペースで与えます。
アマゾンツノガエルは背中の模様が少し異なります。ベルツノガエルやクランウェルツノガエルと同様に、目の前を通るものはなんでも口にします。ネズミなどの小動物を食べることもあります。
クランウェルツノガエルとアマゾンツノガエルの交雑品種のファンタジーツノガエル。ツノガエルの仲間は人気のペットガエルです。種類の異なるツノガエルを交配して、様々な品種が作られていますよ。
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれカエル展』で、モリアオガエルが産卵しましたよ。大きいほうがメス、背中にしがみついているのがオスです。昨日ペアになりました。
今日のお昼頃に、産卵しているのを見つけました。モリアオガエルは、池の上に張り出した木の葉に産卵する習性があります。ここではケースのガラスに産卵しています。
メスが産卵すると同時にオスが精子をかけて足でかき混ぜると、大きな泡状の卵塊になります。
オスとメス、1ペアのこともありますが、1匹のメスに複数のオスが交接することもあります。今回は3匹のオスのうち、2匹が参加しました。
産卵が終わると、オスもメスもすぐに離れます。中に産み付けられた卵は数日で孵化し、オタマジャクシになって水の中へ落ちていきますよ。無事オタマジャクシが観察できれば良いですね。
シモツケは下野国(しもつけのくに、現在の栃木県)で最初に見つけられたことが名前の由来です。公園ではこれからが花の最盛期ですが、一度咲き終わっても夏や秋に再び咲くこともあります。
紫色のクサフジは、フジの花に似るのが名前の由来。つる性なのでほかの植物に覆いかぶさって茂ることもありますよ。
白い花(総苞片)が特徴のヤマボウシですが、このヤマボウシはピンク色です。ガイドセンターから展望テラスへ渡る橋の手前で見られます。
段々花畑で咲き始めたのはオカトラノオ。花序は虎の尾のような形ですが、真っ白なのでホワイトタイガーのしっぽですね。
段々池の近くで咲いていたのは、夏のお花のカワラナデシコ。撫子(なでしこ)は、撫でるように可愛い様子から名づけられたそうです。なのでナデナデしてあげてくださいね。
先日の休園日には、段々原っぱの芝刈りが行われました。とてもきれいになって、歩きやすくなりました。踏み心地もフワフワして気持ち良いのです。
そんな段々原っぱの北側の花壇では、コリウスの植え付けが始まりましたよ。コリウスは葉を鑑賞する草花で東南アジアの原産。多年草ですが寒さに弱いので、日本では1年草として扱われます。
種から育てる種子系は小柄で花が咲きやすいですが、挿し木で増やす栄養系は花が咲きにくく大柄になるので、近年人気になっています。
植え付けを待つコリウスの苗。水辺の休憩所北側の林間の花壇にも植える予定です。
そして園内では、ハコネウツギが見頃です。白、ピンク、赤のお花がたくさん咲いていますよ。
昨日、関東甲信地方の梅雨入りが発表されました。いよいよ雨の季節ですね。今日は、晴れのち一時雨のお天気でした。
段々花畑では、4月から元気に泳いでいた鯉のぼりが撤去されました。少し寂しくなりますね。
段々花畑の近くには、お猿さんの集団がいましたよ。
通り道にあるものはなんでも食べるお猿さん。今日は比較的おとなしく、みんなクローバーに夢中でした。
赤ちゃん猿は元気いっぱい。左の子は樹名板に上ろうとしています。右の子は片足だけで気にぶら下がっていますよ。遊びたくて仕方ないようですね。
キリンソウとお猿さん。
こちらの子猿ちゃんは左手の先がありませんでした。
歩くのも右手と両足だけ。それでも高い所の餌をジャンプして右手で器用にキャッチしていました。たくましく育ってほしいですね。
段々池周辺のクララは花の時期になりましたが、肝心のオオルリシジミの幼虫はなかなか見つかりません。卵のうちに外敵に食べられてしまうことも多いようですね。
そんなクララの新しい住人はマメコガネ。マメ科の植物を始め農作物も食べ荒らすことから、害虫として嫌われることもあります。
オスは成熟すると水色になるシオカラトンボ。未成熟のオスやメスは、写真のような色合いをしていることから〝ムギワラトンボ〟とも呼ばれます。
腹部の幅が広いのでハラビロトンボ。オスは青い色から成熟すると黒くなりますが、未成熟のオスやメスは黄色い色をしています。
池の縁に生えるウツボグサにとまっているのはショウジョウトンボ。中国の伝説上の生き物や、能の演目に出てくる〝猩々(しょうじょう)〟の赤い姿が名前の由来です。
先週から始まりました『ちびっ子あそび広場+(プラス)』は、あづみの学校の多目的ホールが会場です。梅雨の時期でも楽しく遊んでいただけますよ。
段ボール迷路はちびっ子に大人気。何度も繰り返してチャレンジする子供たちが続出です。
滑り台や木馬も段ボール製
的をめがけてボールを投げましょう。上手に入れられるかな?
缶ぽっくりやフラフープ、輪投げ、ジャンボ神相撲など、昔遊びも充実しています。
大きな窓を開けて換気もしていますので、安心して遊んでくださいね。