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全身埃まみれになっているのはオオゾウムシ。夜になると樹液の出る木に集まる習性がありますが、なぜか建物の中に侵入し、埃まみれで床を歩いている姿に良く出会います。
埃を取ると、こんな姿です。長い鼻のように見えるのは口吻、体は落花生のようですね。
ヤナギの木で見つけたのは、体長5㎝にもなるシロスジカミキリ。
お顔は結構怖いのです。この大きな顎で、クリやクヌギ、ヤナギなどの樹皮をかじって食べます。かまれると痛そうですね。
あづみの学校理科教室の昆虫展示コーナーのハナムグリたち。お馴染みのコアオハナムグリ、アオハナムグリ、シロテンハナムグリ。茶色と黒のまだら模様のハナムグリは、アカマダラハナムグリ。猛禽類などの大型の鳥類の巣で繁殖することが知られている、ちょっとレアなハナムグリですよ。
今日から6月ですね。梅雨の時期でもありますが、安曇野は晴天が続いています。野原の中央辺りでは、公園で最もお花がぎっしり咲いているエゴノキがありますよ。
釣鐘状の花は、裸電球に傘が被った昔の照明のようです。
エゴノキの花の見頃は短いので、早めに見てくださいね。
水辺の休憩所近くにはタニウツギが咲いています。山地の谷沿いに自生することが名前の由来です。
タニウツギも虫たちに人気のお花です、ハナムグリやコアオハナムグリに交じって、シロテンハナムグリを見つけました。6月になると、活動する虫たちの種類も増えてきましたよ。
あづみの学校理科教室では、特別展示『あめあめふれふれ カエル展』を開催します。もうすぐ梅雨の季節です。雨降りが大好きな日本のカエルと世界のカエルを集めましたよ。
特大サイズのアズマヒキガエルは日本代表。このほかにもアマガエルやカジカガエル、トノサマガエルなど、普段から理科教室で展示しているカエルたちも実習室に移動して展示。
こちらはベトナム代表の〝コケガエル〟。苔そっくりに擬態した姿は、まさに「忍法苔隠れの術」ですね。 かなり以前に『トロピカル クリスマス』で一度展示して以来 、久しぶりの登場です。
※都合により、6月11日からコケガエルの展示を見合わせています。ご了承ください。(6月11日更新)
今回初めての展示は、シンガポールなどの東南アジア代表の〝ミツヅノコノハガエル〟。瞼と鼻先が角のようにとがっているのが特徴で、枯葉に擬態しているような姿です。
そしてもちろん〝カエルグッズ〟も展示。『あめあめふれふれ カエル展』は、6月1日から7月4日まで。カエル好きはもちろん、ちょっと苦手な方は恐る恐るでも見てくださいね。
段々花畑の鯉のぼり。初夏の安曇野の空を元気に泳いでいますが、6月6日の日曜日で終了となります。撤去する前に見てくださいね。
鯉のぼりの足元には、テカリダケキリンソウが咲いています。南アルプスの光岳(てかりだけ)に生育する高山植物で、キリンソウの地域変異種とされています。
赤紫色のお花はシラン、漢字では紫蘭です。関東地方以西に自生していますが、白花などの園芸品種も見られます。
日本各地に自生するイブキジャコウソウですが、滋賀県の伊吹山に多く見られることから名前がついています。草丈がとっても低いちびっ子ですよ。
今日のおまけは怪獣ではありませんよ。体長5~6㎝ほどのアブラコウモリです。展望テラス1階トイレ前の、天井の照明の中でお昼寝をしていますよ。
段々池周辺でオオルリシジミが発生し始めてから半月余り。だいぶ数が少なくなってきました。
翅のきれいな個体を見つけたら、写真に収めてくださいね。
今日はアザミの花の蜜を吸っている姿が多く見られました。後ろのアザミにもとまっていますよ。
6月に入ると、見られるオオルリシジミもかなり少なくなります。早めにご覧くださいね。
そして今日のおまけは、お猿さんの赤ちゃん。この春生まれたばかりの赤ちゃんを、お披露目してくれました。かわいいお友達が仲間入りですね。
昨日の雨から一転、今日は朝から快晴のお天気になりました。北アルプスの尾根に残る雪も、かなり少なくなってきましたよ。雪がなくなっていくのは、ちょっと寂し感じがしますね。
常念岳の雪形〝万能鍬〟は 三本歯 。フォークのようにも見えます。
平らな尾根が特徴の蝶ヶ岳。
蝶ヶ岳の雪形〝白蝶〟の姿がはっきりしてくると、公園のオオルリシジミも終盤になります。
こちらは穂高口ゲート前の見晴らしの丘。今月末で終了するパンジーの花畑では、 トルコやイランなどの西南アジア原産 のオリエンタルポピーが咲き始めました。
オリエンタルポピーはケシ科、和名はオニゲシです。大きなお花はとてもインパクトがありますよ。毎年咲くので、お庭に植えたら華やかになりそうですね。
ガクアジサイに似た花の形をしているのはカンボク。白い花のようにに見えるのは装飾花です。
カンボクには、たくさんのコアオハナムグリが集まりますよ。
ヤマボウシの白い花に見えるのは、花の付け根の葉が変化した総苞片(そうほうへん)です。
段々池の南側にあるのはミズキ。春先に枝を切ると、水が滴ることが名前の由来だそうです。
ハリエンジュは別名ニセアカシア。北米原産の外来種です。フジのようなお花は芳香があり、お猿さんも好んで食べるお花です。
穂高口ゲート前の見晴らしの丘に咲くパンジー。とっても見頃なのですが、見られるのは今月末までになっています。
来月にはペチュニアを植える準備が始まります。まだ見ていない方は、お早めにどうぞ。
そして今日は〝おたまくん〟が来てくれました。前回は遠くからしかオオルリシジミを見られなくて途中から寝てしまいましたが、今日はこんなに近くで見ることができましたよ。
可愛いオオルリシジミに、おたまくんも思わず笑顔がこぼれます。
今日は暑すぎず爽やかな陽気。タニウツギのお花の下で、やっぱりすやすやとお昼寝するおたまくんなのでした。
昨日出会ったオスの個体は、とてもきれいな色合いをしていました。
瑠璃色も少し薄めで、前翅の前縁部と腹部の白色も目立ちます。
こちらは今日見つけた雌の個体。
昨日のオスのようにきれいな色合いですね。
早く出現した個体は、翅が欠けたり色が褪せたりして傷んでいます。オオルリシジミの最初の出現から約2週間、数的にもピークを迎えています。まだ見ていない方は、きれいな個体がいるうちに見てくださいね。
展望テラスの西側にある段々花畑では、アヤメの花が見頃です。鯉のぼりとのコラボレーションが楽しめます。
段々の土手の部分に植えられていますよ。
花畑を少し上っていくと、ニッコウキスゲが咲いています。高原のお花を満喫してくださいね。
鈴なりにぶら下がるのはサラサドウダン。小さなお花ですが、スズメバチやハナムグリなどの虫たちからは大人気です。
公園のお花最大級?手のひらよりも大きいホオノキの花。モクレンの仲間で良い香りがしますよ。