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11月3日の文化の日は、あづみの学校で『秋のお楽しみ会』が開催されますよ。多目的ホールでは〝木の実&草の実展示・標本展示〟が行われます。
最初は万葉集の植物。万葉集に登場する山野草や花、樹木などで、安曇野で見られるものを調査しました。万葉集の歌に植物の写真を合わせて、パネル展示にしています。
木の実や草の実が、子孫を残すためにどのような戦略をとっているのか、わかりやすくグループ分けをしています。
現在公園で見られる〝ひっつき虫〟と呼ばれる植物の種や、木の実の展示。
春の若葉を標本にしたものと、秋の紅葉した葉をラミネートしたものを、同じ植物で比べています。理科教室の植物に詳しい〝公園パートナー〟による、為になる展示です。植物好きの方は、お見逃しなく。
※当日、公園パートナーによる解説はありません。ご了承ください。
『信州のりんご』は、9月3日が今年最初の投稿でした。早生品種は常温で1週間ほどしか日持ちしないので展示していませんでしたが、ある程度数が集まったのでやっと展示が始まりましたよ。
現在44品種。左から2番目は9月3日投稿のりんごを冷蔵庫で保存していたもの。他はそれ以降に集めたものです。今年は遅霜や夏の長雨の影響で、表面が茶色く「サビ」が入ったりんごが多いのが特徴です。味は変わりませんが、展示用のきれいなりんごを探すのが大変なのです。
「スタークジャンボ」「トキ」「ひろの香り」「王林」「ミスターカトウ」「もりのかがやき」「シナノホッペ」「ジョナゴールド」「秋映」は、ヒトツバカエデの落ち葉と一緒。
「涼香の季節」「紅露」「ファーストレディ」「シナノピッコロ」「さんさ」「秋茜」「紅玉」「高徳」「アンビシャス」「あまころがし」「蜜っ娘」「奥州ロマン」「スリムレッド」「シナノプッチ」「アルプス乙女」の背景は、紅葉のコハウチワカエデ。
「新世界」「千雪」「ぐんま名月」「おいらせ」「シナノゴールド」「シナノスイート」「やたか」「弘前ふじ」「ローズパール」「シナノドルチェ」「星の金貨」は、イルミネーションとコラボ。
『信州のりんご』は、あづみの学校の玄関ホールで展示していますよ。
赤く色付くカンボクの実。すでに過熟気味になっています。カンボクの実は小鳥たちにはあまり人気がないようですね。冬になっても枝についたままになっていますよ。
パかッと割れた実から種がぶら下がるのはマユミ。ピンク色になってから、なかなか熟しません。最近になってようやく種が出てきましたよ。
同じく種がぶら下がるのはニシキギです。実も可愛らしく紅葉も真っ赤になるのですが、公園のニシキギは短く刈り込まれるため、実も紅葉もあまり見られないのが残念ですね。
ソヨゴの赤い実は、クリスマスツリーのオーナメントのようです。ちょっと堅めの実ですが、以前ヒヨドリがパクパク食べているのを見たことがありますよ。
少し前ですが、ニホンザルが食べていたのはダンコウバイの実。理科教室の裏方にある木には毎年お猿さんがやって来ます。食用にはならないようですが、お猿さんにはおいしいようですね。
今朝の公園の1枚は、野原の写真。野原の中央部分には、紅葉樹がたくさん集まっています。遠くからでも目立ちますね。少し前までは緑だった芝生も、茶色くなっていますよ。
第1駐車場の植え込みにあるナナカマド。小葉が左右に並んだ形が鳥の羽に似ることから〝羽状複葉〟と呼ばれます。小葉が1枚も欠けずに落ちているのを見つけると、ラッキーな感じがしますよ。
黄色い小さな花をたくさん咲かせるマンサクは、紅葉も黄色。なので黄葉です。オレンジ色になる木もあります。
ウリカエデは葉の形も様々ですが、紅葉の色合いも様々です。緑、黄色、オレンジ、赤、紫などカラフルですね。
濃い紫色になるのはレンギョウ。紅葉でも黄葉でもなく、紫葉?なかなか渋い色合いです。
林の中ではヤマウルシも紅葉しています。赤や黄色で鮮やかですが、かぶれるので触らように観察してくださいね。
あづみの学校前のハウチワカエデ。年によって紅葉の色合いが変わります。緑から赤へのグラデーションが綺麗な時もありますが、今年は全体が同じように赤く色づいています。
野原のオオモミジは、黄色からオレンジ色、赤色へと変化の途中です。2~3日で一気に様子が変わりますよ。
真っ赤になったイロハモミジ。天候不順の年は葉先が枯れたように縮れることもあり、近くで見るとがっかりすることもありますが、段々池近くのこの木は葉先まできれいに伸びています。
ケヤキは黄色くなる木と、赤っぽくなる木があります。個人的には明るい黄色が好みですよ。
エドヒガンやオオヤマザクラは紅葉する前に葉を落としてしまいましたが、段々原っぱのソメイヨシノは毎年カラフルに紅葉します。
落ち葉も赤や黄色、色が混じったものなど、とても綺麗です。10月も残り僅か。いよいよ本格的に紅葉シーズン突入ですね。
開園前の公園の様子。北アルプスの尾根には、おとといの夜に降った雪がまだ残っていましたよ。
しばらくすると、常念岳山頂付近は雲に隠れてしまいました。日中は次第に曇りがちのお天気に。きれいに晴れていたのは、朝早いうちだけでしたよ。
コスモスやコリウスが植えられていた花壇は機械で耕された後、熊手で表面を整えながら落ち葉や小石を取り除きます。来週からはチューリップの球根の植え付けが始まります。
野の休憩所の一画には、先日収穫されたコキアが並んでいました。乾燥させた後は「コキアのほうき作り」の体験プログラムで使用されます。
寒い日が続いたせいで、サンパチェンスはかなり傷んでしまいました。霜はまだ降りていませんが、朝にはシナシナになっています。夏から頑張ってくれましたが、そろそろ終わりのようですね。
あづみの学校・理科教室では、11月6日から始まる『光の森のページェント 2021』に合わせて、特別展示「トロピカル クリスマス」の準備中です。現在5つの展示スペースに、2本の水槽が設置されています。
1つは水草の水槽。毎年お馴染みのキラキラ光るイルミネーションフィッシュや、ミッキーマウスプラティが泳ぎます。足りないお魚を補充したら完成です。
こちらも人気の海水水槽。紅白模様のサンタエビや、ピカピカ光るイルミネーション貝を展示。今年はいつものニモやドリーはお休みします。代わりにエビの仲間が増えますよ。
「信州のりんご」展示も準備中。例年はとっくに始めていますが、今年は始めるのが遅くなってしまいました。あづみの学校の玄関ホールに、もうすぐ甘い香りが漂いますよ。
そしてイルミネーションの準備もラストスパート。1本ずつ点灯させながら取り付けていきます。閉園後には点灯試験も行われていますよ。それぞれの準備が大詰めですね。
あづみの学校・理科教室の昆虫展示。夏はたくさんの虫たちで賑わっていましたが、気温の低下と共に採集できる昆虫も少なくなり、寂しくなってきました。
今日、最後のオスのカブトムシが死んでしまいました。子供たちの人気No.1なので、ちょっと残念です。次に会えるのは来年の6月頃になりますね。
メスは残り3匹です。あまり動かなくなったので、エサの容器の中に突っ込んであげます。そうするとしばらくこの状態で食べていますよ。
オスのノコギリクワガタ。去年は年越しを体験しましたが、今年はどうでしょうか。大きなオスはこの個体が最後です。少しでも頑張ってもらいたいですね。
こちらもノコギリクワガタ。れっきとしたオスです。幼虫時の餌の栄養が少ないと体も大顎も小さくなりますが、栄養不足で育っても早く寿命を終えるわけではないようです。
餌を食べようとしているのはアシグロツユムシ。セスジツユムシによく似ていますよ。鳴く虫の仲間も屋外ではそろそろ終わりのようですね。数は減りましたが、秋の昆虫展示も見てくださいね。
今日は休園日です。段々花畑で作業するのは、お馴染み〝草取り戦隊 シルバーズ〟の皆さん。花が終わった山野草を、下の段から全て抜き取っていきますよ。花畑も冬支度ですね。
そんなシルバーさんたちの作業を横目に集まって来たのは、〝いたずら戦隊 モンキーズ〟の皆さん。今日のご飯はドングリ、クヌギの実です。パリパリポリポリ、心地よい音が響きます。
小猿ちゃんもお母さんを真似て、ドングリを口にします。ちゃんと食べられているでしょうか?
こちらではエノキの実を食べていました。小さい実の中に大きな種があるのであまり食べるところはなさそうですが、それでも一心に食べていましたよ。なんでも食べるのがお猿さんなのです。
先日紹介したマメガキの実。段々花畑から少し離れたところにありますが、この場所も通ったようですね。お猿さんが食べた跡がありました。まだ渋そうですが、おいしかったのかな?
今朝の安曇平は霧に覆われていました。市街地から公園までは上り坂。途中から霧が晴れて、山の方角は雲一つないお天気になりました。朝の霧が晴れるようなお天気の方が、山が良く見える気がしますよ。
常念岳の山頂がやっときれいに見えました。すると写真の右側、北の方角には月が残っていました。
最初の写真からわずか6分後には、山に沈んでいきましたよ。
そして今日はコスモス最終日。最後の日に、コスモスと冠雪の常念岳山頂のコラボレーションが実現しました。
〝風景の扉〟からの眺めもラストです。コスモスもだいぶお花が少なくなりましたね。明日の休園日には、コスモスの刈り取りが始まります。
公園の最も北側にあるのが、穂高口前の見晴らしの丘です。丘のふもとには大きなカシワの木。その左の奥に見えるのが、大町市から白馬村、小谷村にかけての北アルプスの山並みです。
堀金・穂高地区よりもかなり北に位置するので、雪の量も多くなります。こちらがうっすらでも、あちらはどっさりですね。コスモス最終日、いろんなものが見られて良い1日になりましたよ。