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昨日、三九郎が行われる前に、里山文化ゾーンを少し歩きましたよ。NHKの朝の連続テレビ小説「おひさま」のロケ地跡です。水車小屋はのちに建てたもの。安曇野の原風景ですね。
厳しい寒さで水車はガチガチに凍っています。氷が融けて再び回りだすのは、いつ頃になるでしょうか?
水車小屋の少し上にあるのが農家風東屋(あずまや)。扉がないので吹きさらしです。夏場は日よけになって心地よいのですが、冬場は一休みするのも厳しそうです。
東屋の横にはビオトープがあります。夏はゲンゴロウやイモリ、ヤマアカガエルなどが観察できます。冬の間、氷の下や土の中でじっと耐えていることを思うと、改めて生命力の強さを実感します。
頑張って棚田エリアの最上段まで行きましたよ。真っ白な棚田の向こうは安曇野市街地です。安曇野は比較的雪が少ない方ですが、それでも一面の雪景色になると信州らしい風景が楽しめますね。
今日は里山文化ゾーンで〝三九郎〟が行われました。三九郎は長野県の中信地方で行われる小正月の行事。全国的には〝どんど焼き〟と呼ばれます。
通常は1月7日~15日に行われますが、あづみの公園では地元の三九郎と重ならないように、また地元出身でない方でも気軽に参加していただけるように、日にちをずらして開催していますよ。
しめ縄や松飾りなどのお正月飾りや書初め、達磨などを燃やし、無病息災を願います。
火をつけると、あっという間に全体に火が回ります。今年は例年に比べ、達磨が多く持ち込まれました。このご時世なので、願い事が多かった1年なのかもしれませんね。
例年は燃えた後のおき(炭火)で、米粉で作った〝繭玉〟という団子を焼いて食べるのですが、今年は残念ですが中止になりました。
今年1年、参加者の皆さまが健康でいられますように。
今朝は開園前から雪が降って、久しぶりにさらっと積もりましたよ。2㎝ほどの積雪になり、雪かきも久しぶりです。
咲き始めのフクジュソウ。天気が悪いと花弁を閉じてしまいます。
真冬に少し後戻り。寒そうですがフクジュソウは平気です。黄色いお花と白い雪が綺麗ですね。
園路を歩いているとツルっと滑ってしまいました。作業車が通ってタイヤで雪が固められると、日当たりの悪い場所では氷になってしまいます。雪が積もるとわからなくなるので要注意です。
少し湿った雪なので、靴の裏に張り付いています。この状態だと余計に滑りやすくなるので、靴裏の雪もこまめに落として歩いてくださいね。
今日は立春、暦の上では春ですね。昨日の節分の日に現れたのはトラツグミ。漢字では虎鶫。虎柄の色や模様が名前の由来です。そろそろ干支の話題も薄れてきた頃に出現です。
夏は標高の高い山地に生息し、冬になると低山や平地に下りてくるそうです。普段からいるのかもしれませんが、見たのは初めてですよ。普通のツグミよりも少し大きめのようです。
トラツグミは夜に鳴きます。暗闇の林の中から「ヒョー、ヒョー」と薄気味悪い声が聞こえることから、古くは妖怪の〝鵺(ぬえ)〟の声や、鵺鳥とも呼ばれていたそうです。ちょっと怖い・・・
変わってこちらはジョウビタキ。秋になると冬鳥として日本にやってきます。縄張り意識が強く、自分の姿が建物の窓や車のサイドミラーなどに映ると、侵入者だと思って攻撃をしかけます。あづみの学校のガラスや、駐車場の車にアタックしている姿を見かけることがありますよ。
すぐに逃げていくので、なかなか写真を撮るのが難しいモズ。タイミング良く近くに飛んできたところを撮影しました。トカゲやカエル、昆虫などを捕らえ、枝に刺して保存する「はやにえ」が知られています。写真はメス。オスは目の周りに黒い架眼線(かがんせん)があります。
今日は節分です。節分は季節の変わり目。冬から春に変わる頃に合わせて、早春のお花たちも咲き始めます。 フクジュソウも蕾がたくさん出てきて、花弁の黄色が目立つようになってきました。
咲き始めの頃は、太陽の日差しを全身で受け止めるように大きく開きます。茎が伸びて葉が出てくるようになると、花弁はあまり開かなくなりますよ。
ゆっくりゆっくり開いていくマンサク。咲きそうでなかなか咲きません。週末からは再び寒気が戻って来るようです。開花は次の寒気が抜けてからでしょうか?
野原を歩いていると折れている木を発見。数が少ないロウバイの木です。きっとお猿さんの仕業です。ロウバイは成長が遅いので、折れると元に戻るのは大変なのです。
折れた枝にはたくさんの蕾もついていました。もったいないですね。でもさすがに「猿は~外!」と豆を撒くと餌付けになってしまうので、お猿さんに豆や食べ物は投げてはいけませんよ。
現在閉鎖中のあづみの学校。玄関ホールより先はご覧いただくことが出来ません。
多目的ホールのナノハナも同じく、入ることが出来ないのです。
それでも休園日には、植物管理のシルバーさんが水やりに来てくれています。
9,000ポットのナノハナに、3人で約2時間ほどかけて水をあげますよ。
こちらは造園屋さんが作った日本庭園。5日間で出来上がりましたが、ずっとここにあったような出来栄えです。実際に見ていただけなくて残念ですが、せめて写真だけでも楽しんでくださいね。
今日も昨日の続きです。白鳥が見られる御宝田遊水池では、カモたちもたくさん集まっています。赤茶色の頭に赤い目はホシハジロ。黒い頭はキンクロハジロ。尾羽が長いのはオナガガモです。
川底の餌を探しているオナガガモ。首が長いので逆立ちで餌を食べるのが得意なようです。まさにシンクロ状態ですが、最近はアーティスティックスイミングに名前が変わったようですね。
コハクチョウの周りを取り囲んでいるホシハジロ。でも次の瞬間・・・
いなくなりました!コハクチョウの足元で川底がまき上げられると、すかさず潜って餌を探しているようです。お利口さんですね。
そして場所が変わって公園です。お馴染みの〝ちーたん〟が大町・松川地区でそり遊びをした帰りに寄ってくれました。ちーたんも御宝田遊水池に白鳥やカモを見に行ったそうです。
仲良しになった〝ルビーちゃん〟に教えてもらったそうですよ。ルビーちゃんも早起きをして、カモたちに会いに行くそうです。水鳥たちもみんなお友達ですね。
今日は番外編、公園の外の話題です。先日、安曇野市街地にやって来る白鳥を紹介しましたが、昨日は安曇野市明科の御宝田(ごほうでん)遊水池近くの犀川(さいがわ)に白鳥を見に行きましたよ。
川の中には200羽ほどのコハクチョウがいました。白鳥さん、大きいので迫力がありますね。
翼を広げてご挨拶。「おはよう」「きょうも ひえこんだね」
せっせと羽繕いをする白鳥さん。尾羽の付け根にある尾脂腺(びしせん)から出る脂を羽に塗り付けて、撥水性を高めていますよ。
こちらは眠くてしょうがないようです。「もうすこし ねかせて・・・」思い思いに過ごすハクチョウたち。ずっと見ていても飽きませんね。
1月18日より閉鎖中のあづみの学校理科教室。寅年に因んで、トラの名前や模様を持つ生きものを展示していましたが、ほとんど紹介せずに今日で終了となってしまいました。
せっかくなので改めてご紹介。トラ柄の模様を持つのはクラウンローチとスマトラです。細長いクラウンローチはドジョウの仲間、丸い体型のスマトラはスマトラ島原産です。スマ虎ではないですよ。
ナマズの仲間のタイガープレコ。トラ柄の模様やお顔が見えなくてごめんなさい。特徴のある吸盤状のお口で、コケを削りとって食べるのです。
エンドラーズ・タイガーは、原種系のグッピーの改良品種。グッピーのオスは尾びれが大きく改良されたのが特徴ですが、近年は尾びれの小さい原種系グッピーの人気が高まっています。
そして何回か登場しているトウブタイガーサラマンダー。実はイモリやサンショウウオが大好きな職員のペットを借りていましたよ。閉鎖時に早めにお返ししています。次に会えるのは12年後?
相変わらず寒い日が続いています。最近はまとまった雪が降らないので、公園の積雪も少なくなっています。段々池周辺も日当たりの良い場所は地面が出ていますよ。
池に張った氷の上にはまだ少し雪が残っています。複数の動物たちが通った跡も見られます。テンやネコちゃんのようですね。
その中に混じって見慣れない足跡がありましたよ。丸い形の前足と後ろ足が重なっています。もしかしてハクビシン?夜に何度か公園の周辺で見かけたことがあるので、可能性はゼロではないですね。
池の氷の上にはたくさんの人の足跡も。これはイルミネーションを撤去した作業員さんのもの。
でもこちらはお客様の足跡のようです。池の水深は浅いですが、氷が薄い所もあります。小さいお子さんなど、氷が割れて怪我をする恐れもありますので、池の中には入らないでくださいね。