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田園文化ゾーンの段々原っぱ周辺では、コスモスが咲き始めましたよ。今年のコスモスは10品種・18万本が植えられています。
見頃は9月下旬から10月上旬頃を予定していますが、天候などの影響により前後する可能性もあります。開花状況はホームページを確認してくださいね。
咲き始めたコスモスには、早速虫たちがやって来ています。花粉が大好きなのはコアオハナムグリ。全身花粉まみれになることもありますよ。
赤とんぼたちは、開ききったお花にはほとんどとまりません。つぼみや咲きかけのお花がつかみやすいようですね。
キバナコスモスにやって来たのはクロアゲハ。オレンジ色と黒の組み合わせが良いですね。
9月になりましたので月曜日は休園日になります。月曜日が祝日の時は火曜日が休園日になりますのでご注意ください。
あづみの学校の横を流れる小川。烏川幹線水路から水を引き入れていますが、9月に入ってから降り続いている雨の影響で、しばらく白く濁った水が流れています。
そんな小川の芸術教室の窓から見える辺りには、ツリフネソウが咲いていますよ。現在中には入れないので、外側から見ていただくしかありません。
吊り下げられた小舟のような形が可愛らしいお花です。水辺に生えていても気温が高い日には少し萎れてしまいますが、雨に潤ってみずみずしく咲いていますよ。
近くにはホトトギスも咲き始めていました。花弁の斑点が、鳥のホトトギスの胸の模様に似ることが名前の由来です。
小川の中のバイカモも花を咲かせています。今年は例年に比べて、花が少なかったような気がします。やはり夏の長雨の影響があったのかもしれませんね。
今年も安曇野で栽培されているりんごを紹介する「信州のりんごりんご」が始まりました。最も早く見つけたのは7月下旬。暑さの厳しい8月にも早生種のりんごがたくさん出回っていますよ。
左から、青森県生まれで有袋栽培の「つがる」。つがるの無袋栽培の「サンつがる」。サンつがるの方が甘く、津軽の方が鮮やかな赤色になります。「未希ライフ」は、1986年放送のNHKの大河ドラマ「いのち」の主人公の名前が付けられ「りんごの未来に希望を」という願いも込められています。
左から、長野県内のみ栽培が許可されている「シナノリップ」。長野県須坂市生まれの「シナノレッド」。青森県弘前市生まれの「みよしレッド」。
左から、7月下旬から市場に出回る長野県須坂市生まれの「夏あかり」。2007年公開の映画「恋空」に因んで名づけられた「恋空」。ちなみに映画恋空は、三浦春馬さんと新垣結衣さんの共演ですよ。シナノレッドの実生より選抜育成された「メルシー」。
今回は夏のりんごらしく、金魚と一緒に撮影しました。夏に出回る早生種のりんごは常温で1週間、冷蔵でも1ヶ月しか持ちません。なので例年あづみの学校の玄関ホールで行っている展示もしておりませんのでご了承ください。
今日も公園は1日雨のお天気です。ガイドセンター前のサンパチェンスは大きく成長して見頃になっていますよ。
段々池の「サンパチェンスの水上花壇」。ゆっくりですが少し成長しました。これでお花が咲くようになれば綺麗になりますね。
種(実)が動物の体について遠くに運ばれる〝ひっつき虫〟。ヌスビトハギは種の形が泥棒の足跡に似ることが名前の由来。無数の鈎状の毛があり、マジックテープのように張り付きます。
赤と白の花色から名前が付いたミズヒキ。2本の花柱の先端が鉤状になっていて動物の毛に絡まります。
ハエドクソウの種は、3本の萼の先端が鉤状になっています。かつては根を煮詰めた汁で蝿取り紙を作ったのことが名前の由来になっています。
9月1日、秋の始まりは雨のお天気です。気温も上がらず、日中でも肌寒く感じました。そんな段々花畑では秋のお花が見頃になっていますよ。
オミナエシ「女郎花」は、昔女性が食べていた黄色い粟飯に花色が似ているのが名前の由来など諸説ありますが、いずれも白い花を咲かせるオトコエシ「男郎花」と比べた意味合いになっているようですね。
そのオトコエシにはたくさんのコアオハナムグリが集まっていますが、今日はみんな花の間でじっとして動きません。お天気が回復するまではお休みのようです。
花がたくさん咲いているヤマハギ。普段から枝先が垂れていますが、今日は雨粒が多く含みいつもよりも重くしなっています。しっとり潤ったお花も素敵です。
フジバカマは咲き始めです。毎年9月中旬~下旬頃、渡りをする蝶のアサギマダラがこの花にやってきます。今年もたくさん来ると良いですね。
8月も今日で終わりです。公園も少しずつ秋の気配がしてきましたよ。クリの実はまだ緑色ですが、大きく成長しています。
クリの上に、落ちてきたクリがきれいに乗っています。二色団子?鏡餅?
オニグルミの実。熟すと外皮が黒くなり地面に落ちます。クリもオニグルミの実もたくさん落ちてきますが、野生動物たちの大切な食糧です。食用に拾わないでくださいね。
藤棚にぶら下がるフジの実。大きい実は20㎝にもなります。熟すと殻は茶色くなり、ねじれて中から種が飛び出します。
木の実では珍しい青い実のサワフタギ。熟すと瑠璃色になり、小鳥たちの餌になりますよ。
秋のイメージがある赤とんぼ。実は暑い夏の間は高原や山地で過ごします。気温が下がる秋になると平地に移動してくるのです。気温が高い時に良く見られるアキアカネの腹部を高く持ち上げた姿勢。これは体温の上昇を防ぐために、日に当たる面積を減らしているのです。
こちらはミヤマアカネ。翅の先端近くに褐色の帯があります。前に紹介したノシメトンボは、帯が翅の先端にあるので見分けられますよ。オスは成熟すると、きれいな赤色になります。
ミソハギの蜜を吸っているのはモンキチョウ。春から秋まで長い期間見られます。オスは黄色い翅をしていますが、メスは黄色い個体や白くなる個体もあります。
ミヤマクワガタは名前の深山が示すように、標高の高い場所に生息します。公園でも真夏に見つけることもありますが、7月初め頃や9月になって姿を見ることが多いですね。
28日に見つけたカブトムシ。ピークはとっくに過ぎているので、この時期に見られるのは貴重です。今月長雨が続いた頃に、気温が低かったのが影響しているかもしれませんね。
色とりどりのウワミズザクラの実。熟すにつれ黄色から赤、黒へと色が変わります。果実酒に利用されますが、鳥やお猿さんにも好評なのです。
栗のような実はトチノキ。右上の実は、誰かにかじられた跡がありますよ。栃餅などに利用されますが、あく抜きをするのに手間がかかるようですね。
マメ科のネムノキの実は、さやえんどうのようです。熟して茶色くなると、お猿さんが食べにやってきますよ。
カンボクの実が赤く色づいてきました。まん丸の赤い実が特徴です。見た目はおいしそうですが、かなりおいしくないそうです。鳥たちにも人気がないようですね。
カンボクよりも小さいのがガマズミの実。先端も尖っています。酸味があり果実酒などに利用されます。こちらは色々な小鳥たちが食べにやってきますよ。
ここ数日は晴れのお天気が続いて、見晴らしの丘のペチュニアも綺麗に見えますよ。
でも前よりは全体的に勢いがなくなった感じがします。花数も少し減ったようですね。
それでも低い位置から撮影すると、ピンクのお花がぎっしりの写真が撮れますよ。
近くのコキア畑。コキア坊やは細長くなっています。ちょうど草取りをしたばかりなので、コキアたちの周りもスッキリです。
ペチュニアとコキアは穂高口のすぐ近くです。明日も暑くなる予報です。帽子や水分補給など、熱中症対策をしてご覧くださいね。
“Butterfly bush”の英名があるフサフジウツギは、蝶がたくさん集まるお花です。誰が見ても名前がわかるのはキアゲハですね。
クロアゲハのメス。メスはオスよりも大型で黒色はやや薄くなります。後翅の赤い斑紋も、オスよりメスの方が発達しています。
光沢のある緑や青が綺麗なカラスアゲハ。大きいのでとてもよく目立ちます。
ヒョウモンチョウの仲間はとてもよく似ているので、見分けるのが困難です。黒の斑紋やラインが比較的シンプルな模様は、メスグロヒョウモンのオス。
ヒョウモンチョウに似ていますが、翅の縁取りに起伏があるのはキタテハです。フサフジウツギにどんな蝶が集まるか、観察してみましょう。