日中の残暑はまだ厳しいですが、朝晩は気温が下がり過ごしやすくなりました。公園では様々な木々の実が実り始めています。
クリのような形のトチノキの実。とち餅に加工して食べられますが、あく抜きはかなり大変なようです。
形が握り拳に似ているコブシの実。すでに冬芽も出来ていましたよ。
カンボクの実も色付いてきました。鳥が食べないので、真冬でも赤い実が残っています。
開園前、北アルプス常念岳の手前に虹がかかりましたよ。
山肌が鮮やかに塗り分けられているようで、とっても綺麗でした。
虹が見えた田園文化ゾーンの段々原っぱでは、コスモスも咲き始めました。
段々池北側のキバナコスモスも少し咲いています。
田園文化ゾーンのコスモスは、今月下旬頃が見頃になりそうです。
夏休みの特別展示で生まれた、ペルヴィカクロミス・プルケールの稚魚とお母さん。相変わらず仲良しです。
特別展示は終了しましたが、親子の水槽は実習室の一番奥に残してあります。
子供たちも一回り大きくなりました。餌のプランクトンを食べると、お腹が黄色く膨れて見えますよ。
お隣にはアルビノのヤマアカガエル。お母さんの動きが気になって、じっと見つめているのです。お友達になりたいのではなく、食べたいようですね。
オミナエシの花に飛んできたのはオオセイボウ。体が青や緑に輝く蜂の仲間です。
いつものコアオハナムグリ・・・ではなく、一回り大きいハナムグリ。公園では数が少なめなので、見かけると嬉しいのです。
交尾しながら飛んでいるのは、アブの仲間のスズキハラボソツリアブ。細長い腹部と、とっても長い後脚が特徴です。
赤とんぼの仲間のミヤマアカネ。成熟して体色が赤くなってきましたよ。
あづみの学校の横を流れる小川沿いには、ツリフネソウが咲いていますよ。水中のバイカモとのコラボレーションも良いですね。
ピンク色の吊り下げられたお花が可愛いですね。花の後方のクルクルっとした距(きょ)の部分も特徴です。
一方、段々花畑南側斜面に咲くキツリフネ。こちらは距の部分が巻いていません。
キツリフネの蕾は、緑の髪のニンマリ坊や。小さな蕾から開花までの、形の変化も観察してくださいね。
里山文化ゾーンの岩原口周辺では、キバナコスモスが咲き始めましたよ。
岩原口から南側の、水車小屋方面の写真。
こちらの写真は逆向きに撮りました。
水車小屋からさらに南側、バイオトイレ近くのコスモス畑。
まだ咲き始めなので葉っぱの緑が目立ちますが、9月になるとオレンジ色が増えて鮮やかになりますよ。
里山文化ゾーン、堀金口北側のジニア。大きなお花は存在感バツグンですね。
現在見頃のピーク、お花の数もMAXです。
園路沿いのノリウツギもワンポイントでGOOD!
ジニアの花畑の奥、ソバ畑も見頃になっていますよ。
ジニアとノリウツギとソバの三重奏。今だけのコラボレーションです。
野の休憩所の裏側で咲くムクゲ。暑い夏の時期に、木全体に大きなお花をたくさん咲かせます。
葉や茎に鋭い剛毛があり、カミソリナが訛ってコウゾリナになったと言われています。
コウゾリナやタンポポにも似ているヨーロッパ原産のブタナ。フランスでの俗名〝豚のサラダ〟から名づけられました。
段々花畑に少しだけ見られるヒオウギ。扇状に広がった葉が、木製の扇(檜扇)に似ているのが名前の由来です。
穴から顔を出しているのはニホンアマガエル。まだ眠そうな顔で、朝日に照らされていますよ。
カブトムシやクワガタがいなくなった、ハルニレの木の洞の中に暮らしています。樹液に集まる小バエなどを食べるには、絶好の棲家ですね。
別のハルニレの洞にも住人がいます。こちらのアマガエルさんは灰色に色変わりしています。
お友達がのぞきに来ましたが、恥ずかしがり屋さんのようです。穴の奥に隠れてしまいました。
展望テラス2階から見下ろすサンパチェンスの水上花壇は、まだまだ元気ですよ。
お天気の日は、一層鮮やかです。背景の緑、水面に映るお花もきれいですね。
林の中でひっそりと咲くミヤマママコナは、花びらにある白い膨らみが米粒に似ているので「飯子菜」です。
明るい青色がかわいいツユクサ。小さくても目立ちますが、這うように伸びていくのが控えめなところ?
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