
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 4月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
初夏に最も早く出現して公園を賑わせてくれたハルゼミがほぼ終了し、聞こえる声は夏のセミに換わってきました。今朝、地面に落っこちていたニイニイゼミを拾いましたよ。
比較的小さなセミで、オスは朝早くから夕方遅くまで「チー・・・」と高い声で鳴きます。いろんな向きで撮影していたら、元気に飛んでいきました。
こちらはニイニイゼミの抜け殻。ずんぐりしていて泥がついているのが特徴です。木の幹の下の方に抜け殻がついていますよ。
あづみの学校多目的ホールの窓の網戸には、ノコギリクワガタがしがみついていました。理科教室の昆虫展示の仲間入りです。
今日もコナラの木にはカブトムシの姿。夏本番に向けて数が増えると良いですね。
相変わらず雨が降らない日はありませんが、梅雨も終盤、少しずつ晴れ間も広がるようになってきました。見晴らしの丘のペチュニアも、日差しがあるとピンク色が一層輝きます。
植え付けから1ヶ月、株も大きくなり立体感が出てきました。「穂高口前でペチュニアが咲いていますよ」と、そろそろご案内が出来そうです。
穂高口南側の花壇には、いつの間にかコキア坊やも植えられていました。まだまだちびっ子、成長するのを楽しみにしましょう。
野の休憩所北側のコリウスも、少し大きくなっています。樹木の陰になっている場所なので、こちらものんびりと成長しそうです。
段々池の最上段では、サンパチェンスの設置作業が行われています。お花の色は6種類ほどありました。ボリュームが出るのは今月下旬頃からになりそうですね。
カブトムシを見つけてご機嫌なのは〝リアルおやゆび姫ちゃん〟の弟君。今日は一人で遊びに来てくれましたよ。
段々花畑にお花を見に行くと、ヤブカンゾウが咲いていました。古くは「忘れ草」と呼ばれ、古来中国では、花を食べたり身に着けたりすると、憂いを忘れると言われていたそうです。
なんと弟君も憂いを忘れた表情になりましたよ。効果てきめんですね。
大好きな飛行機でも遊びましたが、1回飛ばしたらプロペラが壊れてしまいました。悲しくて憂いの表情?またヤブカンゾウを見に行かないと。
ヤブカンゾウは段々花畑の他に、段々原っぱの道祖神の前でも咲いていますよ。皆さんも悲しいことや辛いことがあったら、ヤブカンゾウを見ましょうね。
今日は朝から晴れ間がのぞきました。ジメジメしている所に気温が上がると、さらに蒸し蒸し。そうなると夏の人気者のカブトムシもたくさん現れます。朝一で見つけた2匹は展示用に採集しました。
午後には同じ木に、新しい2匹がいましたよ。これから、たくさん出現しそうですね。
足元のウルシの枝にしがみついていた雌カブちゃん。カブトムシはかぶれないかな?
ヤマアジサイやガクアジサイが大好きなヨスジハナカミキリ。今の時期に最も多く見られます。
ノリウツギにもヨスジハナカミキリがいました。ペアになっていることも多いので、探してみてくださいね。
毎日雨続きですが、雨が降った時に重宝するのが「あづみの学校」です。入ってすぐは玄関ホール。正面にはニジマスや信州サーモンが泳ぐ屋外水槽があります。
その手前には、安曇野地域のジオラマ。安曇平や北アルプスの山々がリアルに再現されています。安曇野の地理が一目瞭然で学べますよ。
理科教室はいつも紹介しているので今日は飛ばしますね。続いて芸術教室ではクラフト体験ができます。毎日体験できるのが「ホーリーのふしぎパズル」と「木のキーホルダー」。
7月18日までの土日に体験できるのが「フレーム de アート」。好きな色のフレームにクルミの殻を飾り、写真立てにしたり飾り物を作ったりできますよ。
最後は社会科教室。現在畳の上には上がれませんが、安曇野のお盆に飾られる「盆棚」の展示があり、クイズラリーの問題にもなっているので参加してくださいね。
他にも、昔の農機具なども展示されています。雨の日は、あづみの学校ですよ。
ガイドセンター前の花壇に植えられているのは、夏のお花サンパチェンス。植え付け直後の苗は小さくてお猿さんに引き抜かれたりしましたが、少し成長してお花も綺麗になってきましたよ。
鮮やかな濃いピンク色。
優しい薄めのピンク色。
もちろん赤も良いですね。
そして段々池の上段では『サンパチェンスの水上花壇』の準備中。雨の中、コンテナを設置する土台を組み立てています。来週には、お花の設置も始まります。お楽しみに。
あづみの学校理科教室の屋外水槽。今日は水槽に入ってガラス掃除をしましたよ。最初はニッコウイワナの水槽。 水面近くはスノーケル(シュノーケル)で 、比較的楽ちんです。
深い場所は息を止めて潜ります。水深が深いとガラスの面積も大きいので、時間がかかります。
次はウグイの水槽。ガラスの面積は狭いのですが、この水槽は落ち葉が多く底にたくさん堆積します。特に秋は落ち葉取りに時間がかかりますよ。
最後は小さなニジマスの水槽。一番水深が浅いのですが、その分姿勢が大変。日当たりの悪い水槽なので、掃除していてもあまりテンションが上がらないのです。
屋外水槽は公園内を流れる水路から水を引き入れて冷却していますが、雨の影響で濁った水を入れられず、20℃を越す高い水温が続いています。掃除に入るには暖かくて良いのですが、15℃以下を好むお魚たちには、今年は厳しい梅雨の時期になっていますよ。
水辺の休憩所南側の園路沿いでは、ネムノキの花が咲いていますよ。マメ科のネムノキは、夜になると葉が閉じることが名前の由来です。
ピンク色のお花は、長い雄しべです。葉とは逆に、花は夕方に開いて翌日の午前中には萎みます。日中でも咲いている花はありますが、夕方遅くや朝早い時間が綺麗ですよ。
ネムノキの隣にはリョウブが咲いています。花は芳香が強く、たくさんの虫たちが集まっています。
リョウブにたくさん見られるのはヒメコガネ。ヒメコガネは色彩変異が多いことでも知られています。こちらはコガネムシらしい緑色の個体。
青く輝くヒメコガネ。緑と青のものが多いようですが、羽根が茶色の個体も見られます。どんな色彩のものがいるか、探してみてくださいね。
今日は休園日です。あづみの学校の理科教室では、生き物が入っている水槽やケースの所だけ照明がついていますよ。テーブルの上にあるのは、公園で採集した昆虫を展示しているケースです。
数日前から展示しているノコギリクワガタ。大顎のカーブが格好良い、ちびっ子1番人気のクワガタです。
こちらはミヤマクワガタ。標高の高い場所や涼しいところを好むので、見つけられたらラッキー。堀金・穂高地区よりも、大町・松川地区のほうが多いようですね。
里山文化ゾーンで見つけたコバネヒメギス。黒い色が特徴のキリギリスの仲間です。オスは「チチ、チチ」と鳴きますよ。
大町・松川地区から貰ったカブトムシの蛹が羽化しましたよ。左はオス、右はメスです。自然でも羽化して数日は土の中にいます。お腹が減ったら出てくるのかな?
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』は、今日が最終日。アカトマトガエルとサビトマトガエルも、お別れするのが名残惜しいようですよ。
最終日はしとしと雨。「あめあめふれふれ」はカエルたちの望みですが、今年の梅雨は少し雨が多かったかな?カジカガエルも、時々きれいな美声を聞かせてくれました。
毎日微動だにしなかったのは、クランウェルツノガエルのアプリコット。お饅頭のようなフォルムと置物のような安定感で、子供たちの人気者になっていました。
アミメスキアシヒメガエルは体にずっと土をつけていて、一度も綺麗な模様を見てもらうことができませんでした。毎日張り切って動き回っていたのですが、最後には落ち込んだ表情でお別れです。
熱帯のカエルたちは裏方へ移動しサヨナラになりますが、トノサマガエルなどの日本のカエルは、理科教室の元の場所に戻りますよ。カエルたちとお友達になっていただき、ありがとうございました。