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雪だ!

大町・松川地区
2021年11月27日

本日大町・松川地区では今冬初の積雪が確認されました!

曇天の雪雲は開園後1時間ほどで晴れ、うっすらと青空が顔を出しました。



今月の1,2週目までは見ごろだった紅葉もすっかり新雪に包まれました。
赤い実と雪の組み合わせはクリスマス感が出ていいですね!
あと1カ月もしないうちにクリスマス。みんなはクリスマスプレゼント決めたかな?
入口そばの紫陽花も綺麗におめかしされました。
ふわふわな雪に淡いピンク、なんだかイチゴ味のかき氷を連想してしまいます。
こちらは寒い中でもおかまいなしのセグロセキレイのペア。
寒くないんでしょうか・・・?

インフォメーションセンターも森の体験舎も大草原の家も白く染まりましたが昼前には溶けだしてしまいました。

・・・が、また午後になると降り始め、空も暗くなってしまいました。

今日の夜までは降雪が続くかもしれませんね。

皆さんお怪我のないように、また暖かくしてお過ごしください。

 

カマキリみっけ!

大町・松川地区
2021年11月23日

寒くなり、ところによってはみぞれになっているというのにまだカマキリがいましたよ。

このカマキリ、どこにいたのかというと・・・。

なんとカエデの木の上!

表紙の写真はスコープで覗いて、デジカメで撮ったものです。こちらも先日の月と同じ、デジスコです。

このカマキリを見つけたのは公園の自然サポーター。さすがです!

紫陽花の植木鉢にもいましたよ。
こちらのカマキリは体色がまた違いますね。目がとてもきれいです。
カメラの顕微鏡モードで撮ってみました。すごいトゲトゲ!
これで獲物を逃がさないようにするのですね。
少々見えずらいですが、卵も木の上で見つけました。
先ほどのカマキリたちでしょうか。

来年には小さくてかわいいカマキリの赤ちゃんが見られることでしょう。

うまく撮れたら、また記事にしますね。

 

モズ

大町・松川地区
2021年11月22日

朝、園内でモズがシジュウカラたちに威嚇されていました。

小鳥などが天敵に対し自ら威嚇行動を行うことをモビングといいますが、
猛禽類でもないモズがされているのは初めて見ました。
しかしかわいらしい見た目とは裏腹に枝や針金に小動物や昆虫、爬虫類などを串刺しにして保存する習性「はやにえ」をすることでも知られるモズ。

その生態から「小さな猛禽」という異名がついたそうな。小鳥たちはモズが自分たちにとって危険な存在であることを知っているのでしょうね。

しかし朝はせっかく野鳥の出が良かったのに、突然の雨であまり鳥が見られませんでした・・・。残念・・・。

 

月食

大町・松川地区
2021年11月19日

今夜はなんと月食!月が太陽に覆われて月が隠れてしまう現象です。

昨日のブログで満月という風にお伝えしましたが、満月どころか徐々に欠けていく形となりました…。

昨日の明るい満月と違い、暗い月を撮るのは難しいです。ぼやけてしまいますね。

今回の月食は日本では140年振りに見られるそうで「限りなく皆既に近い部分月食」だとか。少なくとも私が生きている間にはもう目にすることはない、不思議な光景です。

さて、明日11月20日(土)はミニF-1をインフォメーションセンター前で開催!

アクセルワークでコースをクリアしよう!
小さなお子様の場合は保護者の方と一緒に乗ることもできますよ。

明日もお待ちしております!

 

上弦の月

大町・松川地区
2021年11月18日

今夜はとても見事な月ですよ!明日11月19日(金)は満月だそうです。

今日みたいに晴れるといいですね。

表紙の写真はスコープにデジカメをかざして撮ったものです。
いわゆる”デジスコ”というもの、です。
専用の固定器具があればぶれないのでやりやすいのですが。
少し過ぎてしまいましたが個人的に一番きれいだと思うのは夕方ごろです。
紅に、紫に染まった夕空と月の相性は最高です。

※スコープで月や星を見る際は十分気をつけてください。絶対に太陽を覗かないでくださいね!!

月の画像だけだと少し寂しいので、日中の様子も載せましょう。

少し時間を戻します。こちらはデイキャンプ場に現れたジョウビタキ♂。
冬季閉鎖中のデイキャンプ場は人気も少なく、開けているのでなわばりにはちょうどいいのかも。
実は拡大した画像を載せています。こちらの様子を伺いに向こうから近づいて来るものの,
すぐ離れて行ってしまいます。遠い!
こちらは比較的近くに来てくれたコゲラ。ゲラとはキツツキのことを指す言葉で、この子は見た目の通り小さいキツツキという意味でコゲラと名づけられました。
葉が落ちて鳥も見やすくなりましたが中にはこんなものも。
ハチの巣が落ちていました。中身は空っぽ。

思わぬところに鳥の巣があったことに葉が落ちてから気づくことってありませんか?

いよいよ冬ですね。

しかし、野鳥も月も個人的にはイマイチな出来が続いてます・・・。

そろそろバシッと決めたいですね。

 

   探鳥シーズン到来

大町・松川地区
2021年11月17日

大町・松川地区の木々はすっかり葉を落としました。紅葉シーズンもいよいよ終わりですね。

綺麗な紅葉が終わり、残念に思う方もおられるでしょうが、私は葉が落ちるのも楽しみなんです。なんでかというと・・・。

葉が茂っていたことで姿が見えなかった野鳥たちが見えるようになるからです!

野鳥好きにはたまらない、バードウォッチングのベストシーズン到来です。ちなみに表紙の鳥はアトリ。日本へ冬を越すために渡ってきた”冬鳥”です。

アトリは2,30羽ほどで群れて行動している様子が園内では見られますが、体色が落ち葉にそっくりなのでじっとされると飛び立たれる直前まで気づきません。
せせらぎで水浴びをした後、のんびりと毛づくろいをしていたようです。
こちらはホオジロ。その名の通り顔が白いのが特徴です。大町・松川地区ではほぼ一年を通してみられます。暖かい日は木のてっぺんのような見晴らしのいいところで囀ります。
遠いところにいましたが、こちらはジョウビタキのオス。黒と鮮やかなオレンジ色が特徴で、こちらもアトリ同様雪国や寒冷地から冬を越すために渡ってきます。もう少し近くに来てくれるといいのですが・・・。

今日一番近くに来てくれたのはエナガ。その名の通り、「柄が長い」という表現がそのまま名前になりました。

シマエナガというとわかる方もいらっしゃるのではないでしょうか?SNSで可愛すぎる鳥として一躍有名になった鳥です。

シマエナガは北海道にしかいない、エナガの亜種にあたります。

じっとこちらを見つめてきたり
膨らんだり
アクロバティックにぶら下がったりと、まるでサーカスのよう。
大人しく止まっている時がほとんどありません。

最初はこちらを警戒していましたが、じっと待っていると向こうから近寄ってきました。(追い払おうとしていたのかもしれませんが・・・。)

ストレスを与えすぎないよう数枚撮って退散。愛らしい姿をたくさん見せてくれてありがとう!

これから寒くなり葉が落ちるにつれて野鳥の種類も目にする機会も増えてくると思います。

来月には探鳥会の冬鳥編も実施するのでお楽しみに。

 

けもの塾

大町・松川地区
2021年11月13日

本日は夏に中止となってしまったけもの塾を再開催しました!

朝方寒かったので心配していましたがお天気にも恵まれ、温かな陽気の中フィールドワークを行うことができました。
こちらがけもの塾の塾長を務める今泉忠明先生。
「残念ないきもの辞典」を監修し、哺乳類の調査を幾度となく行ってきた動物学者でもあります。
先生と一緒に森へしゅっぱつ!
森の中には生き物がいっぱい。寒くなってきても昆虫が動いてるみたいです。
先生はアドバイスや解説はしてくれますが、探したり、記録していくのは参加者の皆さんです。
これなぁに、と先生に聞くだけではなく子供たちに考える機会を与えたい、とおっしゃっていた今泉先生。
まさにけもの”塾”ですね。
園内のフクロウの巣箱や
ホコリタケを実際に叩いて胞子をを出してみたり
捕食者が出したであろうペリットも見つかりました。
またここではエビフライのような形をした松ぼっくりが見つかりました。
みんなでなんでこんな形になったんだろう、と考え答え合わせをしていくとリスの食痕だと分かりました。

皆さんフィールドサインを探すのがどんどん上手になっていくように見えました。

自身で歩き、探し、気づき、考えるというのはフィールドワークならではの勉強法かもしれませんね。

足場が険しいところに来ましたね。何が見つかるかな。
なんと動物の骨が見つかりました。これはさすがに考えても何の骨なのか、なかなか答えが出そうにありません。先生曰くイノシシの骨だとか。
谷を辿っていると、アナグマの巣穴を見つけました。人通りが多いところにかかわらずつくられているから狐じゃないかも、などここでも様々な意見が飛び交っていました。
フィールドワークが終わったら最後はまとめ。
ついでに先生が持っている標本を見せてもらっていました。
午後からは先生のトークショー。
日本だけでなく海外の動物の話も聞けましたよ。
最後は子供たちからの質問ラッシュ。

生き物の専門家からお話を聞けるチャンス、なかなかないですもんね。

私もいきものが小さい頃から好きなので、こういうイベントに参加してみたかったです。参加できた皆さんがちょっぴりうらやましい!

 

11月12日(金)紅葉状況

大町・松川地区
2021年11月12日

昨日、一昨日の雨風で園内の紅葉もすっかり落ちてしまいました。

雨に濡れ散った紅葉も綺麗ですが、今年は例年と比べ見ごたえがあった色づきだったので何だか惜しい気もします。

しかし地面に落ちても綺麗です。落葉した紅葉たちが織り成す色は着物の十二単のよう。
入口広場付近もまだ葉が残っていますが、やはり先週あたりがピークでしたね。
落ち葉そっくりの鮮やかなオレンジ色をした蜘蛛がいました。寒いのかとてもゆっくりです。
イシサワオニグモです。大町・松川地区のような寒冷地で見られる蜘蛛だそうです。初めて見ました。
カマキリの卵がありました。葉が落ちてから見つかるものもありますね。

もうすっかり気温は冬。今日はとても寒かったです。

そのためかセンターの後ろにそびえる山は冠雪していました。

皆さんは冬の準備は整いましたか??

私もそろそろダウンとこたつを引っ張り出さないと・・・。

 

11月2日(火)紅葉状況

大町・松川地区
2021年11月2日

先日から11月に入り、青々としていた林内もあっという間に色づきました。

11月から2月の末まで、公園の開園時間は「9:30~16:00」に変更されますので、お間違えの無いようご注意ください。

こちらの2枚は空中回廊から見られる風景。

森の体験舎から大草原の家にかけての第二空中回廊は現在通行止めですが、第一空中回廊においても上から色づく林内を見ることができます。

色づいている場所はどこを撮ってもきれいです。
最近は午後になると雲が出て日が隠れてしまうので、お勧の時間帯は午前中です。
風が時折強く吹くと、葉がどんどん落ちてしまいます。期間限定の光景だからこそ、楽しめるのかもしれませんね。

葉が落ち始める寒い季節ですが、この時期になってようやく姿を見せる生き物がいます。

ウスタビガです。夜行性なのにもかかわらず、日中インフォメーションセンターに来ました。

夏に堀金・穂高地区で紹介された「やまこ(ヤママユガ)」の仲間です。ヤママユガは綺麗な繭を作ることで知られ、幼虫が出す繭糸からできる絹糸は一級品。

一方ウスタビガの繭はこんな感じ。

なんだか木の実みたいです。葉が落ちた季節に鮮やかな緑色をした繭は相当目立ちます。
皆さんも探してみてください。

ウスタビガの繭は糸が取れるヤママユの繭と比べると堅く、製糸業には適さないと言われていますが、化粧品のような医薬品に使おうとする試みがあるようです。人間の技術って本当にすごいですね。

落葉した葉や紅葉がよく似合う、すてきな蛾です。しかし成虫の寿命は1週間程度といわれているため、私がこの個体に会うことはきっともうないでしょう。生き物との出会いは一期一会です。

紅葉もいきものも、いつでも見られるものではないからこそ惹かれるものがあるのかもしれません。

 

ミニ椅子づくり・ファットバイク体験

大町・松川地区
2021年10月30日

今日はとっても天気が良く絶好のお出かけ日和でした!

入口から色鮮やかな紅葉がお出迎え。
これだけ気持ちよく晴れた日は久しぶりです。紅葉の風景を写真に収める方の姿が多くみられました。
冬の訪れを告げる鳥、ジョウビタキも来てくれました。
近距離でみられる機会が多い鳥ですが、今回はすぐに藪へ逃げてしまいました。
北国や雪山から渡ってきたばかりで疲れているのでしょうか。

さて、お天気に恵まれ、イベントを楽しまれた方も多くいらっしゃいました。
本日は無料イベント二本立て。

夏に人気だった、ミニ椅子づくりが再登場です。
講師は もくせいれん(長野県木青連)のみなさん。
初心者の方でもできるよう、丁寧に教えてくれます。
こちらが完成品。
皆さん素晴らしいクオリティでした。
小さなお子様が座るにはちょうどいい、かわいらしいサイズです。
さて、ミニ椅子づくりの会場から少し下がった芝生にはかっこいいバイクが。

ファットバイクです。 fat(太い)の名の通り、太いタイヤが特です。
講師は 小谷ファットバイクセンター の新井さん。乗り方からバイクのことまで、楽しく教えてくれます。
お父さんと一緒に出発!
中には障害物のコーナーも。クリアできるかな?
敢えて土手をのぼり、勢いをつけるというのも一興。
コースに沿って走るだけでは味わえない爽快感があります。

ファットバイク体験は明日10月31日(日)と、11/3(水・祝)も開催いたします。

明日も皆様のお越しをお待ちしてます。