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カエル展、日曜日まで

堀金・穂高地区
2025年6月24日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』。カエル展示と並んで人気のあるカエルグッズの展示。可愛いグッズがズラリと並びます。

コレクションが増えて並べきれなかったグッズたちを、先週ようやく仲間に入れることが出来ました。ガチャガチャや松本かえるまつりでゲットしたもの、お友達から頂いたものなど様々。子供も大人も楽しそうにのぞき込んでいますよ。

安曇野では平地に多いトノサマガエルと、山地に多いヤマアカガエル。動くものを餌と認識するので、お互いガラス越しに動くのが気になって仕方ないのです。

公園の池で生まれたヤマアカガエルは、オタマジャクシからカエルへと変態する様子が観察できました。次第に尾が短くなって、小さなカエルになりますよ。

ミツヅノコノハガエルとアカトマトガエルの共演。どちらも強烈なインパクトで人気があります。ミツヅノコノハガエルは毎日消灯後に「アァ!」と、とても大きな声で鳴き始めます。その声は廊下を出て、玄関ホールにまで響くのです。

こちらも人気抜群のフライシュマンアマガエルモドキ。内臓が透けて見え、赤い心臓が鼓動する様子も観察できます。いつも蓋に張り付いているので、背中やお顔を見ることが出来ません。そんなところも含めて可愛らしいですね。

カエル展は今月29日の日曜日で終了します。まだ見ていない方はもちろん、何度も見に来てくれているカエラーさんも、ラストウィークに見に来てくださいね。

 

アジサイとカエル

堀金・穂高地区
2025年6月22日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』。アマガエルの飼育ケースにアジサイの花が入りました。今の時期にピッタリですね。

お花の上に乗っているのはアマガエル。実は今年になって近畿地方を分布の境界として、西側と東側のアマガエルは遺伝学的にも別種ということが分かったのです。西側は従来のニホンアマガエル。東側は新種としてヒガシニホンアマガエルと名付けられました。身近なアマガエルの新しい発見に驚きです。

葉っぱの上にいるのはシュレーゲルアオガエル。鼻から目を通り鼓膜にかけて黒い線があるのがアマガエルで、無いのがシュレーゲルアオガエルです。シュレーゲルアオガエルのオスは、大きさもアマガエル同じくらいですよ。

昨日、卵塊の中にオタマジャクシが確認できたモリアオガエル。オタマジャクシがいた所が空洞になっていました。昨夜から今朝までに落下したようです。

水の中には小さなオタマジャクシがいっぱいです。落ちる瞬間を観察できなかったのは残念ですが、多くのお客様が「生まれたばかりの赤ちゃんだよ」と、興味深そうにのぞき込んでいました。カエル展開催中に生まれて何よりです。

 

昆虫たち

堀金・穂高地区
2025年6月21日

あづみの学校理科教室の昆虫展示コーナーに仲間入りしたのはミヤマクワガタ。10日ほど前に採集しました・・・というより落ちていたのです。まだカブトムシの姿は見ていませんが、そろそろ出現し始める時期になりましたよ。

賑やかななのはハナムグリたち。小さなコアオハナムグリ、一回り大きなアオハナムグリ、一番大きなシロテンハナムグリの3種類が同居しています。

現在、一番多くシロテンハナムグリ姿が見られるのは、今が見頃のクリの花です。強い匂いに惹かれて集まって来るようです。

クララの蜜を吸っているのはトラマルハナバチ。口吻が長く伸びるので、蜜が奥の方にある花でも上手に吸蜜することが出来るのです。今日は1年で最も日が長い夏至。お天気が良いので、昆虫採集や観察にもってこいの1日でしたよ。

変わって『あめあめ ふれふれ カエル展』のモリアオガエルの卵塊。卵塊の中でオタマジャクシの動く様子が観察出来ました。明日の日曜日に出てくると丁度良いのですが、上手くいくかな?

 

モリアオガエルの産卵

堀金・穂高地区
2025年6月16日

今の時期、長野県の各地ではモリアオガエルが産卵期を迎えています。『あめあめ ふれふれ カエル展』のモリアオガエルも、朝から産卵を始めましたよ。

飼育ケースを覆っていたヨシズを開けて観察。ガラスやガーランドに泡状の卵塊を産み始めた所です。自然では池の上に張り出した樹木の葉に産卵します。

最初はオスとメスのペアで始まった産卵ですが、途中から他のオスも加わって産卵が続きます。メス1匹に対し複数のオスが繁殖に参加するのです。 ヒキガエルも複数のオスがメスを奪い合う「蛙(かわず)合戦」がよく知られています。

1回の産卵数は300~500個ほど。泡の中に見える白い粒が卵です。

産卵を終えるとすぐに卵塊から離れます。自然の産卵は主に夜間に行われ、産卵を終えた個体は朝までに森へと帰っていきます。この後5~7日ほどで卵塊からオタマジャクシが出てくる予定ですよ。瞬間が見られると良いですね。

 

カエルの目

堀金・穂高地区
2025年6月15日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』の住人、ベトナムコケガエル。苔そっくりに擬態して体表もデコボコしています。

目を拡大すると虹彩の部分も緑と黒の模様になっていて、細部まで苔に似せるこだわり様です。日中じっとして休息状態でも、いつも目を開けています。

こちらはジュウジメドクアマガエル。虹彩の部分に黒い模様があり、十字に見えることが名前の由来です。小さい時よりも虹彩の黒色が薄くなったようですよ。

真っ赤な目が印象的なアカメアマガエル。明るい時に起こすと猫目状態です。夜間真っ暗になると瞳孔が大きく開いて、黒目の面積も大きくなります。

お休みモードになると半目になり、瞬膜と呼ばれる膜が下から瞳を覆います。目を保護する役割があるのと、透けているので見えているのかもしれませんね。

 

シュレーゲルアオガエルの繁殖

堀金・穂高地区
2025年6月11日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』では、シュレーゲルアオガエルが繁殖しましたよ。右の白いものは卵塊。真ん中が卵塊から出て来たばかりのオタマジャクシ。左は少し大きくなったオタマジャクシです。

地中の穴の中で産卵するシュレーゲルアオガエル。水苔を敷き詰めたプラケースに抱卵したペアを入れておいた所、泡の卵塊を産みました。産卵から約1週間。水苔を掘り返してみると、卵塊の中で動くオタマジャクシが確認できたのです。

こちらは産卵を控えたペア。大きなメスの背中に小さなオスがしっかりとしがみつきます。ペアになってから産卵するまで10日ほどかかったようです。

そして今日、2つの卵塊からたくさんのオタマジャクシが出てきました。孵化後しばらくは、お腹にある卵黄嚢から栄養を吸収します。

栄養を吸収し終えると餌を食べ始めます。少し前に生まれたオタマジャクシは、餌を食べ始めると一気に大きくなりました。自然では田んぼの畔などに産卵するシュレーゲルアオガエル。普段なかなか見ることの出来ない、貴重な繁殖の様子を体験することが出来ました。

 

カエルの脱皮

堀金・穂高地区
2025年6月7日

お馴染みの〝そうちゃん〟と〝ちーくん〟兄弟が、カエル展を見に来てくれました。そうちゃんは今年新しくなったカエルの缶バッジのガチャに挑戦。ベトナムコケガエルをゲットして、実物と一緒に記念撮影をしましたよ。

ちーくんもベトナムコケガエルが出ました。同じのが出て機嫌が悪いわけではありません。写真撮影になると、わざと不機嫌顔になるのです。

今度は笑顔のちーくん。見ているのは落ち葉に擬態しているミツヅノコノハガエル。2匹のうち、後にいる個体がなんだか変な動きをしているようです。

「ウゲーッ」と繰り返し大きな口を開けています。口を開けるタイミングで瞼も閉じるので、目の上の角も無くなったように見えますね。実は脱皮中なのです。カエルが脱皮をする時は、体をこわばらせるような体勢になります。

体が濡れたようになるのも特徴です。よく見ると口の横に薄い皮が集まっているのが見えますよ。皮を食べることも多いのです。カエルの脱皮は新陳代謝の為。時々古い皮を脱いで体を清潔に保つようですよ。貴重な脱皮シーンでした。

そして明日は、松本市のなわて通りで『松本かえるまつり2025』が開催されます。全国からカエルグッズのお店が集まりますよ。公園にも来てほしいすが、かえるまつりも見逃せませんね。興味のある方は、なわて通りへLet’s Go!

 

ツノガエルのごはんタイム

堀金・穂高地区
2025年6月4日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』。今日はツノガエルたちに餌を与えました。ツノガエル専用の配合飼料を上げますよ。昨日から水受けに入って水分補給をしているクランウェルツノガエルのマスカット。

餌をピンセットで目の前に近づけると、大きな口を開けてパクリ。何日も動かないで餌を待ち続けるツノガエルは、目の前の餌が大きくても飛びつきます。次にいつ食べられるかわからないので、とにかく噛みついたら離さないのです。

クランウェルツノガエルのアルビノは、垂直に飛びつきました。瞬発力はハンパないのです。このまま引っ張り上げると、ぶら下がるほどの力があります。

クランウェルツノガエルのブラウン。体が大きいので餌を4つ合わせます。大きな個体は全部で12個ほどの餌を食べます。でも次に与えるのは2週間後。小さいうちは頻繁に与え、大きくなると食い溜めが出来るので間隔を開けますよ。

アマゾンツノガエルとクランウェルツノガエルの交配種であるファンタジーツノガエル。8個食べた後、追加で2個。「もうお腹いっぱいだよ」の表情?

 

カエラー登場

堀金・穂高地区
2025年6月1日

カエル展を見に来てくれたのは、お馴染みの〝ちーたん〟と〝ルビーちゃん〟です。2人はカエルやカエルグッズをこよなく愛する〝カエラー〟なのです。後の写真で左上が小さい頃のルビーちゃん。真ん中の上がちーたんですよ。

ルビーちゃんは久しぶりのご来園です。カエルの中でもヒキガエルが大好き。大きなカエルでも全然怖くありません。久しぶりの触れ合いにとても嬉しそう。

ベトナムコケガエルを見つめる目は真剣です。もしかしたら「このカエルも触りたい」という思いが込みげているのかもしれませんね。

いつも後ろ向きでお尻を見せているマルメタピオカガエル。ちーたんも可愛いお尻をツンツンしたいと思っているお顔?水の中なのでご遠慮くださいね。

今日のへんてこガエルは、クランウェルツノガエルのアルビノです。お店では「ライムグリーン」として流通しています。レモンイエローの方が似合っていると思うのは私だけ?成長すると鮮やかな黄色も薄くなるようですね。

 

カエル展 スタート!

堀金・穂高地区
2025年5月31日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』は、今日が初日。カエルたちの願いが叶って午後からは雨が降り、幸先の良いスタート?となりましたよ。カエル展がお目当てのお客様にも、たくさん来ていただきました。

ミツヅノコノハガエルは落ち葉に擬態した姿が特徴。両目の瞼と鼻先の3カ所が尖って「三つ角」です。真上から見ると落ち葉だと思って気付かないですね。

毎年お客様の人気を集めているマルメタピオカガエル。今年も水棲ガエルの代表として登場です。ユーモラスなお顔とずんぐりボディがキュートなところ。

日本のカエルたちも負けていませんよ。カジカガエルは観葉植物のガーランドがお気に入り。水辺にいるイメージがありますが、高い所にもペタペタ登ります。

シュレーゲルアオガエルは雌雄の大きさに差があります。繁殖期にはメスの背中に小さなオスがしがみつきます。カエルの〝ギュッ〟はおんぶなのです。