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朝の理科教室

堀金・穂高地区
2025年9月7日

先日の雨で河川水補給を停止していた屋外水槽。思ったよりも早く河川水の濁りがとれたので、今朝早くから補給を再開しました。20℃まで上昇した水槽に13℃の水が入ってきたことで、イワナたちは冷たい水の方に集まりました。

夜の間に飼育ケースの中を動き回っているカエルたち。照明をつけるとモリアオガエルは解説の後ろに隠れていました。指の間からこちらをチラ見しています。

アマガエルはケースの扉の真ん中で「あけてください・・・」と訴えているようです。掃除の時に扉を開けてもすぐには逃げていきませんよ。お利口なのです。

昆虫のケースも朝掃除をします。昆虫ゼリーが無くなっていると新しく取り替えます。腹ペコのカブトムシはすぐにやって来ました。普段あまり争わないメスのカブトムシですが、激しい頭突きで相手を追い払いました。

夕方消灯の時間。朝の位置から少しずり下がったモリアオガエル。今日はこの辺りが良かったようですね。明日の朝はどこにいるかな?

 

台風通過

堀金・穂高地区
2025年9月5日

台風15号の接近で昨日の午後から降り出した雨は、今日の午前中がピークになりました。午後には雨も止んで、雲の間から日差しが差し込むほど回復しました。

一昨日のブログで、水切れになったアズマシャクナゲの写真をアップしましたが、まとまった雨が地面を潤して、丸まった葉っぱも元に戻りましたよ。

台風の影響でしょうか、トラブルも発生。早朝に停電があったようです。あづみの学校の屋外水槽の循環ポンプが停止して、水位が下がっていました。

水槽毎に補給を行い水位を回復。循環ポンプも起動して、開園時間までには復旧することが出来ました。お魚たちも無事で一安心です。

まとまった雨が降ると、公園内を流れる烏川幹線水路の水は茶色く濁ります。綺麗になるには2~3日かかりそうです。それまでは屋外水槽にも補給出来ず、水温もかなり上昇しそうです。またお魚に負担がかかりそうですね。

 

夏イベント最終日

堀金・穂高地区
2025年8月31日

今日は夏イベント最終日。朝からお天気にも恵まれました。「じゃぶじゃぶ池」は最後までちびっ子たちで賑わいましたよ。そしてビーチボールで遊ぶのは・・・

お馴染みの〝おたまくん〟です。今日は強い日差しを避けるためにサングラスををかけて水遊びです。いつもとは違う、ちょっと大人の雰囲気?

あづみの学校ギャラリーの『交通安全ミニカー展示』も見学。中でも外国のパトカーがお気に入り。スポーツカーのようなカッコイイ車が好みなのです。

理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』も今日で終了です。ユーモラスのお顔の出目金たちともお別れ。寂しそうな表情で見つめます。

この夏は何度も遊びに来てくれた、おたまくん。夏イベントが終わるのは残念ですが、9月13日から始まる秋のイベントが今から待ち遠しいのでした。

 

新しい仲間

堀金・穂高地区
2025年8月27日

あづみの学校理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』。今月31日で終了ですが、新しい仲間が増えましたよ。3日前に生まれたばかりのグッピーの稚魚です。グッピーは卵胎生メダカの仲間。卵ではなく直接稚魚を産むのです。

生まれた稚魚は10匹。昨日から餌を食べ始めました。親に与える顆粒の餌を指で潰してパウダー状にして与えますよ。

右がオスで左がメス。アクアマリンレッドテールというアルビノ品種で、尾鰭がパンジーの花びらのようなので〝パンジー〟の愛称で呼ばれています。

こちらも終了間際に仲間入りしたキャリコ琉金。赤・黒・青(浅葱色=あさぎいろ)のモザイク透明鱗(とうめいりん)が特徴です。

同じくモザイク透明鱗を持つキャリコ出目金。三色出目金とも呼ばれます。のちにモザイク透明鱗を持つ様々な金魚を作出する種親として用いられました。

 

夏の虫たち

堀金・穂高地区
2025年8月26日

今年はたくさんのカブトムシが来てくれた、あづみの学校理科教室の屋外水槽にあるコナラの木。8月に入ると数も減り始め、中頃には全く見られなくなりました。今はシロテンハナムグリやコムラサキが少しいるくらいですよ。

今朝、コナラの木の近くにある地下に下りる階段で見つけたのは、ノコギリクワガタです。久しぶりに姿を見ました。元気いっぱいの大きな個体です。

夕方になって同じ階段で、今度はヤブキリのメスを見つけました。最近しばらくは虫が落ちて来なかった階段ですが、1日に2匹の大型昆虫をゲットです。

屋外では見られなくなったカブトムシも、理科教室の昆虫展示コーナーで見ることが出来ますよ。夏の間、子供たちをずっと魅了していた仲良し3匹なのです。

今年最も早く採集したミヤマクワガタも、いまだに健在です。長く飼育するのは難しいミヤマクワガタ。少しでも長生きして、子供たちに見て貰いましょうね。

 

魚魚展、31日まで

堀金・穂高地区
2025年8月25日

あづみの学校多目的ホールで開催中の『魚魚展(ぎょぎょてん)』は、今月31日で終了します。まだ見ていない方は、忘れずにお越しくださいね。

約200種の剥製や標本。そのなかでも海水魚の剥製が多くを占めます。水族館で泳ぐ魚を見るのも良いですが、じっくり観察できるのは剥製ならではです。

巨大なクロカジキやシイラ、ロウニンアジ。大きな魚は釣り人の憧れです。

サメの仲間もたくさん。海で出会うと怖いサメも剥製になると親しみを感じます。壁には大きなサメの歯も並びます。これを見るとやっぱり怖いのです。

淡水魚の剥製。公園の水槽で泳ぐイワナやヤマメの剥製もあります。大きな魚はイトウやキングサーモン。地味なイメージの淡水魚も結構綺麗なのですよ。

お魚博士ちゃんたちの展示も充実しています。子供ならではの作品や大人顔負けの研究まで様々です。終了まであと1週間。お魚好きは見逃せませんよ。

 

メダカ&金魚、31日まで

堀金・穂高地区
2025年8月23日

あづみの学校理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』は、今月31日で終了になります。出目金たちの水槽は相変わらず植物プランクトンが発生した緑色のままですが、その机の下に新しい金魚が仲間入りしましたよ。

顔に袋があるのは水泡眼(スイホウガン)。目の角膜の一部が膨張して、中にリンパ液が入っています。じっと上を見つめる頂天眼(チョウテンガン)と同居です。ガラスの水槽が無かった時代、金魚は上から観賞する生き物でした。上から見るのにはぴったりの金魚たちですね。

琉金体型の黄色い金魚。黄金魚と書いて「きんぎょ」と読みます。埼玉県の養魚場で作出され、2014年に発表された比較的新しい品種です。

通常のメダカよりも背骨が短く丸い体型が特徴の〝深海(しんかい)ダルマメダカ〟ダルマメダカは、ちょこちょこ泳ぐ姿が人気の変わりメダカです。繁殖をした稚魚はダルマ体型だけでなく、少し体の長い半ダルマ体型も生まれます。

〝楊貴妃(ヨウキヒ)ヒカリメダカ〟ヒカリ体型は背びれが尻びれと同じ形をして、尾鰭も菱形をしています。腹部にある虹色素胞が背中にもありますよ。お腹から下側の部分が背中にもある不思議なメダカなのです。

 

大きさ比べ

堀金・穂高地区
2025年8月10日

あづみの学校理科教室の昆虫展示コーナー。今年展示しているオスのカブトムシは大きいのが特徴。毎年お客様から「小さい小さい」と言われていましたが、今年のカブトムシは「大きいね」という声が聞かれますよ。

こちらは小さなオスのカブトムシ。大きな個体とは一緒に飼えないので、カナブンやハナムグリたちと暮らしています。仲良く昆虫ゼリーを食べています。

一番大きな個体と、一番小さな個体を並べました。大きな角(頭角)の大きさが全然違います。小さな角(胸角)も小さな個体は少し出ているくらいです。

大きな個体は全長77mm、体重10.52g。小さな個体は全長32mm、体重1.83gでした。大きさは全然違いますが、どちらも「昆虫の王様」なのです。

ついでにミヤマカミキリとヨツスジハナカミキリを並べてみました。ミヤマカミキリは、もはや怪獣のようです。同じ仲間でも違いがあって面白いですね。

 

かわいいメダカ

堀金・穂高地区
2025年8月7日

あづみの学校理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』。近年人気なのは、日本のメダカの改良種である〝変わりメダカ〟です。幹之(みゆき)メダカは背中に蛍光ラインが入ります。黒い鉢で上から見るのがオススメですよ。

目が飛び出るのは金魚だけではありません。出目透明鱗白(でめとうめいりんしろ)メダカ。正面から見ると、小さいながらも目が出ているのがわかりますね。

熱帯地域にもメダカの仲間はたくさんいます。目の上が青く光るのはアフリカンランプアイ。群れで泳ぐと、まるで蛍が乱舞しているようです。

全身が極彩色で彩られるアフィオセミオン・ガードネリー。派手なのはオスで、メスはとっても地味な色。寿命が2~3年で卵生メダカの多年生魚と呼ばれます。

乾季になると水が干上がるので数カ月しか生きられないのは、卵生メダカの1年生魚。ノソブランキウス・ギュンテリーもその仲間です。派手な色がオスで、色の白いのがメス。乾燥に耐える耐久卵は、次の雨期になると孵化します。

 

裏方で見つけた昆虫

堀金・穂高地区
2025年8月4日

あづみの学校理科教室の裏方に置いた、物干し台代わりの三脚。タオルを干しに行ったところ、虫を見つけましたよ。どこにいるか、わかるかな?

正解はステップの裏側でした。先日も紹介したエダナナフシです。トコトコ歩いてると偶然目の前に三脚。直射日光を避けて一休みしていたようです。

すぐ近くの壁を歩いていたのはウマオイ。「スィーッ 、チョン」の鳴き声で知られています。結構獰猛で、ツユムシなどを一緒に入れると食べてしまいます。

カブトムシが良く落ちている、地下への階段でひっくり返っていたミンミンゼミ。昨日の夜激しい雨が降ったので、雨に落とされたのでしょうか?

屋外水槽にあるヤナギの洞にいたウスバカミキリ。衰弱木や立ち枯れの木、倒木などに産卵します。この木も傷んでいるので産卵に来たのかもしれませんね。ほとんど歩かなくても、いろんな虫たちを見ることが出来る裏方なのです。