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ツノガエルのごはんタイム

堀金・穂高地区
2025年6月4日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』。今日はツノガエルたちに餌を与えました。ツノガエル専用の配合飼料を上げますよ。昨日から水受けに入って水分補給をしているクランウェルツノガエルのマスカット。

餌をピンセットで目の前に近づけると、大きな口を開けてパクリ。何日も動かないで餌を待ち続けるツノガエルは、目の前の餌が大きくても飛びつきます。次にいつ食べられるかわからないので、とにかく噛みついたら離さないのです。

クランウェルツノガエルのアルビノは、垂直に飛びつきました。瞬発力はハンパないのです。このまま引っ張り上げると、ぶら下がるほどの力があります。

クランウェルツノガエルのブラウン。体が大きいので餌を4つ合わせます。大きな個体は全部で12個ほどの餌を食べます。でも次に与えるのは2週間後。小さいうちは頻繁に与え、大きくなると食い溜めが出来るので間隔を開けますよ。

アマゾンツノガエルとクランウェルツノガエルの交配種であるファンタジーツノガエル。8個食べた後、追加で2個。「もうお腹いっぱいだよ」の表情?

 

カエラー登場

堀金・穂高地区
2025年6月1日

カエル展を見に来てくれたのは、お馴染みの〝ちーたん〟と〝ルビーちゃん〟です。2人はカエルやカエルグッズをこよなく愛する〝カエラー〟なのです。後の写真で左上が小さい頃のルビーちゃん。真ん中の上がちーたんですよ。

ルビーちゃんは久しぶりのご来園です。カエルの中でもヒキガエルが大好き。大きなカエルでも全然怖くありません。久しぶりの触れ合いにとても嬉しそう。

ベトナムコケガエルを見つめる目は真剣です。もしかしたら「このカエルも触りたい」という思いが込みげているのかもしれませんね。

いつも後ろ向きでお尻を見せているマルメタピオカガエル。ちーたんも可愛いお尻をツンツンしたいと思っているお顔?水の中なのでご遠慮くださいね。

今日のへんてこガエルは、クランウェルツノガエルのアルビノです。お店では「ライムグリーン」として流通しています。レモンイエローの方が似合っていると思うのは私だけ?成長すると鮮やかな黄色も薄くなるようですね。

 

カエル展 スタート!

堀金・穂高地区
2025年5月31日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』は、今日が初日。カエルたちの願いが叶って午後からは雨が降り、幸先の良いスタート?となりましたよ。カエル展がお目当てのお客様にも、たくさん来ていただきました。

ミツヅノコノハガエルは落ち葉に擬態した姿が特徴。両目の瞼と鼻先の3カ所が尖って「三つ角」です。真上から見ると落ち葉だと思って気付かないですね。

毎年お客様の人気を集めているマルメタピオカガエル。今年も水棲ガエルの代表として登場です。ユーモラスなお顔とずんぐりボディがキュートなところ。

日本のカエルたちも負けていませんよ。カジカガエルは観葉植物のガーランドがお気に入り。水辺にいるイメージがありますが、高い所にもペタペタ登ります。

シュレーゲルアオガエルは雌雄の大きさに差があります。繁殖期にはメスの背中に小さなオスがしがみつきます。カエルの〝ギュッ〟はおんぶなのです。

 

あめあめ ふれふれ カエル展

堀金・穂高地区
2025年5月30日

あづみの学校理科教室(実習室)では、明日5月31日より特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』を開催します。いつも理科教室で展示している日本のカエルの他に、熱帯地域に生息する外国のカエルも登場します。

ベトナムコケガエルは、まさに苔のような体色が特徴です。日中はじっとしていてほとんど動きません。ツリーフロッグと呼ばれる樹上性のカエルの多くが、外敵に見つからないよう上手に自然に溶け込んでいるようです。

正反対に派手派手なのはバロンアデガエル。マダガスカル島に生息するマンテラと呼ばれるカエルの仲間です。アリやダニを食べることにより皮膚に毒が生成されます。南米のヤドクガエルのように毒があることをアピールしているのです。

こちらはカエルの腹側です。内臓が透けて見えているのはフライシュマンアマガエルモドキ。お菓子のグミに似ているので〝グミガエル〟なんて呼ばれたりもします。どこにいても見つからない究極のカムフラージュボディですね。

そして人気のカエルグッズも展示。毎年こちらを目当て来園されるお客様もおられますよ。カエル展は6月29日まで開催。カエル好きはもちろん、あまり得意でない方も新しい発見がありそうです。可愛いカエルたちを見に来てくださいね。

 

サワガニ

堀金・穂高地区
2025年5月25日

あづみの学校の理科教室で飼育しているサワガニ。去年からずっと1匹だったのですが、久しぶりに仲間が増えて少し賑やかになりました。

いつもはザリガニのエサ(配合飼料)を与えています。同じ甲殻類なので丁度いいのです。サワガニは雑食性。動物質だけでなく植物質の餌も食べますよ。

理科教室の裏に落ちているコナラやケヤキの落ち葉を入れると、喜んで食べてくれます。大きなハサミで上手につかんでモグモグ食べています。

色の薄いのは脱皮直後?いえいえ、これは地域変異によるものです。灰色がかった青色の甲羅と白い脚のサワガニは、関東地方や東海地方に多く見られます。

水温の低い清流を好むサワガニ。皆さんの近くにいるサワガニは何色か調べてみるのも面白いですね。川遊びに行った時は探してくださいね。

 

展示替え

堀金・穂高地区
2025年5月24日

あづみの学校理科教室の実習室では、特別展示の展示替えをしています。先週末で終了した特別展示の水槽も、ほとんど撤去されました。残り僅かです。

こちらはクリオネを展示している冷蔵庫。置かれている机も次の展示で使用するので、クリオネ展示も明日で終了となります。

今日は展示している3個体中の1個体が元気に泳いでいました。まだ見ていない方やもう一度見たい方は、明日見に来てくださいね。

次の特別展示は、5月31日から始まる『あめあめふれふれカエル展』です。カエル展が始まる前に、神奈川県からやって来たモリアオガエルが産卵し、卵塊からオタマジャクシが出てきました。

カエル展準備のため、実習室は来週火曜日から金曜日まで閉鎖します。理科教室で展示中の日本のカエルたちも実習室に移動しますので、ご了承ください。

 

GW最終日

堀金・穂高地区
2025年5月6日

ゴールデンウィーク最終日は1日雨の残念なお天気でした。お外へ行かなかったので、あづみの学校理科教室の特別展示『アクアライフ入門 水槽飼育のススメ』のご紹介です。

トランスルーセント・グラスキャットフィッシュはスケルトンなナマズの仲間。骨が見えるだけでなく後ろの水草も透けて見えるのです。

カラフルな海水魚たち。やはり人気はカクレクマノミです。水槽を見て「ニモがいるよ!」と、ちびっ子たちの声が聞こえてくるのです。

淡水に棲む小さなエビたちも鮮やかさでは負けていません。紅白のレッドビーシュリンプや、赤・黄色・青色のチェリーシュリンプが水槽を彩ります。

メキシコサラマンダー(ウーパールーパー)も根強い人気。「ウーパールーパーはキャラクター名です」という解説を読んで、初めて知る方も多いのです。『アクアライフ入門 水槽飼育のススメ』は、5月18日までご覧いただけます。

桜金魚たちも元気です。お勧めは、モコモコの頭が特徴の桜東錦(サクラアズマニシキ)。丸いお顔の金魚は正面から見ても可愛いですね。

公園の桜の開花に合わせて始まった特別展示『春爛漫 桜金魚満開!』。展示期間は今日までですが、園内ではまだウワミズザクラやイヌザクラが咲いています。桜が終わる頃までもう少し展示を続けますよ。

 

番外編 ~ヒキガエルの産卵~

堀金・穂高地区
2025年5月2日

今日は公園外の話題です。4月25日の夜、公園から林道を10kmほど上った所にある「まゆみ池」に行きました。 この時期産卵のためにアズマヒキガエルが集まるのです。池の中には数十匹のヒキガエルがいるようでしたよ。

集まっているほとんどはオスですが、所々に抱接中のペアの姿があります。メスは極端に数が少ないので、オスは盛んに鳴いてメス呼ぶのです。

例年4月下旬から5月上旬の数日間だけ、冬眠開けのヒキガエルたちが集まって産卵をします。すでに池の中にはヒキガエルが産んだ長い卵がありました。

池近くの小さな水溜りでも産卵するペアが見られました。オスはメスをしっかりつかんで離しません。明るい茶色や黄土色はオスの特徴です。

翌朝も見に行くと数えるほどしかいませんでした。昨夜のうちに産卵を終えて山へ戻ったようです。それでも産卵中のペアに遭うことが出来ましたよ。

貴重なヒキガエルの受精卵。少しお借りしてあづみの学校の理科教室で展示しています。ゴールデンウィーク中は見ることが出来ますよ。

 

雪形「常念坊」

堀金・穂高地区
2025年4月28日

池から望む、北アルプスの蝶ヶ岳から常念岳にかけての山並み。季節が進み雪が融けると、岩肌や残雪が人や動物などの形に見えます。雪形はそれらに名前を付けて古くから親しまれてきました。農作業を始める目安にもなっているのです。

最初の写真右側の一際高い山が「常念岳」です。現在山頂付近の中央には、雪形「常念坊」が現われています。袈裟を着たお坊さんが、左向きに徳利(とっくり)を持つ姿。ちょうどこの時期、安曇野でも田植えが始まっていますよ。

展望テラスの後ろに見える、尾根が平らな山が「蝶ヶ岳」。尾根の左端に現れるのが雪形「白蝶」です。こちらはこれから翅を広げた蝶の姿になっていきます。

そして雪形の出現にあわせて開催しているのが『農作業車ミニカー展示』です。ズラリと並ぶミニカーのほとんどはドイツ製。本物はヨーロッパ各地で活躍していて、最近は日本の田畑や牧場でも見かけるようになりましたね。

1/32スケールの大きなミニカー。こちらの3台は8輪のトラクターです。実物は見たことがありませんが、馬力がありそうです。公園に遊びに来たら、北アルプスの雪形とミニカー展示の両方を楽しんでくださいね。

 

雨の日曜日

堀金・穂高地区
2025年4月13日

今日は朝から雨降りの1日。せっかくの日曜日なのに残念です。そんなお天気でも来てくれたのは、お馴染みの〝るーくん〟です。雨で屋内開催になった『ナンバーワン戦隊 ゴジュウジャーショー』を見に来てくれました。

特別展示で飼育しているメキシコサラマンダー(ウーパールーパー)とご対面。普段目にすることのない大きさにビックリ!長生きすると大きくなりますよ。

餌をあげる時に寄って来る金魚たち。「公園スタッフの赤い制服を覚えているの?」との疑問ですが、誰が水槽の前に来ても反応する腹ペコさんなのです。

こちらはお天気が良かった昨日の写真。「風景の扉」を開けると、奥にはエドヒガンと常念岳の山頂も望めます。少し離れて低い位置から撮影しましょう。

コヒガンとエドヒガンの奥に見えるのは北アルプスの蝶ヶ岳です。満開の桜と残雪の北アルプスと青空が揃うのは、なかなか貴重なのですよ。

里山文化ゾーン、堀金口南側の「大しだれ桜」。昨日の午後には満開になりました。見頃は短いので、なるべく早めに見に来てくださいね。