ウメの花に似た大きな白い花が特徴のバイカウツギ(梅花空木)。ハコネウツギなどのスイカズラ科とは異なるアジサイ科に分類されます。
白からピンク、赤へと花色が変わるハコネウツギ(箱根空木)。スイカズラ科のウツギも、バイカウツギも茎が中空になっています。
ニシキウツギ(二色空木)も白から赤へと花色が変わります。ハコネウツギよりも花が細長いことで見分けられます。
濃い赤が特徴のヤブウツギ(藪空木)。藪に生えているからではなく、枝が藪のように密生するのが名前の由来です。
他にもウツギやタニウツギが見られますよ。
段々花畑では、ウスゲヤナギランが咲き始めました。まだほんの少しですが、6月中旬頃にかけてたくさん咲きますよ。
ヤナギランの近くの足元には、タカネナデシコとテカリダケキリンソウ。
タカネナデシコは、カワラナデシコよりも花弁の切れ込みが深いのが特徴。
亜高山性のテカリダケキリンソウは、普通のキリンソウよりも草丈が低めです。
あづみの公園は、今日から開園が再開しました。再開初日は良いお天気になりました。
あづみの学校の屋外水槽も、以前と変わらずご覧いただけます。お魚たちもスイスイ。
穂高口ゲート前、見晴らしの丘のキンギョソウは、5色・2万5千本。
段々池周辺のオオルリシジミは出現後半。翅も傷み数も少減ってきましたが、もう少し見られそうですよ。
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エゴノキの花が咲き始めましたよ。裸電球に傘が被った、昔のランプのような可愛いお花ですね。
赤紫色がきれいなシラン。漢字では紫蘭です。
朴葉料理に使われる葉っぱが大きいホオノキは、お花も大きく15~20㎝ほど。
ノアザミの写真を撮ろうと近づくと、葉っぱの棘にチクチク刺されて痛いのです。
見晴らしの丘ではキンギョソウの金魚ちゃんたちが増殖中。元気にプリプリ泳いでいますよ。
キンギョソウの間には、でっかいお花のオリエンタルポピーも開花。
フジの花に似ているのはハリエンジュ(ニセアカシア)。お猿さんの好物です。
タニウツギは明るいピンク色。田植えの時期に花が咲く地域では〝田植え花〟とも呼ばれるそうです。
遠くからでも目立つヤマボウシの花。まるで木に雪が積もったようですよ。
ガクアジサイに似ているカンボクの花。中央が花で、周りは装飾花です。
ウツギは幹が中空であることが名前の由来。ピンク色や八重咲きもあります。
森や林の中で咲くミヤマガマズミ。木漏れ日があたると白さが一層際立ちます。
穂高口ゲート前の見晴らしの丘では、キンギョソウがだいぶ咲いてきましたよ。まずは爽やかな色白金魚ちゃん。
ピンクの金魚ちゃんは楽しそう。
黄色い金魚ちゃんはとっても鮮やか。
定番の赤い金魚ちゃん。
キンギョソウの名前の由来は、花びらが金魚の尾鰭に似ていることから。
見晴らしの丘には、たくさんのキンギョソウたちが泳いでいるようですよ。
今シーズンのオオルリシジミが出現してから、初めての交尾を確認しましたよ。
おとといまではオオルリシジミの数が少なかったのですが、今日になっていきなり倍増。
おそらく今月は夜間の気温が比較的低かったことが、羽化が遅れた原因のようです。まずはひと安心。
中にはうまく羽化できずに、翅が開いたままで飛べないものも。
オオルリシジミを探していたら、池のほとりにヒオウギアヤメを見つけました。湿地を好むアヤメもあるのですね。
詳しくは大町・松川地区のブログを見てくださいね。
段々花畑ではニッコウキスゲが見頃です。高原では7月頃に咲きますが、公園では早目に咲きますよ。
先日咲き始めたばかりのアヤメも、あっという間にたくさん開花しました。
ひっそり咲くのはサクラソウ。数が少なくても鮮やかなピンク色が目を引きます。
足もとに這うように咲くイブキジャコウソウ。草花のようですが、シソ科の矮小低木です。ピンクのモコモコがかわいいですね。
段々池ではカキツバタが見頃ですよ。湿地に生育するので、池の環境は最適です。
所々に白花も咲いていますよ。
段々花畑を始め、園内各所でアヤメも咲き始めました。カキツバタとは異なり、乾燥した場所を好みます。
ガイドセンターやあづみの学校周辺、矢原沢の小径にはシャガのお花。
カキツバタもアヤメもシャガもアヤメ科のお花。同じ時期に咲くなんて、みんな仲良しですね。
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