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公園の中を流れる烏川沿いにある「竜の広場」。公園整備で発生した巨石を、安曇野の民話「泉小太郎」の登場する〝犀竜〟の背骨に見立てて並べています。

シロツメクサが成長して、たくさんの花を咲かせていました。まるで遺跡のようですね。定期的に草刈りをするので、かえって貴重かもしれませんよ。

水辺の休憩所近くの園路沿いではタニウツギが見頃です。山地の谷沿いに生育するのが名前の由来ですが、何故か日当たりの良い場所に植えられているのです。

ピンク色の可愛いお花。つぼみの時は色が濃くて、開花すると色が薄くなります。咲きかけの時は色の変化があって綺麗ですね。

5月下旬になって咲き始めたのはエゴノキの花。釣鐘やランプの傘のような形の可愛いいお花です。花が落ちる前に見てくださいね。
穂高口前の見晴らしの丘に咲く、サクラナデシコとキンギョソウ。手前のピンク色はサクラナデシコ。丘の上がキンギョソウになります。

月曜日に紹介した時と異なっている所が一つありますよ。花車の位置が変わったのです。やはり丘のはずれまでは、お客様がなかなか訪れないのです。

この花車は『Indoor Garden アイスチューリップの庭』の時に、造園屋さんが手作りしたものです。いわさきちひろの作品「はなぐるま」の絵と一緒に、フォトスポットとして利用されました。

その後、ゴールデンウィーク時のチューリップ畑の前でも活躍しましたよ。

やはり多くのお客様の利用していただくのが一番です。固定しているので動きませんが、手を添えて記念撮影してくださいね。見晴らしの丘へGO!
現在公園内には、白い花があちこちに咲いています。池の南側には大きなミズキの木があります。葉の上に散房花序と呼ばれる平らな花を咲かせます。

ガマズミもミズキと同じ散房花序です。場所によっても前後しますが、コバノガマズミやミヤマガマズミが咲いた後にガマズミが咲くようです。

ヤマボウシの白い花のように見えるのは総苞片(そうほうへん)と呼ばれる苞葉(ほうよう)です。花は中央の丸い部分で頭状花序と呼ばれます。

カンボクは白い部分が装飾花で、中央の散房花序が花になります。白い花は今虫たちに大人気。特にカンボクにはコアオハナムグリが大量に集まっていますよ。

第1駐車場の植え込みにはウツギが多く植えられています。黄緑の葉と清涼感のある小さな白い花が、とってもさわやかな印象です。
公園に咲くいろんな白い花を探して歩いてくださいね。
良く知られているニセアカシアは別名で、標準和名はハリエンジュです。アメリカ原産の移入種で繁殖力も旺盛なので、放っておくとどんどん増えます。幹に鋭い棘があり剪定の邪魔にもなりますが、蜂蜜の蜜源として重宝されています。

サワフタギは山地の沢沿いなどに生育し、沢をふさぐほど茂る様子が名まえの由来です。秋には瑠璃色の実をつけることから、庭木としても人気です。

4月に入って始まった公園の桜リレーは、イヌザクラが最終ランナーです。ウワミズザクラによく似ていますが、イヌザクラの方はあまり目立たない印象です。

オオルリシジミの出現する池周辺に多く咲いているノアザミ。ぜひオオルリシジミにとまってもらいたいのですが、葉や茎に棘があるので要注意です。

標高の高い高原では7月頃に咲くニッコウキスゲも、公園では早めに咲きます。 実はこちらも別名で標準和名はゼンテイカです。
田園文化ゾーンの池に咲くのはカキツバタです。見頃の時期とオオルリシジミの出現とがリンクしているようです。所々に白花も咲いていますよ。

段々花畑ではアヤメも咲き始めました。カキツバタは湿った場所を好み、アヤメは乾燥した場所を好みます。花弁の模様も異なるので見比べてくださいね。

トチノキは長さ20㎝程の円錐花序が特徴です。大きな木に大きな花序がたくさん付くので見応えがあります。秋に生る実も特徴がありますね。

ガイドセンター横のレストランの脇にタニウツギが咲いていました。しばらくしてから水辺の休憩所近くの日当たりの良い場所でも咲くようになります。

アカマツは雄花の花粉を大量に飛ばしています。車も、植物の葉も、地面も、屋外水槽の水面も、黄色い花粉でいっぱいです。しばらくは続きそうですよ。
穂高口前の見晴らしの丘。現在丘の手前にはピンクの花が咲いています。ヨーロッパ原産で草丈10~15㎝のサクラナデシコです。

シバザクラによく似ていますが、萼筒部分がプクッと膨らんでいるのが特徴です。去年の11月に植えたもので、6月頃まで花が楽しめそうです。

サクラナデシコの近くにはマーガレットやルピナスも咲いています。草丈の違う花が色々あると、花畑にもアクセントが出来て楽しいですね。

丘の上の方ではキンギョソウも咲き始めています。金魚の尾びれのような形の花が可愛らしいのです。こちらも6月頃にかけて見頃になるようですよ。


そして、穂高口南側の花壇のネモフィラとモモイロタンポポも見頃です。小さなネモフィラと、のっぽのモモイロタンポポの共演をお楽しみください。
田園文化ゾーンの池周辺にオオルリシジミが出現しています。最初に見つけたのは土曜日。日曜日には早くもメスも出現し、交尾の様子も見られたようです。

オオルリシジミは長野県の一部と熊本県と大分県の一部にしか生息が確認されていない絶滅危惧種の蝶です。安曇野市の天然記念物にも指定されていて、捕獲することはできません。そっと見守ってあげましょう。

表翅は鮮やかな瑠璃色をしています。前翅の黒い縁取りの幅が狭いのがオス。例年メスよりも少し早く羽化します。

メスは前翅の黒い縁取りの幅が広く、黒い斑点もあります。オスとメスがほぼ同時に出現するのは温暖化の影響でしょうか?

すでにボロボロになっている個体を発見。この1頭だけ早い時期に羽化していたのか、あるいは外敵に襲われたのかもしれませんね。今日の夕方には7頭ほどが確認できました。全国的にも珍しい貴重な蝶を見に来てくださいね。


そして田園文化ゾーンのチューリップは見頃過ぎの状態になりました。残っている遅咲き品種も花がかなり傷んでいます。


里山文化ゾーンのナノハナも花が減って黄色が薄くなりました。岩原口周辺から刈り取り作業も始まっています。こちらも見頃過ぎです。
水辺の休憩所前の池から望む北アルプスの山並み。尾根の残雪も少なくなってきました。風が無いと水鏡となって、池の水面に綺麗に写りますよ。

常念岳山頂付近の雪形「常念坊」は、徳利を持つ手と体が繋がって完成形になりました。常念坊の形の説明には、上半身だけの姿と少し離れた足元の部分を合わせた姿の2つがあります。下まで含めた方が人らしい姿に見えますね。

池の縁には藤棚があり、現在フジの花が見頃になっています。蝶ヶ岳の尾根とフジとのコラボ写真も撮れますよ。左端の雪形「白蝶」も形が出来てきました。

開園前の早朝に見られるのは芝刈り作業です。広い公園の敷地は定期的に芝刈りをしなければなりません。お客様が入る前に作業を行うことが多いのです。

芝生には雑草などもたくさん生えます。河畔の広場では芝以外に効く除草剤を使用してある程度の効果がありました。綺麗な芝は気持ちが良いですね。
そして明日11日は無料入園日、『第21回 あづみの公園早春賦音楽祭』開催されます。公園内の各所に設置されたステージで、様々なパフォーマンスが繰り広げられます。皆さんお誘い合わせの上、素敵な音楽を楽しんでくださいね。
爽やかな5月。木々の花や山野草も公園内の各所で見られます。レンゲツツジは今が見頃。第2駐車場にはたくさんのレンゲツツジが並びますよ。

展望テラス北側の園路沿いには、黄色いレンゲツツジも咲いています。

公園のツツジの中で一番多いのがヤマツツジ。ガイドセンターから入ってすぐの園内マップの横にも咲いています。まるで看板に花を添えているようですね。

白いモコモコはナナカマド。大きくてボリュームのある花は見応えがあります。雨が降ると水を含むので、重くなった花序が横向きに垂れ下がります。

ガイドセンター周辺や烏川沿いの矢原沢の小径に咲くのは、アヤメの仲間のシャガです。一回り小さなヒメシャガは少し遅れて咲きだしますよ。


穂高口南側の花壇では、ネモフィラとモモイロタンポポが見頃です。モモイロタンポポはイタリア南部やバルカン半島原産。ネモフィラとの相性も良いですね。

段々原っぱ周辺の八重桜は散り始めています。八重咲きは花弁が多いので、普通の桜に比べて散るのも時間がかかりますよ。

チューリップの花壇に周りには、たくさんの花びらが落ちています。

1枚1枚落ちる花びらの他に、ボトボトと花ごと落ちているものも。この上を歩くのは忍びないですね。

こんな仲良しが見られることもあります。今日の夕方から明日にかけて、まとまった雨の予報があります。八重桜も散るのが早まりそうですね。
今日は晴れの良いお天気になりました。チューリップとナノハナは昨日も紹介しましたが、曇りだったので改めて晴れた日の様子をご紹介しますよ。

たくさんのチューリップをまとめて撮りたい時は、花が幾重にも重なる場所を探してズームにすると、画面いっぱいに鮮やかなお花を収めることが出来ます。

昨日も紹介した林間のチューリップ。日当たり部分と日陰の部分があり、両方が良く見えるように撮るのが難しいですね。鮮やかに写ればOKです。

野原の花車は人気のフォトスポットです。見頃のピークを過ぎたMIXチューリップも、花が重なるように撮影すればまだ鮮やかに見えるのです。

段々原っぱの2種類のピンクのチューリップ。同じ場所を先月末にも紹介しましたが、まだきれいに咲いてますよ。可愛らしい花色がオススメです。

変わって里山文化ゾーンのナノハナ。最も早く咲いた岩原口近くの畑はすでに花が終わっています。それでも奥の方を見ると黄色い部分が見えていますよ。

棚田エリアの下まで来ると、棚田の上段に向かってナノハナ畑が幾重にも重なります。後の山の木々の緑も、色の違いがパッチワークのようです。

鮮やかな黄色はやはり青空が良く似合います。棚田エリアの展望広場からの撮影です。黄色い絨毯はまだ健在ですよ。今週末まで維持してくれると良いですね。