
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 8月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |
今朝、アズマモグラを見つけましたよ。しかし残念ながら、すでに死んでいました。公園ではモグラの仲間であるヒミズが死んでいることがありますが、モグラを見るのはとても珍しいのです。
背中とお腹から出血していたので、キツネなどの動物に噛みつかれたのかもしれません。ヒミズもそうですが、殺しても食べないようです。ちょっと可哀そうですね。
お顔を拝見。目は退化してとても小さくなっているので、毛をかき分けてもよくわかりませんでした。顔の横に大きな前足があるのがわかります。
肉厚の手には長い爪もあり、土を掘るのに適した形をしています。まるでシャベルのようですね。
お口を見ると鋭い歯が並んでいます。モグラは主にミミズを食べています。地中に長いトンネルを掘ることにより、餌となるミミズがたくさん落ちてくる仕掛けになっているのです。
今日1日だけ理科教室で展示をして、小学校や保育園の子どもたちに見てもらいました。めったに見られないモグラの姿に、みんな感心していました。モグラさんは土に埋めてあげますよ。
7月も半ばになりました。段々原っぱにある道祖神の前では、ヤブカンゾウが咲き始めました。オレンジ色の花は、雄しべが花弁化して八重咲になったものです。段々花畑でも見られますよ。
段々原っぱと野原の間を流れる小川の下流には、オオバギボウシが咲いています。公園にはコバギボウシもありますが、長い花茎に白い花、葉が大きいことでも一目瞭然です。
紫色の花はフサフジウツギ。園芸種はブッドレアの名前で知られています。甘い香りに誘われて蝶がたくさん集まることから、英名ではButterfly bush(バタフライブッシュ)と呼ばれます。
月曜日から植え付けが始まった、見晴らしの丘のケイトウとアメジストセージ。今朝は曇り空なので気温も低く、作業もはかどります。戻り梅雨のようなお天気が続いているのがちょっと心配です。
それでも〝植え付け戦隊シルバーズ〟の皆さんの活躍で、 すでに全体の3割ほどが植えられました。 こまめに休憩を取りながらの作業。なるべくお天気が崩れないでほしいですね。
アジサイにやって来たのはヨツスジハナカミキリ。ヤマアジサイやガクアジサイで良く見られ、ノリウツギにもやって来ます。メスはオスよりも一回り大きく、交尾中のペアも見られますよ。
ノリウツギでは2種類のカミキリムシを見つけました。左がキイロトラカミキリ、右がクロトラカミキリです。小さなカミキリムシは見過ごしがちですが、写真を撮って調べて見ましょう。
ノリウツギで最も多いのがコアオハナムグリです。花粉を求めてたくさん集まります。他にもアオハナムグリやシロテンハナムグリも多く、樹液が好きなカナブンがいることもあります。
ノリウツギには蝶も集まります。黒地に白い斑紋が綺麗なホシミスジ。幼虫の食草はユキヤナギやシモツケ。どちらも公園にはたくさんあるので、繁殖には適しているようです。
眼状紋(がんじょうもん)と呼ばれる目玉模様が特徴のジャノメチョウ。警戒心が強く近づくとすぐに飛び立ちますが、花の周りからはあまり離れません。お花が大好きなのですね。
今朝、今年初めてオスのカブトムシを見つけましたよ。6月17日にメスのカブトムシを1匹見つけましたが、その後しばらくは全く姿を見ることが出来ませんでした。2匹目がやっと会えたオスです。
結構な大物でしたよ。ずっしりとして角も立派。さっそく理科教室の昆虫展示の仲間入りです。
昆虫ゼリーの上に乗せると夢中で食べていました。因みにゼリーの蓋はそのままですが、小さく切れ目を入れてあります。全部開けるとゼリーを掻き出してしまうので、ロスが多くなるのです。
こちらは昨日ヤナギの木で見つけたノコギリクワガタです。少し前にあづみの学校に飛んで来たノコギリクワガタはゲットしましたが、自然の木にいるのを見つけたのは今年初めてです。
一度は虫かごに入れたのですが、もう少し写真を撮りたくて再び木に置いた所、翅を広げて飛んで行ってしまいました。いきなりのことで写真はピンボケ、クワガタも見失ってしまいました。残念!
穂高口前の見晴らしの丘。現在、秋に咲く花の準備をしています。花壇の部分では小型の耕運機を使って土を耕します。これからケイトウとアメジストセージを植えていきますよ。
最初に植えているのはアメジストセージです。植えているのはもちろん〝植え付け戦隊 シルバーズ〟の皆さんです。熱い中、皆さん協力しながらの作業です。
まず花壇に線を引いて植える場所を決めます。前列のシルバーさんは、その場所にあわせて苗をポットから出して置いていきます。ずっと中腰なので腰が痛くなりそうですね。
次に後列のシルバーさんが、置いてある苗を植えていきます。根っこが乾燥する前に素早く植えていきますよ。見晴らしの丘の花壇全てに植え終わるのは、いつになるでしょうか?ご苦労様です。
場所が変わって段々池。水上アスレチックの準備が急ピッチで進められています。〝ウォーターアドベンチャー〟は、7月16日~18日、7月23日~8月21日の開催です。お楽しみに。
あづみの学校理科教室の裏通路。屋外水槽にのぼる階段に置いてある網の柄に何かついていますよ。
羽化したばかりのニイニイゼミです。おそらく階段の上にある植え込みの中から出てきたようです。昨日ニイニイゼミを拾った地下へ降りる階段は、このすぐ左側にあります。兄弟かもしれませんね。
セミの羽化は夕方から夜にかけて行われることが多いのですが、中には早朝に羽化することもあるようです。翅は伸びきっていますが、まだ緑色をしています。
まだ体が固まっていないのですぐには飛べません。それまでニイニイゼミが好きな桜の木にとめてあげました。体が硬くなったら元気に飛んでいくことでしょう。
そしてノコギリクワガタのメス。こちらも昨日紹介したオスのノコギリクワガタがいた網戸で見つけました。たまたまだと思いますが、もしかしてペアだったのかも?偶然が続きますね。
お馴染みの〝ちーたん〟が持っているのは、今年初めて捕まえたノコギリクワガタです。ちーたんはウィンクしているのでは無く、初めて手にするノコギリクワガタにおっかなびっくりなのです。
サイズは大きくないですが、大顎は立派です。今年初のノコギリクワガタは、あづみの学校の網戸にしがみついているのを見つけましたよ。さっそく理科教室の昆虫展示の仲間入りです。
プラケースに入っているのはニイニイゼミ。こちらも偶然拾ったもの。理科教室裏方の地下へ降りる階段でひっくり返っていました。セミは長く飼育できないので、1日展示したら放してあげます。
ニイニイゼミの抜け殻は、丸っこくて泥がついているのが特徴。セミを拾った階段の近くの木についていました。昨夜のうちに羽化したものの、階段に落ちてしまったのが真相のようです。
こちらも同じ階段に落ちていたオオゾウムシ。こちらから捕りに行かなくても、虫たちの方からやって来るハプニングもたくさんあります。自然の中にある、あづみの学校ならではですね。
ガイドセンター前の無料区側には、サンパチェンスが植えられています。こちらの花壇は木漏れ日が差す場所なので、植物の成長は遅めです。ゆっくり大きくなるのを待ちましょう。
展望テラスを背景にそびえ立つ、サンパチェンの水上花壇。水の上にあるので涼しげです。
野の休憩所前のサンパチェンスも花が増えてきました。一緒に植えられたコリウスも元気です。
少し北側に移動してコリウスの花壇。こちらも順調ですよ。
野原一画のスカシユリは残り一色だけになりました。もう少しで終わりそうです。
最後は穂高口南側のコキア。整然と並ぶコキア坊やたちが可愛らしいですね。今日も公園は暑くなりました。水分補給をしながら見てくださいね。
段々池南側園路沿いにあるネムノキ。7月に入って咲き始めたばかりですが、早くも見頃になっていますよ。曇りや雨の日でもピンクのお花は目立ちますが、晴れていると一層きれいに見えます。
少し坂道をあがると2本並んだネムノキがあります。こちらも見頃です。さらに上がるともう1本あるのですが、花色が薄くあまりきれいではありません。この木の特徴のようですね。
夜になると小葉が合わさり、眠るように閉じることがネムノキの名前の由来。反対に花は夕方から咲き始めます。たくさん重なって咲いている状態は、さらにきれいですね。
ブラシのような花は、1本の雌しべとたくさんの雄しべからなります。 ピンと伸びた花もお昼頃になると萎れてくるので、やはり朝早くか咲き始める夕方がお勧めです。
変わってこちらはノリウツギ。ガクアジサイの花が縦長になったような円錐花序(えんすいかじょ)が特徴です。白い装飾花(萼片)が飾りのようについているのが可愛らしいですね。
今年も段々池に『サンパチェンスの水上花壇』が設置されました。展望テラスの2階から見下ろすと、池の最上段にはサンパチェンスがドーンと広がります。
去年はサンパチェンスが大きくならず、花付きも良くありませんでした。そこで今年は5月から裏方で栽培を始め、設置時点には株も大きくなりました。既にたくさん花を咲かせていましたよ。
作業員が昼休みの時間、早速見学に訪れたのはカルガモのペア。いつも公園の池にやって来る常連さんです。池の縁の芝生に座り、羽繕いをしながらのお花見です。
しばらすると池に入り、餌を探したりのどを潤したりのんびりモード。作業のため池に流れ込む水路の水を数日止めていたのですが、久しぶりに流れて来た冷たい水が気持ち良いようです。
昼休みが過ぎて作業員が戻ってくると、慌てて飛び上がり池の下の段へ移動していきました。カルガモもお勧めのサンパチェンス。夏休み頃にはさらに大きくなって見応えもアップしますよ。