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緑色の水槽

堀金・穂高地区
2023年8月3日

あづみの学校理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』の金魚水槽。飼育水が緑色になってしまいました。青水やアオコ、グリーンウォーターなどとも呼ばれ、植物プランクトンが大量に発生したものです。照明が強かったり濾過のバランスが崩れるとこの様な状態になることがあります。

水替え後の水槽。そもそも金魚は屋外の池やビニールハウスのたたき池で養殖されていることが多いので、自然とこの様な水になります。しかし水槽ではあまり色が濃くなると肝心の金魚が見辛くなってしまいます。藻類の除去剤の使用や水替えの量を増やします。しばらくは水替えが続きそうです。

この水槽で飼われているのが、プクプクお目々の水泡眼(スイホウガン)です。角膜の一部が膨張し中にリンパ液が入っています。ユーモラスなお顔で金魚展示の中でも一番人気なのです。

上向きのお目々が可愛い頂天眼(チョウテンガン)。かつて中国では、「口の狭い瓶(かめ)で何世代も飼育した結果、徐々に目が上向きになった」という逸話も残されています。本当?

まん丸ボディーのピンポンパール。愛らしい体型が特に女性に人気の金魚です。プリプリ泳ぐ姿がとってもキュート。ユニーク体型の金魚ちゃんたちにも会いに来てくださいね。

 

ノリウツギ✿

堀金・穂高地区
2023年8月2日

里山文化ゾーン・堀金口を入ってすぐの園路沿いに咲くノリウツギの花。少し前に紹介した時はまだ緑色でした。今朝見に行くと、かなり白くなっていました。見頃に入ってきましたよ。

6月下旬頃から7月にかけて咲く自生種のノリウツギは、萼片も少なく清楚な感じですが、園芸種のノリウツギは花序全体に萼片が発達し、ボリュームたっぷりです。モコモコが可愛いのです。

真っ白のノリウツギと色鮮やかなジニアとのコラボレーションも素敵です。ノリウツギのジニアも花期が長いので、しばらくは楽しめそうですよ。

こちらは同じ里山文化ゾーン・棚田エリア下段のジニア。ジニアの花の中に1本だけヒマワリが咲いていました。背の高いヒマワリが、ジニアたちを上から見守っているようです。

〝ヒマワリ迷路〟は背丈は大きくなりましたが、花はまだ咲き始めたばかりです。只今準備中ですので、ご利用はもう少しお待ちください。たくさん花が咲くのが楽しみです。

 

今日から8月

堀金・穂高地区
2023年8月1日

今日から8月。暑い日はまだまだ続きそうです。これだけ暑いと人はバテてしまいますが、夏の昆虫たちは元気いっぱいです。樹液が出ているクヌギの木は、今日も虫たちが集まり賑わっています。

ひときわ目立つのはオオスズメバチ。カナブンが集まる場所に後から割り込んで、餌場を独り占めします。体の小さな〝ちびカブ君〟は、負けじとしっかりとしがみついていますよ。

離れた場所にも、ちびカブ君がいました。大人の指先サイズです。カナブンよりも一回り大きいくらい。カブトムシの中でも最小サイズです。大きなカブトムシがいない時を見計らって来るようです。

こちらはミンミンゼミ。ここ数日で一気に鳴き声が聞こえてくるようになりました。ミンミンゼミの他に、ニイニイゼミやエゾゼミ、アブラゼミ、チッチゼミ、ヒグラシが公園の主役になります。

近くのカツラの木には抜け殻がついていました。セミの抜け殻も種類により大きさも様々です。コレクションするのも楽しいですね。林の中で探してみましょう。暑さ対策は忘れずに!

 

グッピーの出産

堀金・穂高地区
2023年7月31日

あづみの学校理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』で飼育している、国産グッピーの〝ギャラクシー・ブルークラス〟。今朝、メスが稚魚を産みましたよ。色の地味な方がメスです。

グッピーは卵ではなく直接稚魚を産む卵胎生メダカの仲間です。点灯時にはすでに4尾の稚魚が泳いでいました。 見ていると数分に一度のペースで稚魚が産まれます。総排泄口がプクッと膨らむと、ムニューと稚魚がお腹から出てきますよ。

比較的コンスタントに出てくるのですが、この稚魚は尾びれから出てきたので頭の方が引っ掛かっているようです。

10分ほどかかって無事に産まれました。

産まれた稚魚は全部で22尾。お腹に栄養がある仔魚(しぎょ)の時期を過ぎて産まれているので、早速餌の動物プランクトンを食べましたよ。グッピーの可愛い赤ちゃん。大きく育つと良いですね。

 

【R5.7/30(日) 乳川のいきものたち】

大町・松川地区
2023年7月30日

夏休みまっさかり。
土日はもちろん、平日にもたくさんの子供たちが公園に来て下さります。
インフォメーションセンターを抜けると、多くのお客様がまず向かうのは「スプラッシュ・リバー」です。
皆様川遊びを楽しみに来てくださり、水着姿でルンルンの子供たちを見かけると思わず頬が緩んでしまいます。

そんな「スプラッシュ・リバー」でおなじみの「乳川」ですが、
7/15(土)~8/20(日)の期間中、土日のみ開催している自然体験「乳川のいきものと砂鉄調査隊」に参加すると、普段は行けないエリアに入ることができちゃいます!
乳川に住むいきものを観察したり、乳川の砂に混ざる砂鉄を採取したり、、
夏の間だけの特別な体験です!

詳しい内容や参加方法、定員などはHP ↓をご覧ください!
【自然体験】乳川のいきものと砂鉄調査隊 | What’s New|国営アルプスあづみの公園 大町・松川地区 (azumino-koen.jp)

 

土用の丑の日

堀金・穂高地区

今日は「土用の丑の日」です。夏バテ防止にウナギを食べる方も多いのではないでしょうか。あづみの学校理科教室のウナギの水槽では、危険を感じたウナギさんが流木に擬態していましたよ。

お客様も水槽の前で「今日は土用の丑の日だよね」と話しています。実は話し声は水槽の中にしっかり聞こえているのです。流木の間からチラ見して、無事1日が終わることを願っています。

数が減って値段が高くなっているウナギに変わる食材として、 一時期話題になったナマズのかば焼き。まだまだ一般的ではないようですね。なのでナマズさんの方は余裕の表情です。

ウナギ以外にも「う」のつく食べものは夏バテ防止に良いとされています。こちらはウグイ。長野県ではアカウオと呼び、初夏の頃に〝つけば漁〟が行われます。夏前が最盛期になりますよ。

頭を隠しているのはドジョウです。「う」は付きますが最後の「う」なので大丈夫?でも暑い夏の時期に柳川鍋を食べる風習もあるので、ドジョウさんも気が気ではないようですね。

 

水遊び

堀金・穂高地区
2023年7月29日

今日の安曇野は35℃を超える猛暑日となりました。そんな暑い中でも遊びに来てくれたのは、お馴染みの〝おたまくん〟です。〝じゃぶじゃぶ池〟での水遊びは、約1年ぶりですよ。

乗っているのは「おたま号」です。こちらも1年ぶり。グルグル回るように引っ張ってもらうと、体重移動を覚えてハングオン状態に。転覆ギリギリの傾きでスリルを味わいます。

滑り台も外せません。笑顔で滑り始めますが、着水時はご覧の表情。何度も繰り返しチャレンジしましたよ。日差しは暑くても冷たい水のおかげで、すっかりクールダウン出来たのでした。

池の上部、展望テラス横では『サンパチェンスの水上花壇』も見頃になっています。お花の前で「いい笑顔」とポーズを取りますが、ちょっと眠くなってきたようです。水遊び疲れかな?

帰る前にはお猿さんにも遭遇。可愛いからといって近くでじっと見ていると威嚇してくることがあります。なるべく離れて目を合わせないようにしてくださいね。

 

7月のお花✿

堀金・穂高地区
2023年7月28日

段々花畑では、暑さに負けず色んなお花が咲いています。白やピンク、赤紫色など花色の変異が多いヤマホタルブクロ。コラボレーションするのは赤紫色のミソハギです。

こちらではミソハギとオミナエシの共演。他にもカワラナデシコやキキョウもすぐ近くに咲いています。写真には収めきれませんが、様々なお花の競演が楽しめますよ。

薄紫色のマツムシソウと後ろにはヒメワレモコウ。1mほどに成長する一般的なワレモコウとは異なり、ヒメワレモコウは40~50cm程にしかなりません。園芸品種でしょうか?

淡いピンクはチダケサシ。少し前に咲いていた園芸種のアスチルベと入れ替わるように咲き始めます。段々花畑や池の縁でも見られます。すらっとした草姿も相まって涼しげな印象を与えます。

こちらもオオバギボウシが終わる頃に咲き始めるコバギボウシ。段々花畑や池の縁にも咲いています。花茎は50㎝ほど伸びますが、葉はオオバギボウシに比べるとかなり小さいので一目瞭然です。

 

夏の昆虫たち

堀金・穂高地区
2023年7月27日

ペチュニアの蜜を吸っているのはキアゲハ。じっとすることなく翅をせわしなく動かしながら吸蜜し、花から花へと移動します。体ごと花に突っ込んでいる姿が一生懸命で可愛いですね。

アカハナカミキリはノリウツギの花にいました。ハナカミキリの仲間の中でも最も普通に見られ、園路を歩いていると、ゆっくり飛んでいる姿を良く見かけます。

池周辺や段々花畑では、キリギリスの鳴き声が聞こえてきます。草むらの中にいるのでなかなか見つかりませんが、「ギー、チョン」の声を頼りに辛抱強く見ていると現れることがありますよ。

カマキリは卵から孵化した幼虫が脱皮を繰り返しながら成虫へと変態します。蛹の時期が無いので不完全変態と呼ばれます。成虫直前の大きな幼虫は、翅はまだ生えていませんでした。

ヒマワリのお花でデートしていたのはモンキチョウのカップルです。ヒマワリの黄色とモンキチョウの黄色が見事にマッチ。ヒマワリデートは大成功のようですね。

 

ジニア✿見頃

堀金・穂高地区
2023年7月26日

里山文化ゾーンではジニア(百日草)の花が見頃になっています。ジニアの花畑は2か所に分かれています。まずは堀金口付近。園路の東側にジニアの花畑が続きます。

最初細長い花畑は少し進むと広い花畑になります。園路の下の方にあるので、近くまで降りてみてくださいね。こちらだけ見るなら、第5駐車場にお車を停めると便利ですよ。

園路沿いにはシモツケやフサフジウツギ(ブッドレア)も見頃になっています。さらにノリウツギも、もうすぐ色づきそうです。ジニアとの共演も楽しめそうですね。

もう1か所は棚田エリアの下段。大きな花畑が4面続きます。面積は堀金口付近よりも断然広くなっています。この場所は堀金口と岩原口のちょうど中間になります。岩原口から入る時は第2駐車場に駐車すると便利です。

同じ棚田エリアにはヒマワリ畑もあります。現在一部で咲き始めたばかり。まだまだこれからです。ヒマワリ迷路を含め、見頃は8月上旬から中旬頃になりそうです。