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月曜日の今日は休園日ではありません。夏休み期間は月曜日も開園していますよ。なのでいつも休園日に掃除している屋外水槽は、開園前に作業をします。掃除が終わった8時半頃の様子です。
2時間ほどかけて擦るので飼育水は濁ってしまいます。ニジマスや信州サーモンたちには、しばらく我慢してもらいますよ。循環濾過と河川水のかけ流しで徐々に濁りが取れていきます。
掃除終了からさらに2時間ほどですっかりきれいになりました。元の状態に戻ってお魚たちも一安心。ちょうど曇っている時に撮影すると、みんなガラス際にいましたが・・・
日差しが戻った瞬間、日陰や底の方に移動していきました。水温は15℃ほど。陸上と同じように日が当たると体感温度も上がります。低い水温を好むニジマスたちも夏の日差しは厳しいようです。
厳しい暑さはまだまだ続くようです。外遊びで体が熱くなったら、冷房の効いたあづみの学校で涼んでくださいね。お魚を眺めてクールダウンしましょう。
本日より、あづみの学校の廊下では『あづみの公園昆虫写真展』を開催します。公園で撮影した昆虫の写真41点を展示しています。毎年同じ写真ですが、子供たちは一生懸命見てくれるのです。
こちらは10年前の写真。クヌギの木にカブトムシやカナブン、オオスズメバチ、オオムラサキが集まっています。今この木には虫たちが集まらなくなりました。樹液を出すピークがあるようです。
ハルニレの木に集まるカブトムシ。それも大物ばかりです。一見樹液を出ていないように見えますが、虫たちにはわかるようですね。樹液で濡れていても虫が来ないこともありますよ。
危険生物のオオスズメバチ。公園にも姿を現します。餌を食べたり巣材を運んだりしているようです。近くにいると怖いスズメバチも、写真だと間近で観察出来ますね。
長野県の子供たちも今日から夏休み。公園で見つけた昆虫と見比べてくださいね。因みに公園では昆虫採集はできますが、持ち帰ることはできません。観察したら元の場所に戻してくださいね。
あづみの学校の理科教室では7月22日より、夏休み特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』を開催します。日本のメダカと世界のメダカ、夏の風物詩の金魚を展示します。
〝変わりメダカ〟は、日本のメダカを品種改良したものです。メダカは小さい容器で手軽に飼育できるため、近年愛好家が増えています。毎年新しい品種も次々と誕生していますよ。
世界のメダカは卵を産んで繁殖する卵生メダカの仲間や、お馴染みのグッピーやプラティなど直接稚魚を産む卵胎生メダカの仲間を展示。鮮やかな体色が人気の熱帯魚たちです。
常設の金魚に加え、春の特別展示の桜金魚、へんてこなお顔の金魚たちもいますよ。展示期間は8月20日まで。お家でも飼いたくなるメダカと金魚。夏休みに家族みんなで見に来てくださいね。
先日の早朝、地面の上で仰向けにもがいていたエゾゼミの蛹を見つけました。お客様に見ていただこうと理科教室の昆虫展示に入れた所、開園時間早々に羽化を始めましたよ。
普通は夕方から夜にかけて行われるセミの羽化。普段見ることのない光景に、お客様も興味津々。緑色の体が出てくるのにも感動です。スマホやカメラで撮影会になりました。
蛹の背中が割れて少しずつ体が現れます。大きく体が出てくると、イナバウアー状態になります。
しばらくしてからエイッと体を起こすのですが、ずっと右側の翅が殻の中に残ったままです。セミは無理やり抜こうと動き回るので、翅がちぎれそうになってしまいました。
結局ピンセットで脱皮殻を剥いて手助けをしました。殻の奥の方で翅の先端が引っ掛かって抜けなかったのです。体が抜けるとすぐに翅に体液が入り伸びるのですが、傷ついていて伸びませんでした。
翌日には体色も変わり翅も硬くなりました。このまま放しても飛べずにアリの餌になります。自然界でも羽化に失敗することは少なくないのです。短い寿命が終わるまで飼育ケースで飼育しますよ。
まだ若いクヌギの木。樹液が出ている場所に虫たちが集まっています。カブトムシが2匹とたくさんのカナブンです。特にカナブンは木の裏側までびっしり。30匹以上はいましたよ。
体の大きなカブトムシは、角でカナブンを弾き飛ばします。最初は少ない樹液でも、虫たちが樹皮を削っていくことで樹液がたくさん出るようになり、さらに多くの虫たちが集まります。
こちらのカブトムシは大きかったのですが、角が左側に曲がっていました。蛹から羽化したばかりの体がまだ柔らかい時に、力が加わって曲がってしまったのかもしれませんね。
そして今日はお馴染みの〝ちーたん〟が遊びに来てくれました。あづみの学校の理科教室を見学していると〝壁ドン〟をしているアズマヒキガエルに出会いました。ちーたんにアピールしてる?
ちーたんも「さわりたい!」ということで、壁ドンの子ではありませんがヒキガエルと触れ合いましたよ。カエル展が終わっても、理科教室のカエルたちは人気者なのです。
昨日と今日は梅雨らしくない晴れのお天気になりました。北アルプスの山並みも、朝から綺麗に見えていましたよ。でも明日からは、また梅雨空に戻るようです。
池の中には資材がたくさん。現在、水上アスレチックの〝ウォーターアドベンチャー〟の準備中です。開催日は7月15日~17日、7月22日~8月20日となっています。完成が楽しみですね。
そしてこちらは今日採集したノコギリクワガタです。ヤナギの木にいましたよ。大きなオスが2匹、小さなオスが1匹、メスが1匹です。
最も大きなオスは全長62㎜、体重3.47g。先日採集し個体よりも大きいので、理科教室の昆虫展示も入れ替えることにしました。長生きさせるには、オスは基本1匹飼いが良いようです。
小さなオスは全長38㎜、体重0.9g。メスは全長33㎜、体重1.67g。オスの方がわずかに大きいですが、体重はメスの方が重いのでした。小さなオスも数が増えれば展示しますよ。
あづみの学校理科教室の高山渓流水槽。ここでは安曇野の渓流に棲むニッコウイワナを展示しています。最近数が減少したため、今日は新しい魚と入れ替えをしました。
いつもはヤマメの入れ替えの時に他の魚も一緒に補充します。今回はイワナが30尾だけなので小さな生簀でやって来ました。
10尾ずつ樽に入れて水槽に運びます。いきなりチャポンと入れるとショックを受けるので、水温や水質が馴染むように少しずつ水槽の水を足していきますよ。
樽の水がいっぱいになったら水槽に放します。養殖場から公園の水槽にお引越しです。気に入ってくれると良いですね。
今回入ったイワナはニッコウイワナとアメマスがいました。アメマスは北海道や東北地方に生息するイワナの仲間ですが、飼育が容易なためイワナ養殖の主流になっています。放流も盛んにおこなわれているので、純粋なニッコウイワナは自然でも少なくなっているのです。と言うわけで、新しく入ったイワナたちを見に来てくださいね。
梅雨の晴れ間は快晴のお天気になりました。振り向いて笑顔を見せてくれたのは、お馴染みの〝おたまくん〟です。久しぶりに公園に来られて嬉しいのが表情に出ていますよ。
ところがワクワクも束の間?ノリウツギに集まっている虫たちに最初は興味津々だったのですが、いきなり飛んで来た虫に驚いて「こわいー!」となりました。
見頃のヤマアジサイ。この場所で撮影すると蚊の猛攻を受けるので、サッと撮影してすぐに退散です。林や植え込みには蚊がたくさんいます。虫よけスプレーやかゆみ止めを準備しましょう。
あづみの学校理科教室の『あめあめふれふれ カエル展』。前回来た時は優しくタッチした小さなベルツノガエル。缶バッジのガチャガチャもベルツノガエルが出て、さらに好きになったようです。
たくさんいるのはモリアオガエルのオタマジャクシ。今年は卵塊から出てくる様子を見られませんでしたが、すでに大きく成長しているオタマジャクシに対面して感慨深いのです。
カエル展は今日が最終日です。外国のカエルたちとはしばらくお別れですが、日本のカエルたちは引き続き理科教室で展示しますよ。名残惜しいですが、また見に来てくださいね。
今日から7月です。朝、今年初めてノコギリクワガタを見つけましたよ。例年は6月中に見られるカブトムシも、今年は見つけられませんでした。カブトムシを追い越しての出現です。
大きさは中くらい。
早速、理科教室の昆虫展示の仲間入りです。たくさん昆虫ゼリー食べてね。
理科教室の昆虫展示コーナー。クワガタの仲間は冬を理科教室で越したコクワガタだけでした。6月に採集したハナムグリの仲間と今回のノコギリクワガタで、少し賑やかになってきましたよ。
変わってこちらはお馴染みの〝ちーたん〟です。理科教室でもカエルたちを見てくれましたが、今日の気分は『ちびっ子あそび広場+』のようです。明日で終わるのが名残惜しいですね。
今日は謎のカエラーが登場です。手作りのカエルのお面と元気な蛙跳びを披露してくれたのは、久しぶりの登場〝ルビーちゃん〟です。もうすぐ終了の『カエル展』を見に来てくれました。
早速「かえるさわりたい!」ということで、大好きな〝ガマ先生〟こと、アズマヒキガエルを触りましたよ。久しぶりのカエルの感触に、ルビーちゃんも大満足です。ヒキガエルさんも協力的です。
『あめあめふれふれ カエル展』は、あさっての7月2日が最終日です。まだ見ていない方はもちろん、もう一度見たいカエラーの皆さんも最後の2日間楽しんでくださいね。
ルビーちゃんは最近サメにもハマっているそうです。以前水族館にいた頃に、ヨシキリザメやアオザメ、ネズミザメなどを採集していたことを話すと、目つきが変わりましたよ。
最後は『ちびっ子あそび広場+』で楽しみました。こちらも7月2日で終了します。今週末はカエル展とあそび広場に来てくださいね。