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昆虫シーズン開幕

大町・松川地区
2022年6月19日

園内で昆虫を見かける機会が増えてきました。

樹液や園路で見かけるのはスジクワガタ。一見コクワガタに見えますが、あごの形が若干違います。

まだ園内ではこのスジクワガタしかクワガタムシを見てません。カブト・クワガタが本格的にみられるのはもう少し先のようです。

最近よく目にするのはカミキリムシの仲間。

先日綺麗な瑠璃色の虫が飛んできました。名前はフタコブルリハナカミキリ。その名の通り花に集まります。

紅色のカミキリムシを最近見かけます。

名前はヘリグロベニカミキリ。このカミキリムシも花に集まります。

カブトムシやクワガタムシのようなかっこいい虫も素敵ですが、色が豊富なカミキリムシにもまた違った魅力があります。

晴れた日はよく観察できるので、ぜひ公園で探してみてください。

 

まだまだカエル展

堀金・穂高地区
2022年6月18日

今日はカエル展に〝ルビーちゃん〟が来てくれましたよ。「カエルさわりたい」をひたすら連呼するルビーちゃん。「笑顔ニコニコして」という呼び掛けに、一生懸命応えてくれたお顔なのです。

昨日卵塊から出てきたモリアオガエルのオタマジャクシも興味津々です。たくさんのオタマジャクシの数に、ルビーちゃんもビックリ。でもカエルに関するものはなんでも嬉しいのです。

ルビーちゃんを撮影していると、いつも「ルビーちゃんもカメラとるっ」と言って、いろんな写真を撮影します。カエルを狙いますが、コンセントだったり他のお客様が写ったり・・・。

そして今日撮影した中で一番上手に撮れていたのがこちら。クランウェルツノガエルの、ドテッという感じが良く出ていますね。

『あめあめふれふれ カエル展』のカエルたちは、時々変わった姿を見せてくれます。こちらのアズマヒキガエルは脱皮した皮膚を食べています。新陳代謝のために、時々古い皮膚を脱ぐのです。

ニホンアマガエルさんは喉がぷっくり。オスのアマガエルが鳴くときには、鳴嚢(めいのう)と呼ばれる喉の柔らかい皮膚を膨らませます。鳴かなくても膨らませていることがありますよ。

 

木の小皿つくり

大町・松川地区

初夏イベント、「森のクラフトパーティー」も終盤。今年は晴れてくれる日が多く、屋外でクラフトのイベントができて気持ちいいですね!

本日、明日開催の「木の小皿つくり」をご紹介します。

焼きごてを使い絵や文字を焼き入れる技法、「ウッドバーニング」を用いて木の小皿に自分の好きなデザインに仕上げます。
最後にワックスや油を塗りこんで完成!
親子でものづくりを楽しめるイベントです。

参加ご希望の方は当日、現地にてお問い合わせください。

※事前申し込み制のため参加枠に限りがございます。定員に達した場合、当日のお申し込みを受けられない場合がございますので、予めご了承ください。

 

モリアオガエルの繁殖

堀金・穂高地区
2022年6月17日

新しいカエラーのお友達が増えましたよ。普段はオーストラリアで暮らしている〝しろちゃん〟です。ワンちゃんは飼っていませんが、いつも犬のしろちゃんになりきって遊んでいるのだとか。カエルが大好きなしろちゃん。初めて日本の大きなヒキガエルに触れることができて大感激なのです。

そしてこちらは、今月8日夜~9日朝にかけてモリアオガエルが産んだ卵塊です。6月はモリアオガエルの繁殖期。池の上に張り出した樹木の葉に卵を産み付ける、珍しい習性を持っています。

2日前には卵塊の中で孵化したオタマジャクシが、泡の向こうに薄っすらと見えていました。実は昨日も来てくれていたしろちゃんは、この状態を見ていましたよ。

産卵から8日目の今日、卵塊からオタマジャクシが出てきました。夕方に来てくれたしろちゃんも、1日で出てきたオタマジャクシにビックリです。

自然では雨が降ったりして泡が柔らかくなるのですが、部屋の中では雨が降らないので、オタマジャクシが中で動くことによって、卵塊の下に集まって水に落ちるようです。

最初は自分のお腹にある栄養を吸収して、数日してから餌を食べるようになります。とっても珍しいモリアオガエルの繁殖。今日は団体の子どもたちを始め、たくさんのお客様に見ていただきました。

 

キセキレイの繁殖、再び

堀金・穂高地区
2022年6月16日

すやすやと眠っているのはキセキレイのヒナです。まだ生まれて間もない様子。ふわふわの羽毛は生えてきていますが、目はまだ開いていないようですね。4羽いるようですよ。

写真を撮っていると親鳥と間違えて、時々「ごはん ちょうだい」と大きく口を開きます。ごはんが無くてごめんね。

巣があるのはあづみの学校の裏側、以前にもキセキレイの巣作りを紹介した場所のすぐ近くです。最近この周辺にキセキレイがいることが多く、もしかしてと思って覗いてみましたよ。

いつもドアを開けるといるのがこちらのメス。最初はまだ若鳥かと思っていたのですが、お母さんだったのです。他の親鳥と比べ、かなり近くまで寄ってきますよ。

餌の虫を運んで来たのがオス。喉の部分が黒いので、メスと見分けることが出来ます。お父さんの方が少し警戒心が強いようです。新しい命が増えるのは嬉しいことですね。

 

かえるのピクルス

堀金・穂高地区
2022年6月15日

皆さんは〝かえるのピクルス〟をご存じですか?あづみのブログにも度々登場していますよ。ピクルスのHPに掲載されているプロフィールによると、1994年6月1日(梅雨の初めの頃)が誕生日。好きなものは雨の日。近所の子どもが友達で、しっとりと明るい性格なんだそうです。

そんなピクルスに新しい友達が仲間入り。ライムグリーンに赤いセーラースタイルが可愛いですね。歴代のセーラースタイルのピクルスたちと一緒に、夏を先取りです。

梅雨の時期にぴったりなのが、お天気スタイルのピクルスです。左は良く知られているTV番組とのコラボレーション。雨傘と虹、雲と傘のマークもおしゃれですね。

子供たちに人気なのが着ぐるみスタイル。左からリス、ウサギ、ネコ、トラ。最初から着ぐるみになっているものと、トラのように着ぐるみを後から着せるタイプがありますよ。

ひとり宙に浮いているのは蝶々のピクルス。翅が生えているので、お空を飛べるのです。かえるのピクルスは子どもはもちろん、大人にも人気のキャラクター。特別展示『あめあめふれふれ カエル展』を盛り上げてくれるピクルスたちを見に来てくださいね。あづみの学校理科教室ですよ。

 

6月のお花✿段々花畑

堀金・穂高地区
2022年6月14日

今日は段々花畑のお花をご紹介します。梅雨時期の草花と言えばウスゲヤナギラン。 最上段や少し下の段で咲き始めました。 草丈も高く色も鮮やかなので、遠くからでも良く目立ちます。

大きいものは2mにもなるオニシモツケ。公園では1mほどです。粒々のつぼみから、はじけるように咲いた小さな花が可愛らしいですね。

クリーム色のキバナノヤマオダマキは、距と萼片が紫色をしているヤマオダマキの黄花種と言われています。下向きに咲いているので、写真を撮るときは上向きに撮影しがちです。

※花名が間違っていました。6月23日訂正。

アスチルベはチダケサシの園芸種。チダケサシに比べ花がまとまって咲き、ボリューム感があります。公園ではアスチルベが先に咲いて、後からチダケサシが咲きますよ。

標高差のある公園では、標高の低い場所から花が咲くことが多いのですが、キリンソウは標高の高い段々花畑で先に咲いてから、遅れて標高の低い段々池周辺で咲くようになります。不思議ですね。

 

コリウス✿

堀金・穂高地区
2022年6月13日

野の休憩所北側花壇ではコリウスの植え付けが始まりました。アジアやアフリカ、オーストラリアなどに自生するシソ科の植物です。花も咲きますが、主に色鮮やかな葉を鑑賞します。

8品種、5060株のコリウス。夏に向けて、成長が楽しみですね。

植えているのはもちろん〝コリウス戦隊 シルバーズ〟の皆さん。去年は雨で花壇の土がはねて、葉に付着して固まってしまいました。今年は土にチップをかぶせて土がはねないようにしましたよ。

一方こちらは段々花畑の鯉のぼり。今月5日で終了していましたが、お天気や作業の都合で今日の撤去となりました。

鯉のぼりを吊るしていたワイヤーを緩めて、1本ずつ降ろしていきます。

朝早くからの作業でしたが、しばらくすると青空も見えてきました。北アルプス蝶ヶ岳の雪形〝白蝶〟も久しぶりに姿を現しました。鯉のぼりとの共演も、これで見納めですね。

 

コクワガタ

堀金・穂高地区
2022年6月12日

今日、今年初めてコクワガタを見つけましたよ。いたのはミズナラの木。毎年カブトムシがたくさん集まる木です。樹液も出ていて、それを目当てにやって来たようです。

昨日、「今年のクワガタはまだですか?」という質問を受けたばかり。「活動はしていますが、まだ夜にしか見られないと思います。」と答えたのですが、昼間に活動していましたね。

こちらはオオスズメバチ。朝早く、地面でじっとしている所を見つけました。棒を近づけると乗って来たので、白いトレーに移して写真を撮りました。少し小さめの個体でしたよ。

正面から見るとこんな感じです。針で刺されるのも怖いですが、大きな顎も迫力があります。しばらくするとブーンと飛んでいきました。皆さんは危ないので、真似しないでくださいね。

宙に浮いているように見えるのは、ミノガの幼虫のミノムシです。よく木の枝や建物の壁に張り付いているのを見かけますが、こちらは糸を出してぶら下がっています。少しでも遠くへ移動したかったのかもしれませんね。ブランブランと、しばし空中遊泳です。

 

アサギマダラ

堀金・穂高地区
2022年6月11日

開園前に段々花畑で見つけたのは、2頭のアサギマダラ。毎年秋にフジバカマが咲く頃、北から南へと渡りをする途中に姿を現します。春から夏にかけては、南から北上する途中になるようです。

とまっているのはフジバカマ。花が咲いていなくても、いつも現れる場所で見られるのは驚きですね。この後2頭で舞い上がり、近くの桜の木の上に飛んでいきました。

こちらの逃げていくお猿さんは、走るのが大変そうです。3本の手足で走っています。右腕が曲がって使えないようです。生まれつきなのか事故によるものかはわかりませんが、痛々しいですね。

場所が変わってあづみの学校の理科教室。これまでガイドセンターにあった「カエルの缶バッジ」のガチャガチャが、カエル展の会場に引っ越してきましたよ。カエルグッズのお隣にあります。

缶バッジは、職員撮影のあづみの公園オリジナル。他では手に入りませんよ。カエル展の期間だけの販売です。カエル展を見てカエルが好きになったら、ぜひチャレンジしてくださいね。