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雨降り大好き

堀金・穂高地区
2020年6月14日

カエルたちの願いが通じて、安曇野は連日雨降りです。今日は安曇野のカエルをご紹介。

採集した時は緑色だったアマガエルも、長く飼っていると灰色に変わり、緑色には戻らなくなってしまいますよ。

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公園の段々池でも繁殖しているヤマアカガエル。夜間に産卵するとすぐにいなくなるので、成体の姿はなかなか見ることが出来ません。

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安曇野市街地の田んぼにたくさんすんでいるトノサマガエル。少し標高の高い公園周辺までは来ないようです。

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公園の横を流れる烏川にも生息しているカジカガエル。「フィフィフィフィ・・・」というきれいな声で鳴きます。

古くは〝河鹿籠〟に入れて、鳴き声を楽しんだそうですよ。

 

モリアオガエルの産卵

堀金・穂高地区
2020年6月13日

池に張り出した木の葉に産卵する習性があるモリアオガエル。

飼育ケースの中の葉っぱに産んでもらうように、昨日セッティングしました。

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今朝、葉っぱではなくケースの底に産んでいるのを見つけましたよ。1匹のメスに、2匹のオスが抱接していました。

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こちらはメスのシュレーゲルアオガエルに、オスのモリアオガエルが乗っています。

目の虹彩(黒目の周り)の色が黄色いのがシュレーゲルアオガエル、赤いのがモリアオガエルです。

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トノサマガエルにもモリアオガエルがおんぶ状態。

かなわぬ恋ですが、一生懸命で可愛いですね。

 

暗くなると・・・

堀金・穂高地区
2020年6月12日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれカエル展』の住人、アカメアマガエル。

珍しく消灯前にお目々パッチリ。

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電気が消えると、数分で黒目が大きくなりますよ。電気をつけたりライトを当てると、すぐに黒目が小さくなります。

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日中は薄目半開き状態。瞼と眼球の間にある、瞬膜が目を保護しています。

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こちらは日中土に潜っているサビトマトガエル。朝早くカーテンを開けると、背中に土をのせて朝のウォーキング?

「見られちゃった」と言う表情が可愛いですね。

 

梅雨入り

堀金・穂高地区
2020年6月11日

今日、関東甲信地方の梅雨入りが発表されました。安曇野は朝のうち晴れ、昼前から雨のお天気になりましたよ。

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雨が降る前に園路で拾ったのは、水生昆虫のガムシ。池や田んぼで暮らしますが、飛んで移動するので地上で見ることもあります。

さっそく理科教室の昆虫展示の仲間入りです。

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ハルニレの木では、コクワガタが木の洞から出歩き始めました。こちらも昆虫展示の仲間入り。

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5月9日の初鳴きからおよそ1ヶ月。公園ではハルゼミが大合唱していますが、生きているのにはなかなか出会えず、力尽きていたハルゼミを拾いました。

梅雨入りと同時に拾い物が増えました。

 

梅雨入り直前

堀金・穂高地区
2020年6月10日

しばらく晴れのお天気が続いていましたが、それも今日の日中まで。今夜からは曇りや雨の日が続くようですよ。

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見晴らしの丘のキンギョソウと、蝶ヶ岳の雪形〝白蝶〟が楽しめるのも今だけです。

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河畔の広場でブルーシートに覆われているのは、マシュマロドーム。現在利用を中止しています。

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野原でとっても目立っている、この木何の木?気になる木。

答えはクヌギの木。夏は木陰で涼み、秋には紅葉と大きなドングリが楽しめますよ。

 

オオルリシジミ最終盤

堀金・穂高地区
2020年6月9日

6月に入り、連日暑い日が続いています。公園から見える北アルプスの尾根の残雪も、かなり少なくなりましたよ。

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段々池周辺のクララは花が咲き始めました。オオルリシジミの幼虫は、この花芽だけを食べて成長します。

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当のオオルリシジミは暑さの影響で一気に数を減らし、さらっと見て回ったところ昨日は2頭、今日は1頭だけの確認になりました。

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オオルリシジミの姿が消えるころになると、蝶ヶ岳の雪形〝白蝶〟には、翅の中央に胴体が現れます。

オオルリシジミの元気な成虫が見られるのは、また来年の5月になりますね。

 

ノイバラ✿

堀金・穂高地区
2020年6月8日

大きなクヌギの木に白い花が咲いています。クヌギの花?いえいえ、咲いているのはノイバラの花です。

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野山に自生するバラの仲間。半つる性で、他の木に絡むようにして成長します

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こちらは別のノイバラ。短く剪定してあるので、幹が太くなり自立しています。

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小さな白い花がたくさん咲いて、辺りには良い香りが漂いますよ。

虫たちも大好きなノイバラのお花。棘があるので気をつけて見てくださいね。

 

ウツギ✿いろいろ

堀金・穂高地区
2020年6月7日

ウメの花に似た大きな白い花が特徴のバイカウツギ(梅花空木)。ハコネウツギなどのスイカズラ科とは異なるアジサイ科に分類されます。

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白からピンク、赤へと花色が変わるハコネウツギ(箱根空木)。スイカズラ科のウツギも、バイカウツギも茎が中空になっています。

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ニシキウツギ(二色空木)も白から赤へと花色が変わります。ハコネウツギよりも花が細長いことで見分けられます。

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濃い赤が特徴のヤブウツギ(藪空木)。藪に生えているからではなく、枝が藪のように密生するのが名前の由来です。

他にもウツギやタニウツギが見られますよ。

 

虫、虫

堀金・穂高地区
2020年6月6日

6月に入り、理科教室の屋外水槽にあるコナラの木には、たくさんのシロテンハナムグリが集まっています。

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これまではカンボクなどのお花に集まっていましたが、コナラの木から樹液が出始めたようです。

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スジクワガタのメスは、コナラの木の近くにあるヤマメの水槽に落ちていたところを救出。

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こちらのカブトムシは、6月2日に駐車場で発見。早く出すぎたのでしょうか?残念ながらすでに死んでいました。

もうすぐ梅雨の季節。蒸し蒸しすると、虫たちもたくさん出てきますよ。

 

真っ赤なトマトになりたいの

堀金・穂高地区
2020年6月5日

みずみずしい野菜の盛り合わせ。

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よーく見ると、トマトが動いたよ!

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こちらはアカトマトガエル。アフリカのマダガスカル島に生息します。

かつては生息地の環境破壊などで個体数が減少し、ワシントン条約で保護されていましたが、近年個体数が増加したことにより、ブリード個体の商業取引が許可され、カエル展にやって来ましたよ。

成長に伴い、赤色もだんだん濃くなっていきますよ。まさにトマトですね。

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こちらもマダガスカル島に生息するサビトマトガエル。茶色いので錆の名前。

トマトガエルたちは、あづみの学校理科教室で開催中の『あめあめふれふれカエル展』でご覧いただけます。

実際は、盛り合わせになっていないので、ご安心を。