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黄色が多い春先のお花。待ち遠しかった春には幸せ色が似合うのかもしれませんね。先日雪がかぶっていたダンコウバイ。蕾がほころんでくると、鮮やかな黄色が目立つようになります。
ダンコウバイは、雄株と雌株に分かれる雌雄異株(しゆういしゅ)。小さな花が散形状に集まり、雌花序(しかじょ)に比べ雄花序(ゆうかじょ)の方が大きいことで見分けられますよ。
こちらは咲き始め第1号のミツマタ。見晴らしの丘上部で見つけました。ミツマタの花は総状花序(そうじょうかじょ)と呼ぶそうです。先端の黄色い花弁のように見えるのは萼だそうです。
ミツマタは漢字で三又。枝が3つに分かれて成長することが名前の由来です。たまに2又の所もありますが、下から上まで3つに枝分かれしている姿を観察してくださいね。
スイセン第1号は、野原北側園路沿いに咲いています。園路からは後ろ姿になるので見落とされがちですが、毎年一番早いのはこの場所になりますよ。黄色いお花から元気をもらいましょう。
昨日の雪景色を今日もご紹介。段々原っぱも一面真っ白になりましたが、春の湿った重い雪でサル除けネットもつぶれてしまいました。1週間ほどかけて直したばかりだったので、超ショックです。
それでもネットの下では、チューリップの葉が出てきています。雪があるとお猿の被害もないのですが、長く積もると重みで葉が押しつぶされるので、この時期は対応が難しいのです。
野原では、ロウバイの木が雪の重みで折れていました。小さな蕾がたくさんついていたのですが、もったいないですね。ロウバイは折れやすいので、時々このような被害に見舞われます。
雪に埋もれたクロッカス。気温が上がる日中は開いているのですが、冷え込んだり、夜から朝にかけても花を閉じています。この状態もかわいいですね。
そして段々花畑では、カタクリも雪に埋もれていましたよ。まだまだ出始めなので、お花が咲くのはもう少し先です。山国信州は時々冬に戻りながらも、少しずつ春へと進んでいきますよ。
昨日本降りだった雨は19時頃からみぞれに変わり、今朝までに2~3㎝ほどの積雪になりました。公園は久しぶりに一面の雪景色です。暖かかった数日前とは一変、冬に逆戻りです。
そんな雪の中で咲いていたのはアセビです。第1駐車場の植え込みにありますが、毎日横を通っているのになかなか気づかないのです。少し前から咲いていたようですね。
こちらも第1駐車場で見つけたダンコウバイ。咲き始めのお花にシャーベット状の雪が積もりました。公園のあちこちでも、同じように咲き始めのダンコウバイを見つけました。
雪の中から顔をのぞかせているのはフキ。つぼみの状態は〝ふきのとう〟としても良く知られています。人気の高い春の山菜ですが、公園の中では採集しないでくださいね。みんなで観察しましょう。
そして野原では白梅も開花。色鮮やかな紅梅も良いですが、白いお花も素敵です。雪の中、4種類の新しいお花を見つけました。寒さが少し戻ってきましたが、春のお花の開花は止まらないようです。
野原西端のロウバイは開花が進んでいます。つぼみの時は顔を近づけて香りを嗅いだのですが、お花が開くとそばに寄るだけで香りが漂ってきます。
開花すると、いっそう蝋細工感が際立ちます。透明感のある花びらが独特の雰囲気を醸し出します。
紅梅も順調に開花。開花が進むと遠くからでも目立つようになりますよ。
ネコヤナギは雌雄異株(しゆういしゅ)です。赤い葯(やく)が目立つのは雄花。花粉を出すと黄色くなり、最後は黒くなります。あっという間に変化するので見逃さないでくださいね。
赤いお顔のピンクネコヤナギは、少しずつ黒ずんできました。もう少しするとネコヤナギのように開花します。花びらがないお花の咲き方も面白いですね。
水辺の休憩所南側園路沿いのマンサクとアカバナマンサク。くるくるリボンがすっかり伸びました。
花弁がくるくる巻いていた時より、黄色が少し薄くなったようです。
アカバナマンサクも同じように、開く前よりも赤色がやや薄い感じです。
こちらは自生種のマンサク。園芸種に比べると花が一回り小さいので、パッと見でもわかりますよ。園芸種よりも少し遅れて見頃になりました。
マンサクは園内各所にあります。野原の北側や段々花畑西側の斜面沿いなどでも見られます。散策しながら探してみてくださいね。
毎日「あづみのブログ」をチェックしてくれている〝ちーたん〟。早速、紹介したばかりのロウバイを見に来てくれましたよ。ロウバイは蕾でも強い香りを放ちます。感想は「くさーい」だそうです。
こちらも最近紹介した新しいフクジュソウ。元気いっぱいに花びらを開く様子が健気ですね。
河畔の広場のマシュマロドーム。今日は周りの砂の入れ替え作業です。冬季閉鎖をしていましたが、あさって13日の日曜日から利用可能になる予定です。
野原で見つけたのはホオノキの実と葉っぱ。「形がトウモロコシみたい」と言って、屋台のトウモロコシ屋さんごっこを始めました。大きな葉っぱはお皿代わりです。
段々原っぱの一画に、クロッカスが一輪だけ咲いているのを発見。これも今年初です。
前から咲いているフクジュソウ。大きくなったので遠くからでもよく目立ちます。立派に成長している姿に、思わず「バンザーイ」。もっと大きく成長してほしいと思う、ちーたんなのでした。
以前から紹介している水辺の休憩所北側(古墳南側)のフクジュソウ。そこからさらに北側に少し行った所でもフクジュソウが咲き始めました。野原横を流れる小川の南側です。
古墳南側のフクジュソウよりも遅く出るので、まだ草丈も短く葉も出ていません。常連のお客様は、最初の写真でなんとなく場所がわかると思います。古墳南側のすぐ近くなので見てくださいね。
そして野原西端にあるロウバイ。蕾がかなり膨らんできました。いつもはこの木の数m北側にある木の方が開花が早いのですが、今年はこちらの方が成長が早いようです。
まん丸に膨らんだ黄色い蕾。
一輪だけ少し開きかけていましたよ。ロウバイは花弁が厚く、蝋(ろう)細工の様に見えることが名前の由来です。花が開くとさらに蝋っぽくなります。香りも良いので咲くのが楽しみですね。
あづみの学校芸術教室横の小川沿いにある赤いネコヤナギ。ネコヤナギの品種で、ピンクネコヤナギという名前で呼ばれています。
あづみの学校は現在閉鎖中。芸術教室横のドアも施錠しているので職員もあまり出入りしていなかったのですが、ふと思い出して見てみると、赤い花穂(かすい)が顔を出していました。
まだ芽鱗(がりん)の帽子をかぶった子もいます。赤ら顔が可愛いですね。あづみの学校の中からは見られませんが、林の中の園路から小川を渡ると見ることが出来ますよ。
小川の水際にはミズバショウの芽も出ていました。まだ白いお花は隠れていて、咲くのはもう少し先になります。
そして今日は春の嵐。朝から夕方まで強風が吹き荒れました。あづみの学校の屋外水槽には、枯葉や折れた枝などが大量に落ちました。5つの水槽の落ち葉をすくうのに、1時間半もかかりましたよ。
今日は3月3日の「ひな祭り」です。水辺の休憩所南側園路沿いのマンサクとアカバナマンサクは、仲良く並んでお内裏様のよう?おとといの暖かい雨の影響もあってか、一気に開花が進みました。
濃い黄色のマンサク。枝いっぱいに花が咲くと、とても鮮やかですね。
アカバナマンサクはちょっと少なめです。濃いめの赤色が落ち着いた感じです。
水辺の休憩所北側のフクジュソウ。お日様の光をたくさん浴びて、目一杯開いています。遠くからでもかなり目立つようになりました。
草丈も少し伸びて葉も出てきました。3月になった途端、お花たちも元気いっぱいになりましたよ。散策の際は足を止めて見てくださいね。
今朝の最低気温は氷点下10℃近くまで下がりました。2月下旬ですが厳しい寒さが続きますね。お昼前には西側の雲も取れて、北アルプスの山並みもきれいに見えるようになりました。
常念岳山頂も雪がたっぷりです。地元の方は〝常念〟と呼ぶことが多く、「今日は常念がきれいに見えるね」「常念に雲がかかって残念だね」などと言う会話が交わされますよ。
水辺の休憩所北側のフクジュソウの前に、案内板を出しました。休憩所近くの園路にも矢印板が置いてあるので、矢印の方向に歩いてくださいね。
フクジュソウは元気の出る鮮やかな黄色がトレードマーク。フクジュソウから元気を分けてもらいましょう。
河畔の広場のそり遊び場は、斜面下の雪が融けています。危ないので現在利用中止です。入り口でもご案内していますが、ここまで来て「残念だね」と言われる方も多くおられます。少し離れていますが、雪がたっぷりの大町・松川地区をご利用ください。