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キジさんのお散歩

堀金・穂高地区
2022年4月7日

野の休憩所に現れたのはキジ。里山や田畑などの農耕地、河川敷などに暮らしています。昔話の「桃太郎」に出てくるのでよく知られていますが、実際に見たことのある人は少ないかもしれませんね。

公園では野の休憩所周辺や第1駐車場、第2駐車場付近に良く現れます。ご近所の畑と行き来しているようですよ。繁殖期特有のオスの「ケーン」という鳴き声も聞こえてきます。

オスの顔の赤い所は肉垂(にくすい)と呼ばれています。羽毛の生えてない皮膚が突出した部分です。繁殖期になるとメスにアピールするために肥大します。鮮やかなお顔はインパクト大です。

しばらくすると茂みの中からメスが出てきました。オスに比べると地味な色合いです。メスはかなり神経質で、すぐに逃げていきます。驚かさないように、じっと動かずに観察しましたよ。

オスとメスは少し距離をとって行動していましたが、メスが近くに寄ると何故かオスは体を膨らませていました。これもメスに対するアピールでしょうか。朝早い時間だと、キジさんに会えるかもしれませんね。

 

コヒガン✿開花

堀金・穂高地区
2022年4月6日

今日、コヒガン(ザクラ)が開花しました。例年3月末に開花しますが、暖冬だった去年と比べると10日遅い開花です。これからエドヒガンやソメイヨシノも続けて咲くようになりますよ。

そして4月から活動を再開したのは、植物管理担当の〝シルバーズ〟の皆さん。今日はサル除けネットを外して支柱の撤去作業。ハンマーで打ってあるので、渾身の力で抜き取ります。

その後は休む間もなく草むしりです。日中はポカポカ陽気で、作業もはかどりました。

ネットを外したチューリップ畑には、第1チューリップが咲いていました。花芽もたくさん出ているので、暖かい日が続けば順調に開花しそうですね。後はお猿さん、球根食べないでね。

午後には4月から保育園に通う〝ちーたん〟が来てくれました。今日は入園式だったそうです。そしてもうすぐ4歳のお誕生日。誕生日プレゼントに買ってもらった、緑色の〝かえるのピクルス〟を見せてくれましたよ。明日から保育園、元気に通ってね。

 

ミズバショウ✿

堀金・穂高地区
2022年4月5日

あづみの学校横を流れる小川では、現在ミズバショウが咲いています。場所は芸術教室の真横なのですが、あづみの学校は閉鎖中なので、見るときは外側の細園路から入ってくださいね。

白いのは葉が変化した仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞で、中にある肉穂花序(にくすいかじょ)に小さな花が咲きます。自然では仏炎苞が先に出ますが、こちらでは葉も同時に出ますよ。

早春から咲くハンノキに似ていますが、こちらはツノハシバミの花、雄花序(ゆうかじょ)です。濃い茶色のハンノキの花序に比べ、ツノハシバミの花序は色も薄く細いのが特徴です。

足下に咲く小さな花はホトケノザ。シソ科のオドリコソウの仲間です。花の下の葉が茎を包み込む様な形で、仏様の蓮華座(れんげざ)に似ることが名前の由来です。小さくても立派な名前なのです。

ツクシはトクサの仲間であるスギナの胞子茎(ほうしけい)です。子供も頃に「ツクシ誰の子、スギナの子」と教わりましたよ。頭をポンポンとして、胞子が飛ぶ様子も観察しましょうね。

 

屋外水槽掃除

堀金・穂高地区
2022年4月4日

現在閉鎖中のあづみの学校の理科教室。屋外水槽の落ちなくなった汚れは、時々素潜りをして掃除をしますよ。ニッコウイワナが暮らす高山渓流水槽は、水深が深く顔が出る程度です。

循環濾過をして飼育水をきれいにしていますが、汚れの多くは底に敷いた砂利の隙間に堆積します。砂利をちょっと動かしただけでも、このように濁るのです。息を止めての作業です。

平地水槽はウグイが暮らします。水深は少し下がって胸くらいです。腰壁もあるのでガラスの面積が狭く、掃除も楽ちん。あっという間に終わります。

でも落ち葉が一番堆積するのがこの水槽。特に秋は落ち葉の量も半端ないのです。落ち葉が沈んでいると自然ぽいのですが、無い方が綺麗に見えるので不思議ですね。

ニジマスの湧水水槽は、水位が最も低く窮屈な姿勢になります。胴長をはいての掃除でも下まで手が届かないので、やはり潜った方が早いのです。面倒でも素潜り掃除は欠かせませんよ。

 

キジバトさん

堀金・穂高地区
2022年4月3日

写真は里山文化ゾーンの堀金口です。職員が網を持って、なにやら上の方を見ていますよ。

天井の梁(はり)の上にいたのはキジバトです。昨日から迷い込んでいたようです。捕獲しようと長い網で追いますが、天井を端から端まで行ったり来たり。なかなか捕まりません。

ちょっと可哀そうですが、休む間もなく追い立てたところ、やっと扉をくぐって外へ飛んでいきました。めでたしめでたし・・・

と外へ見に行くと、今度は別のキジバトが近くに飛んできましたよ。どうやら中にいたキジバトのパートナーのようです。「デッデ、ポッポポー」と何度か鳴いた後、堀金口の軒下にスイーッと入り込みました。もしかして、また入っちゃう?

こちらの梁の上にいましたよ。ここで巣作りしようとしていたのかもしれませんね。野鳥が建物の中に迷い込むことは度々あります。自然との距離が近い、あづみの公園ならではのハプニングですね。

 

桜まだかな?

堀金・穂高地区
2022年4月2日

昨日の朝は一面の雪でしたが、今朝はいつもの風景に元通り。現在段々池に入る河川水を止めているので、北アルプスの山並みが水鏡に映り、美しさも2倍になっていますよ。

雪は解けても朝の冷え込みで、花壇の脇には長い霜柱が立っていました。

段々原っぱ周辺のネコヤナギの花は、そろそろ終わりになってきています。

野原周辺のサンシュユは、小さなお花が開いていますよ。

濃いピンクのつぼみはハナモモ。だいぶ膨らんできました。

こちらはコヒガン(ザクラ)のつぼみ。エドヒガンと並び、ソメイヨシノよりも早く開花する桜です。去年も一番に咲いたコヒガン。もう少しで咲きそうですね。

 

4月1日、雪景色

堀金・穂高地区
2022年4月1日

今日から4月、新年度の始まりです。そんな節目の日に雪が積もりました。昨夜に降ったようですが、朝起きたら積雪になっていたのです。融ける前に急いで撮影しましたよ。

昨日も紹介したミツマタ。綿帽子姿がかわいいですね。

咲き始めのサンシュユと紅梅のコラボレーション。

見頃のダンコウバイも素敵に雪化粧。

開花直前のキブシは雪の暖簾になりました。

8時過ぎには日が差し始め、みるみるうちに融けていきました。山国信州ならではの春の雪。一瞬ですが、春のお花との共演が楽しめましたよ。

 

咲き始めのお花✿

堀金・穂高地区
2022年3月31日

コブシは「♪北国の春」でも歌われているので、見たことがなくても名前は良く知られています。大きな白い花はとても目立ちます。お猿さんも大好物なので、時々食べられてしまいますよ。

天気が良く気温が上がると、カタクリはこのように開花します。段々花畑の鯉のぼりの真下に咲いているので、踏まないように気を付けてくださいね。

野原周辺ではサンシュユが咲き始めました。春に黄金色の小さな花をたくさん咲かせることから、春黄金花(ハルコガネバナ)とも呼ばれます。

少し前に紹介したミツマタ。見晴らしの丘上部で最初に咲き始めたものです。下向きに咲く花は、小さなポンポンのようですね。これから野原周辺でも咲くようになります。

展望テラス北側ではオキナグサも咲き始めました。種が老人の白髪のように見えることが名前の由来ですが、草全体にも白い毛が密生します。花弁の裏側にも毛が生えていますよ。

 

お天気の公園

堀金・穂高地区
2022年3月30日

今日はやっとお天気になりました。段々花畑の鯉のぼりも朝から元気に泳ぎました。鯉のぼりの下に小さく写っているのは、お馴染みの〝ちーたん〟です。嬉しくて思わず駆け出しました。

鯉のぼりを見ていると、足元には小さなカナヘビが。まだ体温が上がっていないのか、簡単に捕まえられました。ちーたんも初めて触りましたよ。「舌をペロッと出してかわいいね」

穂高口近くの〝こどもの森〟でお気に入りの遊具。硬いのでマシュマロドームのようにピョンピョンできませんが、ナメクジみたいにヌメーとするのが楽しいようです。

たくさんの落ち葉をエイッと投げるだけでも楽しいのです。全身落ち葉まみれになりました。

そして午後になって遊びに来てくれたのは、イルミネーション以来の登場〝リアルおやゆび姫ちゃん〟と弟君です。久しぶりの公園に元気いっぱい。たくさんの鯉のぼりを見て、さらにパワーアップ。特に弟君はしばらく会えなかった分、たくさんお話を聞かせてくれましたよ。

帰ろうとしていたちーたんも、もう一度鯉のぼりを見に行きました。おやゆび姫ちゃんたちと一緒に撮るのが恥ずかしかったようで、代わりにお気に入りのかえるのピクルスと記念撮影しましたよ。

 

鯉のぼり、見てね

堀金・穂高地区
2022年3月29日

昨日に引き続き、今日も鯉のぼりの設置作業が行われました。お天気はあいにくの曇り空。昨日よりは少し気温が上がりましたが、やはり寒い1日でしたよ。

段々花畑を横断するようにワイヤーを張りますが、北側はアカマツの高い位置に固定するので、高所作業車で取り付けます。最初の数匹の鯉のぼりは、そのまま高い位置で取り付けます。

残りは地面で鯉のぼりを並べて取り付けます。

花畑の南側は斜面になっているので、こちら側でワイヤーを引きあげて固定します。ハンドウィンチという工具を使ってピーンと張りますよ。

夕方までには設置が終了しました。まだお花がほとんど無い段々花畑が賑やかになりました。明日こそは青空に泳ぐ鯉のぼりを期待しましょうね。