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ノリウツギ✿

堀金・穂高地区
2023年8月2日

里山文化ゾーン・堀金口を入ってすぐの園路沿いに咲くノリウツギの花。少し前に紹介した時はまだ緑色でした。今朝見に行くと、かなり白くなっていました。見頃に入ってきましたよ。

6月下旬頃から7月にかけて咲く自生種のノリウツギは、萼片も少なく清楚な感じですが、園芸種のノリウツギは花序全体に萼片が発達し、ボリュームたっぷりです。モコモコが可愛いのです。

真っ白のノリウツギと色鮮やかなジニアとのコラボレーションも素敵です。ノリウツギのジニアも花期が長いので、しばらくは楽しめそうですよ。

こちらは同じ里山文化ゾーン・棚田エリア下段のジニア。ジニアの花の中に1本だけヒマワリが咲いていました。背の高いヒマワリが、ジニアたちを上から見守っているようです。

〝ヒマワリ迷路〟は背丈は大きくなりましたが、花はまだ咲き始めたばかりです。只今準備中ですので、ご利用はもう少しお待ちください。たくさん花が咲くのが楽しみです。

 

今日から8月

堀金・穂高地区
2023年8月1日

今日から8月。暑い日はまだまだ続きそうです。これだけ暑いと人はバテてしまいますが、夏の昆虫たちは元気いっぱいです。樹液が出ているクヌギの木は、今日も虫たちが集まり賑わっています。

ひときわ目立つのはオオスズメバチ。カナブンが集まる場所に後から割り込んで、餌場を独り占めします。体の小さな〝ちびカブ君〟は、負けじとしっかりとしがみついていますよ。

離れた場所にも、ちびカブ君がいました。大人の指先サイズです。カナブンよりも一回り大きいくらい。カブトムシの中でも最小サイズです。大きなカブトムシがいない時を見計らって来るようです。

こちらはミンミンゼミ。ここ数日で一気に鳴き声が聞こえてくるようになりました。ミンミンゼミの他に、ニイニイゼミやエゾゼミ、アブラゼミ、チッチゼミ、ヒグラシが公園の主役になります。

近くのカツラの木には抜け殻がついていました。セミの抜け殻も種類により大きさも様々です。コレクションするのも楽しいですね。林の中で探してみましょう。暑さ対策は忘れずに!

 

グッピーの出産

堀金・穂高地区
2023年7月31日

あづみの学校理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』で飼育している、国産グッピーの〝ギャラクシー・ブルークラス〟。今朝、メスが稚魚を産みましたよ。色の地味な方がメスです。

グッピーは卵ではなく直接稚魚を産む卵胎生メダカの仲間です。点灯時にはすでに4尾の稚魚が泳いでいました。 見ていると数分に一度のペースで稚魚が産まれます。総排泄口がプクッと膨らむと、ムニューと稚魚がお腹から出てきますよ。

比較的コンスタントに出てくるのですが、この稚魚は尾びれから出てきたので頭の方が引っ掛かっているようです。

10分ほどかかって無事に産まれました。

産まれた稚魚は全部で22尾。お腹に栄養がある仔魚(しぎょ)の時期を過ぎて産まれているので、早速餌の動物プランクトンを食べましたよ。グッピーの可愛い赤ちゃん。大きく育つと良いですね。

 

土用の丑の日

堀金・穂高地区
2023年7月30日

今日は「土用の丑の日」です。夏バテ防止にウナギを食べる方も多いのではないでしょうか。あづみの学校理科教室のウナギの水槽では、危険を感じたウナギさんが流木に擬態していましたよ。

お客様も水槽の前で「今日は土用の丑の日だよね」と話しています。実は話し声は水槽の中にしっかり聞こえているのです。流木の間からチラ見して、無事1日が終わることを願っています。

数が減って値段が高くなっているウナギに変わる食材として、 一時期話題になったナマズのかば焼き。まだまだ一般的ではないようですね。なのでナマズさんの方は余裕の表情です。

ウナギ以外にも「う」のつく食べものは夏バテ防止に良いとされています。こちらはウグイ。長野県ではアカウオと呼び、初夏の頃に〝つけば漁〟が行われます。夏前が最盛期になりますよ。

頭を隠しているのはドジョウです。「う」は付きますが最後の「う」なので大丈夫?でも暑い夏の時期に柳川鍋を食べる風習もあるので、ドジョウさんも気が気ではないようですね。

 

水遊び

堀金・穂高地区
2023年7月29日

今日の安曇野は35℃を超える猛暑日となりました。そんな暑い中でも遊びに来てくれたのは、お馴染みの〝おたまくん〟です。〝じゃぶじゃぶ池〟での水遊びは、約1年ぶりですよ。

乗っているのは「おたま号」です。こちらも1年ぶり。グルグル回るように引っ張ってもらうと、体重移動を覚えてハングオン状態に。転覆ギリギリの傾きでスリルを味わいます。

滑り台も外せません。笑顔で滑り始めますが、着水時はご覧の表情。何度も繰り返しチャレンジしましたよ。日差しは暑くても冷たい水のおかげで、すっかりクールダウン出来たのでした。

池の上部、展望テラス横では『サンパチェンスの水上花壇』も見頃になっています。お花の前で「いい笑顔」とポーズを取りますが、ちょっと眠くなってきたようです。水遊び疲れかな?

帰る前にはお猿さんにも遭遇。可愛いからといって近くでじっと見ていると威嚇してくることがあります。なるべく離れて目を合わせないようにしてくださいね。

 

7月のお花✿

堀金・穂高地区
2023年7月28日

段々花畑では、暑さに負けず色んなお花が咲いています。白やピンク、赤紫色など花色の変異が多いヤマホタルブクロ。コラボレーションするのは赤紫色のミソハギです。

こちらではミソハギとオミナエシの共演。他にもカワラナデシコやキキョウもすぐ近くに咲いています。写真には収めきれませんが、様々なお花の競演が楽しめますよ。

薄紫色のマツムシソウと後ろにはヒメワレモコウ。1mほどに成長する一般的なワレモコウとは異なり、ヒメワレモコウは40~50cm程にしかなりません。園芸品種でしょうか?

淡いピンクはチダケサシ。少し前に咲いていた園芸種のアスチルベと入れ替わるように咲き始めます。段々花畑や池の縁でも見られます。すらっとした草姿も相まって涼しげな印象を与えます。

こちらもオオバギボウシが終わる頃に咲き始めるコバギボウシ。段々花畑や池の縁にも咲いています。花茎は50㎝ほど伸びますが、葉はオオバギボウシに比べるとかなり小さいので一目瞭然です。

 

夏の昆虫たち

堀金・穂高地区
2023年7月27日

ペチュニアの蜜を吸っているのはキアゲハ。じっとすることなく翅をせわしなく動かしながら吸蜜し、花から花へと移動します。体ごと花に突っ込んでいる姿が一生懸命で可愛いですね。

アカハナカミキリはノリウツギの花にいました。ハナカミキリの仲間の中でも最も普通に見られ、園路を歩いていると、ゆっくり飛んでいる姿を良く見かけます。

池周辺や段々花畑では、キリギリスの鳴き声が聞こえてきます。草むらの中にいるのでなかなか見つかりませんが、「ギー、チョン」の声を頼りに辛抱強く見ていると現れることがありますよ。

カマキリは卵から孵化した幼虫が脱皮を繰り返しながら成虫へと変態します。蛹の時期が無いので不完全変態と呼ばれます。成虫直前の大きな幼虫は、翅はまだ生えていませんでした。

ヒマワリのお花でデートしていたのはモンキチョウのカップルです。ヒマワリの黄色とモンキチョウの黄色が見事にマッチ。ヒマワリデートは大成功のようですね。

 

ジニア✿見頃

堀金・穂高地区
2023年7月26日

里山文化ゾーンではジニア(百日草)の花が見頃になっています。ジニアの花畑は2か所に分かれています。まずは堀金口付近。園路の東側にジニアの花畑が続きます。

最初細長い花畑は少し進むと広い花畑になります。園路の下の方にあるので、近くまで降りてみてくださいね。こちらだけ見るなら、第5駐車場にお車を停めると便利ですよ。

園路沿いにはシモツケやフサフジウツギ(ブッドレア)も見頃になっています。さらにノリウツギも、もうすぐ色づきそうです。ジニアとの共演も楽しめそうですね。

もう1か所は棚田エリアの下段。大きな花畑が4面続きます。面積は堀金口付近よりも断然広くなっています。この場所は堀金口と岩原口のちょうど中間になります。岩原口から入る時は第2駐車場に駐車すると便利です。

同じ棚田エリアにはヒマワリ畑もあります。現在一部で咲き始めたばかり。まだまだこれからです。ヒマワリ迷路を含め、見頃は8月上旬から中旬頃になりそうです。

 

ランチュウ体型

堀金・穂高地区
2023年7月25日

あづみの学校理科教室の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』から、今日は背びれが無い金魚をご紹介。まずは蘭鋳(ランチュウ)です。金魚の王様と呼ばれ、卵型の体型が特徴です。

蘭鋳と東錦(アズマニシキ)の交配で生まれた江戸錦(エドニシキ)。モザイク透明鱗(とうめいりん)は東錦から受け継ぎました。浅葱色(あさぎいろ=薄い藍色)が涼しげです。

桜錦(サクラニシキ)は春の桜金魚展でもお馴染みですね。蘭鋳と江戸錦の交配で作出されました。紅白のモザイク透明鱗が人気となり、他の品種でも桜色が作られるきっかけとなった金魚です。

鼻孔褶(びこうしゅう)が大きく発達し、花のように見えることから名付けられた花房(ハナフサ)。房の左右の大きさが均等で、なおかつ大きなものが良魚とされています。

蘭鋳と青文魚(セイブンギョ)の交配で作られた青秋錦(あおしゅうきん)。青文魚の青味がかった銀色の体色と長い尾びれを受け継ぎました。いぶし銀の輝きですね。

背びれが無い金魚は泳ぎ方がゆっくりです。和金のように早く泳ぐ品種とは同居できません。同じ体型だけで混泳させるのが、金魚飼育の基本ですよ。

 

水槽掃除

堀金・穂高地区
2023年7月24日

月曜日の今日は休園日ではありません。夏休み期間は月曜日も開園していますよ。なのでいつも休園日に掃除している屋外水槽は、開園前に作業をします。掃除が終わった8時半頃の様子です。

2時間ほどかけて擦るので飼育水は濁ってしまいます。ニジマスや信州サーモンたちには、しばらく我慢してもらいますよ。循環濾過と河川水のかけ流しで徐々に濁りが取れていきます。

掃除終了からさらに2時間ほどですっかりきれいになりました。元の状態に戻ってお魚たちも一安心。ちょうど曇っている時に撮影すると、みんなガラス際にいましたが・・・

日差しが戻った瞬間、日陰や底の方に移動していきました。水温は15℃ほど。陸上と同じように日が当たると体感温度も上がります。低い水温を好むニジマスたちも夏の日差しは厳しいようです。

厳しい暑さはまだまだ続くようです。外遊びで体が熱くなったら、冷房の効いたあづみの学校で涼んでくださいね。お魚を眺めてクールダウンしましょう。