小中大
よくある質問サイトマップ
カレンダー
2025年8月
« 7月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
カテゴリー
アーカイブ
 

カブトムシ&昆虫写真展

堀金・穂高地区
2022年7月16日

数日前からミズナラの木にカブトムシが集まり始めました。何匹いるかわかりますか?良く見るとカブトムシが6匹に、カナブンとオオスズメバチがいますよ。

仲良しペアの姿も。メスを他のオスにとられないように、オスはしっかりとガードします。他のカブトムシが近づいてくると、すかさず追い払います。同時に餌場も守っているようです。

今日同じ木を見ると、ペアだったメスは1匹だけになっていました。オスは元の場所にいたので、交尾を済ませたのかもしれませんね。後は産卵をするだけでしょうか。

そして、あづみの学校の廊下では『あづみの公園昆虫写真展』が始まりました。公園で見られる昆虫38種、41枚の写真を展示していますよ。期間は8月21日までです。

こちらはクヌギの木に集まる昆虫たちをとらえた写真。カブトムシやカナブン、オオスズメバチ、オオムラサキが集まっています。条件が良ければこのような光景に出会えるかもしれませんね。

 

アズマモグラ

堀金・穂高地区
2022年7月15日

今朝、アズマモグラを見つけましたよ。しかし残念ながら、すでに死んでいました。公園ではモグラの仲間であるヒミズが死んでいることがありますが、モグラを見るのはとても珍しいのです。

背中とお腹から出血していたので、キツネなどの動物に噛みつかれたのかもしれません。ヒミズもそうですが、殺しても食べないようです。ちょっと可哀そうですね。

お顔を拝見。目は退化してとても小さくなっているので、毛をかき分けてもよくわかりませんでした。顔の横に大きな前足があるのがわかります。

肉厚の手には長い爪もあり、土を掘るのに適した形をしています。まるでシャベルのようですね。

お口を見ると鋭い歯が並んでいます。モグラは主にミミズを食べています。地中に長いトンネルを掘ることにより、餌となるミミズがたくさん落ちてくる仕掛けになっているのです。

今日1日だけ理科教室で展示をして、小学校や保育園の子どもたちに見てもらいました。めったに見られないモグラの姿に、みんな感心していました。モグラさんは土に埋めてあげますよ。

 

カブトムシ

堀金・穂高地区
2022年7月12日

今朝、今年初めてオスのカブトムシを見つけましたよ。6月17日にメスのカブトムシを1匹見つけましたが、その後しばらくは全く姿を見ることが出来ませんでした。2匹目がやっと会えたオスです。

結構な大物でしたよ。ずっしりとして角も立派。さっそく理科教室の昆虫展示の仲間入りです。

昆虫ゼリーの上に乗せると夢中で食べていました。因みにゼリーの蓋はそのままですが、小さく切れ目を入れてあります。全部開けるとゼリーを掻き出してしまうので、ロスが多くなるのです。

こちらは昨日ヤナギの木で見つけたノコギリクワガタです。少し前にあづみの学校に飛んで来たノコギリクワガタはゲットしましたが、自然の木にいるのを見つけたのは今年初めてです。

一度は虫かごに入れたのですが、もう少し写真を撮りたくて再び木に置いた所、翅を広げて飛んで行ってしまいました。いきなりのことで写真はピンボケ、クワガタも見失ってしまいました。残念!

 

羽化直後

堀金・穂高地区
2022年7月10日

あづみの学校理科教室の裏通路。屋外水槽にのぼる階段に置いてある網の柄に何かついていますよ。

羽化したばかりのニイニイゼミです。おそらく階段の上にある植え込みの中から出てきたようです。昨日ニイニイゼミを拾った地下へ降りる階段は、このすぐ左側にあります。兄弟かもしれませんね。

セミの羽化は夕方から夜にかけて行われることが多いのですが、中には早朝に羽化することもあるようです。翅は伸びきっていますが、まだ緑色をしています。

まだ体が固まっていないのですぐには飛べません。それまでニイニイゼミが好きな桜の木にとめてあげました。体が硬くなったら元気に飛んでいくことでしょう。

そしてノコギリクワガタのメス。こちらも昨日紹介したオスのノコギリクワガタがいた網戸で見つけました。たまたまだと思いますが、もしかしてペアだったのかも?偶然が続きますね。

 

初ノコギリ

堀金・穂高地区
2022年7月9日

お馴染みの〝ちーたん〟が持っているのは、今年初めて捕まえたノコギリクワガタです。ちーたんはウィンクしているのでは無く、初めて手にするノコギリクワガタにおっかなびっくりなのです。

サイズは大きくないですが、大顎は立派です。今年初のノコギリクワガタは、あづみの学校の網戸にしがみついているのを見つけましたよ。さっそく理科教室の昆虫展示の仲間入りです。

プラケースに入っているのはニイニイゼミ。こちらも偶然拾ったもの。理科教室裏方の地下へ降りる階段でひっくり返っていました。セミは長く飼育できないので、1日展示したら放してあげます。

ニイニイゼミの抜け殻は、丸っこくて泥がついているのが特徴。セミを拾った階段の近くの木についていました。昨夜のうちに羽化したものの、階段に落ちてしまったのが真相のようです。

こちらも同じ階段に落ちていたオオゾウムシ。こちらから捕りに行かなくても、虫たちの方からやって来るハプニングもたくさんあります。自然の中にある、あづみの学校ならではですね。

 

カエル展、最終日

堀金・穂高地区
2022年7月3日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』は、今日が最終日でした。曇り一時小雨のお天気でしたが、たくさんのお客様にカエルたちを見に来ていただきました。

いつも水の中でお尻を見せているマルメタピオカガエル。水面で息をするときも後ろを向いていましたよ。そのほかの熱帯地域のカエルたちも、特別展示が終わればみんな裏方に戻ります。

シュレーゲルアオガエルも、扉に張り付いてお腹とお尻を見せています。日本のカエルたちは、元々お隣の部屋で展示していたものです。特別展示が終わっても見ることが出来ますよ。

ちゃんと挨拶をしてくれたのはアズマヒキガエルだけでした。「たくさん見に来てくれて、ありがとケロッ」と、名残惜しそうな表情です。本当はここだけの話、外に出たいだけなのですが・・・。

閉園後、照明が消えた理科教室。明日は休園日なので、カエルたちも少し休息できそうですね。次は夏休みになったら、新しい特別展示が待っていますよ。お楽しみに!

 

カエル展、あと2日

堀金・穂高地区
2022年7月1日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』は、終了まであと2日となりました。「見なかったら噛みつくぞ!」と言っているのは、ファンタジーツノガエルです。

手前はヤマアカガエル。公園の段々池でも毎年繁殖をします。後ろはトノサマガエル。公園にはいませんが、安曇野市街地の田んぼではたくさん見られます。

ヤマアカガエルのオタマジャクシを展示していると、カエルに変態する過程が観察できます。オタマジャクシに手足が生えて、しっぽは体に吸収されます。鰓(えら)呼吸から肺呼吸に変わりますよ。

渓流に生息するカジカガエル。「フィフィフィ・・・」ときれいな声で鳴きます。同じ渓流に生息するお魚のカジカとよく間違われますが〝カジカが鳴く〟というのはカジカガエルのことです。

アカトマトガエルに人気を奪われがちなサビトマトガエル。トマトというよりはシイタケっぽい? カエル展は7月3日まで。個性あふれる仲間たちがお待ちしています。見逃さないでくださいね。

 

発見

堀金・穂高地区
2022年6月27日

最初の発見は、公園の中を流れる烏川。川に架かる烏川吊り橋を渡った時、川の中から岩の上に上がる黒いものを見つけましたよ。遠くからでも結構な大きさだとわかります。正体はカワウです。

カワウの餌は川魚です。実は去年、理科教室の屋外水槽で飼育しているヤマメの数が、いつの間にか減っていたことがありました。

よく来るダイサギやアオサギは水槽の構造上ヤマメを捕れなかったのですが、カワウなら水中に潜れるので食べられていたのかもしれませんね。今後は用心です。

もう一つの発見は理科教室の管理室です。部屋の片隅に掃除道具が置いてありますが、何がいるか皆さんわかりますか?

正解は脚立に張り付いているモリアオガエル。少し前にうっかり逃がした個体です。干からびないように水受けを置いて出てくるのを待っていたのですが、2週間ほど経ってようやく見つけました。

近くにはサワガニやアメリカザリガニのプラケースがあります。蓋をしていないので、この中につかっていたのかもしれませんね。見つかって、ほっと一安心なのでした。

 

暑くても元気!

堀金・穂高地区
2022年6月26日

昨日の安曇野市は35℃台の猛暑日でした。今日も30度を超える真夏日になりましたが、お馴染みの〝おたまくん〟は元気に遊びに来てくれましたよ。熱中症に気を付けてお散歩しました。

見頃のスカシユリは、おたまくんほどの草丈があります。横から撮ると、お顔だけ出る状態です。

近くにあるコリウスは小さいので、おたまくんが急に大きくなったように見えるのです。

野の休憩所周辺に落ちていたのはアンズの実。昨日の強風でたくさん落ちたのです。右から左へ、左から右へと移動させて遊びます。お手玉かボールだと思っているようですね。

一方あづみの学校の理科教室は、お外と違って涼しいのです。いつも駆け寄るのが、お気に入りのニジマスの水槽。「いいお顔!」と声をかけると、にっこり笑顔を見せてくれましたよ。

大先輩のベルツノガエルにもご挨拶。しばらく見つめますが、ベルツノガエルは全く動じません。ガラスが無ければ、おたまくんにガブリッと飛びつくかもしれませんね。

 

ちーたんゼミ?

堀金・穂高地区
2022年6月25日

標高の高い山国信州ですが、昨日は安曇野市でも30℃越えの真夏日になりました。今日も同じくらい気温が上がりましたよ。梅雨を通り越して真夏並みの暑さになっています。

そんな中でも元気いっぱいなのが、お馴染みの〝ちーたん〟です。お散歩途中、烏川北側の広場で大きな岩を見つけました。上ったり、下りたり、寝転んだり、股から覗いてみたり。(竜の広場の岩には、危ないのでのぼらないでくださいね)

突然鳴きだしたのはニイニイゼミ。朝早くから夕方暗くなる頃まで、大きな声で「チー・・・」と鳴きます。桜の木にいることが多いのですが、樹皮そっくりなので鳴いていないとわからないですね。

〝ちーたん〟と「チー・・・」と鳴く〝ちーたんゼミ〟の共演?翅をパタパタするのがちょっと怖かったのですが、しっかり持つことが出来ました。「みなさん ちーたんゼミ よろしくね」

もちろん理科教室のカエル展も満喫。今日は朝から珍しく、パッチリ目を開けているアカメアマガエルも見ることが出来ました。いつもお尻丸出しのマルメタピオカガエルも大好きですよ。