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今の時期コナラやクヌギの青い実が木の周りに落ちています。
ドングリは熟していないし、落葉時期でもありません。
よく観察すると、落ちている枝の元は、刃物で切ったような切り口です。
これは、ハイイロチョッキリという体長9mm程度の虫の仕業です。
下の写真のように、ドングリに口吻で穴を開け産卵し、穴を開けた木屑で再度穴をふさぎ、枝を切り落としてしまいます。孵化した幼虫が実を食して成長し、ドングリからでてきて、蛹になるため土中にもぐります。
枝を切り落とす理由としては、生きている若い実に産卵するため、その後の植物からの影響を避けるためだとか、他の虫との競合を避けるためだとか、幼虫が蛹になる時に土中に行きやすくするためだとか、様々な説があるようです。
キンミズヒキの花が咲いています。
のし袋につける紅白の水引に似ているミズヒキに花のつき方などが似ていて、花が金色に見えることからこの名前がついたようです。ただし、キンミズヒキはバラ科、ミズヒキはタデ科と違っています。
ミズヒキは、もう少し後に咲き始める予定。
キンミズヒキの実は、トゲがついていて動物にくっついて移動し子孫を残す、いわゆる引っ付き虫といわれる類の実がつきます。
子どもの頃は、こっそり友達の服にくっつけて遊んだものです。
この秋も、秋の花フェスタを開催します。
この花フェスタのメインはコスモスによる花修景です。
入り口ではチョコレートコスモスによる甘い香りで迎え、北アルプスの稜線を描く立体的な植栽も試みています。
開催期間は、9/18(土)~11/3(水・祝)です。
随時コスモスの生育状況・見頃などの情報を発信していきたいと思いますのでぜひ、楽しみにお待ちください。
ノコンギクが咲き始めました。
普通にごくごくありふれたノギクです。ヨメナに非常に似ていますが、葉に短毛が生えていてざらつく、冠毛の有る無しなどで見分けることができます。
冠毛というのは、タンポポなどの果実の上端に生じる毛状の突起のことで、いわゆる綿毛のことです。ノコンギクは風による種子散布で分布拡大を図る方向に進化し、ヨメナは冠毛を退化させることで、近くに種子を散布することを選択したようです。
色は白から薄い紺(紫?)色です。
古くからの栽培品種で、もっと色鮮やかで紺(青紫?)色の強いコンギクというものがありますが、これはノコンギクの選別品種だそうです。
ノコンギクの名前の由来は、野に有るコンギク→ノコンギクとなったようです。
卵が先かニワトリが先か
こちらはユウガギクです。
枝はよく分枝し、ぱらぱらっと咲いているイメージです。
最初にこの花の名前を知った時、花色の白さと繊細な感じから「優雅菊」と名づけられたのかと思いました。
が、まったくそんなことは無く、「柚香菊」と書きます。
柚のような香りがするという意味なんですが、鼻が悪いせいか?私にはよくわかりません。
段々花畑にヤナギランという野草があります。
花期は7月上・中旬から8月上旬頃ですが、少しでも来園していただいた方に楽しんでいただくために、花が終わったヤナギランを切り戻して二番花を咲かせています。
本来の花期のときほどの勢いはありませんが、きれいな花を咲かせてくれています。
ぜひご覧にいらしてください。お待ちしております。
当公園で育成しているアサガオの壁に花が咲き始めました。
大町・松川地区でもより大規模なアサガオのカーテンや、フウセンカズラのテントなどあります。
これから見頃となりますので、ぜひご来園ください。
ハギの花が咲き始めています。
ハギは秋の七草のひとつで、漢字で萩(草かんむりに秋)と書きます。まさに秋を代表する花の一つと言え、古くから人々の間で親しまれてきました。
ちなみに、あんこのお餅で「ぼたもち」と「おはぎ」とありますが、実は二つとも同じものです。
春のお彼岸、春を代表する花である牡丹から、「牡丹餅→ぼたもち」となり、秋のお彼岸、秋を代表する花である萩から、「萩餅→御萩餅→おはぎ」となりました。
当公園の樹林はアカマツの2次林が大部分を占めています。
これらのアカマツ林に生息するセミとしてハルゼミやエゾゼミなどがいます。
現在公園内では、ミンミンゼミやアブラゼミに混じってエゾゼミがひときわ大きな声で「ギー、ギー」と鳴いています。