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5月下旬から咲いているのはエゴノキです。ランプの傘のような形が可愛い花ですね。雨が降ると花が落ちるので、今日の強い雨でかなり散ってしまうかもしれません。ちょっと心配です。

最近咲き始めたのはハコネウツギ。咲き始めの花は白く、徐々にピンクから赤へと色が変わります。もう少しすると、矢原沢の小径にはよく似たニシキウツギが咲きます。見比べましょう。

段々花畑に少しだけ咲くテカリダケキリンソウ。高山に生育するので、公園では早めに咲きます。テカリダケキリンソウの花が終わると、キリンソウが咲き始めますよ。

こちらも段々花畑のシラン。一度は草むしりで間違って除去されたのですが、残っていた株から少しずつ増えて復活しました。蘭と言うと難しそうですが、かなり丈夫なようです。

白いモコモコはガマズミです。公園に咲くミヤマガマズミやコバノガマズミに比べても大きい花序で、花数も多く密に咲きます。匂いも強いのでハナムグリなどの昆虫もたくさん集まりますよ。
穂高口前、見晴らしの丘のキンギョソウ。丘全体が色づいて見頃が続いています。昨日と今日はお天気も良かったので、青空を背景にキンギョソウも一層鮮やかに見えました。

キンギョソウの間に咲いている大きな花は、オリエンタルポピーです。大きいものは20㎝ほどにもなります。最近は、落ちた種から芽を出した小さな株も増えてきましたよ。

ミルフィーユのように重なったキンギョソウの向こうには、蝶ヶ岳の雪形〝白蝶〟も健在です。翅の中央に胴体の筋が出始めました。大きく離れるまでは蝶々らしい形を維持します。

雪形と同じ時期に出現するオオルリシジミ。6月に入り数も減っているようです。今朝は急いで見たので2頭しか見つけられませんでした。2頭とも翅が擦れて傷んでいました。

段々池から見る北アルプスの尾根の雪も残りわずかです。ここまで減ると寂しいですが、気持ちはグリーンシーズンに切り替えましょう。まずはしっとりと梅雨の時期を迎えましょうね。