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雪形 「常念坊」

堀金・穂高地区
2014年4月14日

今日は休園日です。 良いお天気でしたよ。

今、公園で最も目を引く花がレンギョウです。 堰 (せぎ) 沿いに植えられたレンギョウが、青空を背景にひときわ鮮やかに見えるのです。

その青空の向こうには、雪を頂いた北アルプスの常念岳。 山頂付近をズームアップすると ・ ・ ・

雪形 「常念坊」 の姿が。

毎年、大型連休の頃に現れる 「常念坊」。 今年は春の雪が少なかったせいか、いつもより早いようです。

最後に花の情報をもう一つ。

アンズの花が咲き始めました。 白い花が綺麗ですよ。 場所は野の休憩所周辺です。

 

わくわく自然観察会                〜春の花を見つけよう!〜

堀金・穂高地区
2014年4月13日

今日は、《わくわく自然観察会》 が行われました。 テーマは 「春の花を見つけよう!」

案内するのは理科の専門指導員さんです。

まず最初に観察したのはミツマタ。 筒状の花が集まっています。 黄色く開いているのは花びらではなく、萼 (がく) です。

フキノトウでお馴染みのフキの花は雌雄異株。 このフキは雄株でしょうか? 雌株は草丈が数十センチにも伸びるのです。

カツラの木も雌雄異株です。 これは雌株の花。 花びらも萼もなく、雌しべが剥き出しになっています。 意識してみないとわかりませんね。

しばらく進むと、ニホンザルの群れに出会いました。 ちょうどお食事中。 咲いたばかりのコブシの花を食べていましたよ。

今日のお猿さんたちはマイペース。 ゆっくり観察することができました。

中には生まれたばかりの子ザルを抱えたお母さんの姿も。 可愛らしい親子の姿に参加された皆さんも大満足です♥

ちょっとお猿さんに時間をとられましたが、花の観察再開です。

烏川沿いの細園路には、トキワイカリソウが咲いていました。 トキワ=常盤は、冬でも枯れない常緑の葉をもつことを意味し、花の形は船の錨に似ています。

カタクリも花の数を増やしてきました。 少し離れていても紫の花が目立つようになりましたよ。 花が咲くまでに数年かかること、アリが種を運んで生息地を広げていくことなど、カタクリの興味深い生活史に皆さん感心しきりでした。

次回は4月27日です。 春の花を中心に観察を行う予定です。 どうぞお楽しみに!

 

 

 

お待ちかね! ヒガンザクラ

堀金・穂高地区
2014年4月12日

ヒガンザクラが咲き始めましたよ。

野の休憩所の裏側 (東側) にある木が最も早く開きました。

春のお彼岸の頃に咲くことから名づけられたそうで、エドヒガンやコヒガンザクラなどが知られています。

小ぶりのピンクの花が可愛いですね。

ほかのヒガンザクラの木も、つぼみが膨らんできました。

公園が桜の花でにぎわうのも、もう少しです。

 

ちょっと変わった雄花と雌花

堀金・穂高地区
2014年4月10日

公園の木の中には、あまり花らしくない花をつける木もあります。

ブナ目・カバノキ科のハンノキ。 左側の垂れ下がっているのが雄花、右側の赤く小さいのが雌花です。 そして真ん中にあるのが、昨年実った果実です。

同じくブナ目・カバノキ科のツノハシバミ。 こちらも垂れ下がっているのが雄花、ちょこんと上にあるのが雌花です。 雄花はハンノキとよく似ていますね。

松の仲間のカラマツ。 左側の上を向いているのが雌花、小さくても松ぼっくりの形です。 右側の下を向いているのが雄花、つつくと花粉がブワッと出てくるのです。

少し地味ですが、皆さん見てあげてくださいね。

 

春の花と北アルプスの風景

堀金・穂高地区
2014年4月9日

ここ数日は晴れの日が続き、残雪の北アルプスの山々がとてもきれいに見えます。

今日は春の花と北アルプスのコラボレーションをお届けします。

きのうからコブシが咲き始めました。 朝は数えるほどでしたが、夕方にはたくさんの花が開きましたよ。

水辺の休憩所近くと、段々花畑付近で見ることができます。

黄色が鮮やかなレンギョウ。

野の休憩所周辺からは北アルプスの大パノラマが楽しめます。

池のほとりのスイセン。 常念岳を背景に花を咲かせます。

野原東側のスイセン。 こちらからは蝶ヶ岳が良く見えます。

公園内のいろんな場所で、いろんな花が咲いています。 自分だけのお気に入りスポットを見つけてくださいね。

 

白とピンクの梅の花

堀金・穂高地区
2014年4月8日

公園にある、数少ない梅の花が咲きました。

野原のサンシュユの間にある梅の木。

一重の白花です。

八重咲きのコウバイ。

野の休憩所西側の東屋前にありますよ。

 

春の花に雪のぼうし

堀金・穂高地区
2014年4月6日

今朝は雪が積もりましたよ。 春の花も雪のぼうしをかぶりました。

ダンコウバイは雪が積もりやすいようです。

オキナグサの上にもずっしり。

開花直前のコブシ。

マンサクの花は長持ちです。

赤いショウジョウバカマと白い雪。

ロウバイはみずみずしく。

スリムなカタクリは葉に雪が積もりました。

咲き始めたばかりのサンシュユ。

少し冷たい思いをしましたが、4月の雪はあっという間に融けてしまいました・・・

 

咲き始めました✿カタクリ、オキナグサ、キクザキイチゲ

堀金・穂高地区
2014年4月3日

カタクリは段々花畑の南側斜面にひっそりと咲いています。

カタクリは種から発芽して数年の間は葉が1枚しか出ません。 7〜8年経って、葉が2枚出ると初めて花が咲きます。

清楚な花にも、生命の力強さを感じますね。

オキナグサは展望テラスの北側にあります。

花はうつむき加減から徐々に上向きに咲くようになります。

花の後の白く長い毛のような実が、翁の白髪頭に似ていることから名づけられました。

キクザキイチゲは烏川沿いの細園路に少しだけ咲いています。

漢字では菊咲一華。 菊の花に似ていて、一華は一輪の花をつけるという意味です。

いずれも日本らしさがあふれる山野草です。

 

アセビの花✿ほのかに染まります

堀金・穂高地区
2014年4月2日

第一駐車場の植え込みにある、アセビの花が咲きました。

アセビはツツジ目・ツツジ科の常緑低木で、アシビとも呼ばれます。

漢字で書くと馬酔木。 毒があり、アセビを食べた馬が酔ったようになることが由来です。

よく見ると、木によって花の色が少しずつ違うのがわかります。

最初の写真はやや黄みがかった色。

真っ白な花は清潔感が際立ちます。

ほんのり赤みがさした花。

先端がピンクの花はとっても可愛いのです。

車を降りて最初に見られるアセビの花。 少し足を止めて、じっくり観察してくださいね。

 

春の草花✿いろいろ

堀金・穂高地区
2014年4月1日

公園では、ものすごいスピードで草花が咲いていますよ。

アオイスミレは春先に最初に咲くスミレです。 名前は葉の形が 「葵の御紋」 で知られるフタバアオイの葉に似ていることから。 少しうつむき加減に咲く恥ずかしがり屋さんです。 野原大玉遊びの近くで咲き始めました。

オオイヌノフグリはヨーロッパ原産の帰化植物です。 とても可愛らしく人気があります。 こちらは青空に向かって 「コンニチハ!」 と元気に咲いています。 園内各所で見られます。

繊細な花をつけるのは、ユリ科のショウジョウバカマです。 猩猩 (しょうじょう) は中国の伝説上の生き物。 赤みを帯びた花が猩猩の顔、葉を袴に見立てて名づけられたそうです。 烏川沿いの細園路で咲いています。

みんな小さい花なので、うっかり通り過ぎないよう散策してくださいね。