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今日は、《わくわく自然観察会》 が行われました。 テーマは 「春の花を見つけよう!」
案内するのは理科の専門指導員さんです。
まず最初に観察したのはミツマタ。 筒状の花が集まっています。 黄色く開いているのは花びらではなく、萼 (がく) です。
フキノトウでお馴染みのフキの花は雌雄異株。 このフキは雄株でしょうか? 雌株は草丈が数十センチにも伸びるのです。
カツラの木も雌雄異株です。 これは雌株の花。 花びらも萼もなく、雌しべが剥き出しになっています。 意識してみないとわかりませんね。
しばらく進むと、ニホンザルの群れに出会いました。 ちょうどお食事中。 咲いたばかりのコブシの花を食べていましたよ。
今日のお猿さんたちはマイペース。 ゆっくり観察することができました。
中には生まれたばかりの子ザルを抱えたお母さんの姿も。 可愛らしい親子の姿に参加された皆さんも大満足です♥
ちょっとお猿さんに時間をとられましたが、花の観察再開です。
烏川沿いの細園路には、トキワイカリソウが咲いていました。 トキワ=常盤は、冬でも枯れない常緑の葉をもつことを意味し、花の形は船の錨に似ています。
カタクリも花の数を増やしてきました。 少し離れていても紫の花が目立つようになりましたよ。 花が咲くまでに数年かかること、アリが種を運んで生息地を広げていくことなど、カタクリの興味深い生活史に皆さん感心しきりでした。
次回は4月27日です。 春の花を中心に観察を行う予定です。 どうぞお楽しみに!
公園では、ものすごいスピードで草花が咲いていますよ。
アオイスミレは春先に最初に咲くスミレです。 名前は葉の形が 「葵の御紋」 で知られるフタバアオイの葉に似ていることから。 少しうつむき加減に咲く恥ずかしがり屋さんです。 野原大玉遊びの近くで咲き始めました。
オオイヌノフグリはヨーロッパ原産の帰化植物です。 とても可愛らしく人気があります。 こちらは青空に向かって 「コンニチハ!」 と元気に咲いています。 園内各所で見られます。
繊細な花をつけるのは、ユリ科のショウジョウバカマです。 猩猩 (しょうじょう) は中国の伝説上の生き物。 赤みを帯びた花が猩猩の顔、葉を袴に見立てて名づけられたそうです。 烏川沿いの細園路で咲いています。
みんな小さい花なので、うっかり通り過ぎないよう散策してくださいね。