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6月の雪形

堀金・穂高地区
2025年6月5日

昨日に続き今日も晴れのお天気です。じゃぶじゃぶ池の清掃に伴い烏川幹線水路からの補給を停止しているので、池の水が少なくなっています。公園の西の方角にある北アルプスの山並み。6月に入っても雪形を見ることが出来ますよ。

左側の尾根が高くなっている前常念岳の真下にあるのが、雪形〝万能鍬(まんのうぐわ)〟です。残雪が3本刃の鍬の形になっています。

最初の写真を南の方角にずっと移動すると、蝶ヶ岳の平らな尾根の左端に雪形〝白蝶〟を望むことが出来ます。翅を広げた白い蝶。これから徐々に黒い胴体も現れます。翅が左右に分かれるまで安曇平を見守ってくれますよ。

段々花畑の鯉のぼり。6月5日までの設置予定でしたが、撤去は9日の休園日に行う予定です。今週末は今年最後の鯉のぼりも見に来てくださいね。

そして公園内ではハコネウツギが咲き始めました。咲き始めは白く、徐々にピンク・赤へと色が変わります。少しずつ色鮮やかになる様子も観察しましょう。

 

ツノガエルのごはんタイム

堀金・穂高地区
2025年6月4日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』。今日はツノガエルたちに餌を与えました。ツノガエル専用の配合飼料を上げますよ。昨日から水受けに入って水分補給をしているクランウェルツノガエルのマスカット。

餌をピンセットで目の前に近づけると、大きな口を開けてパクリ。何日も動かないで餌を待ち続けるツノガエルは、目の前の餌が大きくても飛びつきます。次にいつ食べられるかわからないので、とにかく噛みついたら離さないのです。

クランウェルツノガエルのアルビノは、垂直に飛びつきました。瞬発力はハンパないのです。このまま引っ張り上げると、ぶら下がるほどの力があります。

クランウェルツノガエルのブラウン。体が大きいので餌を4つ合わせます。大きな個体は全部で12個ほどの餌を食べます。でも次に与えるのは2週間後。小さいうちは頻繁に与え、大きくなると食い溜めが出来るので間隔を開けますよ。

アマゾンツノガエルとクランウェルツノガエルの交配種であるファンタジーツノガエル。8個食べた後、追加で2個。「もうお腹いっぱいだよ」の表情?

 

見頃のピーク✿

堀金・穂高地区
2025年6月3日

穂高口前の見晴らしの丘。サクラナデシコとキンギョソウは見頃のピークを迎えています。今日は1日雨だったので、昨日の休園日の写真です。

お昼頃に撮影に行くと、芝刈り機による作業が行われていました。円形ステージをグルグル回って芝や雑草を刈り取ります。

後ろのカゴがいっぱいになると、ウィーンと変形してトラックの荷台に刈り取った草を積み込みます。この作業を何度も繰り返しますよ。

見晴らしの丘の北側上部。こちらからは丘を見下ろすことが出来ます。キンギョソウと芝生の緑がパッチワークのようです。ぜひ上まで足を運んでくださいね。

今月中旬頃までは見頃が続きそうです。どこから見ても綺麗な景色が広がります。穂高口の見晴らしの丘は、散策コースからは外せませんね。

 

昆虫たち

堀金・穂高地区
2025年6月2日

アスファルトの上で見つけたのはゴマダラチョウ。タテハチョウの仲間です。地域により斑紋の変異があるそうで、図鑑と見比べても少し模様が違いました。

盛んに黄色い口吻を伸ばしていました。アスファルトの隙間に生える苔の水分を取っていたのでしょうか?少しずつ移動しながら餌を探していましたよ。

こちらはアゲハチョウの仲間のウスバシロチョウです。シロツメクサの上を優雅に飛び回り、お目当ての花にとまって吸蜜していました。

ヤナギの木にいたのはシロスジカミキリ。幼虫は木の中で成長し、蛹から羽化した成虫が樹皮に穴を開けて外へ出ます。ちょうど出て来たばかりのようですよ。

赤と黒のオシャレな模様はハンノキカミキリ。5㎝ほどのシロスジカミキリに対し、ハンノキカミキリは2㎝前後。カミキリムシの仲間は大きさも様々ですね。

 

カエラー登場

堀金・穂高地区
2025年6月1日

カエル展を見に来てくれたのは、お馴染みの〝ちーたん〟と〝ルビーちゃん〟です。2人はカエルやカエルグッズをこよなく愛する〝カエラー〟なのです。後の写真で左上が小さい頃のルビーちゃん。真ん中の上がちーたんですよ。

ルビーちゃんは久しぶりのご来園です。カエルの中でもヒキガエルが大好き。大きなカエルでも全然怖くありません。久しぶりの触れ合いにとても嬉しそう。

ベトナムコケガエルを見つめる目は真剣です。もしかしたら「このカエルも触りたい」という思いが込みげているのかもしれませんね。

いつも後ろ向きでお尻を見せているマルメタピオカガエル。ちーたんも可愛いお尻をツンツンしたいと思っているお顔?水の中なのでご遠慮くださいね。

今日のへんてこガエルは、クランウェルツノガエルのアルビノです。お店では「ライムグリーン」として流通しています。レモンイエローの方が似合っていると思うのは私だけ?成長すると鮮やかな黄色も薄くなるようですね。

 

カエル展 スタート!

堀金・穂高地区
2025年5月31日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』は、今日が初日。カエルたちの願いが叶って午後からは雨が降り、幸先の良いスタート?となりましたよ。カエル展がお目当てのお客様にも、たくさん来ていただきました。

ミツヅノコノハガエルは落ち葉に擬態した姿が特徴。両目の瞼と鼻先の3カ所が尖って「三つ角」です。真上から見ると落ち葉だと思って気付かないですね。

毎年お客様の人気を集めているマルメタピオカガエル。今年も水棲ガエルの代表として登場です。ユーモラスなお顔とずんぐりボディがキュートなところ。

日本のカエルたちも負けていませんよ。カジカガエルは観葉植物のガーランドがお気に入り。水辺にいるイメージがありますが、高い所にもペタペタ登ります。

シュレーゲルアオガエルは雌雄の大きさに差があります。繁殖期にはメスの背中に小さなオスがしがみつきます。カエルの〝ギュッ〟はおんぶなのです。

 

あめあめ ふれふれ カエル展

堀金・穂高地区
2025年5月30日

あづみの学校理科教室(実習室)では、明日5月31日より特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』を開催します。いつも理科教室で展示している日本のカエルの他に、熱帯地域に生息する外国のカエルも登場します。

ベトナムコケガエルは、まさに苔のような体色が特徴です。日中はじっとしていてほとんど動きません。ツリーフロッグと呼ばれる樹上性のカエルの多くが、外敵に見つからないよう上手に自然に溶け込んでいるようです。

正反対に派手派手なのはバロンアデガエル。マダガスカル島に生息するマンテラと呼ばれるカエルの仲間です。アリやダニを食べることにより皮膚に毒が生成されます。南米のヤドクガエルのように毒があることをアピールしているのです。

こちらはカエルの腹側です。内臓が透けて見えているのはフライシュマンアマガエルモドキ。お菓子のグミに似ているので〝グミガエル〟なんて呼ばれたりもします。どこにいても見つからない究極のカムフラージュボディですね。

そして人気のカエルグッズも展示。毎年こちらを目当て来園されるお客様もおられますよ。カエル展は6月29日まで開催。カエル好きはもちろん、あまり得意でない方も新しい発見がありそうです。可愛いカエルたちを見に来てくださいね。

 

池周辺✿

堀金・穂高地区
2025年5月29日

池の最下段の縁にはヒオウギアヤメが咲いています。アヤメと比べ、横から見ると花が扁平な形をしています。湿地に生えることもアヤメとは異なります。

池周辺に出現しているオオルリシジミも終盤です。昨日の朝、さらっと見た限りでは2頭しか確認できませんでした。

日中観察に行った人は、5頭ほど見たらしいですよ。今週末位がラストチャンスになるかもしれません。もう少し頑張ってほしいですね。

オオルリシジミが減ってくると、トンボの姿が目立ちます。光沢のあるブロンズ色はウスバキトンボ?未成熟のトンボのようにも見えます。

全身真っ赤なのはショウジョウトンボ。顔や体が赤いとされる中国の想像上の動物〝猩々〟から名前が付きました。綺麗なトンボたちも探してくださいね。

 

キンギョソウ✿見頃

堀金・穂高地区
2025年5月28日

ここ数日、曇りや雨の日が続いていましたが、今日は朝から晴れ間が広がりました。穂高口前の見晴らしの丘では、サクラナデシコとキンギョソウが見頃です。

キンギョソウの花畑だけを撮影すると、こんな感じです。黄色や赤、ピンクの花が目に鮮やかです。隠れていますが白も少しだけありますよ。

花車のフォトスポット。いろんな花が寄せ植えになっていて、キンギョソウにも負けていません。こんもり高さがあるのも良いですね。

こちらはルピナス越しのキンギョソウです。

丘の右上の方では何やら人の姿が。

朝8時頃から作業を始めているのは、お馴染みの〝草取り戦隊 シルバーズ〟の皆さんです。見晴らしの丘の草取りを始めて、もう10日ほど経ちました。

苗を植えてくれたのも、もちろんシルバーズの皆さんです。今日は日々の作業をねぎらって記念撮影をしましたよ。「綺麗なキンギョソウを見に来てね!」

 

5月のお花✿段々花畑

堀金・穂高地区
2025年5月27日

今日は段々花畑のお花です。少し前に咲き始めたニッコウキスゲは、いつの間にかこんなにも咲きましたよ。しばらくは楽しめそうですね。

アヤメは色が濃くて草丈の大きいものと、写真のように色が薄くて草丈の低いものがあります。個人的にはこちらの方が好みですよ。

テカリダケキリンソウは高山植物です。南アルプスの光岳(てかりだけ)に自生しています。公園では気温が高いので、花期が短いのがちょっと残念です。

ピンク色の小さな花が可愛いイブキジャコウソウ。一見草のようですが、とても小さな木なのです。芳香があり、日本のタイムとしても知られています。

シランも咲き始めました。去年よりも出ている株が少ないので、もしかしたら雑草と間違えて抜いてしまったのかもしれません。遅れて出てくれば良いですね。