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ソヨゴはモチノキ科モチノキ属の常緑樹です。雌雄異株で、雌株は秋になると赤い実を付けます。鳥たちの餌が少なくなる冬の時期には、ヒヨドリなどが実を食べにやって来ますよ。
ウメモドキも同じモチノキ科モチノキ属ですが、こちらは落葉樹です。雌株にはたくさんの赤い実がなります。比較的長い期間枝についているので、多くの鳥たちが恩恵を受けているようです。
くす玉のように開いているのはマユミの実。中の赤い種はほとんど落ちています。この木の実は鮮やかな色をしていますが、木によっては薄いピンク色をしている実もあります。
鞘がカリカリになっているのはネムノキの実。マメ科特有の形をしています。緑の状態で食べているのを見たことはありませんが、茶色くなるとお猿さんが好んで食べますよ。
ヌルデはウルシ科です。ウルシほどではありませんが、肌が弱い人はかぶれることもあるようです。鳥たちに好まれる実の表面には、塩分があるそうです。ミネラル補給にはぴったりですね。
数日前の早朝。第1駐車場のタクシーとバスの乗り場には、お猿さんたちの姿がありました。当然ですが、タクシーやバスを待っているわけではありません。
ベンチの上では、子猿ちゃんがお母さんの毛づくろいをしていました。お母さんはいろんな姿勢をして、毛づくろいしてほしい所を子猿ちゃんの方に向けます。
道路の縁石に寄りかかって、毛づくろいをしてもらっているお猿さん。使えるものは何でも使います。ちょっと人間っぽい格好も可愛らしいですね。
この日は朝の気温が低く、霜が降りた日です。霜で白くなった芝生の上には、お猿さんたちがいます。きっと冷たいと思うのですが、芝生の上に落ちている小さな餌を探して食べているようでした。
こちらでは、冬芽が膨らんできたコブシの樹皮をかじっていました。春にはコブシの花も食べるお猿さん。冬になると食べ物が少なくなるせいか、樹皮を食べるようになりますよ。
今日は休園日です。朝早くは少し晴れ間もありましたが、日中は曇り空の寒い1日になりました。
公園の中を流れる〝烏川幹線水路〟周辺の樹木も、すっかり葉を落としています。
西側の山は雲に覆われていましたが、少しだけ見えた山肌には雪が積もっていましたよ。そして午後には、みぞれも降りました。みぞれには雨に雪が混じっているので、初みぞれは初雪になるのです。
そんな寒い日でも〝シルバーズ〟の皆さんは作業を続けます。今日はレストラン前の小川周辺の落ち葉清掃です。植え込み部分や、水際も丁寧に掃除します。
数日前に掃除をした、あづみの学校横の小川周辺です。たくさんの落ち葉や枯草、折れた枝などが取り除かれて、すっかり綺麗になっています。川の中のバイカモ(梅花藻)も、良く見えるようになりました。覗いてみてくださいね。
長野県PRキャラクターの〝アルクマ〟が、昨日3日の土曜日にやって来ましたよ。あづみの学校から現れたアルクマ。あっという間に子供たちが集まってきます。
アルクマの歩みはゆっくりです。撮影会場のガイドセンター前広場に着く前に、大勢のお客様に囲まれてしまいました。みんなアルクマが大好きなのです。
撮影会が始まると行列が出来ました。30分の出番の間に、できるだけたくさんのお友達と仲良くなりたいアルクマ。お友達が横に並ぶと、可愛いポーズをとって記念撮影です。
お友達が途切れた時にパチリ。どの角度から見ても可愛いアルクマ。へんてこなポーズでも、きっと可愛いに違いないのです。へんてこなポーズはしないと思いますが・・・
撮影会を終えて、再びあづみの学校に戻ります。もしかして、あづみの学校に住んでいるのかも?来年1月も、アルクマが来る予定になっています。HPをチェックしてくださいね。
今朝の公園の最低気温は、氷点下3℃ほど。11月末は暖かかったのですが、12月に入ると一気に寒く感じるようになりました。公園から見える北アルプスも、薄っすら白くなっています。
足下の草や芝生には霜が降りていました。早朝の日があたり始めた頃は、辺り一面が真っ白になっていることもあります。開園の時間には融けてくるので、早起きして来ないと見られない景色です。
冷え込みの影響で、段々池では氷が張っている所がありました。水辺の休憩所前の〝じゃぶじゃぶ池〟の1段上の池では、流れが無いので全面結氷になっていましたよ。
公園では、毎年11月下旬から12月上旬に初氷となります。今年はこまめに見に行けなかったので、初氷かどうかは?です。池で暮らすメダカや水生昆虫たちも、寒さでじっとしているようですね。
かなり薄い氷だと思っていましたが、氷を割って手にしてみると厚さ5㎜ほどはありました。池に氷が張りだすと、公園も本格的に冬の季節へと突入です。暖かい服装で遊びに来てくださいね。
あづみの学校理科教室の特別展示『トロピカル クリスマス』の海水水槽。
〝サンタエビ〟ことシロボシアカモエビが、この水槽の主役です。いつも単独で過ごしていますが、たまに2匹仲良く並んでいることもありますよ。
エビたちの中で最も活発に動き回るのは、アカシマシラヒゲエビです。遊泳性が強く、水槽内を所狭しと泳ぎ回ります。ガラスのクリスマスツリーに登ることだって、お手の物です。
去年、ペアで購入したオトヒメエビ。今年も2匹一緒に展示しましたが、いつの間にか1匹いなくなってしまいました。脱皮をしたときに、他のエビに襲われたようです。ちょっと残念。
その犯人っぽいのが、右側のスザクサラサエビです。成長して大きくなると気性が荒くなるようです。お腹が減らないように、餌を多めに与えた方がいいですね。
ひときわ小さいイソギンチャクモエビ。他のエビに食べられないように隔離ケースの中にいます。常に腹部を上向きにして、前後左右にフリフリする姿が可愛いのです。
今日から12月、今年も残り1ヶ月になりました。あづみの学校の屋外水槽周辺では、昨日から落ち葉清掃が行われています、作業しているのは〝落ち葉取り戦隊 シルバーズ〟の皆さんです。
林の中にある、あづみの学校。秋になると紅葉が終わった落葉樹の葉が、たくさん落ちてきます。腐葉土にもなる落ち葉ですが、放っておくと風で水槽に入り、掃除するのが大変になるのです。
シルバーズの皆さんが作業すると、あっという間にきれいになります。1年を通して様々な植物管理をしているだけあって、手際が良いのです。自然のままも良いのですが、きれいになると気持ち良いですね。
ニッコウイワナたちも、水の中から「きれいにしてくれて、ありがとう」と言っているようです。
集めた落ち葉はトラックに積まれます。2トントラックの他にも軽トラックで何回も運びました。明日以降も、あづみの学校周辺の落ち葉清掃が続きます。雪が降る前に終わらせますよ。
ガイドセンターの入り口から中を覗くと、何やら赤い大きなものがありますよ。
設置されたのは直径4m、高さ3mの〝ポインセチアツリー〟です。毎年クリスマスシーズンに設置しています。来月3日からの展示予定でしたが、少し早く登場しました。
メキシコ原産のポインセチア。花のように見える赤い部分は、苞(ほう)と呼ばれる葉です。元々は緑色ですが、光を遮断する短日処理をして赤くします。
夜は建物の外が暗くなるので、赤い部分が一層鮮やかに見えます。
屋外のイルミネーションとのコラボも楽しめます。ポインセチアツリーは12月25日まで展示されますよ。みんなで記念写真を撮ってくださいね。
あづみの学校の理科教室。ニジマスを飼育している屋外水槽に、お猿さんがやって来ました。お客様との距離はご覧の通り。ガラス越しでも逃げていく個体もあれば、全く動じない個体もいるのです。
どうやら水槽のお水を飲みに来たようです。この後あづみの学校の屋根にのぼり、大運動会を繰り広げました。イタズラお猿たちは、手を緩める気はないようです。
こちらは段々池の縁を歩くお猿さん。イルミネーションの動物たちに「ヨッ!」と右手を上げてご挨拶。本物の森のお友達と間違えたのかもしれませんね。お茶目なところもあるのです。
展望テラスに架かる橋の上では、ワンちゃんを見下ろすお猿さん。よく「犬猿の仲」と言いますが、お猿さんを見てけたたましく吠える犬ばかりではなく、意外とスルーするワンちゃんも多いのです。
公園に現れるお猿さんの中には、手に障害がある個体が何頭かいます。このお猿さんは右足首がありませんでした。私たちが知らない所で厳しい現実があるようですね。
穂高口から北の方角を写した写真。冠雪した北アルプスの山並みに目が行きますが、手前にある大きなクヌギの木に注目。葉を落とした木の上の方に、何か塊がありますよ。
近づいて下から見上げると、ヤドリギの黄色い実がたくさん。公園の中でも最も多くついているようです。ヤドリギは樹木の枝や幹に寄生し、水分と栄養を吸収して成長します。
実を食べた鳥が、粘着性のある未消化の種を枝の上に排泄することで子孫を残します。地面に落ちていた皮の破れた実は、鳥のお腹を通って排泄されたものかもしれませんね。
こちらも穂高口前。見晴らしの丘の一画には、大きなカシワの木があります。葉はとっくに枯れて地面に落ちているものもありますが、まだ多くの葉が枝に残ったままになっていますよ。
冬になっても葉が落ちないのは、寒さから冬芽を守るためだそうです。春になって新葉が出ると、ようやく古い葉を落とします。大きな硬い葉は、冬の寒さからしっかりと守ってくれそうですね。