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ジニアはそろそろ・・・。

大町・松川地区
2021年10月10日

7月ごろより公園を彩っていたジニアも今月いっぱいで終わりになります。

見ごろは過ぎてしまいましたが、「百日草」の名の通り、まだ綺麗に咲いています。
そんなジニアにユニークなお客さんが。
ホシホウジャクでしょうか。長いストローのような口で蜜を吸っています。
ハチドリのようで、おもしろい蛾です。

ジニアが見られるのは今月まで。ぜひ見に来てください。

おまけ:

なんと10月だというのにミヤマクワガタが。
この時期にみられることも驚きですが比較的綺麗な個体だったので驚きです。

暑くて出てきてしまったのでしょうか。

もしかすると紅葉もこの異常な暑さで時期がずれるかもしれませんね。

公園の紅葉状況はこのブログでお伝えします。引き続き、見てくださるとうれしいです。

 

10月8日(金)園内のようす

大町・松川地区
2021年10月8日

ロードトレインが停まる入口広場も秋めいてきました。

デイキャンプ場は一部ですが、だんだんと色づいてきました。

色づき始めているところは見られますが、森全体が黄金色に染まるのはまだまだ先になりそうです。

また、夏の間森の奥に姿を隠していた野鳥たちも、最近になってようやく愛らしい姿を見せてくれるようになりました。

ツピツピと鳴くのはシジュウカラ。胸のネクタイ模様が特徴です。👔
お顔が見えづらいですが、ヤマガラです。秋色らしいオレンジ色をしています。
秋空を飛んでいくのはイカルの群れ。カラマツの実を食べ回っていました。
以前撮られた写真ですが、こちらがイカル。文鳥のようなかわいらしい見た目をしています。
この時期に口笛のような、綺麗な鳥の鳴き声が聞こえたら、きっとそれはイカルのさえずりです。
園内の様子は毎日変化しています。ぼーっとしているといい時を逃してしまいそう。
常に目を光らせて、皆さんに最新の情報をお届けしていこうと思います。

また明日10月9日(土)は秋の都市緑化月間のため、入園無料日です。是非皆さんの秋の公園へ足を運んでみてください。

おもしろい発見があったら、スタッフにも教えてくれると嬉しいです。

 

10月3日(日)園内のようす

大町・松川地区
2021年10月3日

現在の入口広場の様子です。

大町・松川地区では例年10月中旬が紅葉の見ごろですが、まだ林内は青々としています。

今回は紅葉以外も紹介していきますね。

ノコンギク
ホコリタケ
叩くと埃のような胞子を出すことで知られるホコリタケ。幼生の期間はこのように愛らしい形をしています。なんと食べられるんだとか。
ガマズミ
コムラサキ
ススキ
カツラ

ハートマークの葉をつけることで知られるカツラ。すっかり秋色に変わりました。

紅葉以外にも秋の深まりを感じるこの頃です。

 

アサギマダラ飛来

大町・松川地区
2021年9月14日

園内のフジバカマに、長距離の渡りをすることで知られる蝶、アサギマダラが来てくれました。

園内のフジバカマに集まるアサギマダラ

アサギマダラは春には暑さをしのぐために気温の低い高山や高原がある北へ移動し、秋になると寒さをしのぐため気温の高い低地へと移動し、南を目指します。そのため長距離を移動するといわれています。

長野県は山や高原が多いためか、春から初夏に山へ登っていく個体と秋に山から下りてくる個体が見られるので、ほかの都道府県と比べ見られる機会が多いかもしれないですね。

このように一時的に捕獲し、マーキングを施した後、再び野に放します。これによってどこから飛んできた個体かがわかるのです。

松本で同じようにマーキングされた個体がなんと1300キロほど離れた沖縄県で発見された例もあります。海を渡ってと考えるとすごい飛翔能力ですね・・・!

当園の「アサギマダラ観察会」では、アサギマダラの観察もかねて実際にマーキングを行います。

生き物が好きな方にはうってつけのイベントです。是非ご参加ください。

こちらのURLよりお申し込み頂けます。

http://www.azumino-koen.jp/oomachi_matsukawa/new/topics.php?id=2320

それにしても美しい蝶です・・・。

彼らはこの後どんな旅をするのでしょうか。

 

ジニア開花中

大町・松川地区
2021年9月5日

9月5日(日)現在、ジニアが見ごろとなっています。

花の色が濃いので曇っている日でも映えます。
ポンポン咲きとプロフュージョン、2種類のジニアが 早秋の花畑を彩ります。
ジニアは10月まで見られる見通しです。
アカタテハが吸蜜にやってきていました。
こちらは8月に撮影したものです。これくらい晴れていればジニアと餓鬼岳とのショットを狙えるかもしれません!

私はこの花畑と餓鬼岳をセットでとる構図が好きなのですが、「もっときれいな撮り方があるよ!」という方!

秋もインスタグラムフォトコンテストを開催するので、ぜひそちらへご応募ください!

秋のインスタグラムフォトコンテストは、9/11(土)より11/30(火)まで作品を募集いたします。

皆様の素敵なお写真、お待ちしております。

 

ペチュニアの訪問者

大町・松川地区
2021年9月1日

インフォメーションセンター前の花壇にはペチュニアが植えられています。鮮やかな桃色が目に付くので、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。

最近そのペチュニアに、お客さんがきます。

今日も来ました!
クロアゲハかと思いきや、翅から綺麗な瑠璃色がのぞいています。クロアゲハではないようです。
ミヤマカラスアゲハです。ペチュニアの蜜を吸いにやってきたようですね。
鱗粉の構造色が織りなす輝きは、思わず見とれてしまう美しさです。

深山(みやま)と名が付きますが、市街地周辺などの標高が低いところでも見られる場合があります。

もしかしたら皆さんのおうちの花壇にも人知れず来ているかもしれないですね!

しかしこのミヤマカラスアゲハですが、すぐいなくなってしまうのでうまく撮れませんでした。

いつもカメラを持っていないときに限って現れ、カメラを持ってくると既にいなくなっているという、まさに神出鬼没なヤツです・・・。

ペチュニアもまだきれいな様を見せてくれると思うので、気持ちよく晴れた日にリベンジしようかと思います!

 

ヤマアジサイ開花

大町・松川地区
2021年6月30日

森のゲート前のヤマアジサイが綺麗に咲いていたのでお知らせします。


「あじさい」という名は「あづさヰ」という言葉から由来しているそうです。
この言葉を分解すると「あづ」と「さヰ」になります。
「あづ」は小さいものが集まっているさまを、「さヰ」は藍色の花のことを示しています。
つまりあじさいとは、藍色の小さな花が集まっている様子を表した言葉になるそうです。

ちなみに漢字の「紫陽花」は、唐の詩人がある紫色の花を紫陽花と名付けたことから始まります。

後に平安時代の日本で辞書を作る際に辞書の著者が唐の詩人の詩を読み、勘違いして名付けたのが現在紫陽花と呼ばれている花です。

つまり語源の花と現在紫陽花と呼ばれている花は別物になるそうです。

また紫陽花には花粉を求めて虫たちがやってきます。

マルハナバチの仲間です。トラマルハナバチでしょうか。まんまるしててかわいいです。
ミツバチもやってきました。足に花粉をつけています。
コアオハナムグリ
深い緑色と藍色はとても映えます。つい見かけるたびに写真を撮ってしまいます。

気温が上がって昆虫たちも活発になりました。何か見つけたら、またお知らせしますね。

 

6月3日(木)開花情報

大町・松川地区
2021年6月3日

先日より6月に突入しました。ツツジの開花も終わり、林内も夏らしい深い緑になってきました。

園内でよくみられるタニウツギ。見ごろを迎えています。
こちらはニッコウキスゲ。鮮やかな黄色が深い緑に良く映える、とてもきれいな花です。
こちらはオオヤマレンゲです。新しく出てきたつぼみが開花しました。
前回ブログに掲載した花弁は散ってしまいましたが、散ってなおすごい存在感ですね。
こちらはクリンソウです。水辺にしか自生しない綺麗な花です。園内のクリンソウは自然に川から流れてきた種子が開花したのだとか。自然からの素敵なプレゼントですね。
先週から見ごろを迎えているコマクサもまだきれいな姿を見ることができます。
花弁が不思議な形をしているためいつもどのアングルから写真を撮ればいいのか悩んでしまいます。

本格的な梅雨へ入ってしまう前に、ぜひ園内へお散歩にいらしてはいかがでしょうか。

 

雨の日の園内

大町・松川地区
2021年5月27日

本日大町・松川地区は雨です。気温も昨日と比べ寒くなりました。昨日までたくさん鳴いていたハルゼミも本日は静かです。

入口付近ではシャクヤクのつぼみが色づいてきました。

中には咲いているものもあります。見ごろになったら、ご案内しますね。
シャクヤクの写真を撮っていたとき、近くにギンリョウソウを見つけました。シャクヤクといい、植物は曇りや雨の日のほうが綺麗に映える気がするのは私だけでしょうか。
ロードトレインも復活し、雨を気にせず園内を回ることができます。

雨の日の園内ではスタッフも気づかないような珍しい発見があるかもしれませんよ。雨の日こそ、公園へお出かけしてみてはいかがでしょうか。

 

オオヤマレンゲ

大町・松川地区
2021年5月26日

あづみの苑地のオオヤマレンゲが開花したのでお知らせします。

こちらがオオヤマレンゲです。白く、大きい花弁がとても美しいです。

モクレン科の樹木ですが、蓮の花に似た白い花を咲かせることからこの名前になりました。

つぼみも大きいですね。

まだ写真の一輪しか咲いていませんでした。これから気温が上がるにつれて他のつぼみも開き始めるでしょうか。