小中大
よくある質問サイトマップ
カレンダー
2025年8月
« 7月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
カテゴリー
アーカイブ
 

かえる&おたま

堀金・穂高地区
2021年6月5日

あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』に〝おたまくん〟が登場。ヤマアカガエルのオタマジャクシと初対面。おたまくんの由来は、実はオタマジャクシなのです。なんとなくバレてた?

初めて見るカラフルなカエルたちに、おたまくんもおっかなびっくりです。真っ赤なトマトそっくりのアカトマトガエルには、ご覧の険しい表情。アカトマトガエルも体を膨らませて防御姿勢です。

でも、今日のおたまくんは気合が違いますよ。かえるコスプレでカエル展をENJOY!たくさんのぬいぐるみに、ご機嫌になりました。

ベビーカーにいつもぶら下がっている、相棒の「マクスかえる」も見せてくれましたよ。「ボクおたまです、ヨロシクね」

カエル展を見た後は、段々花畑の鯉のぼりまでお散歩・・・と思ったら、お約束のお昼寝タイム。初夏の爽やかな陽気と、ハルゼミの大合唱が子守唄になったようですね (#^^#)

 

6月のお花✿

堀金・穂高地区
2021年6月4日

今日は1日雨降りなので、お天気の日のお花の写真をご紹介します。ミヤマガマズミやコバノガマズミに続き、現在咲いているのはガマズミ。簡単な見分け方は、コバノガマズミより葉が大きく、葉の先端の細いミヤマガマズミに比べガマズミの葉は先端が丸いのが特徴です。

段々池の縁ではウツボグサが咲き始めています。花穂の形が、上古時代の弓を入れる「靭(うつぼ)」という筒に似ていることが名前の由来だそうです。「へぇ~・・・」

バラ科のノイバラは漢字では野茨。棘があるので引っかかると痛いのです。芳香のあるお花は虫たちにも大人気。他の樹木に寄りかかって成長することもあります。

白からピンク、赤へと花色を変えるハコネウツギは、海岸近くに自生します。漢字では箱根空木ですが、「箱根には自生しない」「よそから箱根に持ち込まれた」「ニシキウツギと間違えられた」「少ないが箱根にも自生している」等と色々書かれています。本当はどうなのでしょうか?

ハコネウツギに似ているニシキウツギは山地に生育します。錦ではなく二色で、やはり白から赤へと花色が変わります。ハコネウツギに似ていますが、ニシキウツギのほうが花が細長いので見分けられますよ。

 

6月シジミ

堀金・穂高地区
2021年6月3日

6月に入り、段々池周辺で見られるオオルリシジミもかなり数が少なくなりました。今朝1時間ほど池の周囲を探して見つけたのは4頭でした。まずはクララに産卵している個体。

ニガナ?にとまって一休み。

こちらもクララに産卵中です。

アカツメクサの吸蜜中。

5頭目は、池から少し離れた段々花畑で見つけましたよ。金曜日は、1日中まとまった雨が降る予報です。今週末まで、なんとか残ってもらいたいですね。

 

6月3日(木)開花情報

大町・松川地区

先日より6月に突入しました。ツツジの開花も終わり、林内も夏らしい深い緑になってきました。

園内でよくみられるタニウツギ。見ごろを迎えています。
こちらはニッコウキスゲ。鮮やかな黄色が深い緑に良く映える、とてもきれいな花です。
こちらはオオヤマレンゲです。新しく出てきたつぼみが開花しました。
前回ブログに掲載した花弁は散ってしまいましたが、散ってなおすごい存在感ですね。
こちらはクリンソウです。水辺にしか自生しない綺麗な花です。園内のクリンソウは自然に川から流れてきた種子が開花したのだとか。自然からの素敵なプレゼントですね。
先週から見ごろを迎えているコマクサもまだきれいな姿を見ることができます。
花弁が不思議な形をしているためいつもどのアングルから写真を撮ればいいのか悩んでしまいます。

本格的な梅雨へ入ってしまう前に、ぜひ園内へお散歩にいらしてはいかがでしょうか。

 

身近な昆虫たち

堀金・穂高地区
2021年6月2日

全身埃まみれになっているのはオオゾウムシ。夜になると樹液の出る木に集まる習性がありますが、なぜか建物の中に侵入し、埃まみれで床を歩いている姿に良く出会います。

埃を取ると、こんな姿です。長い鼻のように見えるのは口吻、体は落花生のようですね。

ヤナギの木で見つけたのは、体長5㎝にもなるシロスジカミキリ。

お顔は結構怖いのです。この大きな顎で、クリやクヌギ、ヤナギなどの樹皮をかじって食べます。かまれると痛そうですね。

あづみの学校理科教室の昆虫展示コーナーのハナムグリたち。お馴染みのコアオハナムグリ、アオハナムグリ、シロテンハナムグリ。茶色と黒のまだら模様のハナムグリは、アカマダラハナムグリ。猛禽類などの大型の鳥類の巣で繁殖することが知られている、ちょっとレアなハナムグリですよ。

 

今日から6月✿

堀金・穂高地区
2021年6月1日

今日から6月ですね。梅雨の時期でもありますが、安曇野は晴天が続いています。野原の中央辺りでは、公園で最もお花がぎっしり咲いているエゴノキがありますよ。

釣鐘状の花は、裸電球に傘が被った昔の照明のようです。

エゴノキの花の見頃は短いので、早めに見てくださいね。

水辺の休憩所近くにはタニウツギが咲いています。山地の谷沿いに自生することが名前の由来です。

タニウツギも虫たちに人気のお花です、ハナムグリやコアオハナムグリに交じって、シロテンハナムグリを見つけました。6月になると、活動する虫たちの種類も増えてきましたよ。

 

園内の生き物たち

大町・松川地区

本日大町・松川地区は半そででも汗ばむ陽気となり、園内で生き物を見る機会が多い一日となりました。

ニホンカナヘビです。最近見る機会が増えてきました。
顔だけ見ると本当に恐竜のようですね。
池のオタマジャクシがすごいことになっていました。三密どころではないですね。我々人間は引き続きソーシャルディスタンスを保ちましょう!
綺麗なコガネムシがいました。
アオハナムグリというハナムグリの仲間だそうです。その名の通り、花粉を食べて生きているそうですよ。
こちらにもきれいな虫がいました。
アオオサムシです。地面を歩いてミミズやかたつむりを食べる肉食性の昆虫です。そのため羽が退化し、羽自体はありますが空は飛べません。
あっちには綺麗な蝶がいますね。
アサギマダラです。
繁殖のため長距離の渡りを行うことで知られる珍しい生態を持つチョウです。私の出身地では限られた場所と時期しか見られず、初夏でもアサギマダラが見られることに感動しています。

アサギマダラはほぼ毎年大町・松川地区に来てくれているようです。この環境を大事にしていきたいですね。

 

あめあめふれふれ カエル展

堀金・穂高地区
2021年5月31日

あづみの学校理科教室では、特別展示『あめあめふれふれ カエル展』を開催します。もうすぐ梅雨の季節です。雨降りが大好きな日本のカエルと世界のカエルを集めましたよ。

特大サイズのアズマヒキガエルは日本代表。このほかにもアマガエルやカジカガエル、トノサマガエルなど、普段から理科教室で展示しているカエルたちも実習室に移動して展示。

こちらはベトナム代表の〝コケガエル〟。苔そっくりに擬態した姿は、まさに「忍法苔隠れの術」ですね。 かなり以前に『トロピカル クリスマス』で一度展示して以来 、久しぶりの登場です。

※都合により、6月11日からコケガエルの展示を見合わせています。ご了承ください。(6月11日更新)

今回初めての展示は、シンガポールなどの東南アジア代表の〝ミツヅノコノハガエル〟。瞼と鼻先が角のようにとがっているのが特徴で、枯葉に擬態しているような姿です。

そしてもちろん〝カエルグッズ〟も展示。『あめあめふれふれ カエル展』は、6月1日から7月4日まで。カエル好きはもちろん、ちょっと苦手な方は恐る恐るでも見てくださいね。

 

段々花畑✿

堀金・穂高地区
2021年5月30日

段々花畑の鯉のぼり。初夏の安曇野の空を元気に泳いでいますが、6月6日の日曜日で終了となります。撤去する前に見てくださいね。

鯉のぼりの足元には、テカリダケキリンソウが咲いています。南アルプスの光岳(てかりだけ)に生育する高山植物で、キリンソウの地域変異種とされています。

赤紫色のお花はシラン、漢字では紫蘭です。関東地方以西に自生していますが、白花などの園芸品種も見られます。

日本各地に自生するイブキジャコウソウですが、滋賀県の伊吹山に多く見られることから名前がついています。草丈がとっても低いちびっ子ですよ。

今日のおまけは怪獣ではありませんよ。体長5~6㎝ほどのアブラコウモリです。展望テラス1階トイレ前の、天井の照明の中でお昼寝をしていますよ。

 

オオルリシジミ終盤

堀金・穂高地区
2021年5月29日

段々池周辺でオオルリシジミが発生し始めてから半月余り。だいぶ数が少なくなってきました。

翅のきれいな個体を見つけたら、写真に収めてくださいね。

今日はアザミの花の蜜を吸っている姿が多く見られました。後ろのアザミにもとまっていますよ。

6月に入ると、見られるオオルリシジミもかなり少なくなります。早めにご覧くださいね。

そして今日のおまけは、お猿さんの赤ちゃん。この春生まれたばかりの赤ちゃんを、お披露目してくれました。かわいいお友達が仲間入りですね。