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オオルリシジミの産卵

堀金・穂高地区
2021年5月22日

曇り時々晴れのお天気になった公園では、段々池の周囲にオオルリシジミの姿を見ることができましたよ。交尾をしているペアにも出会えました。

こちらでは、クララの穂先に産卵をしていました。腹部の先端を何度も穂先につけて、産卵場所を見極めているようです。

すでにあちこちのクララには、卵が産みつけられています。幼虫はクララの花芽を食べて成長するので、競争にならないように花芽を変えて産卵をするようですね。

メスはオスよりも体が大きく、翅の表側の黒い縁取りの幅も太くて黒い斑点もあるのが特徴です。曇っているときや気温が低いときは、翅を広げていることが多いですよ。

池の周囲には、オオルリシジミを撮影するカメラマンたちがたくさん来られています。オオルリシジミ初心者の方は、声をかけて教えてもらってくださいね。

 

明日、晴れたら・・・

堀金・穂高地区
2021年5月21日

昨日からの雨の影響で、公園内を流れる烏川幹線水路は泥水になりました。こうなると濁りがなくなるなるまでは、数日から1週間ほどかかりますよ。

天気予報では、明日は晴れマーク。お天気になると一斉に鳴きだすのがハルゼミです。セミの仲間では最も早くに出現します。今年は今月5日くらいが初鳴きでした。

林の中の園路を歩いていると、オトシブミの揺卵が落ちています。丸めた葉の中にはオトシブミの卵が入っています。卵から孵化した幼虫は葉を食べて成長し、成虫になって外へ出ます。

晴れたら一番会いたいのがオオルリシジミですね。今日の激しい雨に耐えたオオルリシジミが、池の周囲を飛び回る姿が見られるといいですね。

 

雪形&オオルリシジミ

堀金・穂高地区
2021年5月20日

グズグズしたお天気が続きますが、今日の午前中は曇り空。雨の日が続くと、北アルプスの山並みはなかなか見られません。

常念岳山頂付近の雪形〝常念坊〟は、いつの間にか形が崩れていましたが、その左側には〝万能鍬(まんのうぐわ)〟が現れていました。

蝶ヶ岳の尾根の左端に現れる雪形〝白蝶〟も、だいぶ形が整ってきましたよ。

雪形〝白蝶〟に誘われるように、公園の池周辺でもオオルリシジミの出現が続いています。クララの根元付近でじっとしている個体は、出てきたばかりのようですね。

クララの穂先にも、ちょこんととまるオオルリシジミの姿。午後からは雨になり、明日にかけて降り続く予報です。オオルリシジミも我慢ですね。

 

ひっそりと✿

堀金・穂高地区
2021年5月19日

イタヤカエデは、板屋根のように葉が重なって茂るのが名前の由来ですが、その大きな葉と同じような色合いの花を咲かせるので、意外と気づかないお花です。

あづみの学校やガイドセンター周辺、矢原沢の小径などで見られるシャガは、アヤメの仲間です。

シャガよりも一回り小さいヒメシャガ。あづみの学校西側の林の中で咲いています。

アマドコロもあづみの学校やガイドセンター周辺に咲いています。よく似ているナルコユリよりも少し早く咲き、茎が角張っているのが特徴です。

枝からぶら下がるように咲くツリバナ。かわいいお花ですが、小さくて色も地味なので見過ごされがちです。

 

ナノハナ終了&オオルリシジミ

堀金・穂高地区
2021年5月18日

昨日、おとといの雨の影響もあって、里山文化ゾーンのナノハナはほとんどのお花が落ちてしまいました。完全に終了です。

昨日からトラクターで刈り取りが始まりました。1週間でほぼすべて刈り終える予定です。

一方、田園文化ゾーンで見られるオオルリシジミは、午前中3ペアが交尾をしていましたよ。今日は曇りで一時日差しもあったので、活動のスイッチが入ったようです。

荒天の影響でしょうか、早くも翅がボロボロになっている個体も。

こちらも翅が欠けています。まだグズグズお天気が続くようですが、元気なオオルリシジミがたくさん出てきてくれるといいですね。

 

5月18日 開花情報

大町・松川地区

肌寒い天候から一転、じめじめと湿気を感じる梅雨の時期らしい天候になりました。

そのためか、花だけでなく昆虫を見かける機会が増えてきました。こちらはオオゾウムシです。よく園内の地面や石畳を歩いているのを見かけます。

来園した子供たちがクワガタを見せに来てくれる季節までそう遠くはないかもしれませんね。

長くなりましたが、本日の開花情報をお知らせします。

こちらはツツジの開花リレーの中でトップバッターを務めたユキグニミツバツツジです。
4月下旬が満開となる花のため見ごろは過ぎてしまいましたが、渓流沿いのような涼しく日陰になっている場所では綺麗に咲いているものも見られます。
こちらは園内各地で見られるレンゲツツジです。こちらは森の体験舎の前のものを撮らせていただきました。こちらは今月の下旬まで見られそうです。
こちらは園内で最も見られるヤマツツジです。当園のゲートをくぐり、入口広場へ降りると満開のヤマツツジを見ることができます。ヤマツツジの写真を撮られるのであれば、一番近い入口広場が撮りやすいかもしれません。
こちらは6月上旬までが見ごろの時期とされています。
こちらはギンリョウソウです。様子から見るに出始めでしょうか。例年より2週間近い開花だそうです。
ギンリョウソウは「 菌従属栄養植物 」という植物で、菌類から栄養を得ているため
光合成をせず 日陰でも生きていけるというちょっと変わった植物です。

このように先月、先週までは見られなかった植物や昆虫が見られたり、園内は季節が進むにつれ変化し続けています。

また、5/22㈯は入園無料日になります。

ぜひ大町・松川地区へ季節の変化を探しに来てみませんか。

※園内における昆虫を含む動植物の採集は都市公園法により禁止されています。

 

5月のお花✿

堀金・穂高地区
2021年5月17日

オオルリシジミが出現しいる段々池の周辺では、レンゲツツジが見頃になっていますよ。

白いお花が爽やかなサワフタキも、段々池の近くで開花しています。

アズマシャクナゲが終わってから開花するのはホソバシャクナゲ。名前の通り葉が細いのが特徴。

段々花畑ではアヤメが咲き始めています。

ニッコウキスゲも咲き始め。公園のニッコウキスゲは、高原に自生するものよりも早く咲きますよ。

 

雨の日シジミ

堀金・穂高地区
2021年5月16日

今日は雨時々曇りのお天気。段々池では、水辺を好むカキツバタが見ごろになっています。

一方、オオルリシジミは朝からじっと動かずに、雨をひたすら耐えていました。

多くはクララの下の方や下草にとまって、じっとしています。

雨が止む時間があっても動く気はないようです。

蛹をまいた石の近くにいたオオルリシジミ。雨が降る中、羽化したのかもしれませんね。

 

オオルリシジミを見よう

堀金・穂高地区
2021年5月15日

展望テラス2階から段々池を見下ろした写真。写真の左側(池の北側)に、オオルリシジミの幼虫の食草クララが多くあります。なのでオオルリシジミも池の北側で見られますよ。

今日の『わくわく自然観察会』は、オオルリシジミの観察です。まだ出始めなのでよく探さないと見つかりませんが、複数個体見ることができました。

こちらはシロツメクサの蜜を吸っています。クララにも集まりますが、お腹が減るので当然お花にも集まります。

正面から見ると薄っぺらです。

オオルリシジミは良く飛び回ります。何処にとまるかじっと見ていると、足にとまってくれました。オオルリシジミのブローチ状態ですね。

 

オオルリシジミ、変身

堀金・穂高地区
2021年5月14日

今朝早く、羽化直後のオオルリシジミを見つけましたよ。蛹から出てきたばかりで、まだ翅が縮んでいる状態でした。

クララの先端まで登り翅を伸ばしますが、クシャッとした状態なので、ちょっと心配です。

それでも15分ほどで、きれいに翅が伸びましたよ。貴重な瞬間を観察することができました。

クララにとまっているオオルリシジミ。向こう側には・・・

すっかりお馴染みになった〝おたまくん〟です。出始めのオオルリシジミを見に来てくれましたよ。初オオルリシジミは見られましたが、初夏の陽気にすやすや。やっぱりおねむになった、おたまくんなのでした。

そして見頃を過ぎたナノハナですが、今日はこんな感じです。

あまりお勧めではありませんが、まだ黄色いところもあります。ご参考まで。