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ニッコウキスゲ✿アヤメ

堀金・穂高地区
2023年5月22日

段々花畑に咲いているのはニッコウキスゲ。諏訪市の北に位置する霧ヶ峰高原では6月下旬から7月下旬にかけて開花しますが、あづみの公園ではこの時期に咲きますよ。

写真を撮っていたら大きな蝶がやって来ました。ミヤマカラスアゲハでしょうか?小刻みに翅をパタパタさせながら、ニッコウキスゲの蜜を吸っていました。大きな花には大きな蝶が似合います。

同じ段々花畑で見頃になっているのはアヤメです。池周辺にたくさん咲いているのはカキツバタですが、アヤメは乾燥した場所を好みます。色が濃くて大きくなるアヤメがたくさん咲いています。

こちらは色が薄くて草丈も低いアヤメ。数も多くありません。こちらが在来種で、色の濃いのが園芸種?不確かで申し訳ありません。見比べてくださいね。

ヒオウギアヤメは湿地を好むようです。なので池の縁に咲いています。最初は2株ほどだったのですが、最近小さな株を複数見つけました。知らないうちに増えているようですね。

 

初夏の公園散歩

堀金・穂高地区
2023年5月21日

色とりどりのキンギョソウの間を元気よく走るのは、お馴染みの〝おたまくん〟です。穂高口前の見晴らしの丘までキンギョソウを見に行きましたよ。お気に入りは黄色いお花だそうです。

ひとしきりキンギョソウを見た後は、シャボン玉に挑戦。以前あまり上手く出来なかったのですが、今回はたくさんのシャボン玉が出来ました。口で吹くタイプより、振って作る方が簡単なようです。

毎週プールに通っているおたまくんは、お水が気になります。いつもは烏川幹線水路を見ていますが、今日はさらに大きな烏川をのぞきました。綺麗なお水がたくさん流れていて涼しげです。

段々池ではオオルリシジミを観察しました。おたまくんは蝶々も大好きです。希少な蝶をすぐ近くで見ることが出来ました。「ここにいるよ」と教えてくれましたよ。

あづみの学校では、今日が展示最終日の『交通安全ミニカー展示』も見学。遊びに来るたびにミニカーに釘付けです。今日は好きなものがたくさん見られて、とってもご機嫌なおたまくんなのでした。

 

オオルリシジミ、交尾ラッシュ

堀金・穂高地区
2023年5月20日

昨日は雨の寒い1日でしたが、今日は朝からお天気も回復し気温も上昇しました。開園前の時間にオオルリシジミを見に行くと、4ペアが交尾をしていました。一気に繁殖モードに突入です。

1ペア目は下向きでしたが、2ペア目は開く前のクララの葉の上に乗っていました。じっとしているペアもあれば、良く動いて姿勢を変えるペアも多く見られます。

3ペア目も葉の上で交尾。1頭でいるときはクララだけでなく、周囲の草花にもとまっていますが、交尾をしている時は大体クララにいますよ。

4ペア目は縦向きです。個体差がありますが、メスはオスよりも一回り大きく裏翅の色も鮮やかなようです。こちらもオスは他の個体よりも色が褪せていて、少し早めに羽化したのかもしれませんね。

開園後、遊びに来てくれた〝ちーたん〟と一緒にオオルリシジミの観察。5ペア目を見つけましたよ。21日(日)も晴れの予報です。貴重な蝶の貴重な繁殖シーンを観察してくださいね。

 

オオルリシジミ、増えてきました

堀金・穂高地区
2023年5月19日

今日は1日雨降りのお天気だったので、昨日とおとといの写真をご紹介。早朝にクララの穂先にとまるオオルリシジミ。背景には展望テラスと蝶ヶ岳。雪形〝白蝶〟が木に隠れているのが残念です。

ピンクの可愛い花はハルジオン。あちこちせわしなく飛び回り花にもよくとまりますが、絵になるような綺麗な花にとまるのは結構少ないのです。

メスが翅を広げていました。表側に黒い斑点があり、前羽の縁の黒い線がオスよりも太いので見分けることが出来ます。気温が上昇すると翅を閉じるので、朝早くが狙い目ですよ。

飛んで来たのはツバメシジミ。オオルリシジミより、一回りから二回りほど小さい大きさです。ルリシジミやベニシジミと戯れることもあります。「ねえねえ遊ぼうよ」と言ってるよう?

2頭はオスとメスです。時々絡むように飛びますが、お互いに交尾の準備が出来ていなかったようです。18日の朝は10頭確認しました。週末には交尾の様子が見られるかもしれませんね

 

ガラスに注意

堀金・穂高地区
2023年5月18日

手の上にちょこんと乗っているのはキビタキです。鮮やかなオレンジ色はオス。東南アジアで越冬し、春になると日本へ飛来し繁殖をします。公園の林の中では美しいさえずりが響いていますよ。

実はこのキビタキさんは、あづみの学校の屋外デッキの上にうずくまっていたのです。何かにぶつかって脳振とうを起こしたようです。運が悪いと首の骨が折れて死んでしまうこともあります。

こちらのドアにぶつかった跡がありました。外から見ると後ろの風景がガラスに写り込んで、向こう側に行けるように見えます。急いでいたのかもしれませんね。

しばらくは手の上でぐったりしていました。それでも少しずつ足に力が入ってくるのがわかります。確実に回復しているのが感じられました。

見つけてから10分ほどすると、しっかり起き上がりいつでも飛び立てる姿勢になりました。そして林の中に飛んでいきましたよ。次からはぶつからないように気を付けてね。

 

【R5 5月17日(水)花たちのようす】

大町・松川地区
2023年5月17日

冷たい雨が上がり、一変して真夏日が続いています。
相変わらず全体的な開花は早いものの、同時に様々な種類の花たちが見られる状況になっています!
入口のスイセンは今ちょうど満開を迎えていますが、れき原の花たちはすっかり枯れてしまいました…。

しかし、今の時期に園内を散策するとたくさんの山野草が見られるチャンスです!
人の手によって植栽された植物ではなく、園内に自生しているものがほとんどです。
公園を歩きながら山野草が見られるのも大町・松川地区のおススメポイントですよ!
それでは本日の園内のようすをお届けします。

簡単なものですが、今回ご紹介する花たちの花マップを作成しましたのでぜひご覧ください!

ギンラン

「森の貴婦人」という花言葉を持つギンラン。
樹木の根に結び付く菌根菌と共生するランで、森の中でも固有のエリアにしか根付きません。
とてもかわいらしい風貌なので手元に置きたくなる方もいるかもしれませんが、移植しても枯れてしまいます。その場所でしか咲くことのないレアなお花です。
森の体験舎付近の散策路や、アルプス広場から渓流ピクニック広場へ向かう途中の園路沿いなどにまれに見られます。とっても小ぶりなので、よく足元を見ながら歩いてみて下さいね。
レストラン(休憩棟)の正面にある囲いの中にも、ササバギンランと混じって咲いていたりもしますよ!

ササバギンラン

先ほど紹介したギンランに似ていますが、葉の形が「ササ」に似ていることと、大きさや葉の付き方などで区別することができます。
ギンランと比較すると大きく、葉の間からつぼみがひょっこり現れたかのような咲き方をしていますね。
こちらのササバギンランはレストラン(休憩棟)の前の囲いの中でたくさんみることができます。
開花はこれからなのでまだまだ楽しめます。

イカリソウ

ギンランたちに混じって咲いていました。
変わった形の花をつけています。
上から見ると花弁の表面が淡いピンクで、横や下から見ると真っ白なのがコントラストになっていて華憐です。

ヒメシャガ

こちらもレストラン(休憩棟)付近や、入口広場付近の林内(囲いの中)で見られます。
小さなアヤメのような花で、慎ましくも華やかな姿を見せてくれます。
淡い紫色が新緑に映えていてとても綺麗です。

ニッコウキスゲ

あづみの苑地に青々と葉をつけているニッコウキスゲ。
フライングしたいくつかが花を咲かせています。
だいぶつぼみが膨らんでいるので、もうじき咲き始めるでしょう。

クリンソウ

あづみの苑地からせせらぎの方へ降りていくと、クリンソウが咲いています。
新緑に包まれた森の中で鮮やかなピンクの花が目を引きます。
園内ではここでしか見られない貴重なお花です。
木漏れ日と野鳥の鳴き声、そしてせせらぎの音が心地よくて、癒されるスポットなんですよ。

そしてそのままおたま池の方へ降りていくと、ヒオウギアヤメが見られます。

ギンリョウソウ

最後は、先日からお伝えしているギンリョウソウのようすで締めくくりたいと思います!
園内を歩いていると本当にいろいろなところで見られます。散策路に入ると高い確率で出会えます。今年はかなり数が多いのではないでしょうか。
確実に見られるのはやはり、森のゲート付近の小道です。
インフォメーションセンターから近い場所で見てみたいという方は、空中回廊の下の散策路がおススメです。

まだまだお伝えしたいお花があるのですが、膨大な量になってしまいますので次回に分けたいと思います!
GWが終わってしまいましたが、イベントのほかにも魅力たっぷりの当公園にぜひお越しください✨

 

ヒマワリの準備

堀金・穂高地区

里山文化ゾーンの棚田エリアで始まっているのは、ヒマワリの植え付け準備です。早朝からトラクターのエンジン音が響きます。背景の〝おにぎり山〟を眺めながら作業もはかどります。

ヒマワリの種を蒔く場所に、農業用マルチシートを敷いていきます。シートを敷く前方では同時に土を耕す刃が回転しています。後方ではシートがめくれないように両端に土をかけていきます。

何度も往復して敷いていきますが、隣との距離を測りながらトラクターを運転します。敷き終わったらシートに穴を開けて、ヒマワリの種を植えていきます。夏に咲くヒマワリが楽しみです。

同じ里山文化ゾーンのナノハナ畑。『SPRING FESTA 2023』も14日で終わり、ナノハナも見頃のピークを過ぎています。ヒマワリ畑の準備が終わってから刈り取りを始めるそうです。

変わって田園文化ゾーンから見られる常念岳山頂付近の雪形は、3本爪の〝万能鍬(まんのうぐわ)〟が現れ始めました。ちょうど田植えの時期やヒマワリ畑の耕作と重なっていますね。

 

オオルリシジミ6頭

堀金・穂高地区
2023年5月16日

公園から望む北アルプスの蝶ヶ岳。尾根の左端には雪形〝白蝶〟が現れています。だいぶ蝶らしい形になってきました。公園にオオルリシジミが出現する時期に合わせて現れてくれますよ。

今日は朝から晴れのお天気になりました。開園前に池周辺を探すと6頭のオオルリシジミを見ることが出来ました。早朝は気温も低いので、じっとしていることが多いのです。

こちらはアカツメクサにとまっていました。幼虫の食草であるクララをメインに探しますが、意外と何でもない草にいることも多いのです。少しウロウロして探しましょう。

そんな段々池に現れたのはカルガモです。数日前から姿を見せるようになりました。もう1羽いるのでペアのようです。カルガモさんもオオルリシジミを見に来たのかもしれませんね。

カキツバタも見頃になっています。所々に白花もあり涼しさを演出してくれています。オオルリシジミを観察しながら池周辺をのんびり散策してくださいね。

 

シジュウカラの繁殖

堀金・穂高地区
2023年5月15日

第1駐車場のバス乗り場。バス停の看板の上にはシジュウカラがとまっています。毎年この場所での巣作りが恒例となっています。巣があるのは右側の看板の中です。

餌を運んで来たのはお母さんのようです。胸にある黒いネクタイの幅が太いのがオス。細いのがメスです。口にはイモムシをくわえていますよ。そのまま看板の中に入っていきました。

看板の上の隙間から中を覗いて、親鳥がいたのが5月3日です。翼と尾羽を大きく開いて防御の姿勢をとっています。と言うことはお腹の下のは卵があるようです。驚かせてゴメンね。

5月12日。中を覗くと親鳥の姿はなく、卵が9個ありました。気温が上がって暑くなると卵を温めずに巣から離れることもあります。全部孵化することもあれば、1~2個孵化しないこともあります。

そして今日、可愛いヒナが生まれていましたよ。親鳥が運んで来たイモムシは、ヒナに与える餌だったのですね。鳥の成長はあっという間です。日に日に大きくなるのが楽しみですね。

 

早春賦音楽祭

堀金・穂高地区
2023年5月14日

無料日の今日は『第19回あづみの公園早春賦音楽祭』が開催されました。あいにくの雨のお天気のため屋外ステージは中止になり、あづみの学校と展望テラスのみの実施になりました。

あづみの学校入り口ポーチの下で「安曇野市消防団音楽喇叭隊」の皆さんの演奏。外は雨が降りしきります。演奏者もお客様も狭くてゴメンナサイ。

玄関ホールでは最初の写真の民謡と三味線の演奏や、和太鼓の演奏の他、コーラスやギターの弾き語り、ダンスなども披露されました。

多目的ホールも会場になりました。こちらもコーラスやアルプホルンの演奏、ギターの弾き語りなど、たくさんの出演者とお客様で盛り上がりましたよ。

雨降りで寒かったのですが、展望テラスでも楽器の演奏やコーラスなどが披露されました。

最後は長野市出身のシンガー〝汐入規予〟さんのステージがありました。プロの歌声にお客様もうっとりです。今日は1日音楽に満たされた、あづみの公園なのでした。