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あづみの学校横を流れる小川では、現在ミズバショウが咲いています。場所は芸術教室の真横なのですが、あづみの学校は閉鎖中なので、見るときは外側の細園路から入ってくださいね。
白いのは葉が変化した仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞で、中にある肉穂花序(にくすいかじょ)に小さな花が咲きます。自然では仏炎苞が先に出ますが、こちらでは葉も同時に出ますよ。
早春から咲くハンノキに似ていますが、こちらはツノハシバミの花、雄花序(ゆうかじょ)です。濃い茶色のハンノキの花序に比べ、ツノハシバミの花序は色も薄く細いのが特徴です。
足下に咲く小さな花はホトケノザ。シソ科のオドリコソウの仲間です。花の下の葉が茎を包み込む様な形で、仏様の蓮華座(れんげざ)に似ることが名前の由来です。小さくても立派な名前なのです。
ツクシはトクサの仲間であるスギナの胞子茎(ほうしけい)です。子供も頃に「ツクシ誰の子、スギナの子」と教わりましたよ。頭をポンポンとして、胞子が飛ぶ様子も観察しましょうね。
現在閉鎖中のあづみの学校の理科教室。屋外水槽の落ちなくなった汚れは、時々素潜りをして掃除をしますよ。ニッコウイワナが暮らす高山渓流水槽は、水深が深く顔が出る程度です。
循環濾過をして飼育水をきれいにしていますが、汚れの多くは底に敷いた砂利の隙間に堆積します。砂利をちょっと動かしただけでも、このように濁るのです。息を止めての作業です。
平地水槽はウグイが暮らします。水深は少し下がって胸くらいです。腰壁もあるのでガラスの面積が狭く、掃除も楽ちん。あっという間に終わります。
でも落ち葉が一番堆積するのがこの水槽。特に秋は落ち葉の量も半端ないのです。落ち葉が沈んでいると自然ぽいのですが、無い方が綺麗に見えるので不思議ですね。
ニジマスの湧水水槽は、水位が最も低く窮屈な姿勢になります。胴長をはいての掃除でも下まで手が届かないので、やはり潜った方が早いのです。面倒でも素潜り掃除は欠かせませんよ。
写真は里山文化ゾーンの堀金口です。職員が網を持って、なにやら上の方を見ていますよ。
天井の梁(はり)の上にいたのはキジバトです。昨日から迷い込んでいたようです。捕獲しようと長い網で追いますが、天井を端から端まで行ったり来たり。なかなか捕まりません。
ちょっと可哀そうですが、休む間もなく追い立てたところ、やっと扉をくぐって外へ飛んでいきました。めでたしめでたし・・・
と外へ見に行くと、今度は別のキジバトが近くに飛んできましたよ。どうやら中にいたキジバトのパートナーのようです。「デッデ、ポッポポー」と何度か鳴いた後、堀金口の軒下にスイーッと入り込みました。もしかして、また入っちゃう?
こちらの梁の上にいましたよ。ここで巣作りしようとしていたのかもしれませんね。野鳥が建物の中に迷い込むことは度々あります。自然との距離が近い、あづみの公園ならではのハプニングですね。
昨日の朝は一面の雪でしたが、今朝はいつもの風景に元通り。現在段々池に入る河川水を止めているので、北アルプスの山並みが水鏡に映り、美しさも2倍になっていますよ。
雪は解けても朝の冷え込みで、花壇の脇には長い霜柱が立っていました。
段々原っぱ周辺のネコヤナギの花は、そろそろ終わりになってきています。
野原周辺のサンシュユは、小さなお花が開いていますよ。
濃いピンクのつぼみはハナモモ。だいぶ膨らんできました。
こちらはコヒガン(ザクラ)のつぼみ。エドヒガンと並び、ソメイヨシノよりも早く開花する桜です。去年も一番に咲いたコヒガン。もう少しで咲きそうですね。
今日から4月、新年度の始まりです。そんな節目の日に雪が積もりました。昨夜に降ったようですが、朝起きたら積雪になっていたのです。融ける前に急いで撮影しましたよ。
昨日も紹介したミツマタ。綿帽子姿がかわいいですね。
咲き始めのサンシュユと紅梅のコラボレーション。
見頃のダンコウバイも素敵に雪化粧。
開花直前のキブシは雪の暖簾になりました。
8時過ぎには日が差し始め、みるみるうちに融けていきました。山国信州ならではの春の雪。一瞬ですが、春のお花との共演が楽しめましたよ。
コブシは「♪北国の春」でも歌われているので、見たことがなくても名前は良く知られています。大きな白い花はとても目立ちます。お猿さんも大好物なので、時々食べられてしまいますよ。
天気が良く気温が上がると、カタクリはこのように開花します。段々花畑の鯉のぼりの真下に咲いているので、踏まないように気を付けてくださいね。
野原周辺ではサンシュユが咲き始めました。春に黄金色の小さな花をたくさん咲かせることから、春黄金花(ハルコガネバナ)とも呼ばれます。
少し前に紹介したミツマタ。見晴らしの丘上部で最初に咲き始めたものです。下向きに咲く花は、小さなポンポンのようですね。これから野原周辺でも咲くようになります。
展望テラス北側ではオキナグサも咲き始めました。種が老人の白髪のように見えることが名前の由来ですが、草全体にも白い毛が密生します。花弁の裏側にも毛が生えていますよ。
今日はやっとお天気になりました。段々花畑の鯉のぼりも朝から元気に泳ぎました。鯉のぼりの下に小さく写っているのは、お馴染みの〝ちーたん〟です。嬉しくて思わず駆け出しました。
鯉のぼりを見ていると、足元には小さなカナヘビが。まだ体温が上がっていないのか、簡単に捕まえられました。ちーたんも初めて触りましたよ。「舌をペロッと出してかわいいね」
穂高口近くの〝こどもの森〟でお気に入りの遊具。硬いのでマシュマロドームのようにピョンピョンできませんが、ナメクジみたいにヌメーとするのが楽しいようです。
たくさんの落ち葉をエイッと投げるだけでも楽しいのです。全身落ち葉まみれになりました。
そして午後になって遊びに来てくれたのは、イルミネーション以来の登場〝リアルおやゆび姫ちゃん〟と弟君です。久しぶりの公園に元気いっぱい。たくさんの鯉のぼりを見て、さらにパワーアップ。特に弟君はしばらく会えなかった分、たくさんお話を聞かせてくれましたよ。
帰ろうとしていたちーたんも、もう一度鯉のぼりを見に行きました。おやゆび姫ちゃんたちと一緒に撮るのが恥ずかしかったようで、代わりにお気に入りのかえるのピクルスと記念撮影しましたよ。
昨日に引き続き、今日も鯉のぼりの設置作業が行われました。お天気はあいにくの曇り空。昨日よりは少し気温が上がりましたが、やはり寒い1日でしたよ。
段々花畑を横断するようにワイヤーを張りますが、北側はアカマツの高い位置に固定するので、高所作業車で取り付けます。最初の数匹の鯉のぼりは、そのまま高い位置で取り付けます。
残りは地面で鯉のぼりを並べて取り付けます。
花畑の南側は斜面になっているので、こちら側でワイヤーを引きあげて固定します。ハンドウィンチという工具を使ってピーンと張りますよ。
夕方までには設置が終了しました。まだお花がほとんど無い段々花畑が賑やかになりました。明日こそは青空に泳ぐ鯉のぼりを期待しましょうね。
休園日の今日は〝鯉のぼり〟の設置作業が行われました。毎年恒例のイベントで、段々花畑にたくさんの鯉のぼりが泳ぎますよ。朝早くは晴れていたのですが、次第に曇り空に。
さらに冷たい風も吹いて、寒い1日になりました。花畑の両側のアカマツの幹にワイヤーを張って、高所作業車で取り付けていきます。今日の作業はちょっと大変だったかもしれないですね。
鯉のぼりの設置作業の真下では、カタクリが咲いています。今日開花が確認できたのは2株でした。その他につぼみが上がってきているのが複数株ありました。
カタクリは夜間は花がしぼんでいて、日中は反り返るように開きます。今日は気温も上がらず曇り空だったので、ずっとこの状態でした。
夕方までには半分ほどが設置できました。残り半分は明日の作業です。西側には北アルプスの山並みが望める段々花畑。明日は、青空に泳ぐ鯉のぼりが見られるといいですね。
灰色の羽毛とボサボサ頭が特徴のヒヨドリ。「ヒーヨ、ヒーヨ」と甲高い声が耳障りだったり、花や果実を食べたりするのであまり好かれませんが、公園では1年を通して見ることが出来ます。
サーッと飛んできて地面に下りたヒヨドリ。赤いものをくわえていましたよ。写真には撮れませんでしたが、落ちていたカンボクの実を食べていたようです。
カンボクの実は鳥にはあまり好まれないようで、冬に他の木の実が無くなっても枝についたままになっています。誰にも食べられずにシナシナになった実も、ヒヨドリは食べるのですね。
こちらはホオジロのオス。春になると樹上で盛んにさえずるようになります。朝早く出勤すると、まず最初に駐車場できれいな声を聴かせてくます。まさに公園の看板鳥です。
ピンボケになりましたが、こちらがホオジロのメス。春は鳥たちの恋の季節です。普段はあまり目立たないメスも、活発になって目にするようになります。写真に撮ったら図鑑で調べてみましょう。