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あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』。ニホンアマガエルの色違いが勢揃いです。緑色や灰色(茶色)は、自然でも周囲の環境にあわせて体色を変化させます。左側の青や黒の個体は、以前も紹介した突然変異による色素異常です。
ニホンアマガエルの顔を良く見ると、鼻から目を通り鼓膜にかけて黒い線があります。この線があると間違いなくアマガエルですが、田んぼで見られる緑色のカエルには、この線が無いものもいます。
それがシュレーゲルアオガエルです。大きい方がメス、小さい方がオスです。繁殖期に出会うと「だいすきー」としがみつきますよ。アマガエルの鳴き声は「クワックワックワッ・・・」、シュレーゲルアオガエルは「キリリリリ・・・」と高い声が特徴です。
シュレーゲルアオガエルにそっくりなのがモリアオガエル。シュレーゲルアオガエルは黒目の周りの虹彩(こうさい)が黄色く、モリアオガエルは虹彩が赤いのが特徴です。「カララ・・・コココ・・・」と低い声で鳴きます。
全然違う種類に見えますが、こちらもモリアオガエルです。長野県北部や中部に分布するものは模様の無い無紋(むもん)型ですが、長野県南部や愛知県、静岡県などでは模様のある有紋(ゆうもん)型が見られます。体の大きさも無紋型よりも有紋型の方がひとまわり大きくなる特徴がありますよ。
タニウツギがそろそろ終わる頃になると咲き始めるのがハコネウツギ。咲き始めに白い花は、ピンク、赤へと花色が変化します。海岸近くに自生するので、公園のハコネウツギは植えたものです。
山地に多く見られるニシキウツギも、白から赤へと花色が変化します。ハコネウツギよりも花が細長く、花色も濃い紅色になります。ハコネウツギと同じスイカズラ科タニウツギ属に分類されます。
ウメの花に似ているバイカウツギ。茎の中が中空になっているのでウツギ(空木)の名前がついていますが、アジサイ科に分類されます。野の休憩所北側の東屋裏では、真っ白な花をたくさん咲かせますよ。
段々花畑一画に咲いているテカリダケキリンソウ。キリンソウの地域変異種で、南アルプスの光岳(てかりだけ)に自生します。温暖化の影響でしょうか、年々株が小さくなっているのが心配です。
段々池の縁に咲いているのはウツボグサ。花穂の形が武士が矢を入れる靭(うつぼ)に似ることが名前の由来。花が終わって茶色くなった花穂は漢方に使われ、夏枯草(かこそう)の名で呼ばれます。
今日、関東甲信地方の梅雨入りが発表されました。昨日の深夜から降り始めた雨は、今日1日降り続きました。「あめあめふれふれ・・・」ようやくカエルたちの願いが叶ったようですね。
理科教室の外は雨。「ボクにも 雨降り見せて」とアマガエルさんにお願いされたので、窓際の観葉植物に乗せてあげました。すると、めちゃくちゃ前のめりで外の様子を見ていましたよ。
こちらも1日ずっと外の様子を見ているカエルさんがいます。後ろ姿がなんとも可愛いマルメタピオカガエルです。今日は朝から夕方までずっとこのポーズ。
マルメタピオカガエルはアルゼンチンやパラグアイに分布します。水生ガエルなので、ずっと水の中で暮らします。時々息継ぎのために、目と鼻を水面に出しますよ。
熱帯地域に生息するため、乾季に水場が干上がると泥の中で繭を作り、雨季になるまでじっと耐える習性があります。外の雨を見て「雨期になったのかな?」と思っているのかもしれませんね。
最近、「アサギマダラがいた!」と教えてくださるお客様が多いので、私も注意して過ごしていると、なんと目の前を大きなアサギマダラが舞っていきました。
大人げなく追いかけていると、ふわりと止まってくれたのでパシャリ。
秋に渡る姿が見られることで有名な蝶ですが、この時期にみられるということは、もしかすると公園の近くで生まれた個体かもしれませんね。
和紙作りができる「紙漉体験」、エコなストーブ「ロケットストーブ」づくりを開催しました!
紙漉体験にご協力いただいたのは「信州松崎和紙」の皆さんです。
乾かして和紙にするのは帰ってからのお楽しみです。
毎年人気のクラフトパーティー。
中にはまだ空きのあるイベントもあります!お早めにホームページをチェック!
「いないいない・・・」
「ばあっ!」が上手にできたのは、お馴染みの〝おたまくん〟です。午前中は、6月の貴重な晴れ間がのぞきました。明日で終了の鯉のぼりとニッコウキスゲの前で記念撮影です。
こちらも、もう少しで終わりそうなオオルリシジミ。一生懸命探しても見られるのは数頭くらいになりました。それでも、おたまくんの目線の高さで産卵中のオオルリシジミに出会いましたよ。
あづみの学校多目的ホールでは、ダンボールの滑り台に夢中。一人で登って颯爽と滑ります。他のちびっ子たちと一緒に何度も何度も繰り返し、まさにエンドレス状態でした。
おたまくんもカエルが大好きな〝カエラー〟です。理科教室のカエル展も、とっても楽しみにしていました。カエルの被り物で気合十分。お家から持ってきた〝かえるのピクルス〟も思わずギューッ!
昨日〝ちーたん〟もご挨拶したアカメアマガエルにもご対面。「寝不足かな?」真っ赤なお目々を心配する、心優しいおたま君なのでした。
現在、あづみの学校の多目的ホールでは『ちびっ子あそび広場+(プラス)』が開催中。梅雨の時期でも遊んでいただけるよう、ダンボールランドや昔遊び、はたらく車遊びなどが体験できますよ。
ちびっ子代表の〝ちーたん〟も、あそび広場がお気に入りです。今日夢中になったのは〝ジャンボ紙相撲〟。ダンボールの土俵をたたいて、白熱した取組を見せてくれました。声援は、頑張れ御嶽海!
こちらはダンボールで出来た〝ジャンボジェンガ〟。たくさん抜いて高く積み上げていきます。「ちーたん、これなんか行けそうじゃない?」という言葉を信じて抜いたところ・・・
案の定、ドサーッと崩壊してしまいました。倒れても大笑い。大きい分、楽しさも倍増です。遊び道具はたくさんありますが、お友達同士譲り合って遊んでくださいね。
もちろんカエル展も見学。カエルたちもじっくり見ましたが、カエルグッズも何度見ても飽きません。話しかけると、歩きながらオウム返しをしてくれるカエルさんがお気に入りですよ。
クランウェルツノガエル・ブラウン
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』。今日はツノガエルたちに餌をあげましたよ。与える餌はツノガエル専用の配合飼料。これだけで栄養満点なのです。
南米のアルゼンチンやブラジルなどに分布するツノガエルの仲間たち。自然下では地面に体を半分ほど埋めて、目の前を通る昆虫やカエル、ヘビ、ネズミなどの小動物を食べます。
餌がいつ目の前に来るのかわからないので、とりあえず飛びつきます。一度くわえたら反撃されない限り放しませんよ。待ち伏せ型のカエルは、しばらく餌に出会えないかもしれないのです。
飼育下では、小さい個体は少しずつ数日おきに与えます。大きな個体は与える量にもよりますが、1度与えると次は2~3週間後。1ヶ月開ける時もあります。ほとんど動かないので省エネですね。
ツノガエルはオタマジャクシから変態後の、3~4㎝ほどの大きさで販売されていることが多く、最近ではオタマジャクシでも売られています。成長すると12~13㎝にもなります。ちびっ子から大きく育てる楽しみがあるのです。興味のある方はチャレンジしてくださいね。
先日の休園日、見晴らしの丘では芝刈り作業が行われていました。小さな乗用の芝刈り機で芝を短く刈り込んでいきます。丘の上ったり下ったりを繰り返し、少しずつきれいにしていきます。
この芝刈り機は、刈り取った芝を後ろのカゴに溜めるタイプです。カゴがいっぱいになったらブルーシートにあけてトラックに積み込みますよ。作業の様子は、ずっと見ていても飽きないですね。
こちらでは人力で雑草の刈り払いです。放っておくとシロツメクサなどがどんどん増えていきます。伸び過ぎると歩きづらくなったり、芝もダメになってしまうのです。
場所が変わって、あづみの学校の入り口です。外にいるのはお猿さんたち。「せっかく遊びに来たのに閉まってるよ」とでも言っているようですね。開いていてもお猿さんは入れませんよ。
フラッシュをたいて撮影したら、大きなお猿さんと目が合いました。お猿さんもビックリ顔です。開園でも休園でもお構いなしのお猿さん。あまりイタズラしないでね。
今日から開催の特別展示『あめあめふれふれ カエル展』に来てくれたのは、カエル大好きでお馴染みの〝ちーたん〟です。保育園が終わってから、急いで駆けつけてくれましたよ。
中でもアカメアマガエルがお気に入り。久しぶりに展示に出てきたアカメアマガエルとご対面。日中はずっと寝ているアカメアマガエルですが、優しく触ると赤いお目々を見せてくれました。
ちーたんが抱えているのは、もちろんアカメアマガエルのぬいぐるみです。最近買ってもらったばかりです。かわいいカエルグッズの中にもアカメアマガエルがいないか探します。
ガイドセンターでは、カエル展開催に因んだ公園オリジナル「カエルの缶バッジ」のガチャガチャに挑戦。すると見事1回で大好きなアカメアマガエルを出しました。皆さんもチャレンジしてね。
閉園後に理科教室を消灯してからしばらくすると、アカメアマガエルが動き出します。明るい時に目を開けると黒目は細いのですが、暗闇では大きくなっていますよ。飼育員しか見られない貴重な生態ですね。