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今日は春分の日なので祝日です。あづみの学校多目的ホールの絵本の広場では、あづみの風土舎の皆さんによる「あづみの民話 八面大王大型紙芝居激」が行われました。

有明山に住む〝八面大王〟と呼ばれる鬼を、坂上田村麻呂が退治するお話です。お馴染みの〝ちーたん〟も見に来てくれました。劇の後、大きな八面大王と記念撮影しましたよ。

新しいものは必ずチェックするちーたん。理科教室の「桜金魚展」も見逃しません。桜金魚の登場と共に、桜の開花も早まりそうな気配。今月末には彼岸桜も咲きそう?

お外では、段々池にあるヤマアカガエルの卵を観察しました。〝カエラー〟のちーたんは、今年初の卵ももちろん見逃しません。1匹が産んだ卵が大きな塊だと知ってビックリです。

春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とされています。昨夜産んだばかりの卵をツンツンしながら、自然や生物を肌で感じるちーたんなのでした。早くオタマジャクシになると良いね。
穂高口前、見晴らしの丘上部にあるミツマタの木。公園で最も早く花を咲かせました。高さ2mほどの落葉低木で、枝が3つに分かれて成長することが「三又」の名前の由来です。

30~50個の小さな花が集まった頭状花序は下向きに咲きます。一つ一つの花は長い萼筒が特徴で、萼筒の先端が4つに分かれて花弁のように見えますよ。

この木の花は、野原周辺に咲くミツマタに比べると特に大きいのが特徴です。幹も枝もかなり太く、大きい花を咲かせる園芸品種なのかもしれませんね。

同じように大きな花を咲かせる木が近くに2本ありますが、この木が最もたくさんの花をつけています。見晴らしの丘のマレットゴルフ場横の園路をぐるっと回って見てくださいね。

こちらは野原周辺にあるミツマタです。見晴らしの丘の木と比べると、枝も細く花も小さいですね。今週は気温も再び上がりそうなので、近いうちに咲きそうですよ。
あづみの学校理科教室(実習室)では、3月17日より特別展示『春爛漫 桜金魚満開!』を開催しています。桜が咲く時期に合わせて、桜色の金魚約20尾を展示しています。

赤と白の紅白模様の普通鱗を持つ金魚と、赤・黒・浅葱(あさぎ)のまだら模様のモザイク透明鱗を持つ個体を交配することで得られる、赤と白の紅白透明鱗を持つ金魚を〝桜金魚〟と呼びます。

平成8年に新品種として承認された桜錦(サクラニシキ)が桜金魚の始まり。淡い体色が桜の花のように見えることから名付けられました。その後様々な品種で桜色の金魚が作られています。

金魚は泳ぎ方や体型が似ている品種ごとに飼育するのが基本です。素早く泳ぐタイプ、体の丸いタイプ、背びれの無いタイプを3本の水槽に分けています。どこが違うか観察してくださいね。

公園では4月上旬から彼岸桜が咲き、八重桜やウワミズザクラの咲く5月上旬にかけて、十数種類の桜の開花リレーを楽しむことが出来ます。桜金魚展も5月7日までご覧いただけますよ。
※明日3月20日(月)は開園日です。遊びに来てくださいね。
れき原の花畑のスイセンが、少しずつ開花し始めました。

全体としては、まだこのような状況です。所々で花を咲かせている株も見られます。


また、おたま池側の花畑では、パンジーが見頃です。レンズやスマートフォンを低くして撮るのがおススメです。
以上、本日の開花状況をお知らせしました。
通常、当園は毎週月曜日が休園日となりますが、明日3月20日(月)は祝日の中日ですので、両地区ともに開園となります。
本日同様晴れ予報ですので、ぜひ春の公園へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
昨夜から降り始めた雪は、朝になって霙(みぞれ)に変わりました。南岸低気圧がもたらす湿った雪で、長野県では〝カミ雪〟と呼ばれています。お昼頃にはかなり白くなりましたよ。

昨日は2つの卵塊があったヤマアカガエルの卵。今日池を見に行くと、こんなにも増えていました。いきなり降って来た雪に、親ガエルたちも慌てて土に潜っているかもしれませんね。

見頃の紅梅にも雪が積もりました。赤い花は雪の中で良く目立ちます。

咲き始めのサンシュユと見頃のマンサクのコラボ。積もった雪もシャーベット状態です。

お天気の日は元気いっぱい開いているクロッカスも、雪の中では寒そうですね。

異例の暖かさで生育が早まっているチューリップ。久しぶりに雪に覆われましたが、来週はまた気温が上がりそうです。今年は例年よりも早く咲きそうな感じですよ。
段々池の縁で水の中を覗いているのは〝仲良し姉妹〟の2人です。お正月以来のご来園。春休みに入って早速遊びに来てくれましたよ。花粉症の2人は、くしゃみや鼻水と闘いながらのお散歩です。

池の中にあったのはヤマアカガエルの卵。公園では毎年この時期になると、冬眠を開けた個体が産卵を始めます。産卵は夜に行われるので、おととい夜か昨夜に産んだようですね。

卵を見ているとニホンアマガエルが飛び出してきました。こちらも今年初の個体。2人共カエルが大好きな〝カエラー〟です。妹ちゃんは久しぶりのカエルの感触に、ご満悦でした。

バドミントンが得意なお姉ちゃん。道具はガイドセンターで貸してもらいました。今日は曇り空で日中も寒かったのですが、運動すると体もポカポカしてきましたよ。

最後は〝マシュマロドーム〟で思いっきりジャンプ。跳んだ瞬間シャッターを切ると、まるで空中に浮いているようです。花粉症に負けず、元気いっぱい遊んだ2人なのでした。
野原に咲く大きな白梅。ほぼ満開状態になっています。青空を背景に撮影すると、白い花とのコントラストがきれいです。花に集まるセイヨウミツバチやニホンミツバチの姿も見られますよ。

ウメの木は主に野原周辺や、野の休憩所北側の東屋周辺に集中しています。紅梅も所々にあり、木によって花色が異なります。見頃の〝ウメちゃん〟を楽しんでくださいね。

こちらのサンシュユも青空に黄色い花が映えます。サンシュユも野原周辺に多く植えられています。中国や朝鮮半島原産で、漢字では「山茱萸」と難しい字を書きます。

枝いっぱいに黄色い花をたくさんつけることから、春黄金花(ハルコガネバナ)の別名もあります。昨日の時点では開花直前の状態。花序をつくる小さな花がそれぞれ咲くと開花になります。

野原のお隣、段々原っぱの北側に咲くクロッカス。園路に沿って並んで咲いているのが可愛らしいですね。サル除けネットで覆われているチューリップの花壇の中に咲いているお花もありますよ。
今朝の最低気温は氷点下2℃台まで下がりました。標高の高い長野県。朝晩はまだまだ寒いのです。それでもお天気が良いと気温も上昇し、日中は汗ばむくらいの陽気になりました。

常念岳山頂付近もあまり雪が降っていないようです。雪解けのペースが例年よりも早いようですね。写真の中央に現れる雪形の〝常念坊〟も形がわかるようになってきました。

段々池では、園路の改修工事期間に水路からの水を停止していましたが、池の中の工事が終わったので先週から水を引き入れています。メダカや水生昆虫たちもホッとひと息ですね。

工事が終わったので、今日から池中央を渡る園路も通れるようになりました。かなり広くなり舗装も行ったので、ベビーカーや車椅子でも楽に通ることが出来ますよ。

そして今日から河畔の広場の〝マシュマロドーム〟と、穂高口周辺の〝こどもの森〟や〝冒険の森〟が利用できるようになりました。思い切り遊んでくださいね。
青空を背景に黄色いポンポンが枝についています。園内各所でダンコウバイが咲き始めました。先週末には咲いているという情報を聞いていたのですが、今日見つけたのは第1駐車場にある木です。

「檀香梅」と書きますが、ウメではなくクスノキ科クロモジ属に分類されます。写真は開花途中です。雄花が咲き揃うと丸い玉のようになります。満開になると遠くからでも良く目立ちますよ。

アセビも咲き始めました。第1駐車場の上段植え込みにたくさんあります。葉には毒が含まれており、馬が食べると酔ったようになることから「馬酔木」と書きます。

木によって花の色が少しずつ異なり、前の写真は薄ピンクの花に萼は赤っぽい色をしています。こちらは白い花にクリーム色の萼がきれいです。車を停めてガイドセンターに行く前に見てくださいね。

ネコヤナギは雌雄異株。雄花はフワフワの絹毛の中から雄しべが出てきています。咲き始めは雄しべの先端にある葯が赤く、花粉が出てくると黄色くなりますよ。開花の様子も観察しましょう。
久しぶりの投稿となってしまいました。
大町・松川地区もすっかり雪が溶け、温かな陽気が続いています。
地面からオキナグサの芽が出ていました。髭のような様から、”翁”の名を冠された植物です。芽が出るころから毛が生えているのですね。

レストラン棟前の広場で見られるフクジュソウ。今年は開花が早いのか、早くも花を落とす株がちらほら。

野鳥も近くで見ることができました。シジュウカラの仲間のヒガラです。

林間のアイドル、エナガも姿を見せてくれました。
種類の異なる2羽ですが、冬季は「混群」(こんぐん)と呼ばれる小鳥同士の群れを他の小鳥たちと形成します。しかし春が近づくにつれ、 混群はいったん解散。
各々の繫殖期に入ります。冬の渡り鳥「冬鳥」もそろそろ北へ帰る準備を始めるので、野鳥を観察するなら今が最後のチャンスです。

温かくなったためか、昆虫たちも姿を現し始めています。空中回廊の手すりで、フユシャクの仲間を見つけましたよ。写真の個体はメス。御覧の通り、メスは羽がありません。
フェロモンを放出することで、羽のあるオスに見つけてもらうのです。
ずっと待っていれば、カップルが成立する瞬間を見れたかもしれませんが・・・。
皆さんも春の手すりで生き物を探してみるのも、面白いですよ。