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2023年3月30日(木)開花状況

大町・松川地区
2023年3月30日

少し歩くと汗ばむほどの暖かい日が続いています。

ここアルプスあづみの公園 大町・松川地区 のスイセンの花畑も、少しずつ黄色にお染まり始めています。

まだ全体の1割以下で、花畑としての見頃はもう少し後ですが、想定よりも半月ほど早く、4月中旬ごろには黄色く染まった花畑がご覧いただけるかと思います。

とはいえ、すでに見ごろを迎えた品種もあります。一番の見頃の日を狙って、ピンポイントでご来園いただくよりは、日々変わる春の雰囲気を感じていただいたくのがおすすめですね。

 

春めいて

大町・松川地区
2023年3月14日

久しぶりの投稿となってしまいました。

大町・松川地区もすっかり雪が溶け、温かな陽気が続いています。

地面からオキナグサの芽が出ていました。髭のような様から、”翁”の名を冠された植物です。芽が出るころから毛が生えているのですね。

レストラン棟前の広場で見られるフクジュソウ。今年は開花が早いのか、早くも花を落とす株がちらほら。

野鳥も近くで見ることができました。シジュウカラの仲間のヒガラです。


林間のアイドル、エナガも姿を見せてくれました。

種類の異なる2羽ですが、冬季は「混群」(こんぐん)と呼ばれる小鳥同士の群れを他の小鳥たちと形成します。しかし春が近づくにつれ、 混群はいったん解散。

各々の繫殖期に入ります。冬の渡り鳥「冬鳥」もそろそろ北へ帰る準備を始めるので、野鳥を観察するなら今が最後のチャンスです。

温かくなったためか、昆虫たちも姿を現し始めています。空中回廊の手すりで、フユシャクの仲間を見つけましたよ。写真の個体はメス。御覧の通り、メスは羽がありません。

フェロモンを放出することで、羽のあるオスに見つけてもらうのです。

ずっと待っていれば、カップルが成立する瞬間を見れたかもしれませんが・・・。

皆さんも春の手すりで生き物を探してみるのも、面白いですよ。

 

体験プログラムがおすすめ!

大町・松川地区
2023年3月4日

そりゲレンデも終了し、これから暖かい春の公園へ移り変わる衣替えの季節です。
先日お伝えしたとおり、れき原の花畑のスイセンも芽を出し始めています。

これから春の姿へと日々変わる公園の様子も楽しみです…が、少し寂しいのも否定できません。

こんな季節におすすめなのが、体験プログラムです!
季節の食材を使った「食体験」や、木の実や木の枝などの森の恵みを使った「クラフト体験」など、「森の体験舎」ではご家族で楽しめる体験プログラムを開催しています。

本日の「食体験」は【季節のどらやきづくり】 でした

プログラムのメニューは、「食体験」と「クラフト体験」を合わせると年間で70種以上。開催しているメニューは、日々違いますので、お出かけ前に体験カレンダーをチェックしてからご来園ください!

>>体験カレンダーはこちら

 

アルクマ地上絵、雪化粧

大町・松川地区
2022年12月22日

大町・松川地区にも本格的な冬がやってきました。

芝が枯れるにつれ、次第に姿を消していったアルクマの地上でしたが、雪が積もったことで再び姿を見せてくれました。

本日降った雪は水分を多く含んだ「湿雪」(しっせつ)なので、どんどん溶けてしまいました。アルクマとの再会も短い時間でしたね。

さて、こちらはちびっ子たちお待ちかね、入口広場のそりゲレンデ。雪が一番残っていた今朝で写真のような状態です。まだオープンには程遠い状態です。

こちらはアルプス広場のそりゲレンデ。一見十分な雪が積もっているように見えますが、実際はかなりべちょべちょの雪が残っているだけ。

ふわふわの気持ちいい雪が積もり、そりゲレンデが本オープンするのはもう少し先になりそうです。

積雪状況更新のお知らせ

本日より、雪が積もり次第当ブログにて積雪状況を随時発信いたします。

公園の積雪状況は当ブログ、または公園Twitterをご覧ください。

 

冬の虫探し

大町・松川地区
2022年11月27日

暑さを感じた昨日とは違い、本日は冷え込む一日となりました。

葉が落ちた森はなんだか寂しげ。しかし、よーく目を凝らすと昆虫の姿を見ることができました。

落ち葉の上にヤスマツトビナナフシがいました。
寒い時期は大型の昆虫がめっきり減ってしまうので、見つけると嬉しくなります。
枝先ではハムシの仲間が見られます。
サンゴジュハムシでしょうか。
葉を食害する害虫ですが、つぶらな瞳と丸いフォルムがかわいらしい虫です。
先日紹介したソヨゴの木ではウラギンシジミが羽を休めています。
常緑樹は鳥だけでなく、虫の拠り所にもなるようですね。

入口広場のハイビャクシンにはカマキリの卵がありました。(何カマキリかはわかりません・・・。)

カマキリが卵を産む場所の高さで、今シーズンの積雪量が分かるようです。園内には低い場所に産むカマキリが多いようで・・・。

今年の雪はどうでしょうか・・・。

 

残る葉、落ちる葉

大町・松川地区
2022年11月25日

公園のソヨゴにアオバトが潜んでいました。

アオバトは緑色の美しいハトで、当園ではあまり見かけない珍客。また、海水を飲むことで有名な鳥です。

落葉シーズンとなりましたが、ソヨゴのような常緑樹は通年で葉を落としません。

こういった常緑樹は、葉が落ちてしまう冬でも野鳥たちが身を隠すことのできる貴重な場所になります。

別の場所ではシジュウカラがアカマツの実を食べていました。

シジュウカラのようなカラ類は木の実や種子が大好き。

その上冬でも葉を落とし切らないアカマツは身を隠すのにうってつけ。

冬季の松の木は好物の「実」をゲットでき、本人は「身」をかくすことができる、小鳥たちのオアシスですね()

また、葉を落とす落葉樹でも野鳥の姿を見ることができます。

葉の落ちたカラマツではエナガがわずかに残った実や、樹上にいる虫を食べていました。

目立つ場所に出るというリスクを冒して餌を探す子もいるようですね。

また葉が落ちることで見つかるものがあります。これはウスタビガという蛾の繭。

昨年も紹介したこの提灯のような繭ですが、今年は繭も成虫も少ないように感じます。

こちらがウスタビガの成虫(♂)。あの小さな繭から秋色の美しい蛾が出てくるのです。

彼らのシーズンは11月上旬~中旬で終わってしまうので、もう見ることはかないません。

1年間のうち、晩秋から初秋のわずかな時期にだけ現れる魅惑の蛾です。

間もなく落葉も終わりやがて雪が降ります。

季節ごとに変わる生き物たちの営みを見逃さないよう、私もより目を光らせようと思います!

 

成虫で越冬する蝶

大町・松川地区
2022年11月23日

園内の木々はすっかり葉を落とし、冬の森へと姿を変えつつあります。

園路上に落ちた葉も綺麗です。ふと見ると一枚だけ真っ白な葉っぱ?が・・・。

よく見ると葉っぱではなく一匹の蝶。全く動かないので近くで見ないと蝶だと分かりません。

この子はウラギンシジミ。なんと成虫の姿で冬を越す蝶の一種です。

地中で冬眠できる幼虫とは違い、蝶の姿で冬を越す子たちはたとえ吹雪の中でもほぼ野ざらしの状態ということになります。

こちらは今年2月(昨年度)に撮影した園内の様子。

昨年度は雪がたくさん降りましたが、このような環境でどのように生き抜いたのでしょうか。小さな蝶といえども、侮れない生命力です。

蝶といえば、堀金・穂高地区では「蝶の写真展示&公園の生き物写真展」をあづみの学校・廊下ギャラリーにて開催中です!

蝶の写真は池田町の写真家、宮田 紀英 氏によるもの。幼いころから蝶、蛾の写真を撮り続けてきた彼の写真は必見です!

イルミネーションにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 

カモシカ登場

大町・松川地区
2022年10月29日

渓流ピクニック広場もだんだんと紅葉してきました。撮影中、ふと視線を感じ目をやるとなんと野生のカモシカがこちらを見つめていました。

最初は岩かと思っていたのですが、どうも違和感。
目がばっちり合いました。

まさか開園中に、しかも園内で出会えるとは思っていなかったので驚きです。

時折差す日差しが心地いいのか、人目を気にすることなく日向ぼっこをしていました。
完全にリラックス。
結局私がいる間はほとんど動いてくれませんでした、(笑)
渓流ピクニック広場は入口から遠いためか、普段はお客さんもほとんど通りません。
そのためか、 動物の痕跡が比較的見られるエリアでもあります。

普段はほとんど動物たちを見かけないので忘れられがちですが、公園は動物の住処でもあることを忘れずに、上手に付き合っていきたいですね。

 

10月26日(水)紅葉状況

大町・松川地区
2022年10月26日

先日餓鬼岳が初冠雪を迎えました。秋イベントの最中ですが、 じりじりと冬が近づいてくるのを感じます。

急に冷え込んだためか、園内もようやく色づいてきました。

10.26 彩りの森
10.26 彩りの森
10.26 あづみの苑地

春に咲くはずのツツジが咲いていました。本来とは異なる季節に花が咲くさまを「狂い咲き」というそうです。彩りの森で見られました。

寒暖差が激しくなったことで咲いたのでしょうか。皆さんも体調にはお気を付けください。

 

アサギマダラ続報

大町・松川地区
2022年10月21日

9月25日に開催した「アサギマダラ観察会」にてマーキングされた個体が、三重県で再発見されたとの報告がありました。

1カ月未満で200キロ以上の距離を飛翔しています。
蝶の体一つでこの距離を移動するとは・・・。

今年は秋季における飛来数が少ないといわれているアサギマダラ。

私も公園に限らず見る機会は少なかったです。春~初夏は公園でも周辺で生まれたであろう個体が見られたのですが・・・。

アサギマダラには毒があるので、彼らを食べる天敵はほとんどいません。(触る分には問題ありません。)

旅路の途中で何かあったのでしょうか。渡りをする蝶、謎は深まるばかり。