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冷たい雨が上がり、一変して真夏日が続いています。
相変わらず全体的な開花は早いものの、同時に様々な種類の花たちが見られる状況になっています!
入口のスイセンは今ちょうど満開を迎えていますが、れき原の花たちはすっかり枯れてしまいました…。
しかし、今の時期に園内を散策するとたくさんの山野草が見られるチャンスです!
人の手によって植栽された植物ではなく、園内に自生しているものがほとんどです。
公園を歩きながら山野草が見られるのも大町・松川地区のおススメポイントですよ!
それでは本日の園内のようすをお届けします。
簡単なものですが、今回ご紹介する花たちの花マップを作成しましたのでぜひご覧ください!
ギンラン
「森の貴婦人」という花言葉を持つギンラン。
樹木の根に結び付く菌根菌と共生するランで、森の中でも固有のエリアにしか根付きません。
とてもかわいらしい風貌なので手元に置きたくなる方もいるかもしれませんが、移植しても枯れてしまいます。その場所でしか咲くことのないレアなお花です。
森の体験舎付近の散策路や、アルプス広場から渓流ピクニック広場へ向かう途中の園路沿いなどにまれに見られます。とっても小ぶりなので、よく足元を見ながら歩いてみて下さいね。
レストラン(休憩棟)の正面にある囲いの中にも、ササバギンランと混じって咲いていたりもしますよ!
ササバギンラン
先ほど紹介したギンランに似ていますが、葉の形が「ササ」に似ていることと、大きさや葉の付き方などで区別することができます。
ギンランと比較すると大きく、葉の間からつぼみがひょっこり現れたかのような咲き方をしていますね。
こちらのササバギンランはレストラン(休憩棟)の前の囲いの中でたくさんみることができます。
開花はこれからなのでまだまだ楽しめます。
イカリソウ
ギンランたちに混じって咲いていました。
変わった形の花をつけています。
上から見ると花弁の表面が淡いピンクで、横や下から見ると真っ白なのがコントラストになっていて華憐です。
ヒメシャガ
こちらもレストラン(休憩棟)付近や、入口広場付近の林内(囲いの中)で見られます。
小さなアヤメのような花で、慎ましくも華やかな姿を見せてくれます。
淡い紫色が新緑に映えていてとても綺麗です。
ニッコウキスゲ
あづみの苑地に青々と葉をつけているニッコウキスゲ。
フライングしたいくつかが花を咲かせています。
だいぶつぼみが膨らんでいるので、もうじき咲き始めるでしょう。
クリンソウ
あづみの苑地からせせらぎの方へ降りていくと、クリンソウが咲いています。
新緑に包まれた森の中で鮮やかなピンクの花が目を引きます。
園内ではここでしか見られない貴重なお花です。
木漏れ日と野鳥の鳴き声、そしてせせらぎの音が心地よくて、癒されるスポットなんですよ。
そしてそのままおたま池の方へ降りていくと、ヒオウギアヤメが見られます。
ギンリョウソウ
最後は、先日からお伝えしているギンリョウソウのようすで締めくくりたいと思います!
園内を歩いていると本当にいろいろなところで見られます。散策路に入ると高い確率で出会えます。今年はかなり数が多いのではないでしょうか。
確実に見られるのはやはり、森のゲート付近の小道です。
インフォメーションセンターから近い場所で見てみたいという方は、空中回廊の下の散策路がおススメです。
まだまだお伝えしたいお花があるのですが、膨大な量になってしまいますので次回に分けたいと思います!
GWが終わってしまいましたが、イベントのほかにも魅力たっぷりの当公園にぜひお越しください✨
里山文化ゾーンの棚田エリアで始まっているのは、ヒマワリの植え付け準備です。早朝からトラクターのエンジン音が響きます。背景の〝おにぎり山〟を眺めながら作業もはかどります。
ヒマワリの種を蒔く場所に、農業用マルチシートを敷いていきます。シートを敷く前方では同時に土を耕す刃が回転しています。後方ではシートがめくれないように両端に土をかけていきます。
何度も往復して敷いていきますが、隣との距離を測りながらトラクターを運転します。敷き終わったらシートに穴を開けて、ヒマワリの種を植えていきます。夏に咲くヒマワリが楽しみです。
同じ里山文化ゾーンのナノハナ畑。『SPRING FESTA 2023』も14日で終わり、ナノハナも見頃のピークを過ぎています。ヒマワリ畑の準備が終わってから刈り取りを始めるそうです。
変わって田園文化ゾーンから見られる常念岳山頂付近の雪形は、3本爪の〝万能鍬(まんのうぐわ)〟が現れ始めました。ちょうど田植えの時期やヒマワリ畑の耕作と重なっていますね。
公園から望む北アルプスの蝶ヶ岳。尾根の左端には雪形〝白蝶〟が現れています。だいぶ蝶らしい形になってきました。公園にオオルリシジミが出現する時期に合わせて現れてくれますよ。
今日は朝から晴れのお天気になりました。開園前に池周辺を探すと6頭のオオルリシジミを見ることが出来ました。早朝は気温も低いので、じっとしていることが多いのです。
こちらはアカツメクサにとまっていました。幼虫の食草であるクララをメインに探しますが、意外と何でもない草にいることも多いのです。少しウロウロして探しましょう。
そんな段々池に現れたのはカルガモです。数日前から姿を見せるようになりました。もう1羽いるのでペアのようです。カルガモさんもオオルリシジミを見に来たのかもしれませんね。
カキツバタも見頃になっています。所々に白花もあり涼しさを演出してくれています。オオルリシジミを観察しながら池周辺をのんびり散策してくださいね。
第1駐車場のバス乗り場。バス停の看板の上にはシジュウカラがとまっています。毎年この場所での巣作りが恒例となっています。巣があるのは右側の看板の中です。
餌を運んで来たのはお母さんのようです。胸にある黒いネクタイの幅が太いのがオス。細いのがメスです。口にはイモムシをくわえていますよ。そのまま看板の中に入っていきました。
看板の上の隙間から中を覗いて、親鳥がいたのが5月3日です。翼と尾羽を大きく開いて防御の姿勢をとっています。と言うことはお腹の下のは卵があるようです。驚かせてゴメンね。
5月12日。中を覗くと親鳥の姿はなく、卵が9個ありました。気温が上がって暑くなると卵を温めずに巣から離れることもあります。全部孵化することもあれば、1~2個孵化しないこともあります。
そして今日、可愛いヒナが生まれていましたよ。親鳥が運んで来たイモムシは、ヒナに与える餌だったのですね。鳥の成長はあっという間です。日に日に大きくなるのが楽しみですね。
無料日の今日は『第19回あづみの公園早春賦音楽祭』が開催されました。あいにくの雨のお天気のため屋外ステージは中止になり、あづみの学校と展望テラスのみの実施になりました。
あづみの学校入り口ポーチの下で「安曇野市消防団音楽喇叭隊」の皆さんの演奏。外は雨が降りしきります。演奏者もお客様も狭くてゴメンナサイ。
玄関ホールでは最初の写真の民謡と三味線の演奏や、和太鼓の演奏の他、コーラスやギターの弾き語り、ダンスなども披露されました。
多目的ホールも会場になりました。こちらもコーラスやアルプホルンの演奏、ギターの弾き語りなど、たくさんの出演者とお客様で盛り上がりましたよ。
雨降りで寒かったのですが、展望テラスでも楽器の演奏やコーラスなどが披露されました。
最後は長野市出身のシンガー〝汐入規予〟さんのステージがありました。プロの歌声にお客様もうっとりです。今日は1日音楽に満たされた、あづみの公園なのでした。
先日からお伝えしているギンリョウソウのようすをお伝えします!
少しずつ花が開いてきています。
落ち葉が敷き詰められた林床によく見るとこんなに!
足元をよく見ないと見逃してしまうような個体も…
わかりやすいものもあるので、散策の際は森の中を注意して見てくださいね。
久しぶりの登場は、お馴染みの〝ちーたん〟です。何やら草むらを指さしていますが、赤い丸の中にはオオルリシジミが写っていますよ。安曇野市の天然記念物が近くで見られて良かったね。
10時頃に見たのはこの1頭だけ。「わくわく自然観察会」も行われましたが、やはり1頭しか出会えなかったようです。午後からの雨は明日も続く予報なので、来週に期待しましょう。
あづみの学校の理科教室では、久しぶりにウナギちゃんとも再開。ウナギがお気に入りのちーたん。水槽の改修工事でしばらく会えなかったので、戻ってきたのがとっても嬉しいのです。
明日で終了の特別展示。しばらく公園に来られてなかったので、こちらも初めて見ましたよ。去年小さかった〝ウーパールーパー〟が大きくなって感激です。もぐもぐタイムにパチリ。
理科教室の缶バッジもたくさんコレクションしています。一番欲しかったウーパールーパーが出て、思わず「やったー!」。6月から始まるカエル展の缶バッジが今から待ち遠しい、ちーたんでした。
昨日5月11日より20日までの10日間は『春の全国交通安全運動』の実施期間です。あづみの学校ギャラリーの「交通安全ミニカー展示」も好評開催中ですよ。
街で見かけるパトロールカー。手前はちびっ子たちが良く遊ぶ〝トミカ〟、後ろは大人向けディスプレイタイプの〝トミカリミテッドヴィンテージ〟〝トミカリミテッドヴィンテージNEO〟です。
道路維持管理車やロードサービス車も高速道路や街でよく見かけます。後の右側は覆面パトカー。一番右奥の2台は刑事ドラマに出てきた車両です。お父さん世代には懐かしいですね。
手前は外国の警察車両。ドイツメーカーのミニカーも多く並びます。格好いいスポーツカータイプの警察車両は海外ならではです。後のディズニーキャラクターのミニカーもちびっ子には人気です。
今回の展示数は320台余りと、これまでで最も多くなっています。前回秋の展示時よりもかなり増えていますよ。「交通安全ミニカー展示」は5月21日(日)まで。皆さん、お見逃しなく。
今朝、段々池のほとりでオオルリシジミを1頭見つけましたよ。このオオルリシジミは、5月5日のイベントで放された蛹から羽化したものです。しっかり飛んでいたので、昨日羽化したようですね。
シジミチョウ科のオオルリシジミ。かつては東北や本州中部、九州に広く分布していましたが、現在では新潟県や長野県、熊本県、大分県の一部にしか見られなくなりました。
あづみの公園は、その貴重な生息地になっています。2022年3月には安曇野市の天然記念物に指定されました。保護の対象になっているので捕獲することはできませんよ。
翅を広げると綺麗な瑠璃色をしています。気温が低い朝方や曇りの日などは翅を良く広げます。最初はオスが多く、しばらくしてメスが出現します。たくさん現れると交尾や産卵も観察できます。
幼虫の食草であるクララの他に、シロツメクサなどの花にとまることも多いですよ。来週には出現する個体も増えそうです。オオルリシジミの情報は公園HPや管理センターにお問い合わせください。
※5月12日、内容を一部訂正いたしました。
穂高口前の見晴らしの丘。朝から晴れの良いお天気になりました。丘の花壇に整然と並ぶのはキンギョソウです。赤、ローズ、ピンク、白、黄色、オレンジの6色、約3万株が植えられています。
植え始めたのは4月14日から。まだ北アルプスの残雪も多い頃です。お馴染みの〝植え付け戦隊 シルバーズ〟の皆さんが、1週間ほどで植えてくれましたよ。
地中海沿岸が原産のキンギョソウ。もちろん金魚草と書きます。花の形が金魚に似ていることが名前の由来です。特に赤色系の花は、金魚が尾びれをフリフリしながら泳いでいるように見えますね。
現在ピンクの花が一番早く咲き始めています。白や黄色も少しずつ咲いていますよ。金魚草の見頃は5月下旬から6月上旬頃になる予定です。見晴らしの丘にも足を運んでくださいね。
変わってこちらはアカマツの雄花。現在花粉を飛ばすピークになっています。スギによる花粉症ほどではありませんが、アカマツによる花粉症もあるようですね。
少し枝を揺らしたら、こんなにも花粉が飛びました。アカマツの花粉が飛ぶと辺り一面黄色くなります。屋外水槽の水も黄色くなりますよ。少し厄介な花粉ですが、この時期ならではの光景ですね。