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あづみの学校理科教室で開催中の特別展示『かわいいメダカと金魚ちゃん』。オランダ獅子頭(ししがしら)は、頭の肉瘤(にくりゅう)が発達します。個体によってモコモコの形も違うので、表情も1匹ずつ異なりますよ。
まん丸ボディーのピンポンパール。中国名は珍珠鱗(ちんしゅりん)です。コロコロした体は究極のキャラクター。祖先がフナであることを忘れてしまいます。
卵形体型の紅葉蘭鋳(もみじらんちゅう)。鱗(うろこ)の縁にだけ色素が残った網透明鱗(あみとうめいりん)を持つ金魚を紅葉(もみじ)と呼びます。
出目金は体の短い琉金体型が一般的ですが、細長い和金体型のものは柳出目金と呼ばれます。こちらの個体は黄色い体色で、比較的新しい品種のようです。
飛び出た目が上を向いているのは頂天眼。視界が限られるので餌を食べるのはへたっぴ。それでも一点をじっと見つめるユーモラスなお顔に癒されるのです。
手の上に乗っているのはエダナナフシ。木の枝そっくりに擬態した体が特徴です。ここ1週間で偶然4匹のナナフシに出会いましたよ。今年は当たり年?
木にいるとまずわからないのですが、たまたま階段の手すり近くの木の枝にとまっていたので目についたのです。前肢が2本とも欠けていました。
こちらは、あづみの学校の外壁にしがみついていた個体。前肢は揃えてまっすぐ伸ばしています。4匹見た中でも一番大きな個体です。
色んな樹木の葉を餌にします。このナナフシが食べているのはコナラの葉。葉の欠けている部分が食べた所です。頭を上下に振ってモリモリ食べますよ。
細長いのはナナフシのウンチ。楕円形をしているのが卵です。オスがいない地域ではメスだけで産卵する単為生殖(たんいせいしょく)をします。なので、公園で採集したナナフシは全部メス。1匹で飼育しても必ず卵を産むのです。
理科教室の昆虫展示コーナーにも仲間入りしました。じっと動かないことが多いのですが、葉を食べている様子を観察できる時もありますよ。
久しぶりの登場は〝リアルおやゆび姫ちゃん〟です。前回が去年11月のイルミネーションの時でした。今日は夏休みの自由研究で、「魚のオスとメスの違いについて教えて」と聞きに来てくれたのです。なかなか良い所に目を付けましたね。
暑い日差しの中、公園をお散歩。そして展望テラスの〝足水〟でクールダウン。水路から階段状に流れ落ちる水の冷気で、涼しい風も吹きこんでくるのです。
3歳の頃から公園に遊びに来てくれている、おやゆび姫ちゃん。こちらは2018年の写真です。偶然見つけたアマガエルを麦わら帽子に乗せて撮影しました。
あれから7年。小学5年生になり、同じポーズで撮影。帽子の上には一回り大きなシュレーゲルアオガエルが乗っていますよ。成長してもカエルはお友達です。
閉園の20分前に滑り込んできたのは、弟の〝るーくん〟です。今日は大町・松川地区の「スプラッシュ・ランド」で、お友達と1日遊んだそうです。長い夏休み。今度は「魚魚展」やヒマワリ迷路で遊んでくださいね。
あづみの学校理科教室の屋外水槽にあるコナラの木。最初の写真は28日に撮影したもの。この狭い範囲で8匹のカブトムシが集まっていましたよ。
26日の朝。5匹とも木のすぐ近くにある地下へ降りる階段に落ちていました。去年までは公園のカブトムシが年々小さくなっている印象がありましたが、今年は大きい個体が多く見られます。栄養の良い土壌で育った兄弟たちでしょうか?
そして今日はオオムラサキがやって来ました。オスは表翅が光沢のある青紫色をしています。カナブンが近づくと翅を大きくパタッっと広げて威嚇をします。
カブトムシの集団の中にミヤマカミキリがいました。樹液が出る場所は何カ所もあり、あちこち速足で移動しながら良い場所を探しているようでしたよ。
夕方になるとアオカナブンの姿がありました。光沢のある緑色がとても綺麗です。例年8月に入るとカブトムシの姿が減っていきます。なるべく早く見に来てくださいね。部屋の中から観察できるカブトムシは貴重ですよ。
穂高口前の見晴らしの丘。先週からケイトウの苗の植え付け作業が行われています。作業は朝8時頃から開始。連日猛暑日に迫る気温の中での作業が続きます。
植えられるケイトウは約3万株。ちびっ子ですが、すでに花芽が付いています。
作業するのは〝植え付け戦隊シルバーズ〟の皆さん。耕された花壇は雑草を抜き取った後、均等に線を引きます。トレーから外した苗は等間隔に並べます。
苗を踏まないように気を付けながら、1株ずつ丁寧に植えていきます。容赦なく照り付ける日差しの中、熱中症にならないよう20~30分ごとに15分の休憩。この時期の公園の中でも厳しい作業のひとつです。無理せず作業してくださいね。
植え付け作業はしばらく続きます。ケイトウの見頃は9~10月頃の予定ですよ。
あづみの学校の屋外水槽に咲いているのはオニユリです。オレンジ色の大きな花は遠くからでもよく目立ちます。ニジマスや信州サーモンの水槽のガラス越しでも、水槽の奥の方に咲いているのがわかりますよ。
反り返った花弁には黒褐色の斑点があります。1本の雌しべと6本の雄しべがあり、雄しべの先端にある褐色の大きな葯(やく)が印象的ですね。
葉の付け根には〝むかご〟と呼ばれる珠芽(しゅが)があります。多くのオニユリは3倍体で種子で増えないため、むかごが地面に落ちて芽を出すのです。
すぐ近くにはツリガネニンジンも咲いていました。下向きの花の共演です。
最初の写真は一昨日のもの。翌日になって見たところ、なんと花が全部無くなっていました。お猿さんにでも食べられたのかもしれません。かなりショックでしたが新しい蕾が膨らんできているので、新たに咲くのを楽しみにしましょう。
あづみの学校の多目的ホールで開催中の『魚魚展(ぎょぎょてん)』を見に来てくれたのは、お馴染みの〝おたまくん〟です。頭上には、おたまくんよりも大きな魚の剝製。普段は見ることのない水族館クラスのお魚にビックリです。
ドチザメの胎児の標本は、柔らかくてまるで生きているような触感。
サメの脊椎骨(背骨)を持たせてもらいました。サメやエイの仲間は軟骨魚類に分類され柔らかい軟骨でできていますが、標本は硬くなっていますよ。
ホホジロザメの頭部の模型。骨は柔らかいサメも歯は硬く出来ています。欠けたりすると抜け落ちて、後ろの歯が前へと順番に出てくるのです。便利ですね。
昨日、プールと2つのお祭りに参加したおたまくん。今日はお疲れ気味でした。背中にも疲れている様子が見えますね。帰る前にサンパチェンスの水上花壇前の足水でクールダウン。少しは元気回復したかな?
今日も里山文化ゾーンの話題です。岩原口から400m余り歩いた所に「農家風あずまや」があります。その前にあるのが「バタフライガーデン」です。現在は蝶が集まる花として知られるブッドレアが咲いていますよ。
何頭か姿を見せていたのはキタテハです。 ブッドレアの蜜を吸っていました。 前翅の長さは25~30㎜。夏型と秋型があり、翅の模様や色合いが異なります。
キタテハの近くにいきなり現れたのは、クロスキバホウジャクのようです。翅が透けているホウジャクは初めて見ましたよ。ホバリングして吸蜜します。
こちらもブッドレアの吸蜜をするクマバチ。まん丸ボディーが可愛いですね。
近くにはミソハギとヒルガオも咲いていました。ジャノメチョウは中が青い黒丸の斑紋があるのが特徴です。片方だけ見ているとヘビに睨まれているよう?
堀金口から400mほどの場所にもブッドレアがあります。お花と一緒に花に集まる蝶や虫たちも観察してくださいね。
今日は里山文化ゾーンの話題です。棚田エリアの下側では、ジニア(百日草)が咲き始めました。園路東側の畑は、ずっと奥の方までジニアが続きます。
園路沿いの花壇でもジニアが咲いています。ナノハナが終わった後、しばらくは何もなかったので、花があると歩くのも楽しくなりますね。
田園文化ゾーンの穂高口南側のセンニチコウ(千日紅)と同じように、ジニア(百日草)も長く花が楽しめます。9月中旬頃まで見頃が続きそうですよ。
こちらも棚田エリアにある「ヒマワリ迷路」です。今年は迷路の中に大きな構造物が出現しました。階段があるので上に登れそうですね。
上がってみると展望台になっていましたよ。大人の背丈ほどになるヒマワリを上から見て貰いたいということで、初めて展望台を設置したのです。8月上旬~中旬頃が見頃になります。今年はヒマワリ迷路を制して風景も楽しみましょう。
展望テラス近くにあった大きな桐の木。幹が空洞になっている恐れがあるので、この春伐採されました。伐採後、しばらくすると「ひこばえ」が出てきました。
ひこばえは切り株の脇や、地面に上に出ている根から生えてきたものです。
桐の葉は大きいことで知られています。ひこばえの葉でも、手のひらと比べてこんなにも大きいのです。さらに大きく育てばいいなと思っていたのですが・・・
久しぶりに見たところ、葉がボロボロになっていました。最初の写真は今月7日。こちらの写真は22日に撮影したものです。2週間ほどでこの状態です。
おそらく虫に食われたようですね。調べるとシモフリスズメというスズメガの幼虫が桐の葉を食べるそうです。終齢幼虫は9㎝もの大きさ。今度ゆっくり探してみますよ。ひこばえは伐採の対象ですが、ちょっともったいなかったですね。