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あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』。カエル展示と並んで人気のあるカエルグッズの展示。可愛いグッズがズラリと並びます。
コレクションが増えて並べきれなかったグッズたちを、先週ようやく仲間に入れることが出来ました。ガチャガチャや松本かえるまつりでゲットしたもの、お友達から頂いたものなど様々。子供も大人も楽しそうにのぞき込んでいますよ。
安曇野では平地に多いトノサマガエルと、山地に多いヤマアカガエル。動くものを餌と認識するので、お互いガラス越しに動くのが気になって仕方ないのです。
公園の池で生まれたヤマアカガエルは、オタマジャクシからカエルへと変態する様子が観察できました。次第に尾が短くなって、小さなカエルになりますよ。
ミツヅノコノハガエルとアカトマトガエルの共演。どちらも強烈なインパクトで人気があります。ミツヅノコノハガエルは毎日消灯後に「アァ!」と、とても大きな声で鳴き始めます。その声は廊下を出て、玄関ホールにまで響くのです。
こちらも人気抜群のフライシュマンアマガエルモドキ。内臓が透けて見え、赤い心臓が鼓動する様子も観察できます。いつも蓋に張り付いているので、背中やお顔を見ることが出来ません。そんなところも含めて可愛らしいですね。
カエル展は今月29日の日曜日で終了します。まだ見ていない方はもちろん、何度も見に来てくれているカエラーさんも、ラストウィークに見に来てくださいね。
穂高口前見晴らしの丘のキンギョソウ。昨日の朝の撮影です。1週間前と比べ、一気に花数が少なくなりました。手前の黄色い花は先端だけ花が残っています。
脇芽にもたくさん花が咲いていたのですが、傷んでいるものが多く見られました。夏を先取りした高温が連日続いたのが影響したのかもしれませんね。
今月末か来月初めには刈り取られる予定です。それまでは残ったお花が、見晴らしの丘を彩ってくれますよ。
変わってこちらは、野の休憩所周辺のホザキシモツケです。先週少し咲き始めたと思ったら、あっという間にたくさん咲いてくれました。
そして野の休憩所の裏側ではアンズの実が色づいています。今年は何かに利用されるのでしょうか?落ちる前に可愛らしい実を見てくださいね。
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』。アマガエルの飼育ケースにアジサイの花が入りました。今の時期にピッタリですね。
お花の上に乗っているのはアマガエル。実は今年になって近畿地方を分布の境界として、西側と東側のアマガエルは遺伝学的にも別種ということが分かったのです。西側は従来のニホンアマガエル。東側は新種としてヒガシニホンアマガエルと名付けられました。身近なアマガエルの新しい発見に驚きです。
葉っぱの上にいるのはシュレーゲルアオガエル。鼻から目を通り鼓膜にかけて黒い線があるのがアマガエルで、無いのがシュレーゲルアオガエルです。シュレーゲルアオガエルのオスは、大きさもアマガエル同じくらいですよ。
昨日、卵塊の中にオタマジャクシが確認できたモリアオガエル。オタマジャクシがいた所が空洞になっていました。昨夜から今朝までに落下したようです。
水の中には小さなオタマジャクシがいっぱいです。落ちる瞬間を観察できなかったのは残念ですが、多くのお客様が「生まれたばかりの赤ちゃんだよ」と、興味深そうにのぞき込んでいました。カエル展開催中に生まれて何よりです。
あづみの学校理科教室の昆虫展示コーナーに仲間入りしたのはミヤマクワガタ。10日ほど前に採集しました・・・というより落ちていたのです。まだカブトムシの姿は見ていませんが、そろそろ出現し始める時期になりましたよ。
賑やかななのはハナムグリたち。小さなコアオハナムグリ、一回り大きなアオハナムグリ、一番大きなシロテンハナムグリの3種類が同居しています。
現在、一番多くシロテンハナムグリ姿が見られるのは、今が見頃のクリの花です。強い匂いに惹かれて集まって来るようです。
クララの蜜を吸っているのはトラマルハナバチ。口吻が長く伸びるので、蜜が奥の方にある花でも上手に吸蜜することが出来るのです。今日は1年で最も日が長い夏至。お天気が良いので、昆虫採集や観察にもってこいの1日でしたよ。
変わって『あめあめ ふれふれ カエル展』のモリアオガエルの卵塊。卵塊の中でオタマジャクシの動く様子が観察出来ました。明日の日曜日に出てくると丁度良いのですが、上手くいくかな?
段々花畑で見頃になっているのはキリンソウです。少し前に咲いたテカリダケキリンソウが終わるとキリンソウが咲き始めます。
釣り鐘型の花はヤマホタルブクロ。花色は赤紫色が薄いものや濃いものなど様々。池の縁には白花のヤマホタルブクロも咲きますよ。
オカトラノオも咲き始めです。動物のしっぽのような形が特徴で、花序の下の方から上へと開花します。まるでホワイトタイガーのしっぽの様ですね。
トモエソウは花弁が巴形の文様のように、ねじれて開花します。上から見るとよくわかりますよ。一日花なので毎日新しい花が咲きます。
段々花畑の最上段ではウスゲヤナギランも咲き始めました。花には虫たちもたくさん集まります。草丈を伸ばしながら徐々に咲く様子を観察してくださいね。
先週の月曜日、園内の林の下に置かれていたのはコリウスの苗。コリウスは葉を鑑賞するシソ科の園芸植物です。葉の形はシソの葉によく似ていますよ。
昨日の朝、野の休憩所北側の花壇の前を通ると、すでに半分近くが植えられていました。前日から植え込みの作業が始まっていたようです。
お馴染みの〝植え込み戦隊 シルバーズ〟の皆さんによる作業。桜やトチノキの下にあるので木漏れ日が差し込むような場所です。炎天下ではないので、シルバーズの皆さんにかかる負担も少しは和らいでいるようですね。
今朝見に行くと、植え込み作業はすでに終了していました。今年は品種ごとに整然と並べられていて、例年とは違ったレイアウトになっていましたよ。
長く楽しめるのもコリウスの魅力です。暑い夏を越えて10月頃まで見頃が続く予定です。可愛い花も咲きます。少しずつ成長する様子を見守りましょう。
穂高口前の見晴らしの丘。手前のサクラナデシコは終了しました。丘の上の方にあるキンギョソウは、まだ花を咲かせていますよ。なかなか粘り強いようです。
キンギョソウは茎の上部に花芽が付いて、下の方から花が咲きます。成長しながら咲き続けるので、下の方が終わっても先端には新しい花があるのです。
薄いピンク色のキンギョソウは、他の色に比べ脇芽をたくさん出しています。脇芽からも花を咲かせているので、少し復活したように見えますね。
キンギョソウの間にあるシモツケも咲いています。花壇のアクセントにもなって良いですね。公園内の各所でもシモツケが見頃になっていますよ。
サクラナデシコがあった花壇の脇では、センノウやノコギリソウも見頃です。もう少し頑張るキンギョソウと一緒に見てくださいね。
もちろん、花車での記念撮影も忘れないでくださいね。
今日は朝から気温が高く、日中は安曇野市穂高で35℃を超える猛暑日になりました。しばらくは厳しい暑さが続く予報です。熱中症には十分注意してください。この前まで北アルプスの尾根に残っていた雪も、あと僅かになっています。
常念岳の雪形「万能鍬(まんおうぐわ)」も3本刃が欠けてしまいました。
蝶ヶ岳の雪形「白蝶」は、翅が左右に分かれ空中分解。来年までお別れですね。
北アルプスを望む池の縁には、オオルリシジミの幼虫の食草「クララ」が咲いています。オオルリシジミがクララの花芽に産卵しても、すぐに寄生蜂に寄生されてしまいます。なので産卵直後に移植して保護をする対策を取っていますよ。
紫色のウツボグサも咲いています。カキツバタが終わった後、池周辺は少し寂しくなります。クララとウツボグサが一生懸命に池周辺を彩っているのです。
今の時期、長野県の各地ではモリアオガエルが産卵期を迎えています。『あめあめ ふれふれ カエル展』のモリアオガエルも、朝から産卵を始めましたよ。
飼育ケースを覆っていたヨシズを開けて観察。ガラスやガーランドに泡状の卵塊を産み始めた所です。自然では池の上に張り出した樹木の葉に産卵します。
最初はオスとメスのペアで始まった産卵ですが、途中から他のオスも加わって産卵が続きます。メス1匹に対し複数のオスが繁殖に参加するのです。 ヒキガエルも複数のオスがメスを奪い合う「蛙(かわず)合戦」がよく知られています。
1回の産卵数は300~500個ほど。泡の中に見える白い粒が卵です。
産卵を終えるとすぐに卵塊から離れます。自然の産卵は主に夜間に行われ、産卵を終えた個体は朝までに森へと帰っていきます。この後5~7日ほどで卵塊からオタマジャクシが出てくる予定ですよ。瞬間が見られると良いですね。
あづみの学校理科教室の特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』の住人、ベトナムコケガエル。苔そっくりに擬態して体表もデコボコしています。
目を拡大すると虹彩の部分も緑と黒の模様になっていて、細部まで苔に似せるこだわり様です。日中じっとして休息状態でも、いつも目を開けています。
こちらはジュウジメドクアマガエル。虹彩の部分に黒い模様があり、十字に見えることが名前の由来です。小さい時よりも虹彩の黒色が薄くなったようですよ。
真っ赤な目が印象的なアカメアマガエル。明るい時に起こすと猫目状態です。夜間真っ暗になると瞳孔が大きく開いて、黒目の面積も大きくなります。
お休みモードになると半目になり、瞬膜と呼ばれる膜が下から瞳を覆います。目を保護する役割があるのと、透けているので見えているのかもしれませんね。