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シジュウカラの繁殖

堀金・穂高地区
2022年5月13日

まだ羽毛がほとんど生えていない生まれたばかりの小鳥のヒナ。シジュウカラのヒナちゃんです。まだ開いていない大きな目と黄色いくちばし、「ごはん ちょうだい」のポーズが可愛いですね。

ヒナちゃんたちがいるのは、第1駐車場バス停の看板の中。毎年この場所で巣作りをしています。

2日ほど前までは孵化していませんでした。お母さん?が卵を抱いていましたよ。親鳥がいないときに覗くと、卵は9個ありました。ヒナちゃんの数は7羽?孵化しない卵もあるのです。

ヒナが生まれると親鳥は餌運びに大忙しです。イモムシをくわえているのはお父さんのようです。胸の黒い線がオスはメスよりも太いことで見分けます。ヒナたちのこれからの成長が楽しみですね。

一方こちらは少し前に紹介したキセキレイのヒナ。あっという間に大きくなっています。巣立ちも近いようですね。初夏は鳥たちの繁殖の季節。新しい仲間たちがたくさん増えていきますよ。

 

オオルリシジミ出現

堀金・穂高地区
2022年5月12日

今朝、オオルリシジミを1頭見つけました。昨日は2頭見たという情報もあったので、昨日もしくは一昨日辺りから羽化が始まったようです。今年もオオルリシジミシーズンが始まりましたよ。

幼虫の食草〝クララ〟

オオルリシジミは、かつては東北から関東・中部にかけてと九州地方に分布していましたが、幼虫の食草であるクララが減少したことにより各地で絶滅、見られなくなりました。

現在は安曇野を含む長野県の一部と、九州の一部にしか生息していません。生息数が少ないことから環境省の絶滅危惧種に指定されていて、今年からは安曇野市の天然記念物にも指定されました。

公園では5月中旬から6月上旬にかけて、段々池周辺で見ることが出来ます。保護の対象なので絶対に捕獲しないでくださいね。来週にはたくさんのオオルリシジミが見られそうです。

現在池の周りには、キバネツノトンボもたくさん飛んでいます。トンボではなく、ウスバカゲロウと同じアミメカゲロウ目に分類されます。オオルリシジミと一緒に観察してくださいね。

 

5月のお花✿

堀金・穂高地区
2022年5月11日

先日1株しかないとご紹介した黄色いレンゲツツジ。もう1株ありました。うっかり忘れていましたよ・・・。花付きが良くないのでちょっと残念ですが、鮮やかできれいですね。

段々池にはカキツバタも咲いています。乾燥した場所を好むアヤメとは異なり、湿った場所に生育します。花弁に白い線が入るのもカキツバタの特徴。白花種も咲いています。

池の上段、展望テラス北側のオキナグサは、花もほぼ終わり種が付き始めています。翁(おきな)の白いひげに例えられる種の綿毛。花からふわふわの種へと変わる経過も観察できますよ。

段々池の周辺にも生えているトチノキ。円錐花序と呼ばれる独特の形の花が咲き始めています。木も大きく花も葉も特徴があるので、覚えれば遠くからでもよくわかりますね。

園内各所で見られるナナカマド。秋の紅葉や赤い実がよく知られていますが、今の時期に白いモコモコのお花を咲かせるのです。縦長のトチノキとは異なる扁平なお花は、複散房花序と呼ばれます。

 

すごいぞマクロレンズ

大町・松川地区
2022年5月10日

個人的にですが新装備を導入しました。対象物に35mmまで近付いて撮れる、マクロレンズです。

ガラスにぶつかり、脳震盪を起こしていたスズメバチを撮ってみました。※スズメバチに刺激を与えると刺される恐れがありますので絶対にマネしないでください。

毛までくっきり写ります。

タンポポに来ていたミヤマセセリ。
風景をそのまま撮ることもできますよ。
レンゲツツジが咲いていました。ツツジの開花リレー、最後の走者にバトンが渡りました。
こちらは見ごろすぎとなったスイセン・ムスカリの花畑。
今週末には球根の掘り取り体験がありますよ。楽しみですね!

今後もいろいろな風景を皆様にお見せできるよう精進したいと思います・・・!

おまけ:ツバメの子育て

最近公園に出入りしているツバメの夫婦ですが、巣作りが難航している様子。

手を貸してあげたい気持ちでいっぱいですが、繫殖は自力で乗り切らなければなりません。がんばれ~!

 

雪形&トラクター

堀金・穂高地区

今朝早くは雲に覆われていた北アルプスですが、開園の時間になると綺麗に姿を現しました。常念岳から蝶ヶ岳の尾根の残雪も、少しずつ薄くなっています。

写真中央にある常念岳山頂付近の雪形〝常念坊〟は、雪解けが進んで形が崩れてしまいました。常念坊が消える頃に、その左側に3本刃の〝万能鍬(まんのうぐわ)〟が現れ始めます。

常念岳の南に位置する蝶ヶ岳の尾根の左端には、雪形〝白蝶〟も見え始めています。公園では5月中旬頃からオオルリシジミが出現します。絶滅危惧種の貴重な蝶を迎えているようですね。

雪形の出現にあわせて開催しているのが『農作業車ミニカー展示』です。安曇野では常念坊が出現する頃から、田植えの準備が始まります。雪形を背景に行う田植えは、安曇野の風物詩です。

期間中に新しいトラクターや農機具も増えてました。写真中央は〝回転式まぐわ〟をけん引しています。日本のまぐわ(馬鍬)は田起こしや代掻きを行う道具ですが、回転式は海外ならでは?

トラクターのミニカーはほとんどがドイツ製です。8輪タイヤのトラクターも日本では見かけませんね。農作業車ミニカー展示は、あづみの学校ギャラリーで6月5日まで開催していますよ。

 

フジ✿レンゲツツジ

堀金・穂高地区
2022年5月9日

水辺の休憩所前の池のほとりには藤棚があります。現在フジの花がちょうど見頃になっていますよ。写真は一昨日に撮影したものです。

ズームして、北アルプスの蝶ヶ岳とコラボしてみました。

さらにズーム。紫色の可愛いお花がたくさん。咲き始めは花序も短いのですが、日に日に下へと延びて花数も増えていきます。

明るい朱色の花はレンゲツツジ。信州では、牛や馬を放牧している高原でよく見られます。これは毒のあるレンゲツツジを牛や馬が食べないので、増えて群生するそうですよ。

展望テラスの北側には、黄花のレンゲツツジも1株だけあります。キレンゲツツジとも呼ばれます。チューリップはほぼ終わりましたが、初夏の公園は樹木や山野草のお花がたくさん咲いていますよ。

 

GW最終日✿

堀金・穂高地区
2022年5月8日

大型連休も最終日。里山文化ゾーンの岩原口広場では『ナノハナコンサート』が行われました。昨日は琴、今日はジャズの演奏です。

軽快な音楽に耳を傾けるのは、毎度お馴染みの〝おたまくん〟です。寝起きなので、ちょっとボーっとしています。それでも最後までちゃんと聞くことが出来ましたよ。

今日は気温が上がらず、日差しがあっても少し寒いくらい。それでもおたまくんはナノハナ畑へGO!棚田エリアに着くころには、すっかり目も覚めました。初めての勉強机に気分もアガリます。

バス停のベンチにも座ってみました。乗り物好きのおたまくん。バスが来るのを楽しみに待っていたようです。残念ながらバスは来なかったので、マイベビーカーに乗って最上段まで登りました。

お友達がブランコに乗っているのを見たおたまくん。満面の笑みでブランコに近づきました。楽しそうなのはちゃんとわかるようですね。まだ乗れなくても動かすだけで嬉しいのです。ナノハナの開花は見頃のピーク過ぎです。日々色が薄くなりますのでご了承くださいね。

 

ミニF-1,スポーツシューティングゲーム

大町・松川地区

GW中はたくさんの方にお越しいただきました!イベントであふれる公園はやっぱり気持ちがいいですね!

最後の二日間を飾ったのはミニF-1とスポーツシューティングゲーム。

気持ちよく乗りこなす子がたくさんいてびっくり。
将来は凄腕ドライバーかも?
そして先月に引き続き白熱したスポーツシューティングゲーム。
大人も子供も一緒に楽しめるのが魅力。
毎年人気のイベントですので、開催の際はご予約はお早めに。
 

ナノハナ✿見てね

堀金・穂高地区
2022年5月7日

変顔で万歳ポーズをとるのは、お馴染みの〝ちーたん〟です。いつも公園に来る途中に車の中からナノハナを見ていたのですが、今日はやっと間近で見ることが出来ましたよ。

頑張って棚田エリアの最上段まで登ったので、2連ブランコに乗りました。安全に注意して乗ったのでご了承くださいね。心地よい初夏の風が吹いて気分爽快です。

ナノハナの自転車は固定されているので走れませんが、ナノハナの配達員になったようですよ。どこまでも走って行けそうですね。

「夜になったら、ねこバスが来るんだよ」というと、「うそー!」。今日布団に入ってら、ねこバスに乗っている夢を見るかもしれませんよ。里山文化ゾーンのナノハナは全体的色が薄くなっています。ご覧になられる方はお早目にお越しくださいね。

そして田園文化ゾーンのチューリップは、水辺の休憩所北側林間の遅咲き品種が一部だけ見頃です。他はほとんど終わってますのでご了承ください。

 

キセキレイの子育て

堀金・穂高地区
2022年5月6日

黄色い嘴(くちばし)と、ふわふわの羽毛。かわいいヒナちゃんはキセキレイです。数えると6羽いましたよ。子育て中の巣に、ちょっとお邪魔して撮影しました。

振動を親鳥が餌を運んできたと勘違いして「ごはん ちょうだい」と大きな口を開きます。

子育てしている場所は、あづみの学校の外壁。屋根の下の格子の隙間に巣作りしました。

子育てが始まると、近くを人が通るたびに警戒して大騒ぎをします。今年は全然騒がなかったのでまだなのかなと思っていましたが、念のために覗いたところ既にヒナがいたのです。

ヒナに与える餌を運んで来たお父さん。黄色が濃く喉が黒いのがオスの特徴。それにしてもたくさんの虫を落とさないで器用にくわえますね。

こちらがメス、お母さんです。黄色が薄く、喉の黒い色もありません。小鳥のヒナはあっという間に成長します。無事巣立つのを楽しみにしましょう。