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今日、大町・松川地区は優しい雨が降りました。雨垂れの音が心地よい調べを奏でます。林の中を吹き抜ける微風がほんの少し涼を運んでくれます。暑かった今年の夏もそろそろピリオドを打ってほしいですね・・・。
足元を見ると、ナデシコの花が咲いていました。ナデシコは秋の七草のひとつです。他の6つはオミナエシ(女郎花)、オバナ(尾花)、キキョウ(桔梗)、フジバカマ(藤袴)、クズ(葛)、ハギ(萩)です。どれも野辺にひっそりと咲く花ですが、なぜか心を惹かれる魅力があります。いにしえの歌詠み人の思いが伝わってきそうです。
秋の草花を見つけに、アルプスあづみの公園にぜひお越しください。
なんだこれは?あづみの公園では初めてのお披露目です。
名前をコキアと言って和名ではホウキギと呼び、ほうきの材料にもなります。
今の時期は緑色でモコモコ、フサフサですが、秋になると赤く紅葉するんですよ。堀金・穂高地区で育てていますので、ぜひ見にきてください。紅葉時期は10月上旬から中旬頃を見込んでいます。
本日、堀金・穂高地区のあづみの学校理科教室では、おもしろ発見塾 「手づくり化学〜pHを調べよう〜」 が行われました。 身の回りにある物のpHを試薬を使わず、紫キャベツを使って調べるというものです。
まずは紫キャベツを細かく切り、ビニール袋に入れてモミモミ。 紫色の汁が出てきました。 この汁をウールで濾して使います。
次に、用意されたさまざまな液体 (石灰水、砂糖水、塩水、希塩酸、重曹、レモン水、水酸化ナトリウムなど) にこの抽出液を入れて色の変化を見ます。 中性なら紫色のまま、酸性だと黄色から赤、アルカリ性だと青から緑に変化します。
子供たちは色が変わるごとに 「赤だ!」「青くなった、きれい」「砂糖水も塩水も中性なんだ」 と感心しきり。 身近な物のpHに興味を持つようになりました。 お土産はもちろん紫キャベツの抽出液。 お家に帰ってもいろんな物を調べてみよう! 夏休みの自由研究にもなる体験プログラムでした。
堀金・穂高地区、ガイドセンター近くの水路沿いに、数本のハルニレの木があります。 樹液をたくさん出すハルニレの木には多くの昆虫が集まります。 その中にはカブトムシやクワガタの姿も。 あづみの公園には、カブトムシやクワガタを目当てに来られるお客様も少なくありません。 1人でも多くのお客様にありのままの姿を見ていただきたいと考え、 「保全ゾーン」 を設置しました。
この日は、樹液を求めてやってきた昆虫の中に、オス1匹、メス2匹のカブトムシの姿が。 通りがかったお客様に声をかけると、 「あっ、カブトムシだ!」 「こんなに昆虫がいっぱいいるのは初めて見た」 「さすが安曇野は自然がたくさん残っていますね」 ・・・と、驚きの声が。
夏休みも後半になりましたが、まだまだ昆虫たちは元気です。 「保全ゾーン」 で確実にカブトムシやクワガタが見られるとは限りませんが、たくさんの昆虫たちの競演をぜひご覧くださいませ。
大町・松川地区クラフト体験メニューのお勧めは『エコバッグ』づくりです。コットン100%の生成りの生地に、絵具を塗った葉っぱをスタンプのように押していただきます。絵具は水で溶いて、乾くと耐水性がある絵となります。葉っぱの大きさや組み合わせで、色とりどりの素敵なデザインが完成します。バッグはA3サイズがスッポリと収まる大きさですが、小さくたたんで持ち運びは便利です。
オリジナルエコバッグは注目度が高いです!
クラフト体験『エコバッグ』づくりは8月18日(日)までの毎日開催しています。(参加費は500円です。)
ご来園の際はぜひご参加ください。
今日の“食”体験プログラムは「どら焼き」づくりです。どら焼きの中身は大町市の農家で収穫された、季節の味「栗かぼちゃ」です。栗かぼちゃは西洋かぼちゃの別名で、ホクホクして、栗のような甘みがあります。公園内で作った炭で焼き上げたどら焼きはふんわり・モチモチで笑顔が広がります。明日13日もどら焼きづくりです。(ちなみに、14日から16日は「竹巻きパン」づくりとなります。)
手作り食体験にぜひご参加ください。スタッフ全員で皆様のご来園をお待ちしております。
あづみの公園 堀金・穂高地区がある安曇野市には、「穂高古墳群」という長野県内有数の古墳群があります。
あづみの公園の現在開園しているエリアの中にも、実はF9号墳とF10号墳という二つの古墳があるんです。
このうちF9号墳を、国学院大学考古学研究室の皆さんが授業の一環として、10日間の日程で発掘調査されました。
2009年から発掘調査を開始して、今年で5年目になるんです。
8月10日には一般の方向けの現地説明会が開催され、今日発掘調査が終了しました。
「考古学」というと太古の神秘に触れるロマンいっぱいの学問、というイメージですが、真夏の暑い中土を掘る大変な作業を頑張っておこなっていらっしゃいました。
汗をかいて、泥にまみれて調査している方がいるからこそ、私たちは遺跡の情報を知り、歴史に思いを馳せることができるんですね。