今月12日から出現したオオルリシジミ。10日経ちましたが、個体数が増えていません。いまだに10頭ほどでしょうか。
それでも朝の気温が上がっていない時間には、翅を広げていますよ。
こちらはオス。翅の黒い縁取りが細いのが特徴です。瑠璃色がきれいです。
メスは黒い縁取りが太く、斑点もあります。体もオスより一回り大きめです。
これから数が増えてくれればいいですね。
先日、あづみの学校で子育てをしているキセキレイを紹介しましたが、こちらは水辺の休憩所のトイレの窓に巣作りをしたキセキレイのヒナたちです。
少し前には6個の卵を確認。下を向いている子もあわせて六つ子ちゃんです。
外から見るとこんな感じ。窓ガラスと格子の間に巣を作りました。
トイレの中からそっと覗いてみると、卵を温めているお母さんがいましたよ。
多目的トイレなので誰でも使用可です。キセキレイさんもゆっくり使ってくださいね。
段々池ではカキツバタが見頃ですよ。湿地に生育するので、池の環境は最適です。
所々に白花も咲いていますよ。
段々花畑を始め、園内各所でアヤメも咲き始めました。カキツバタとは異なり、乾燥した場所を好みます。
ガイドセンターやあづみの学校周辺、矢原沢の小径にはシャガのお花。
カキツバタもアヤメもシャガもアヤメ科のお花。同じ時期に咲くなんて、みんな仲良しですね。
先日、段々池に現れたオシドリのペア。
オスは冬になると、イチョウの葉に形が似た褐色のイチョウ羽が生えます。
繁殖期を過ぎるとイチョウ羽は落ちて、夏にはメスのような地味な色合いになるそうです。
こちらはメス。実際は1年ごとに繁殖相手を変えるので、おしどり夫婦ではないのです。
いつもの休息場所をとられたカルガモさん。周囲を泳いで居場所を返してほしそうにしていましたよ。
遅ればせながらですが、今年の里山文化ゾーンのナノハナは、5月5日頃が見頃のピークになりました。
3日前の5月2日は、まだ葉の緑が見えています。たった数日で黄色の濃さが違いますよ。
昔の棚田を利用したナノハナ畑は、天空のお花畑のようですね。
今年は臨時休園の為、ご覧いただくことはできませんでしたが、来年は安曇野を見下ろすナノハナ畑が見られるといいですね。
高価な桐箪笥でも知られるキリの木は、葉も大きいのですが、お花も大きめ。薄紫色でベルのような形です。
ナナカマドは葉が開いてからすぐに、モコモコの花を咲かせます。
アズマシャクナゲが終わる頃に咲き始めるホソバシャクナゲ。葉が細いので一目瞭然。
サクラリレーの最後を飾るのはイヌザクラ。ウワミズザクラに似ていますが、黄色っぽく、花つきもまばらな感じです。
段々池を見下ろす斜面に咲いたレンゲツツジ。鮮やかな朱色がきれいですね。
花のアップを撮ろうと近づくと、お休み中のニホンアマガエルを発見。
5月の爽やかな陽気に思わずウトウト。
動かないことを良いことに、キュートなお尻写真もゲットしましたよ。
見頃のお花をひとり占めのアマガエルさんでした。
カエデの仲間は秋の紅葉が印象的ですが、今の時期には可愛いお花を咲かせますよ。
ウリハダカエデは、5~10㎝ほどの長い花序が特徴です。
イロハモミジは線香花火ような形。
イタヤカエデは黄緑色のお花。新緑の葉が出るのと同時に咲きます。
ハウチワカエデは、早く終わったお花から順番に種が出来ます。
カエデの種類によって、様々な色や形がありますね。
可愛い四つ子ちゃんはキセキレイのヒナ。「ごはんちょうだい」と、大きな口を開けておねだりです。
あづみの学校の職員通用口の右上、格子の裏側に巣をかけました。
お母さんは虫を捕まえて、ヒナたちの所へせっせと運びます。
喉が黒いのはお父さん。人が近づくと「チチチチ・・・」と、警戒の鳴き声をあげます。
わざわざ人の近くに巣をかけて、人が通るたびに大騒ぎをする、ひょうきん者のキセキレイさんなのです。
水辺の休憩所近くの段々池のほとりでは、フジの花が見頃ですよ。
クマバチが蜜や花粉を求めて集まっています。花から花へ食べ放題です。
展望テラス1階トイレ前の照明の中では、アブラコウモリがお休み中。夕方薄暗くなると、池の周辺を飛び回り餌を探します。
今日のオオルリシジミは3頭確認。まだ少ないので探すのが大変。来週にはたくさん見られそうですね。
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