明日から6月、梅雨の季節です。梅雨と言えば・・・雨降り大好きカエルちゃん。

と言うことで、明日からあづみの学校理科実習室に於いて、特別展示『あめあめ ふれふれ カエル展』を開催します。

お馴染みの日本のカエルと、熱帯地域のペットガエルたちを展示。

可愛いカエルグッズもたくさん。

展示期間は6月30日（日）まで。みんなで見に来てねー ヽ(^o^)丿

水辺の休憩所前から見える北アルプスの残雪も、大分少なくなってきました。

常念岳山頂付近では〝常念坊〟はすっかり無くなり、その左側に〝万能鍬〟（まんのうぐわ）が現れています。

蝶ヶ岳の左端にある〝白蝶〟は、ほぼ完成形になりましたよ。

そして、雪形に合わせて開催中の『農作業車ミニカー展示』も、あづみの学校ギャラリーで見てくださいね。

先日の開園前、園路沿いの土手でヤマガラのヒナを見つけましたよ。巣立ち前に巣から出てしまったようです。

近くの木には親鳥の姿。ちゃんとヒナの所に餌を運びます。なのでヒナを見つけも、拾わないでくださいね。

お腹が減ると「ごはん、ちょうだい」

日中、たくさんお客様が通るすぐ近くでも、誰にも気づかれずにお利口にしていましたよ。元気に育つといいですね。

先週はお天気にも恵まれ、たくさんのオオルリシジミが出現しました。

幼虫の食草クララに産卵するので、クララにとまっていることが多いのですが、お腹が減ったオオルリシジミは、周辺のお花の蜜を吸いますよ。

中でもアカツメクサは大好物。オオルリシジミとのコントラストもバツグンで、写真映えします。

一方、出現から日数も経ち、数も減り始めています。翅も傷んだものが出てきているので、まだ見ていない方はお早めにお越しくださいね。

最近イタズラが過ぎるお猿さん。開園前には、サイバーホイールで遊んでいましたよ。壊される前に軽く追い払います。

追われた子猿たちは、芝生で取っ組み合い。とにかく遊び続けます。

この時期、お猿さんたちのお目当てはサクランボ。ご馳走があるので、なかなか離れてくれません。

ハリエンジュ（ニセアカシア）のお花も大好物。あまりイタズラしないでね。

今日は、産卵しているオオルリシジミを観察しましたよ。

幼虫の食草〝クララ〟の花芽に産み付けられた卵。薄青い円盤状をしています。

こちらは間違えて、花芽近くの葉っぱに産み付けられています。

産卵が進む一方、生まれつき翅が閉じない個体や、縮れてしまっているものも。かわいそうですが、これも自然の摂理です。

今の時期、公園ではハルゼミが大合唱をしています。

例年ゴールデンウィーク後半頃から鳴き始めますが、今年は少し遅く、中旬頃から鳴き出しました。

ハルゼミは、アカマツ林にすむ３㎝前後の小さなセミで、他のセミよりも早い初夏に出現します。

高い木の上で鳴いていて姿を見るのは難しいですが、アカマツなどの幹には、飴色の小さな脱皮殻を見つけることが出来ます。

お天気の日に林の中を歩くと、頭上からハルゼミの大合唱が降り注ぎます。

図鑑には「ムゼームゼー」という鳴き声が書いてありますが、実際に聞いて確かめてくださいね。

数は少ないですが、時折エゾハルゼミの声も聞こえることがありますよ。鳴き声は「ミーキョン、ケケケ・・・」です。

段々池周辺のオオルリシジミ。今日は、たくさんのカップルが誕生しました。

幼虫の食草〝クララ〟や、いろんな草にとまって交尾をしています。

中には交尾中に割り込もうとするものも。メスをめぐって激しい争いです。

今日は20頭以上の個体を確認しました。出現はピークを迎えていますよ。

昨日までオスがほとんどだったオオルリシジミですが、今朝はメスを複数確認しました。

メスは前翅の黒い縁取りが太く、斑点があります。

オスは縁取りが細く、斑点がありません。

オスとメスが揃えば、そろそろ交尾も始まりそうです。

オオルリシジミは、池北側のクララの植栽部周辺に比較的多く見られます。

こちらは池の南側の斜面ですが、この辺りにもいますので探してくださいね。

今朝、開園前に段々池周辺を歩くと、サラッと見ただけでも10頭ほどのオオルリシジミを見つけました。

気温が低い朝のうちは、翅を広げている姿が観察出来ますよ。

数が増えてきたオオルリシジミに誘われるように、北アルプス・蝶ヶ岳の雪形〝白蝶〟も現れ始めました。

オオルリシジミと白蝶のコラボレーションを楽しんでくださいね。