今日は1日雨のお天気。残念ながら外遊びはすべて中止になりました。
そんな中でも遊びに来てくれたのは、いつもいろんなイベントに参加してくれる小学1年生の女の子。常連さんです。
理科教室にも来てくれましたよ。公園で採集した秋の鳴く虫たちを見学。お家でもスズムシを飼っているそうですよ。
アメリカザリガニも好きなのですが、夏のふれあい体験の時は触れなかったそうです。また来年チャレンジしてね。
明日は台風一過、晴れのお天気になるといいですね。
今日のモデルはヤマアカガエル。直径20㎝ほどのキノコに乗ってもらいました。
今年生まれのヤマアカガエルさん、体長3㎝ほどに成長しましたよ。
ニホンカナヘビのチビちゃんも今年生まれ。草むらのあちこちで見かけます。
台風の影響で、夕方から雨が降り始めました。明日は信州最接近です。公園にお越しになられる皆様、くれぐれも無理のない様お気を付けください。
秋の公園には赤い実がいろいろ。重みで垂れ下がるのはナナカマドの実。
葉も紅葉し始めたカンボクは鳥たちにも好まれず、冬になっても実が残ります。
ガマズミの実にはポリフェノールが多く含まれ、果実酒になります。
ノイバラの実は、利尿剤や化粧品の成分としても使われるそうですよ。
秋のお花、ヒガンバナが咲き始めましたよ。彼岸花なので、秋のお彼岸の頃に咲きます。
写真を撮ろうと近づくと、足元にアマガエルがピョン。いつものようにモデルになってもらいましたよ。
繊細なお花にしがみつくカエルさん、とっても可愛く撮れました。
ちなみに、ヒガンバナは有毒。アマガエルも皮膚に粘液毒がありますよ。
野の休憩所北側の東屋近くに、アジサイが咲いていましたよ。
ヤマアジサイやガクアジサイは、梅雨の時期から夏にかけて咲きますが、タマアジサイは8月半ば頃から9月にかけて咲きます。
薄紫の繊細なお花に、装飾花(がく)も控えめな美しいアジサイです。
玉のような丸いつぼみが名前の由来。アキアカネが季節感を出してくれます。
咲きかけのお花や丸いつぼみがたくさんあるので、もうしばらくは楽しめそうです。
あづみの学校横を流れる小川沿いのツリフネソウ。現在、お花満開です。
ツリフネソウは、花の後ろにある距(きょ)がクルクルしています。
キツリフネの距は、巻かずに下向きに垂れています。
今年はキツリフネも、段々花畑の南側斜面にたくさん咲いていますよ。
段々池の周辺には、秋のお花のワレモコウが咲いています。
ワレモコウのお花に乗るのはアキアカネ。休憩するにはちょうどいいのです。
段々花畑のマツムシソウにはヤマキチョウの姿。角ばった翅が特徴です。
オミナエシには、目玉模様のジャノメチョウ。みんな、お花が大好きです。
最初の〝ひっつき虫〟はチヂミザサ。縮れた葉が笹に似ることが名前の由来。
種には芒(のぎ)と呼ばれる棘があり、動物の体にくっつきます。
こちらはハエドクソウ。根の絞り汁でハエ取り紙を作ったことが名前の由来。
種の先のかぎ状の棘で、動物の体にくっつきます。
段々花畑の南側斜面に生えるひっつき虫の仲間。探してみてね。
秋になると〝ひっつき虫〟が現れます。
と言っても虫ではなく、動物の体について遠くまで運んでもらい、生息域を広げる植物の種(実)のこと。
公園で最初に見られるのはヌスビトハギ。種の形が盗人(泥棒)の足跡に似ているそうですよ。
種の表面には、細かい鉤状の毛がたくさんあります。
黄色い花穂が、金色の水引きの形に似ることが名前の由来のキンミズヒキ。
こちらの種にも先端が鉤状になった棘があります。
ヌスビトハギやキンミズヒキを見つけたら、種が服につくか試してみましょう。
夏に白い花を咲かせたノリウツギ。秋になると、装飾花がピンクに変色します。
アンティークな風合いがいいですね。
ハウチワカエデは早くも紅葉し始め。グラデーションが楽しめますよ。
赤く色づいたミヤマガマズミの実。これから公園は、少しずつ秋色になっていきます。
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