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里山文化ゾーンの堀金口から400mほどの園路沿いに、ブッドレアが咲いています。ブッドレアの仲間はアジアや南北アメリカ、アフリカなどに分布し、日本にはフサフジウツギが自生しています。
甘い香りの花に蝶が好んで集まることから、英語ではbutterfly bushとも呼ばれています。花色はピンクや紫、白、黄色などがあり、穂(すい)状花序の他に球状の花序も見られます。
一方こちらは、同じ里山文化ゾーンの岩原口近くの花畑。現在キバナコスモスの準備が進められています。面積が広いのでトラクターで耕しますよ。
昨日からは種蒔きも始まっています。作業はもちろん〝種蒔き戦隊 シルバーズ〟の皆さんです。マルチシートの場所は手作業で種を蒔いていきます。シートの無い畑は機械で一気に蒔きますよ。
斜めに傾いたヤナギの木。今月に入りカナブンがたくさん集まっていたのですが、今朝カブトムシがいるのを見つけましたよ。この木は例年たくさんのカブトムシが集まります。去年は木の調子が悪かったのかカブトムシの姿は見られませんでした。今年は復活したようです。
オスとメスのカブトムシが仲良く樹液を吸っていました。先週カブトムシの目撃情報がありましたが、自分の目で確認したのは今年初めてです。カナブンやコガタスズメバチも集まって賑やかです。
少し下の方にはノコギリクワガタのオスとメスの姿も。このヤナギの木はみんなで観察できるように〝保全ゾーン〟として採集等を制限する予定です。たくさんの虫たちが集まれば良いですね。
こちらは別の場所で地面を歩いていたメスのカブトムシ。結構な大物です。まだ出てきたばかりのようですね。あづみの学校理科教室の昆虫展示の仲間入りをしますよ。
変わってガクアジサイにやって来たのは、ヨツスジハナカミキリです。アジサイが開花してしばらくすると現れ始めます。ノリウツギも好きなようです。花粉を食べている様子を観察しましょう。
暑い日の午後、木の根元に座っているお猿さんがいました。2頭とも幹に手を当てています。木のパワーを感じているのでしょうか。お猿さんのパワースポット?
見ていると両手と足も幹につけました。どうやら幹が冷たいようですよ。手のひらや足の裏は毛が生えていないので、クールダウンできるのかもしれませんね。
こちらのお猿さんは何をするわけでもなく、シロツメクサの上に座っていました。何か言いたげな表情にも見えます。
するとシロツメクサの上に腹ばいになりました。この場所もちょうど日陰です。草の上が冷たかったようです。厳しい暑さにもお猿さんなりの対処法があるようです。
お猿さんの近くでたくさんの花を咲かせていたシナノキ。丈夫な樹皮の繊維からは「科(しな)布」が作られます。シナノキは信濃の名前の由来のひとつだとも言われていますよ。
水辺の休憩所南側の園路沿いではネムノキの花が咲いています。ネムノキは夜になると葉が閉じて眠っているように見えることが名前の由来です。それとは逆に花は夕方から開いて翌朝には萎みます。
午後には早くも蕾が開きます。
開花途中。ピンク色の糸状のものは雄しべです。縮んだ状態から少しずつ伸びていきますよ。
すっかり伸びました。ブラシや刷毛のような形が印象的ですね。
朝早くはまだたくさんの花が咲いています。午前中は少しずつ萎んだ花が増えていきます。日中は花が少なくなりますが、夕方には再びたくさんの花が見られますよ。可愛いお花を見てくださいね。
昨日と今日は梅雨らしくない晴れのお天気になりました。北アルプスの山並みも、朝から綺麗に見えていましたよ。でも明日からは、また梅雨空に戻るようです。
池の中には資材がたくさん。現在、水上アスレチックの〝ウォーターアドベンチャー〟の準備中です。開催日は7月15日~17日、7月22日~8月20日となっています。完成が楽しみですね。
そしてこちらは今日採集したノコギリクワガタです。ヤナギの木にいましたよ。大きなオスが2匹、小さなオスが1匹、メスが1匹です。
最も大きなオスは全長62㎜、体重3.47g。先日採集し個体よりも大きいので、理科教室の昆虫展示も入れ替えることにしました。長生きさせるには、オスは基本1匹飼いが良いようです。
小さなオスは全長38㎜、体重0.9g。メスは全長33㎜、体重1.67g。オスの方がわずかに大きいですが、体重はメスの方が重いのでした。小さなオスも数が増えれば展示しますよ。
今年も〝サンパチェンスの水上花壇〟が設置されましたよ。展望テラスの2階から池を見下ろすと、色鮮やかなサンパチェンスを眺めることが出来ます。
バックヤードで小さな苗から育てたサンパチェンス。コンテナいっぱいに大きくなりました。去年までは高く積み上げていましたが、今年は向こう側が良く見えるように低くしています。
池の2~4段目にもコンテナを配置しました。次から次へと花を咲かせ、成長するとコンテナから溢れるようになります。7月下旬から9月下旬ころまで見頃が続きそうですよ。
野の休憩所前にもサンパチェンスが植えられています。コンテナや鉢植えの他に地植えでも楽しむことが出来ます。暑さには強いのですが水切れには弱いので、水はたっぷりと与えましょう。
雑草取りをしてくれているのは、お馴染み〝草取り戦隊 シルバーズ〟の皆さんです。来週辺りからはコスモスの種蒔きも行われるそうです。熱中症に注意して作業してくださいね。
7月2日(日)に、シェードガーデンの監修をしていただいた矢澤秀成先生による「シェードガーデン管理ボランティア」を行いました!
午前の講義を受けた後、シェードガーデンで実際に管理作業に取り組みます。
花期が終わった花柄の摘み取りや、球根の間引きを行いました。
当日はお天気が良く、とても暑い日でしたが、シェードガーデンは風通しがよく涼しいほどでした。真夏日でも、自然を親しみながら快適に過ごせることがシェードガーデンの魅力のひとつです。
アルプス大草原からシェードガーデンに足を踏み入れると、まるで別の公園に来たかのような雰囲気に包まれます。
もう花期が過ぎてしまった植物もありますが、上の写真のようにこれから花が開き始める種もありますよ。
夏に向けてより一層緑が豊かになっていくシェードガーデンの様子を、ぜひ一度はご覧いただけたらと思います!
あづみの学校理科教室の高山渓流水槽。ここでは安曇野の渓流に棲むニッコウイワナを展示しています。最近数が減少したため、今日は新しい魚と入れ替えをしました。
いつもはヤマメの入れ替えの時に他の魚も一緒に補充します。今回はイワナが30尾だけなので小さな生簀でやって来ました。
10尾ずつ樽に入れて水槽に運びます。いきなりチャポンと入れるとショックを受けるので、水温や水質が馴染むように少しずつ水槽の水を足していきますよ。
樽の水がいっぱいになったら水槽に放します。養殖場から公園の水槽にお引越しです。気に入ってくれると良いですね。
今回入ったイワナはニッコウイワナとアメマスがいました。アメマスは北海道や東北地方に生息するイワナの仲間ですが、飼育が容易なためイワナ養殖の主流になっています。放流も盛んにおこなわれているので、純粋なニッコウイワナは自然でも少なくなっているのです。と言うわけで、新しく入ったイワナたちを見に来てくださいね。
ウスゲヤナギランは花序の下側から花が咲きます。下半分は花が終わり上半分が咲いている状態です。見頃のピークは少し過ぎたようですね。これからは綿毛の種が出来るのが楽しみです。
ウスゲヤナギランと同じ花壇で、近年幅を利かせているのがクサレダマです。クサレダマに押されてヤナギランが少なくなっているようです。ちょっと密になり過ぎ?
夏のお花のキキョウも咲き始めました。開花した花が綺麗なのはもちろんですが、紙風船のような蕾も可愛らしいですね。蕾から花が咲くまでの様子を観察しましょう。
カライトソウも咲き始めです。猫じゃらしのような花序が特徴です。茎は50㎝~1mほどの長さがありますが、花をつけると重みでベタっと倒れるので、ちょっと残念な姿になります。
標高の高い山地に生育するオオタカネバラ。今年は枝を剪定しなかったので、たくさん花を咲かせています。当たると棘が刺さるので、気を付けて見てくださいね。
穂高口前、見晴らしの丘のキンギョソウ。先週は少し残っていた花もほとんど終わり、今年は終了となりました。休園日の今日は、早朝から撤去が始まりました。
機械で掘り起こすのかと思ったら、なんと手作業で抜いていましたよ。暑い中頑張っているのは、もちろん〝抜き取り戦隊 シルバーズ〟の皆さんです。熱中症には気を付けてくださいね。
場所が変わって、こちらは広い野原です。早朝から芝刈り作業が行われていました。
芝と共に茂っているのはシロツメクサ(クローバー)です。草丈は短くても葉も茂り花もたくさん咲いています。芝刈り機で短く刈り込むと、シロツメクサは目立たなくなりますよ。
マシュマロドームがある河畔の広場は作業が終了していました。手前の斜面でゴロゴロ転がると楽しそうですね。午後には段々原っぱもきれいになっていましたよ。思い切り駆け回ってくださいね。