
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 7月 | ||||||
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
まん丸に膨れているのは冬鳥のツグミ。シベリアから越冬のために日本各地に飛来します。群れでいるところを見かけることもありますが、このツグミは1羽だけでした。みんなとはぐれたのかな?
林の中に下りると嘴(くちばし)で落ち葉を払いのけ、隠れている虫や落ちている木の実などを見つけて食べます。落ち葉にカムフラージュしているようですが、結構動くので目立ちます。
シロハラもツグミの仲間、冬鳥として飛来します。腹部が白いのが名前の由来。腹部の赤いアカハラもいるようですが、見たことがありません。このシロハラはヌルデの実を食べていましたよ。
しばらくすると地面に下りて、石積み際で雪を払いのけ始めました。落ち葉が少し見えるので、餌があるのがわかっているようですね。ツグミと同じく、かなりアグレッシブな動きです。
キョキョッ!と鳴き声をあげて飛んで行ったのはアカゲラです。後頭部が赤いのでオスのようです。アオゲラと同様に公園では1年を通して見られます。木の幹を下から上へ登っていきますよ。
今朝少しだけ雪が舞ったようですが積もるには至っていません。
今日は段々池の周辺に大量のお猿さんが集まりました。何頭いるかわかるかな?
写真に写っていないものも数えると、ざっと60頭ほど。周辺の林の中にも隠れているので、さらに増えそうですね。
お猿さんが雪の上を歩くと、可愛い足跡が残ります。人の手足に似ているので一目瞭然です。
ほとんどのお猿さんはクローバーなどの草や、落ちている植物の実などを食べていました。
こちらは池の中に入って緑色のものを食べていますよ。アオミドロでしょうか?
匂いを嗅いだことがある方はわかると思いますが、結構臭いのです。でもお猿さんにはおいしいのでしょうね。
池の近くではチューリップの球根が狙われました。雪の重みでサル除けネットが壊れた所から手を入れて、球根を掘り出すのです。急遽ネットの補修をしましたよ。この後イタズラしないように、烏川の方へ移動してもらいました。見ている分には可愛いですが、あまり多すぎると困りますね。
先日の土曜日、日曜日と雪が降りました。
昨日、三九郎が行われる前に、里山文化ゾーンを少し歩きましたよ。NHKの朝の連続テレビ小説「おひさま」のロケ地跡です。水車小屋はのちに建てたもの。安曇野の原風景ですね。
厳しい寒さで水車はガチガチに凍っています。氷が融けて再び回りだすのは、いつ頃になるでしょうか?
水車小屋の少し上にあるのが農家風東屋(あずまや)。扉がないので吹きさらしです。夏場は日よけになって心地よいのですが、冬場は一休みするのも厳しそうです。
東屋の横にはビオトープがあります。夏はゲンゴロウやイモリ、ヤマアカガエルなどが観察できます。冬の間、氷の下や土の中でじっと耐えていることを思うと、改めて生命力の強さを実感します。
頑張って棚田エリアの最上段まで行きましたよ。真っ白な棚田の向こうは安曇野市街地です。安曇野は比較的雪が少ない方ですが、それでも一面の雪景色になると信州らしい風景が楽しめますね。
今日は里山文化ゾーンで〝三九郎〟が行われました。三九郎は長野県の中信地方で行われる小正月の行事。全国的には〝どんど焼き〟と呼ばれます。
通常は1月7日~15日に行われますが、あづみの公園では地元の三九郎と重ならないように、また地元出身でない方でも気軽に参加していただけるように、日にちをずらして開催していますよ。
しめ縄や松飾りなどのお正月飾りや書初め、達磨などを燃やし、無病息災を願います。
火をつけると、あっという間に全体に火が回ります。今年は例年に比べ、達磨が多く持ち込まれました。このご時世なので、願い事が多かった1年なのかもしれませんね。
例年は燃えた後のおき(炭火)で、米粉で作った〝繭玉〟という団子を焼いて食べるのですが、今年は残念ですが中止になりました。
今年1年、参加者の皆さまが健康でいられますように。
今日は開園前から雪が降っています!
気持ちいいパウダースノーがたくさん!雪遊び日和ですね。
視界が悪いので、ご来園の際は十分ご注意ください。
そりゲレンデ、無料レンタルも通常通り開放しております。ぜひふかふかの雪を楽しんでください。
今朝は開園前から雪が降って、久しぶりにさらっと積もりましたよ。2㎝ほどの積雪になり、雪かきも久しぶりです。
咲き始めのフクジュソウ。天気が悪いと花弁を閉じてしまいます。
真冬に少し後戻り。寒そうですがフクジュソウは平気です。黄色いお花と白い雪が綺麗ですね。
園路を歩いているとツルっと滑ってしまいました。作業車が通ってタイヤで雪が固められると、日当たりの悪い場所では氷になってしまいます。雪が積もるとわからなくなるので要注意です。
少し湿った雪なので、靴の裏に張り付いています。この状態だと余計に滑りやすくなるので、靴裏の雪もこまめに落として歩いてくださいね。
明朝からの降雪で、公園全体が3~4センチほどの新雪で覆われています。
もちろん、そりゲレンデは滑走OKです。
おすすめは、森の中の散策。スノーシューを履いて林間を歩けば、動物の足跡や食痕などの動物たちの痕跡を見つけることができます。
スノーシューや歩くスキーの無料レンタルも開催中です。是非、この機会にセルフでアニマルトラッキングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
3~4センチの新雪が積もりました。昨日完成した #かまくら も新雪の雪化粧で、荒々しさが消え、どことなく柔らかな雰囲気になりました。#国営アルプスあづみの公園 #大町市 #松川村 #信州 pic.twitter.com/WoWPsPm4DU
— 国営アルプスあづみの公園 大町・松川地区 (@azumino_OM) February 5, 2022
今日は立春、暦の上では春ですね。昨日の節分の日に現れたのはトラツグミ。漢字では虎鶫。虎柄の色や模様が名前の由来です。そろそろ干支の話題も薄れてきた頃に出現です。
夏は標高の高い山地に生息し、冬になると低山や平地に下りてくるそうです。普段からいるのかもしれませんが、見たのは初めてですよ。普通のツグミよりも少し大きめのようです。
トラツグミは夜に鳴きます。暗闇の林の中から「ヒョー、ヒョー」と薄気味悪い声が聞こえることから、古くは妖怪の〝鵺(ぬえ)〟の声や、鵺鳥とも呼ばれていたそうです。ちょっと怖い・・・
変わってこちらはジョウビタキ。秋になると冬鳥として日本にやってきます。縄張り意識が強く、自分の姿が建物の窓や車のサイドミラーなどに映ると、侵入者だと思って攻撃をしかけます。あづみの学校のガラスや、駐車場の車にアタックしている姿を見かけることがありますよ。
すぐに逃げていくので、なかなか写真を撮るのが難しいモズ。タイミング良く近くに飛んできたところを撮影しました。トカゲやカエル、昆虫などを捕らえ、枝に刺して保存する「はやにえ」が知られています。写真はメス。オスは目の周りに黒い架眼線(かがんせん)があります。